『タップス』の挿入曲とサントラ | 挿入曲を全曲紹介Filmmusik
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映画×音楽
トム・クルーズ(Tom Cruise)

『タップス』の挿入曲とサントラ

1981年にアメリカで制作された映画『タップス』(原題:Taps)は、140年の歴史を持つ陸軍幼年士官学校の廃校の知らせを機に、生徒たちが武装し立てこもる青春映画です。

トム・クルーズがデイヴィッド役を、ティモシー・ハットンがブライアンを演じました。

アカデミー賞ノミネートリンク(例:https://filmmusik.jp/all-about-98th-oscars/)

『タップス』の挿入曲

『タップス』の挿入曲を流れた順番に紹介していきます。(ネタバレにご注意ください)

オープニング

(映画とは異なるアーティストによる演奏です)
Onward Christian Soldiers
讃美歌『進め、キリスト戦士たちよ
作曲者サビーン・バリング=グールド(Sabine Baring-Gould, 1834-1924)
イギリスの牧師/考古学者/民俗学者/聖書学者。
アーサー・サリヴァン(Arthur Sullivan, 1842-1900)
イギリスの作曲家オペラ台本作家ウィリアム・S・ギルバート(William Schwenck Gilbert, 1836-1911)とパートナーシップを結び、14作品のコミック・オペラを製作した。

『Onward, Christian Soldiers』は、19世紀のイギリスの讃美歌です。
日曜学校の生徒達が十字架と旗を掲げて行進する際に歌う行列用の讃美歌として作られましたが、救世軍に好んで使用されたことで戦いをイメージさせる讃美歌として広がりました。
日本では、『進め、キリスト戦士たちよ』『見よや十字架の』のタイトルで知られています。

バンカー・ヒル陸軍幼年学校の卒業式で校長が戦没者名簿を読み上げる(楽隊が演奏する)

(この後も何度か使われています。)

Taps
タップス
作曲者ダニエル・バターフィールド(Daniel Butterfield, 1831-1901)
ニューヨークの実業家/南北戦争の北軍将軍/米国の財務補佐。父親はアメリカン・エキスプレスの創設者の一人。

『Taps』は、アメリカ軍の追悼式や葬儀で演奏されるビューグル・コール(Bugle call)と呼ばれるものです。南北戦争時の北軍将軍ダニエル・バターフィールドによって作られ、『バターフィールドの子守唄』『Day Is Done』のタイトルでも知られています。

宿舎の廊下を歩くブライアンにJCが話しかけてくる(宿舎のどこからか聞こえてくる曲)

Stop Draggin’ My Heart Around (with Tom Petty & The Heartbreakers)
邦題『嘆きの天使』
Artistスティーヴィー・ニックス(Stevie Nicks)
アメリカの女性ボーカリスト/シンガーソングライター、1948年生まれ。
イギリスのロックバンド「フリートウッド・マック」(Fleetwood Mac) のボーカリストとして、またソロ・アーティストとしても活躍し “ロックの歌姫” と呼ばれた。
トム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズ(Tom petty and the Heartbreakers)
1976年にフロリダ州ゲインズビルで結成されたアメリカのロックバンド。
リリース1981年
作曲者トム・ペティ(Tom Petty, 1950-2017)
アメリカの歌手/ソングライター/ギタリスト。ロックバンド「トム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズ」のリーダー。
ブルース・スプリングスティーン、ボブ・シーガーと並び、アメリカ中西部&南部の白人労働者の心情を代弁するロック歌手として絶大な支持を獲得した。
マイク・キャンベル(Mike Campbell)
アメリカ人のギタリスト/ボーカリスト、1950年フロリダ州パナマシティ生まれ。
ロックバンド「トム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズ」(Tom petty and the Heartbreakers) のギタリストとして知られる。

