『スパイ・ゲーム』の挿入曲とサントラ | 挿入曲を全曲紹介Filmmusik
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映画×音楽
音楽担当:ハリー・グレッグソン=ウィリアムズ(Harry Gregson-Williams)

『スパイ・ゲーム』の挿入曲とサントラ

2001年にアメリカで制作された映画『スパイ・ゲーム』(原題:Spy Game)は、引退間近のCIA工作員ミュラーが逮捕された弟子の救出のため奮闘する様子が描かれています。

トニー・スコットが監督をつとめ、ブラッド・ピットとロバート・レッドフォードが共演を果たしました。

『スパイ・ゲーム』の挿入曲

『スパイ・ゲーム』の挿入曲を流れた順番に紹介していきます。(ネタバレにご注意ください)

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1975年、ミュアーがヘリコプターで米軍前線基地に降り立つシーン

1975年4月、@ダナン(米軍前線基地)

Rocky Mountain Way
ロッキー・マウンテン・ウェイ
Artistジョー・ウォルシュ(Joe Walsh)
アメリカのギタリスト/歌手/ソングライター、1947年生まれ。
ロックバンド「イーグルス」(Eagles) のメンバー。
リリース1973年
作曲者ロック・グレース(Rocke Grace)
アメリカのキーボード奏者/歌手。
ジョー・ウォルシュが1972年に結成したスリーピースバンド「バーンストーム」(Barnstorm) のメンバー。
ケニー・パッサーレリ(Kenny Passarelli)
アメリカのベースギタリスト、1949年生まれ。
スリーピースバンド「バーンストーム」(Barnstorm) のメンバー。
ジョー・ヴィターレ(Joe Vitale)
アメリカの歌手/ソングライター/マルチ楽器奏者、1949年生まれ。
スリーピースバンド「バーンストーム」(Barnstorm) のメンバー。
ジョー・ウォルシュ(Joe Walsh)

この後「エンドクレジット 2曲目」でもこの曲が使われています。

1976年、西ドイツでミュアーとビショップが再会するシーン

Brothers in Arms
ブラザーズ・イン・アームス
Artistダイアー・ストレイツ(Dire Straits)
1977年にロンドンで結成されたイギリスのロックバンド。
1970年代末から90年代初頭に掛けて世界的な人気を誇り、イギリスの雑誌『クラシック・ロック』では「80年代最大のイギリスのロックバンド」と評された。
リリース1985年
作曲者マーク・ノップラー(Mark Knopfler)
イギリスのミュージシャン/ギタリスト/ソングライター/音楽プロデューサー、1949年スコットランド生まれ。「ダイアー・ストレイツ」のギタリスト/ヴォーカリスト。フィンガーピッキングの名手として知られる。

ダイアー・ストレイツ(Dire Straits)の曲が使われている映画一覧はコチラ

西ドイツでのクリスマスパーティーで流れる曲(ミュアーがビショップをCIAに勧誘する)

Let It Snow, Let It Snow, Let It Snow
Artist
cover ver.
ディーン・マーティン(Dean Martin, 1917-1995)
アメリカの歌手/俳優/コメディアン/テレビ司会者。
1946年にコメディアンのジェリー・ルイスと「底抜けコンビ」(Martin and Lewis)を結成、コンビ解消後はフランク・シナトラらと組んだエンターテイナー集団「ラット・パック」のメンバーとしてテレビ・映画で活躍し人気を博す。
リリース1959年
作曲者サミー・カーン(Sammy Cahn, 1913-1993)
ニューヨーク出身のアメリカの作詞家。
映画『愛の泉』(1954)、『抱擁』(1957)、『波も涙も暖かい』(1959)、『パパは王様』(1963) の曲を書き、アカデミー作曲賞を4度受賞した。
代表曲『Let It Snow! Let It Snow! Let It Snow!』『I Fall in Love Too Easily』
ジュール・スタイン(Jule Styne, 1905-1994)
イギリス生まれのアメリカのソングライター。
映画『愛の泉』(1954) のタイトル曲を書き、アカデミー作曲賞を受賞した。
代表作『Three Coins in the Fountain』『Let It Snow! Let It Snow! Let It Snow!』
Original ver.1945年:ヴォーン・モンロー(Vaughn Monroe, 1911-1973)

ミュアーとビショップが酒を飲むバーで流れる曲

「情報提供者の為に自分の命をかけるな」というルールをミュアーがビショップに話すシーン

The Bad News
Artistコリー・カリナン(Cory Cullinan)
アメリカの作曲家/プロデューサー/音楽教師。
リリース1998年
作曲者コリー・カリナン(Cory Cullinan)
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ミュラーが大使夫人と話をするパーティで流れる曲

