2015年にアメリカで制作された映画『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』(原題:Mission: Impossible – Rogue Nation)は、トム・クルーズ主演のスパイ映画「ミッション:インポッシブル」シリーズの第五作目です。『ユージュアル・サスペクツ』の脚本家として知られるクリストファー・マッカリーが監督を務めました。
前作に引き続き、ジェレミー・レナー、サイモン・ペッグが出演しています。
- 1996年
シリーズ1作目/ブライアン・デ・パルマ監督
- 2000年
シリーズ2作目/ジョン・ウー監督
- 2006年
シリーズ3作目/J・J・エイブラムス監督
- 2011年
シリーズ4作目/ブラッド・バード監督
- 2015年『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』(現在のページ)
シリーズ5作目/クリストファー・マッカリー監督
- 2017年
シリーズ6作目/クリストファー・マッカリー監督
- 2023年
シリーズ7作目/クリストファー・マッカリー監督
- 製作中『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』
シリーズ8作目/クリストファー・マッカリー監督
『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』の挿入曲
『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』の挿入曲を流れた順番に紹介していきます。(ネタバレにご注意ください)
オープニングクレジット
作曲者 | ジョー・クレイマー(Joe Kraemer) 1971年ニューヨーク州バッファロー生まれのアメリカの作曲家。 幼い頃からピアノを学び、バークリー音楽大学在学中に映画音楽作曲家になることを決意、クリストファー・マッカリー監督による映画『銃の道』て音楽監督デビューを果たす。 代表作:『ジャック・リーチャー』『ミッション:インポッシブル – ローグ・ネイション』 |
リリース | 2015年:Soundtrack『Mission: Impossible – Rogue Nation』 |
オフィスでゲームをしているベンジーがヘッドフォンで聴いている曲
歌劇《フィガロの結婚》より序曲
作曲者 | ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(Wolfgang Amadeus Mozart) 18世紀古典派を代表するオーストリアの作曲家。 |
作曲年 | 1786年 |
『フィガロの結婚』は、フランスの劇作家ボーマルシェが書いた戯曲をもとにモーツァルトが作曲したオペラです。
1786年にウィーンのブルク劇場で初演されました。
ベンジーがウイーンの駅に降り立つ
交響曲第3番 変ホ長調 作品55「英雄」より第1楽章
作曲者 | ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(Ludwig van Beethoven) ドイツの作曲家/ピアニスト。 |
作曲年 | 1804年 |
この曲のイタリア語の原題は「Sinfonia eroica, composta per festeggiare il sovvenire d’un grand’uomo(英雄交響曲、ある偉大なる人の思い出に捧ぐ)」です。後に撤回されることになりますが、ナポレオン・ボナパルトに捧げられています。
「英雄」「エロイカ」の副題で知られています。
ウィーン国立歌劇場で上演される曲(ベンジーが似顔絵の男を探すシーン)
歌劇《トゥーランドット》 第1幕 「北京の人民よ」
作曲 | ジャコモ・プッチーニ(Giacomo Puccini) 1858年トスカーナ地方・ルッカ生まれのイタリアの作曲家。 代表作:『ラ・ボエーム』『トスカ』『蝶々夫人』 |
台本 | ジュゼッペ・アダーミ(Giuseppe Adami) イタリアの劇作家/オペラ台本作家。 代表作:『外套』『つばめ』『トゥーランドット』 レナート・シモーニ(Renato Simoni) イタリアの劇作家/オペラ台本作家/演劇評論家/映画監督。 代表作:『トゥーランドット』 |
Artist | ウィーン国立歌劇場管弦楽団(Vienna State Opera Orchestra) ウィーン楽友協会合唱団(Chor der Wiener Staatsoper) |
