『ロックンローラ』の挿入曲とサントラ | 解説付き全曲紹介Filmmusik
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ガイ・リッチー(Guy Ritchie)

『ロックンローラ』の挿入曲とサントラ

2008年、イギリスで製作された映画『ロックンローラ』(原題:RocknRolla)は、ロンドンの裏社会を舞台とした犯罪群像劇です。ガイ・リッチーが監督・脚本を務めました。

ジェラルド・バトラーやトム・ウィルキンソン、マーク・ストロングが出演しています。

『ロックンローラ』の挿入曲

『ロックンローラ』の挿入曲を流れた順番に紹介していきます。(ネタバレにご注意ください)

オープニングクレジット

I’m a Man
アーティスト:Black Strobe

『I’m a Man』は、ロックンロールの生みの親のひとりとして知られる米・ミュージシャン、ボ・ディドリーが1955年にリリースした曲です。
ここでは、パリ出身のエレクトロ・ロックグループ、ブラック・ストロボが2007年にリリースしたカバーバージョンが使われています。

ワンツー達が盗んだ車のエンジンをかけた時に流れる曲

Everybody Have Fun Tonight
アーティスト:Wang Chung

『Everybody Have Fun Tonight』は、イギリスのニューウェーブバンド、ワン・チャンが1986年にリリースしたアルバム『Mosaic』に収録されている曲です。

ワンツー達が盗んだ車で立ち去りステラにカバンを渡すシーン

Have Love Will Travel
アーティスト:The Sonics

『Have Love Will Travel』は、米・歌手リシャール・ベリが1960年にリリースした曲です。ここでは、米・ガレージロックバンド、ザ・ソニックスが1965年にリリースしたアルバム『Here Are The Sonics』に収録されているバージョンが使われています。

ボブがワンツーを乗せ運転する車で流れている曲

The Breaks
アーティスト:The Black Keys

『The Breaks』は、米・ロックデュオ、ザ・ブラック・キーズが2002年にリリースしたアルバム『The Big Come Up』に収録されている曲です。


車内でワンツーがボブに今夜何をしたいか聞くシーン

ワンツーが慌てて車を降りボブと言い合うシーン

Outside View
アーティスト:Eater

『Outside View』は、ロンドン出身のパンクロックバンド、イーターが1977年にリリースした曲です。このバンドは高校時代の友人4人によって結成され、最年少のバンドの1つとして知られていました。バンド名は、 T. レックスが1970年にリリースしたアルバム『T. Rex』に収録されている「Suneye」の一節に由来しています。


ボブに、一夜を共にしたいと言われたワンツーは慌てて車を降りました。

ジョニーのマネージャー、ミッキーとローマンの登場シーン

Do the Pop
アーティスト:Radio Birdman

『Do the Pop』は、オーストラリアのパンクロックバンド、レディオ・バードマンが1978年にリリースしたアルバム『Radios Appear』に収録されている曲です。


マネジメントしているミュージシャンとミッキーが口論をするシーン

ジョニーが部屋で銃を持ちながら歌う曲

Bankrobber
アーティスト:The Clash

『Bankrobber』は、イギリスのパンクロックバンド、ザ・クラッシュが1980年にリリースした曲です。

ザ・クラッシュ(The Clash)の曲が使われている映画一覧はコチラ


少年時代のジョニーが鏡を見ながら歌う曲(15年前の回想シーン)

ジョニーとペドロが二人で酒を飲むパブのBGM

The Trip
アーティスト:Kim Fowley

『The Trip』は、米・レコード・プロデューサーで歌手の、キム・フォーリーが1965年にリリースした曲です。

ワイルドバンチの溜まり場でワンツーが仲間にからかわれるシーン

Rosalyn
アーティスト:The Pretty Things

『Rosalyn』は、イングランドのロックバンド、プリティ・シングスが1964年にリリースした曲です。

バーティのホームパーティで流れている曲

Outlaw
アーティスト:War

『Outlaw』は、米・ファンクバンド、ウォーが1982年にリリースした同名アルバムに収録されている曲です。


ステラに招かれワンツー達はホームパーティに参加します。

ホームパーティでワンツーとステラがダンスをする曲

Waiting For a Train
アーティスト:Flash and the Pan

『Waiting for a Train』は、オーストラリアのニューウェーブミュージックグループ、フラッシュ・アンド・ザ・パンが1982年にリリースしたアルバム『Headlines』に収録されている曲です。

ステージでバンドが演奏している曲

Rock and Roll Queen
アーティスト:The Subways

このシーンで実際に演奏していたバンドは、西イングランド出身のロックバンド、ザ・サブウェイズです。『Rock and Roll Queen』は、ザ・サブウェイズが2005年にリリースした曲です。

ジョンを探しにきたミッキー達にクッキーが話をするシーン

The Gun
アーティスト:Lou Reed

『The Gun』は、ニューヨーク州ブルックリン出身のミュージシャン、ルー・リードが1982年にリリースしたアルバム『The Blue Mask』に収録されている曲です。