The Four Seasons: Violin Concerto in E Major, Op.8, No.1, RV 269 “Spring” – I. Allegro
四季 – ヴァイオリン協奏曲 ホ長調「春」 Op.8, No.1, RV 269 – 第1楽章
作曲者アントニオ・ヴィヴァルディ(Antonio Vivaldi, 1678-1741)
バロック音楽を代表するイタリアの作曲家。
作曲年1725年
Artistナイジェル・ケネディ(Nigel Kennedy)
イギリスのヴァイオリニスト/ヴィオラ奏者、1956年生まれ。
イギリス室内管弦楽団(English Chamber Orchestra)
ロンドンを拠点とする室内オーケストラ。1948年創設。

1985年、ビショップが酒を飲むコモドア・ホテルのバーで流れる曲

1985年、@ベイルート

Siseler
Artistブライアン・キーン(Brian Keane)
アメリカの作曲家/音楽プロデューサー/ギタリスト、1953年生まれ。
オマール・ファルク・テクビレク(Omar Faruk Tekbilek)
トルコのミュージシャン/作曲家、1951年生まれ。
アルト・トゥンボヤチヤン(Arto Tunçboyaciyan)
アルメニア系アメリカ人のマルチ楽器奏者/歌手、1957年トルコ生まれ。
リリース1992年
作曲者アルト・トゥンボヤチヤン(Arto Tunçboyaciyan)
ブライアン・キーン(Brian Keane)

ビショップとエリザベスが二人で食事をする店で流れる曲

ミュアーが現れ二人のテーブルに加わるシーン

Ti Zitas(“Nour El Chams”)
Artistパスカル・マチャアラニ(Pascale Machaalani)
レバノンの歌手/女優、1969年生まれ。
作曲者ニコス・テルジス(Nikos Terzis)
ギリシャのミュージシャン/ソングライター/プロデューサー。
タッソス・ヴヤツィス(Tassos Vougiatzis)

マリオットホテルのダンカンの部屋で電力会社役員が見るテレビの曲

CIA香港支部のダンカンとミュアーが電話で話をするシーン

I’m Always Here (Baywatch Theme)
Artistジミ・ジェイミソン(Jimi Jamison, 1951-2014)
アメリカの歌手/ソングライター。
ロックバンド「サバイバー」(Survivor)の元ボーカリスト。
リリース1993年
作曲者John D’Andrea, John Henry, Jimi Jamison, Cory Lerios

『I’m Always Here』は、アメリカで1989年から2001年にかけて放送されていたテレビドラマシリーズ『ベイウォッチ』(Baywatch)のテーマ曲です。

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エンドクレジット 2曲目

Rocky Mountain Way
ロッキー・マウンテン・ウェイ
Artistジョー・ウォルシュ(Joe Walsh)
リリース1973年
作曲者ロック・グレース(Rocke Grace)
ケニー・パッサーレリ(Kenny Passarelli)
ジョー・ヴィターレ(Joe Vitale)
ジョー・ウォルシュ(Joe Walsh)

1975年、ミュアーがヘリコプターで米軍前線基地に降り立つシーン」でもこの曲が使われていました。

『スパイ・ゲーム』のサントラ

『スパイ・ゲーム』は、ハリー・グレッグソン=ウィリアムズ(Harry Gregson-Williams)が音楽を担当しました。

ハリー・グレッグソン=ウィリアムズは、イギリス出身の作曲家です。ハンス・ジマーの映画音楽プロダクション「リモート・コントロール・プロダクション」の一員として活動しており『キングダム・オブ・ヘブン』(2005)以降、リドリー・スコット作品の音楽を多数手がけています。また、ゲーム『メタルギアソリッドシリーズ』の音楽を手がけていることでも知られています。

※サントラ収録曲(サントラ版ではミュアーの名前がムアとなっています。)

1. Su-Chou Prison(スー・チョウ・プリズン)
2. Muir Races to Work(駆けつけるムア)
3. …He’s Been Arrested for Espionage(スパイ行為の容疑で逮捕)
4. Red Shirt(レッド・シャツ)
5. Training Montage(トレイニング・モンタージュ)
6. Berlin(ベルリン)
7. It’s Not a Game(これはゲームじゃない)
8. You’re Going to Miss It(逃すな)
9. Beirut, a War Zone(ベイルート – 戦闘地域)
10. My Name Is Tom(マイ・ネーム・イズ・トム)

11. All Hell Breaks Loose(オール・ヘル・ブレイクス・ルーズ)
12. Explosion & Aftermath(爆発と余波)
13. Parting Company(パーティング・カンパニー)
14. Harker Tracks Muir(ムアの後をつけるハーカー)
15. The Long Night(長い夜)
16. Muir’s in the Hot Seat(苦境に陥るムア)
17. Back at Su-Chou Prison(バック・トゥ・スー・チョウ・プリズン)
18. Operation Dinner Out(オペレーション・ディナー)
19. Spies – Rothrock Remix(スパイ – ロスロック・リミックス)
20. Dinner Out – Rothrock Remix(ディナー・アウト – ロスロック・リミックス)

