2017年に制作された映画『君の名前で僕を呼んで』(原題:Call Me By Your Name)は、1983年北イタリアの避暑地で出会ったエリオとオリヴァー、ひと夏の恋が描かれた恋愛映画です。エリオ役をティモシー・シャラメが、オリバー役をアーミー・ハマーが演じました。原作はアンドレ・アシマンが2007年に出版した同名小説です。
第90回アカデミー賞では4部門にノミネートされ、ジェームズ・アイヴォリーが脚色賞を受賞しました。
- 『君の名前で僕を呼んで』の挿入曲
- オープニング・クレジット
- 父親の仕事場でエリオとオリヴァーがアプリコットジュースを飲むシーン
- エリオがオリヴァーに連れられて入るバーで流れる曲
- オリヴァーが地元の人とバレーボールをする広場で流れる曲
- エリオが夕食前に洗面所でヒゲを剃る
- 食事会の後、リビングで流れるテレビの曲
- 食事会の後、両親のリクエストでエリオがピアノで演奏する曲
- エリオがオリヴァーに誘われプールに行く
- 屋外でエリオがベンチに座りギターで演奏する曲
- エリオがイヤホンで聴きながら記譜をする曲(釣った魚を持ったアンキーゼと話をする)
- 夜の野外パーティ(オリヴァーがキアラとダンスをする曲)
- 夜の野外パーティ(エリオとマルシアがダンスに加わる曲)
- 教授、オリヴァー、エリオの3人がシルミオーネを訪れるシーン
- エリオが一人でピアノを弾いて過ごす
- エリオが二階のバルコニーからオリヴァーを見つめる
- プレーヤーから流れる曲(母親が「エプタメロン」をエリオに読んで聴かせるシーン)
- エリオがオリヴァーと自転車で走り、秘密の場所に連れて行くシーン
- エリオがオリヴァーの帰りを待つ
- 夜遅く帰宅し寝室のドアを閉め去っていくオリヴァーにエリオが「裏切り者」と呟く
- エリオがオリヴァーに手紙を書く
- オリヴァーが教授の手伝いでギリシャ像のスライドを見て目録を作るシーン
- エリオがマルシアと過ごす屋根裏でラジオから流す曲
- アイザックたちが訪れた夜にエリオがアレンジしてピアノで演奏する曲
- 真夜中にエリオとオリヴァーがバルコニーで会い、静かに部屋に向かう
- 屋根裏部屋のラジオから流れる曲 1曲目
- 屋根裏部屋のラジオから流れる曲 2曲目
- オリヴァーが教授たちと別れ、エリオとバスに乗り二人きりで過ごす
- 旅先で出会う若者の車から流れる曲
- 母親の車から流れる曲(エリオがオリヴァーとの旅から戻る)
- オリヴァーとの旅から戻ったエリオが父親と二人で話をする
- エンディング&エンドクレジット
- 『君の名前で僕を呼んで』のサントラ
- 『君の名前で僕を呼んで』キャスト・スタッフ
『君の名前で僕を呼んで』の挿入曲
『君の名前で僕を呼んで』の挿入曲を流れた順番に紹介していきます。(ネタバレにご注意ください)
オープニング・クレジット
ハレルヤ・ジャクション – 第1楽章
作曲者 | ジョン・アダムズ(John Adams) アメリカのミニマリスト作曲家/指揮者、1947年生まれ。 |
作曲年 | 1996年 |
Artist | ジョン・アダムズ(John Adams) |
『ハレルヤ・ジャクション』は、2台のピアノのための作られた作品です。全3楽章で構成されています。
この後「エリオが二階のバルコニーからオリヴァーを見つめる」でもこの曲が使われています。
父親の仕事場でエリオとオリヴァーがアプリコットジュースを飲むシーン
1983年夏、@北イタリアのどこか
エム・エイ・ワイ・イン・ザ・バックヤード
Artist | 坂本龍一(1952年1月17日 – 2023年3月28日) 日本の作曲家/編曲家/ピアニスト/俳優/音楽プロデューサー。 |
リリース | 1984年 |
作曲者 | 坂本龍一(1952年1月17日 – 2023年3月28日) |
この後「エリオが夕食前に洗面所でヒゲを剃る」でもこの曲が使われています。
エリオがオリヴァーに連れられて入るバーで流れる曲
オリヴァーが店の客とカードゲームをするシーン
ベニスへの愛
Artist | ロレダーナ・ベルテ(Loredana Bertè) イタリアの歌手/ソングライター/女優、1950年バニャーラ・カーラブラ生まれ。力強いハスキーボイスでさまざまなジャンルの曲を歌い、奇抜なステージ衣装で注目を集める。男子テニスの伝説的選手ビョルン・ボルグ(Björn Borg)の元妻。 |
リリース | 1983年 |