ワンツーがステラに会いに行くレストランのBGM

Nocturne in E-flat major, Op.9, No.2
作曲:Frédéric Chopin

フレデリック・ショパン作曲の『夜想曲第2番 変ホ長調 作品9-2』。ピアノの詩人と呼ばれたポーランド出身の作曲家フレデリック・ショパンが1831年に作曲したピアノのための夜想曲です。

ワンツーとマンブルズが金を強奪するシーン

The Stomp
アーティスト:The Hives

スウェーデンのロックバンド、ザ・ハイヴスが1997年にリリースしたアルバム『Barely Legal』に収録されている曲です。

ワンツーとマンブルズが、ロシア人から逃げるシーン

We Had Love
アーティスト:The Scientists

『We Had Love』は、西オーストラリア州パース出身のポストパンクバンド、サイエンティストが1983年にリリースした曲です。

ジョニーが部屋で見ているテレビの曲

Powerhouse
アーティスト:Raymond Scott and His Quintet

『Powerhouse』は、さまざまな電子楽器を作り出した発明家としても知られるバンドリーダーで作曲家のレイモンド・スコットが1937年にリリースした曲です。
この曲は、「ルーニー・テューンズ」「メリー・メロディーズ」など、ワーナー・ブラザースのアニメーションのBGMとして使われていました。

ジョニーとペドロがパブから追い出されるシーン

Mirror in the Bathroom
アーティスト:The Beat

『Mirror in the Bathroom』は、イギリスの2トーン・スカ・バンド、ザ・ビートが1980年にリリースした曲です。

ワンツーの自宅にステラがやって来るシーン

Funnel of Love
アーティスト:Wanda Jackson

『Funnel of Love』は、米・女性ロカビリー歌手、ワンダ・ジャクスンが1961年にリリースした曲です。

ベッドに寝転ぶワンツーが目を閉じヘッドフォンで聞いている曲

Such a Fool
アーティスト:22-20s

『Such a Fool』は、イギリス出身のブルースロックバンド、トゥエンティトゥ・トゥエンティズが2003年にリリースした曲です。


ロシア人の殺し屋2人がワンツーの家に忍び込んで来ます。

アーチがワンツーの自宅を訪れた時、家の中で流れている曲

Dopilsya
アーティスト:Ex-Sektor Gaza

『Dopilsya』は、ロシアのパンクロックバンドがリリースした曲です。


この曲を大音量でかけ、ロシア人の殺し屋はワンツーへの拷問を始めようとするところでした。

ジョニーの寄宿学校にアーチーが訪れる15年前の回想シーン

Piano Quintet in A Major, Op.114, D.667 “Trout” – V. Allegro giusto
アーティスト:Franz Schubert

フランツ・シューベルト作曲の『ピアノ五重奏曲 イ長調 作品114 D.667 “鱒”』より第5楽章です。オーストリアの作曲家シューベルトが1819年に作曲しました。第4楽章が「鱒」の副題でよく知られています。

エンドクレジットでワンツーとハンサム・ボブが踊る曲

Negra Leono
アーティスト:Miguelito Valdés

『Negra Leono』は、キューバ出身のギタリスト、ニコ・サキートが作った曲です。キューバの歌手、ミゲリート・バルデースの演奏が使われています。

『ロックンローラ』のサントラ

『ロックンローラ』はスティーブ・アイルズ(Steve Isles)が音楽を担当しました。スティーブ・アイルズは、ホラー映画やドキュメンタリー番組の音楽を手掛けています。

『ロックンローラ』キャスト・スタッフ

監督ガイ・リッチー(Guy Ritchie)
脚本ガイ・リッチー(Guy Ritchie)
製作ジョエル・シルバー(Joel Silver)
スーザン・ダウニー(Susan Downey)
スティーヴ・クラーク=ホール(Steve Clark-Hall)
ガイ・リッチー(Guy Ritchie)
音楽スティーヴ・アイルズ(Steve Isles)
配給ワーナー・ブラザース
公開 2008年9月5日
2009年2月21日
上映時間114分

ワンツー:ジェラルド・バトラー(Gerard Butler)
レニー・コール:トム・ウィルキンソン(Tom Wilkinson)
ステラ:タンディ・ニュートン(Thandiwe Newton)
アーチー:マーク・ストロング(Mark Strong)
マンブルズ:イドリス・エルバ(Idris Elba)
ハンサム・ボブ:トム・ハーディ(Tom Hardy)
ジョニー・クイド:トビー・ケベル(Toby Kebbell)
ローマン:ジェレミー・ピヴェン(Jeremy Piven)
ミッキー:クリス・ブリッジス(Christopher Bridges)
ジューン:ジェマ・アータートン(Gemma Arterton)
ユーリ・オモヴィッチ:カレル・ローデン(Karel Roden)
ビクター:ドラガン・ミカノヴィッチ(Dragan Mićanović)
タンク:ノンソー・アノジー(Nonso Anozie)
バーティ:デヴィッド・バーク=ジョーンズ(David Bark-Jones)
ロッカー:ジェイミー・キャンベル・バウアー(Jamie Campbell Bower)

文・構成
Filmmusik 管理人

映画の素晴らしさをもっと多くの人に伝えられたら…そんな気持ちでFilmlmusikを開設。
音楽・映画好きの管理人自ら執筆しています。

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