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『スパイ・ゲーム』キャスト・スタッフ

監督トニー・スコット(Tony Scott)
脚本マイケル・フロスト・ベックナー(Michael Frost Beckner)
デイヴィッド・アラタ(David Arata)
製作ダグラス・ウィック(Douglas Wick)
マーク・エイブラハム(Marc Abraham)
音楽ハリー・グレッグソン=ウィリアムズ(Harry Gregson-Williams)
配給 東宝東和
公開 2001年11月21日
2001年12月15日
上映時間126分

ネイサン・ミュアー:ロバート・レッドフォード(Robert Redford)
トム・ビショップ:ブラッド・ピット(Brad Pitt)
エリザベス=ハドレー:キャサリン・マコーマック(Catherine McCormack)
チャールズ・ハーカー:スティーヴン・ディレイン(Stephen Dillane)
トロイ・フォルジャー:ラリー・ブリッグマン(Larry Bryggman)
グラディス・ジェニップ:マリアンヌ・ジャン=バプティスト(Marianne Jean-Baptiste)
ハリー・ダンカン:デヴィッド・ヘミングス(David Hemmings)
アン・キャスカート大使夫人:シャーロット・ランプリング(Charlotte Rampling)

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『ANNA/アナ』の挿入曲とサントラ
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映画『キングスマン:ゴールデン・サークル』は、マシュー・ヴォーンの人気スパイ映画『キングスマン』シリーズ2作目になります。イギリスのスパイが活躍するアクション映画です。戦闘シーンの曲やエンディング曲、サントラなどをあらすじに沿って紹介します。
『キングスマン』の挿入曲とサントラ
マシュー・ヴォーンの人気スパイ映画『キングスマン』は、イギリスのスパイが活躍するアクション映画です。今作がシリーズ1作目になります。戦闘シーンの曲やエンディング曲、サントラなどをあらすじに沿って紹介します。
『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』の挿入曲とサントラ
トム・クルーズ主演のスパイ映画『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』シリーズ7作目はイタリア・ベネチアやオリエント急行が舞台となりました。宮殿でのパーティシーンで流れた曲やOPテーマ曲などをあらすじに沿って紹介します。
『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』の挿入曲とサントラ
トム・クルーズ主演のスパイ映画『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』シリーズ6作目はフランス・パリやイギリス・ロンドンが舞台となりました。OP曲やバーで流れた曲などをあらすじに沿って使われた順番に紹介します。
『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』の挿入曲とサントラ
トム・クルーズ主演のスパイ映画『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』シリーズ5作目はオーストリア・ウィーンやモロッコが舞台となりました。ベンジーが聴いていた曲やオペラ、サントラをあらすじに沿って流れた順番に紹介します。
『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』の挿入曲とサントラ
トム・クルーズ主演のスパイ映画『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』シリーズ4作目はロシア・モスクワやドバイが舞台となっています。挿入曲/サントラをあらすじに沿って流れた順番に紹介します。
『ミッション:インポッシブル3』の挿入曲とサントラ
トム・クルーズ主演『ミッション:インポッシブル3』、シリーズ3作目はJ・J・エイブラムスが監督を務めました。カニエ・ウェスト(Ye)プロデュースのエンディング曲やラジカセから流れる曲など挿入曲をあらすじに沿って流れた順番に紹介します。
『ARGYLLE/アーガイル』の挿入曲とサントラ
マシュー・ヴォーン監督による最新作『ARGYLLE/アーガイル』は、スパイアクション映画です。ヘンリー・カヴィルやサム・ロックウェル、サミュエル・L・ジャクソンらが出演しています。予告編と予告編で流れた2曲、キャスト出演のMVをご紹介いたします。
『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』の挿入曲とサントラ
映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』は25作目「ジェームズ・ボンド」シリーズです。前作に引き続きダニエル・クレイグがジェームズ・ボンド役を演じました。ビリー・アイリッシュの主題歌やルイ・アームストロングが歌うエンディングなど、使われた音楽を流れた順に紹介します。
『コードネーム U.N.C.L.E.』の挿入曲とサントラ
『コードネーム U.N.C.L.E.』は人気スパイ・アクションドラマ『0011ナポレオン・ソロ』をリメイクした作品です。ダニエル・ペンバートンによるサントラも話題となりました。レースシーンで流れた『ガラスの部屋』など、使われた音楽を流れた順番に紹介します。
『ミッション:インポッシブル2』の挿入曲とサントラ
トム・クルーズ主演『ミッション:インポッシブル2』、シリーズ2作目はジョン・ウーが監督を務めました。リンプ・ビスキットの『Take a Look Around 』やメタリカの『I Disappear』など、使われた音楽を流れた順番に紹介します。
『ミッション:インポッシブル』の挿入曲とサントラ
トム・クルーズ主演のスパイ映画『ミッション:インポッシブル』、ヨーロッパを舞台とした第1作目はブライアン・デ・パルマが監督をつとめました。U2のドラマーとベーシストによるエンディングソングなど、挿入曲を使われた順で紹介します。

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