作曲者 | イヴァーノ・フォッサーティ(Ivano Fossati) イタリアの歌手、1951年ジェノヴァ生まれ。プログレッシブ・ロックバンド「デリリウム」(Delirium)のメンバー。 |
この後「母親の車から流れる曲(エリオがオリヴァーとの旅から戻る)」でもこの曲が使われています。
オリヴァーが地元の人とバレーボールをする広場で流れる曲
オリヴァーがエリオの肩に触れ、マッサージをするシーン
パリス・ラティーノ
Artist | バンドレロ(Bandolero) 1983年に結成されたフランスの3人組ディスコバンド。 |
リリース | 1983年 |
作曲者 | バンドレロ(Bandolero) カルロス・ペレス(Carlos Perez) ホセ・ペレス(Juan-Jose Perez) |
エリオが夕食前に洗面所でヒゲを剃る
マルチェロおばさん達を招いた食事会に欠席したオリヴァーの事をエリオが悪く言うシーン
エム・エイ・ワイ・イン・ザ・バックヤード
Artist | 坂本龍一(1952年1月17日 – 2023年3月28日) 日本の作曲家/編曲家/ピアニスト/俳優/音楽プロデューサー。 |
リリース | 1984年 |
作曲者 | 坂本龍一(1952年1月17日 – 2023年3月28日) |
「父親の仕事場でエリオとオリヴァーがアプリコットジュースを飲むシーン」でもこの曲が使われていました。
食事会の後、リビングで流れるテレビの曲
作曲者 | カルロ・マッサリーニ(Carlo Massarini) イタリアのジャーナリスト/テレビ・ラジオ司会者、1952年生まれ。 |
作曲年 | アンジェラ・ヴァルシーリオ(Angelo Valsiglio) イタリアのピアニスト/アレンジャー/ソングライター/プロデューサー、1946年ナポリ生まれ。 |
Artist | ダニエレ・ペイス(Daniele Pace, 1935-1985) イタリアの歌手/作詞家/作曲家。 |
『Serata Sotto le Stelle』は、1981年からイタリアで夏に放映されていたテレビシリーズ「Sotto le stelle」(邦訳:星空の下)のために作られた曲です。
食事会の後、両親のリクエストでエリオがピアノで演奏する曲
官僚的なソナチネ – 第1楽章
作曲者 | エリック・サティ(Erik Satie, 1866-1925) フランスの作曲家/ピアニスト。独創性で型破りな作風と奇妙な言動で知られ「音楽界の異端児」の異名を持つ。 |
作曲年 | 1917年 |
『官僚的なソナチネ』は、イタリアの作曲家ムツィオ・クレメンティ(Muzio Clementi, 1752-1832)の『ソナチネ ハ長調 Op.36-1』をパロディ化したものです。
この後「エリオがオリヴァーに誘われプールに行く(楽譜を書きながらオリヴァーが泳ぐ姿を観る)」でもこの曲が使われています。
エリオがオリヴァーに誘われプールに行く
エリオが楽譜を書きながらオリヴァーが泳ぐ姿を観るシーン
官僚的なソナチネ – 第1楽章
作曲者 | エリック・サティ(Erik Satie, 1866-1925) フランスの作曲家/ピアニスト。独創性で型破りな作風と奇妙な言動で知られ「音楽界の異端児」の異名を持つ。 |
作曲年 | 1917年 |
「食事会の後、両親のリクエストでエリオがピアノで演奏する曲」でもこの曲が使われていました。
屋外でエリオがベンチに座りギターで演奏する曲
(エリオがオリヴァーを部屋に連れて行き、リスト風/ブゾーニ風にアレンジしてピアノで弾いて聴かせる曲)
カプリッチョ 変ロ長調「最愛の兄の旅立ちに」 BWV 992 – 第1曲「アリオーソ」
作曲者 | ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(Johann Sebastian Bach, 1685-1750) バロック時代を代表するドイツの作曲家/オルガニスト。 |
作曲年 | 1703年〜1704年 |
この曲は、バッハが作曲した全6楽章からなるクラヴィーア曲です。
各楽章には標題的な題名が付けられており、ここで使われた第1曲には以下の文が記されています。
「Schmeichelung der Freunde, um denselben von seiner Reise abzuhalten」
《旅を思いとどまらせようとする友人たちのやさしい言葉》
エリオがイヤホンで聴きながら記譜をする曲(釣った魚を持ったアンキーゼと話をする)
エリオが「キツい言い方をした、僕が嫌いかも」とノートに走り書きをするシーンから流れています。