『トゥーランドット』は、イタリアの作曲家プッチーニが作曲したオペラです。
プッチーニの死(1924年)により未完のまま遺されましたが、友人のオペラ作曲家フランコ・アルファーノの補筆によって1926年に完成され、アルトゥーロ・トスカニーニの指揮でミラノ・スカラ座で初演されました。
映画では、ウィーン国立歌劇場管弦楽団、ウィーン楽友協会合唱団による演奏が使われていました。
上演中の曲(イーサンがボックス席に入る)
歌劇《トゥーランドット》 第2幕 第2場「天子様!」
作曲 | ジャコモ・プッチーニ(Giacomo Puccini) 1858年トスカーナ地方・ルッカ生まれのイタリアの作曲家。 代表作:『ラ・ボエーム』『トスカ』『蝶々夫人』 |
上演中の曲(イーサンがベンジーの誘導で舞台裏に入る)
歌劇《トゥーランドット》 第2幕 第2場「あなたは私に三つの謎を出しました」
作曲者 | ジャコモ・プッチーニ(Giacomo Puccini) 1858年トスカーナ地方・ルッカ生まれのイタリアの作曲家。 代表作:『ラ・ボエーム』『トスカ』『蝶々夫人』 |
上演中の曲(イーサンと男の格闘)
歌劇《トゥーランドット》 第2幕 第2場「私共は世界の光、世界の王であるあなたの足下に」
作曲者 | ジャコモ・プッチーニ(Giacomo Puccini) 1858年トスカーナ地方・ルッカ生まれのイタリアの作曲家。 代表作:『ラ・ボエーム』『トスカ』『蝶々夫人』 |
上演中の曲(狙撃シーン)
邦歌劇《トゥーランドット》 第3幕 第1場「誰も寝てはならぬ」
作曲者 | ジャコモ・プッチーニ(Giacomo Puccini) 1858年トスカーナ地方・ルッカ生まれのイタリアの作曲家。 代表作:『ラ・ボエーム』『トスカ』『蝶々夫人』 |
『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』のサントラ
『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』はジョー・クレイマー(Joe Kraemer)が音楽を担当しました。ジョー・クレイマーは、アメリカ・ニューヨーク州出身の作曲家です。クリストファー・マッカリー監督映画『アウトロー』でも音楽を担当しています。
『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』キャスト・スタッフ
監督 | クリストファー・マッカリー(Christopher McQuarrie) |
脚本 | クリストファー・マッカリー(Christopher McQuarrie) |
原案 | クリストファー・マッカリー(Christopher McQuarrie) |
ドリュー・ピアース(Drew Pearce) | |
原作 | ブルース・ゲラー(Bruce Geller) |
製作 | トム・クルーズ(Tom Cruise) |
J・J・エイブラムス(J. J. Abrams) | |
ブライアン・バーク(Bryan Burk) | |
デヴィッド・エリソン(David Ellison) | |
ダナ・ゴールドバーグ(Dana Goldberg) | |
ドン・グレンジャー(Don Granger) | |
音楽 | ジョー・クレイマー(Joe Kraemer) |
配給 | パラマウント映画 |
公開 | 2015年7月31日 |
2015年8月7日 | |
上映時間 | 131分 |
イーサン・ハント:トム・クルーズ(Tom Cruise)
ウィリアム・ブラント:ジェレミー・レナー(Jeremy Renner)
ベンジー・ダント:サイモン・ペッグ(Simon Pegg)
イルサ・ファウストト:レベッカ・ファーガソン(Rebecca Ferguson)
ルーサー・スティッケル:ヴィング・レイムス(Ving Rhames )
ソロモン・レーン:ショーン・ハリス(Sean Harris)
アトリー:サイモン・マクバーニー(Simon McBurney)
ローレン:チャン・チンチュー(Zhang Jingchu)
英国首相:トム・ホランダー(Tom Hollander)
ヤニク・ヴィンター:イェンス・フルテン(Jens Hultén)
アラン・ハンリー:アレック・ボールドウィン(Alec Baldwin)
レコードショップ店員:ハーマイオニー・コーフィールド(Hermione Corfield)
トム・クルーズが出演している映画
『ミッション:インポッシブル』シリーズの挿入曲とサントラ
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