2015年に制作された『コードネーム U.N.C.L.E.』(原題:The Man from U.N.C.L.E.)は、60年代にアメリカで放映された人気ドラマシリーズ『0011ナポレオン・ソロ』のリメイク作品です。ガイ・リッチーが監督をつとめました。
冷戦真っ只中の1963年にCIAとKGBのエージェントが手を組み活躍するスパイアクション映画です。
『コードネーム U.N.C.L.E.』の挿入曲
『コードネーム U.N.C.L.E.』の挿入曲を流れた順番に紹介していきます。(ネタバレにご注意ください)
オープニングクレジット
Compared to What
アーティスト:Roberta Flack
『Compared to What』は、米・ソウルシンガー、ジーン・マクダニエルズが作ったスタンダードナンバーです。米・女性R&Bシンガー、ロバータ・フラックが1969年にリリースしたバージョンが使われています。
ギャビーが衣装を揃えるブティックのBGM 1曲目
Bunter Drachen
アーティスト:Suzanne Doucet
『Bunter Drachen』は、ドイツのニューエイジミュージシャン、スザンヌ・ドゥーセが1974年にリリースしたアルバム『Wo Sind All Die Schoenen Jahre』に収録されている曲です。
クリヤキンがブティックに入って来るシーン
ギャビーが衣装を揃えるブティックのBGM 2曲目
Wenn Ich Ein Junge Wär
アーティスト:Rita Pavone
『Wenn Ich Ein Junge Wär』は、イタリアのカンツォーネ歌手リタ・パヴォーネが1963年にリリースした曲です。
クリヤキンがギャビーの服を選ぶシーン。
ギャビーがホテルの部屋でダンスをする曲
Cry to Me
アーティスト:Solomon Burke
『Cry to Me』は、米・歌手ソロモン・バークが1962年にリリースした曲です。
パジャマ姿でサングランをかけたギャビーは酒を飲みながらダンスをします。
@イタリア、ローマのホテル
ソロが自動車レースのイベントに潜入するシーン
Five Months, Two Weeks, Two Days
アーティスト:Louis Prima
『Five Months, Two Weeks, Two Days』は、米・ミュージシャン、ルイ・プリマが1956年にリリースした曲です。
ソロが金庫を開けるシーン
Viaggio Nella Prateria
作曲家:Stelvio Cipriani
『Viaggio Nella Prateria』は、1967年のイタリア・ドイツ・アメリカ合作マカロニウエスタン『A Stranger in Town』のオリジナルサウンドトラックです。ローマ出身の作曲家ステルヴィオ・チプリアーニが作りました。
ソロが乗ったトラックのカーラジオから流れる曲 1曲目
Banana Freak Out
アーティスト:George Guzman
『Banana Freak Out』は、ラテンコンガ奏者ジョージ・グズマンが1968年にリリースしたアルバム『Introducing George Guzman』に収録されている曲です。
ボートから落ちたソロが、止めてあったトラックに乗りエンジンをかけるシーン
トラックのカーラジオから流れる曲 2曲目
Man from U.N.C.L.E. – Theme (Instrumental)
アーティスト:Jerry Goldsmith
『Man from U.N.C.L.E. – Theme (Instrumental)』は、アメリカで、1964年〜1968年まで放送されたテレビシリーズ『The Man from U.N.C.L.E.』のテーマ曲です。日本では、日本テレビ系列で『0011ナポレオン・ソロ』として放送されていました。
『オーメン』(1976)、『猿の惑星』(1968)などで知られる作曲家ジェリー・ゴールドスミスが作りました。
トラックのカーラジオから流れる曲 3曲目
Che Vuole Questa Musica Stasera
アーティスト:Peppino Gagliardi
『Che Vuole Questa Musica Stasera』は、イタリアの歌手ペピーノ・ガリアルディが1967年にリリースした曲です。1969年のイタリア映画『ガラスの部屋(原題:Plagio)』の主題歌として知られています。
バスケットに入ったサンドウィッチを食べながらも、様子を伺っていたソロは、クリヤキンのボートが爆破されたのを見て彼を救出にむかいます。
ヴィクトリアがソロのホテルの部屋にやって来るシーン
Jimmy Renda-Se
アーティスト:Tom Zé
『Jimmy Renda-Se』は、ブラジルの作曲家トン・ゼーが1971年にリリースした曲です。
@イタリア、ローマのホテル
ルディがソロを電気椅子で拷問するシーン
Torture in D Minor
アーティスト:Serge Pizzorno
『Torture in D Minor』は、イギリスのギタリスト、セルジオ・ピッツォーノが作った曲です。「Torture」とは「拷問」を意味します。
ルディが座らされた電気椅子から炎が上がるシーン
Il Mio Regno
アーティスト:Luigi Tenco
『Il Mio Regno』は、イタリアの歌手、ルイジ・テンコが1961年にリリースした曲です。
エンドクレジット
Take Care of Business
アーティスト:Nina Simone
『Take Care of Business』は、米・シンガー、ニーナ・シモンが1965年にリリースしたアルバム『I Put A Spell On You』に収録されている曲です。
『コードネーム U.N.C.L.E.』のサントラ
『コードネーム U.N.C.L.E.』はダニエル・ペンバートン(Daniel Pemberton)が音楽を担当しました。ダニエル・ペンバートンはイギリスの作曲家で、ガイ・リッチーやダニー・ボイルによるイギリス映画の音楽を多数手掛けています。
『コードネーム U.N.C.L.E.』キャスト・スタッフ
監督 | ガイ・リッチー(Guy Ritchie) |
脚本 | ガイ・リッチー(Guy Ritchie) |
ライオネル・ウィグラム(Lionel Wigram) | |
原作 | 0011ナポレオン・ソロ |
製作 | ジョン・デイヴィス(John Davis) |
スティーブ・クラークホール(Steve Clark-Hall) | |
ライオネル・ウィグラム(Lionel Wigram) | |
ガイ・リッチー(Guy Ritchie) | |
音楽 | ダニエル・ペンバートン(Daniel Pemberton) |
配給 | ワーナー・ブラザース |
公開 | 2015年8月7日 |
2015年8月14日 | |
2015年11月14日 | |
上映時間 | 116分 |
ナポレオン・ソロ:ヘンリー・カヴィル(Henry Cavill)
イリヤ・クリヤキン:アーミー・ハマー(Armie Hammer)
ガブリエラ(ギャビー)・テラー:アリシア・ヴィキャンデル(Alicia Vikander)
ヴィクトリア・ヴィンチグエラ:エリザベス・デビッキ(Elizabeth Debicki)
アレグザンダー・ヴィンチグエラ:ルカ・カルヴァーニ(Luca Calvani)
サンダース – ジャレッド・ハリス(Jared Harris)
アレキサンダー・ウェーバリー:ヒュー・グラント(Hugh Grant)
ルディ:シルヴェスター・グロート(Sylvester Groth)
ウド・テラー:クリスチャン・ベルケル(Christian Berkel)
オレグ:ミシャ・クズネツォフ(Misha Kuznetsov)
映写技師:デヴィッド・ベッカム(カメオ出演)(David Beckham)
関連映画
コメント