カンタータ第140番『目覚めよと呼ぶ声が聞こえ』より 第4曲「シオンは物見らが歌うのを聴く」
作曲者 | ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(Johann Sebastian Bach, 1685-1750) バロック時代を代表するドイツの作曲家/オルガニスト。 |
作曲年 | 1731年 |
Artist | アレッシオ・バックス(Alessio Bax) ニューヨーク在住のイタリア人ピアニスト、1977年バーリ生まれ。第3回浜松国際ピアノコンクールの優勝者。 |
夜の野外パーティ(オリヴァーがキアラとダンスをする曲)
レディ・レディ・レディ
Artist | ジョー・エスポジト(Joe Esposito) アメリカのシンガーソングライター、1948年ニューヨーク生まれ。 |
ジョルジオ・モロダー(Giorgio Moroder) イタリアの音楽プロデューサー/作曲家/シンセサイザー奏者/歌手、1940年生まれ。ディスコ音楽の発達に貢献し「ディスコの父」と呼ばれる。 | |
リリース | 1983年:Soundtrack『フラッシュダンス』 |
作曲者 | ジョー・エスポジト(Joe Esposito) |
キース・フォーシー(Keith Forsey) イギリスのポップミュージシャン/レコードプロデューサー、1948年ロンドン生まれ。 |
『Lady, Lady, Lady』は、1983年のアメリカ青春映画『フラッシュダンス』のために作られた曲です。
夜の野外パーティ(エリオとマルシアがダンスに加わる曲)
ラヴ・マイ・ウェイ
Artist | ザ・サイケデリック・ファーズ(The Psychedelic Furs) 1977年にロンドンで設立されたイギリスのポストパンク・バンド。 |
リリース | 1982年 |
作曲者 | ザ・サイケデリック・ファーズ リチャード・バトラー(Richard Butler) ティム・バトラー(Tim Butler) ジョン・アッシュトン(John Ashton) ヴィンス・エリー(Vince Ely) |
『Love My Way』は、アメリカのミュージシャン、トッド・ラングレン(Todd Rundgren)のプロジュースでリリースされたスタジオアルバム『Forever Now』(1982)に収録されている曲です。
レコーディングはニューヨークにあるラングレンのプライベートスタジオで行われ、ラングレンがマリンバを演奏しています。
この後「旅先で出会う若者の車から流れる曲」でもこの曲が使われています。
教授、オリヴァー、エリオの3人がシルミオーネを訪れるシーン
フリジアン・ゲート
作曲者 | ジョン・アダムズ(John Adams) アメリカのミニマリスト作曲家/指揮者、1947年生まれ。 |
作曲年 | 1977年 |
Artist | ラルフ・ヴァン・ラート(Ralph van Raat) オランダのピアニスト、1978年生まれ。 |
エリオが一人でピアノを弾いて過ごす
組曲《鏡》- 第3曲「海原の小舟」
作曲者 | モーリス・ラヴェル(Maurice Ravel, 1875-1937) 印象派を代表するフランスの作曲家/ピアニスト/指揮者。 |
作曲年 | 1905年 |
Artist | アンドレ・ラプラント(André Laplante) カナダのピアニスト、1949年生まれ。第6回チャイコフスキー国際コンクール(1978)のピアノ部門で第3位を受賞。 |
『鏡』は、ラヴェルが作曲した全5曲からなるピアノのための組曲です。
ここで使われた第3曲「海原の小舟」は、画家のポール・ソルデス(Paul Sordes, 1877-1937)に献呈されました。
この後「エリオがオリヴァーと自転車で走り秘密の場所に連れて行くシーン」でも使われています。
エリオが二階のバルコニーからオリヴァーを見つめる
ハレルヤ・ジャンクション – 第1楽章
作曲者 | ジョン・アダムズ(John Adams) アメリカのミニマリスト作曲家/指揮者、1947年生まれ。 |
作曲年 | 1996年 |
Artist | ジョン・アダムズ(John Adams) |
「オープニング・クレジット」でもこの曲が使われていました。
プレーヤーから流れる曲(母親が「エプタメロン」をエリオに読んで聴かせるシーン)
マ・メール・ロワ – 第5曲「妖精の園」
作曲者 | モーリス・ラヴェル(Maurice Ravel, 1875-1937) 印象派を代表するフランスの作曲家/ピアニスト/指揮者。 |
作曲年 | 1908年〜1910年 |
Artist | ヴァレリア・セルヴァンスキー(Valeria Szervánszky) ハンガリーのピアニスト、1947年ブダペスト生まれ。1979年から1986年まで武蔵野音楽大学の客員教授を務め、その後イギリスに活動の拠点を移す。夫のロナルド・カヴァイエとのピアノデュオでヨーロッパを中心に活躍。 |
ロナルド・カヴァイエ(Ronald Cavaye) イギリスのピアニスト/作家、1951年生まれ。妻ヴァレリア・セルヴァンスキーと共に1979年から1986年まで武蔵野音楽大学の客員教授を務めその後イギリスに拠点を移すが、歌舞伎英語字幕解説者として日本を定期的に訪れ活動を続ける。 |
『マ・メール・ロワ』は、モーリス・ラヴェルが「マザー・グース」を題材にして作曲したピアノ四手連弾の組曲です。ラヴェルの友人夫婦の子供たち、ミミ(7歳)とジャン(6歳)のために作られ、2人に献呈されました。
1911年にはラヴェル自身の手で管弦楽版が、その後バレエ版も作られています。
ここで使われた第5曲「妖精の園」は、フランスの詩人シャルル・ペロー(Charles Perrault, 1628-1703)が書いた童話『眠れる森の美女』を題材とした作品です。
この後「オリヴァーとの旅から戻ったエリオが父親と二人で話をする」でもこの曲が使われています。
エリオがオリヴァーと自転車で走り、秘密の場所に連れて行くシーン
(ピアーヴェ川の戦いの像の前で話をする)
組曲《鏡》- 第3曲「海原の小舟」
作曲者 | モーリス・ラヴェル(Maurice Ravel, 1875-1937) 印象派を代表するフランスの作曲家/ピアニスト/指揮者。 |
作曲年 | 1905年 |
Artist | アンドレ・ラプラント(André Laplante) カナダのピアニスト、1949年生まれ。第6回チャイコフスキー国際コンクール(1978)のピアノ部門で第3位を受賞。 |
「エリオが一人でピアノを弾いて過ごす」でもこの曲が使われていました。
エリオがオリヴァーの帰りを待つ
フューティル・デヴァイセズ (ダヴマン・リミックス)
Artist | スフィアン・スティーヴンス(Sufjan Stevens) アメリカの歌手/ソングライター/マルチ楽器奏者、1975年ミシガン州デトロイト生まれ。 |
リリース | 2017年:Soundtrack『君の名前で僕を呼んで』 |
作曲者 | スフィアン・スティーヴンス(Sufjan Stevens) |
夜遅く帰宅し寝室のドアを閉め去っていくオリヴァーにエリオが「裏切り者」と呟く
(エリオがマルシアに電話をするシーン)
ハレルヤ・ジャンクション – 第2楽章
作曲者 | ジョン・アダムズ(John Adams) アメリカのミニマリスト作曲家/指揮者、1947年生まれ。 |
作曲年 | 1996年 |
Artist | ジョン・アダムズ(John Adams) |
エリオがオリヴァーに手紙を書く
邦題『発芽』
Artist cover ver. | 坂本龍一(1952年1月17日 – 2023年3月28日) 日本の作曲家/編曲家/ピアニスト/俳優/音楽プロデューサー。 |
リリース | 1983年:Soundtrack『戦場のメリー・クリスマス』 |
作曲者 | 坂本龍一(1952年1月17日 – 2023年3月28日) |
オリヴァーが教授の手伝いでギリシャ像のスライドを見て目録を作るシーン
エリオが「大人になれ。真夜中に会おう」と書かれたオリヴァーからのメモを見る
Artist | ジョン・アダムズ(John Adams) アメリカのミニマリスト作曲家/指揮者、1947年生まれ。 |
リリース | 1977年 |
作曲者 | フレイザー・グレアム(Fraser Graham) イギリスを拠点に活動するピアニスト。 |
エリオがマルシアと過ごす屋根裏でラジオから流す曲
ワーズ
Artist | F.R.デヴィッド(F.R. David) ユダヤ系フランス人ミュージシャン、1947年チュニジア生まれ。 |
リリース | 1982年 |
作曲者 | マーティ・クーパースミス(Marty Kupersmith) アメリカのポップロックギタリスト/ソングライター、1941年生まれ。ロックグループ「ジェイ&ジ・アメリカンズ」のメンバーで、マーティ・サンダーズ(Marty Sanders)の名で知られる。 |
ルイス・サンディ・ヤグダ(Louis Sandy Yaguda) アメリカのボーカリスト、1943年ニューヨーク生まれ。ロックグループ「ジェイ&ジ・アメリカンズ」のメンバー。 | |
F.R.デヴィッド(F.R. David) |
『Words』は、1982年にヨーロッパの多くの国々でナンバーワンヒットを記録しました。
アイザックたちが訪れた夜にエリオがアレンジしてピアノで演奏する曲
即興曲第15番 ハ短調「エディット・ピアフを讃えて」
作曲者 | フランシス・プーランク(Francis Poulenc, 1899-1963) フランス近現代の作曲家/ピアニスト。20世紀前半フランスで活躍した作曲家集団「フランス6人組」の一人。 |
作曲年 | 1932年から1959年の間 |
この曲は、プーランクの友人のシャンソン歌手、エディット・ピアフ(Edith Piaf, 1915-1963)に献呈されました。
真夜中にエリオとオリヴァーがバルコニーで会い、静かに部屋に向かう
ヴィジョンズ・オブ・ギデオン
Artist | スフィアン・スティーヴンス(Sufjan Stevens) アメリカの歌手/ソングライター/マルチ楽器奏者、1975年ミシガン州デトロイト生まれ。 |
リリース | 2017年:Soundtrack『君の名前で僕を呼んで』 |
作曲者 | スフィアン・スティーヴンス(Sufjan Stevens) |
この後「エンディング&エンドクレジット」でもこの曲が使われています。
屋根裏部屋のラジオから流れる曲 1曲目
エリオがベッドで横になり、桃を食べながら読書をするシーン
エ・ラ・ヴィータ
Artist | マルコ・アルマーニ(Marco Armani) イタリアのシンガーソングライター/作曲家、1961年生まれ。 |
リリース | 1983年 |
作曲者 | マルコ・アルマーニ(Marco Armani) パオロ・アルメニース(Paolo Armenise) |
屋根裏部屋のラジオから流れる曲 2曲目
エリオがベッドで桃を弄ぶシーン
レディオ・ヴァルサヴィア
Artist | フランコ・バッティアート(Franco Battiato, 1945-2021) シチリア出身のイタリアのシンガーソングライター/作曲家/映画監督。イタリアで最も影響力のあるシンガーソングライターとして活躍し「イル・マエストロ」と称される。 |
リリース | 1982年 |
作曲者 | フランコ・バッティアート(Franco Battiato, 1945-2021) |
ジュスト・ピオ(Giusto Pio, 1926-2017) イタリアのヴァイオリニスト/ソングライター。 |
オリヴァーが教授たちと別れ、エリオとバスに乗り二人きりで過ごす
ミステリー・オブ・ラヴ
Artist | スフィアン・スティーヴンス(Sufjan Stevens) アメリカの歌手/ソングライター/マルチ楽器奏者、1975年ミシガン州デトロイト生まれ。 |
リリース | 2017年:Soundtrack『君の名前で僕を呼んで』 |
作曲者 | スフィアン・スティーヴンス(Sufjan Stevens) |
旅先で出会う若者の車から流れる曲
オリヴァーが女性とダンスをするのを見ていたエリオが吐いてしまうシーン
ラヴ・マイ・ウェイ
Artist | ザ・サイケデリック・ファーズ(The Psychedelic Furs) 1977年にロンドンで設立されたイギリスのポストパンク・バンド。 |
リリース | 1982年 |
作曲者 | ザ・サイケデリック・ファーズ リチャード・バトラー(Richard Butler) ティム・バトラー(Tim Butler) ジョン・アッシュトン(John Ashton) ヴィンス・エリー(Vince Ely) |
「屋外での夜のパーティ(エリオとマルシアもダンスに加わる)」でもこの曲が使われていました。
母親の車から流れる曲(エリオがオリヴァーとの旅から戻る)
エリオが母親に車で迎えに来てもらい街に到着後、広場でマルシアに話しかけられるシーン
ベニスへの愛
Artist | ロレダーナ・ベルテ(Loredana Bertè) イタリアの歌手/ソングライター/女優、1950年バニャーラ・カーラブラ生まれ。力強いハスキーボイスでさまざまなジャンルの曲を歌い、奇抜なステージ衣装で注目を集める。男子テニスの伝説的選手ビョルン・ボルグ(Björn Borg)の元妻。 |
リリース | 1983年 |
作曲者 | イヴァーノ・フォッサーティ(Ivano Fossati) イタリアの歌手、1951年ジェノヴァ生まれ。プログレッシブ・ロックバンド「デリリウム」(Delirium)のメンバー。 |
「エリオがオリヴァーに連れられて入るバーで流れる曲」でもこの曲が使われていました。
オリヴァーとの旅から戻ったエリオが父親と二人で話をする
マ・メール・ロワ – 第5曲「妖精の園」
作曲者 | モーリス・ラヴェル(Maurice Ravel, 1875-1937) 印象派を代表するフランスの作曲家/ピアニスト/指揮者。 |
作曲年 | 1908年〜1910年 |
Artist | ヴァレリア・セルヴァンスキー(Valeria Szervánszky) ハンガリーのピアニスト、1947年ブダペスト生まれ。1979年から1986年まで武蔵野音楽大学の客員教授を務め、その後イギリスに活動の拠点を移す。夫のロナルド・カヴァイエとのピアノデュオでヨーロッパを中心に活躍。 |
ロナルド・カヴァイエ(Ronald Cavaye) イギリスのピアニスト/作家、1951年生まれ。妻ヴァレリア・セルヴァンスキーと共に1979年から1986年まで武蔵野音楽大学の客員教授を務めその後イギリスに拠点を移すが、歌舞伎英語字幕解説者として日本を定期的に訪れ活動を続ける。 |
「プレーヤーから流れる曲(母親が「エプタメロン」をエリオに読んで聴かせるシーン)」でもこの曲が使われていました。
エンディング&エンドクレジット
ヴィジョンズ・オブ・ギデオン
Artist | スフィアン・スティーヴンス(Sufjan Stevens) アメリカの歌手/ソングライター/マルチ楽器奏者、1975年ミシガン州デトロイト生まれ。 |
リリース | 2017年:Soundtrack『君の名前で僕を呼んで』 |
作曲者 | スフィアン・スティーヴンス(Sufjan Stevens) |
「真夜中にエリオとオリヴァーがバルコニーで会い、静かに部屋に向かう」でもこの曲が使われていました。
『君の名前で僕を呼んで』のサントラ
『君の名前で僕を呼んで』はスフィアン・スティーヴンス(Sufjan Stevens)が音楽を担当しました。スフィアン・スティーヴンスは、アメリカ・ミシガン州デトロイト出身のシンガーソングライターです。今作のために書き下ろした『ミステリー・オブ・ラブ』で第90回アカデミー歌曲賞にノミネートされました。
『君の名前で僕を呼んで』キャスト・スタッフ
監督 | ルカ・グァダニーノ(Luca Guadagnino) |
脚本 | ジェームズ・アイヴォリー(James Ivory) |
原作 | アンドレ・アシマン(André Aciman) |
製作 | ピーター・スピアーズ(Peter Spears) |
ルカ・グァダニーノ(Luca Guadagnino) | |
エミリー・ジョルジュ(Emilie Georges) | |
ホドリゴ・テイシェイラ(Rodrigo Teixeira) | |
マルコ・モラビート(Marco Morabito) | |
ジェームズ・アイヴォリー(Marco Morabito) | |
ハワード・ローゼンマン(Howard Rosenman) | |
音楽 | スフィアン・スティーヴンス(Sufjan Stevens) |
配給 | ファントム・フィルム |
公開 | 2017年11月24日 |
2018年4月27日 | |
上映時間 | 130分 |
エリオ・パールマン:ティモシー・シャラメ(Timothée Chalamet)
オリヴァー:アーミー・ハマー(Armie Hammer)
Mr.パールマン:マイケル・スタールバーグ(Michael Stuhlbarg)
アネラ・パールマン:アミラ・カサール(Amira Casar)
マルシア:エステール・ガレル(Esther Garrel)
キアラ:ヴィクトワール・デュボワ(Victoire Du Bois)
マファルダ:ンダ・カプリオロ(Vanda Capriolo)
アンキーゼ:アントニオ・リモルディ(Antonio Rimoldi)
バンビ:エレナ・ブッチ(Elena Bucci)
ニコ:マルコ・エスグロッソ(Marco Sgrosso)
ムニール:アンドレ・アシマン(André Aciman)
アイザック:ピーター・スピアーズ(Peter Spears)

ティモシー・シャラメが出演している映画
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