フリートウッド・マック(Fleetwood Mac)の曲が使われている映画一覧はコチラ

トム・ペティ(Tom Petty)の曲が使われている映画一覧はコチラ

生徒達が隊列を組んで行進する(軍楽隊が演奏する 1曲目)

Black Jack March
ブラック・ジャック・マーチ
作曲者フレッド・K・ハファー(Fred K. Huffer, 1879-1943)
アメリカの作曲家/指揮者。
作曲年1917年

『Black Jack March』は、第一次世界大戦中にヨーロッパ派遣軍総司令官として活躍した米陸軍軍人、ジョン・ジョゼフ・パーシング(John Joseph Pershing, 1860-1948)を称えて書かれた行進曲です。
ジョン・ジョゼフ・パーシング将軍は、ブラック・ジャック(Black Jack)と呼ばれていました。


この後「エンディング」でもこの曲が使われています。

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生徒達が隊列を組んで行進する(軍楽隊が演奏する 2曲目)

Semper Fidelis
邦題『忠誠』
作曲者ジョン・フィリップ・スーザ(John Philip Sousa, 1854-1932)
アメリカの作曲家/指揮者。100曲を超える行進曲を作曲し「マーチ王」と称される。
代表曲『雷神』『ワシントン・ポスト』『星条旗よ永遠なれ』
作曲年1888年

『Semper Fidelis』は、アメリカ海兵隊の公式行進曲です。
タイトルの「Semper Fidelis」は、ラテン語で「常に忠誠を」を意味します。

アメリカ海兵隊は、1883年から「Semper Fidelis」をモットーに掲げています。

ブライアンとエドワードがシャワールームで髭を剃りながら話をする(宿舎のどこからか聞こえてくる曲)

Light My Fire
邦題『ハートに火をつけて』
Artistドアーズ(The Doors)
1965年にロサンゼルスで結成されたアメリカのロックバンド。
ボーカルのジム・モリソンが書く哲学的な歌詞とサイケデリックなサウンドが独特の魅力を放ち、唯一無二の存在として高い人気を誇った。
リリース1967年
作曲者The Doors
ジム・モリソン(Jim Morrison, 1943-1971)
レイ・マンザレク(Ray Manzarek, 1939-2013)
ジョン・デンスモア(John Densmore)
ロビー・クリーガー(Robby Krieger)

ドアーズ(The Doors)の曲が使われている映画一覧はコチラ

卒業ダンスパーティーが開催される(会場で流れる曲)

Love Is a Many-Splendored Thing
邦題『慕情』
リリース1956年:Soundtrack『慕情』
作曲者サミー・フェイン(Sammy Fain, 1902-1989)
アメリカのポピュラー音楽作曲家。
ウォルト・ディズニーのアニメ映画『不思議の国のアリス』『ピーター・パン』『ビアンカの大冒険』の楽曲を作るなど、1930年代から1950年代にかけて30本以上の映画音楽を作曲。『カラミティ・ジェーン』(1953)、『慕情』(1955) の主題歌でアカデミー歌曲賞を2度受賞した。
ポール・フランシス・ウェブスター(Paul Francis Webster, 1907-1984)
アメリカの作詞家。映画『カラミティ・ジェーン』(1953)、『慕情』(1955) 、『いそしぎ』(1965) の主題歌を作詞し、アカデミー歌曲賞を3度受賞した。

『Love Is a Many-Splendored Thing』は、1955年のアメリカ恋愛映画『慕情』(原題:Love Is a Many-Splendored Thing)のテーマ曲です。

デイヴィッドが部屋で筋トレをする(部屋で流れる曲)

Slow Hand
スロー・ハンド
Artistポインター・シスターズ(The Pointer Sisters)
アメリカのガールズ・グループ
カリフォルニア州オークランド出身のポインター家の姉妹により結成され、1970年代から80年代にかけて成功を収めた。
リリース1981年
作曲者マイケル・クラーク(Michael Clark)
アメリカのシンガーソングライター。
ジョン・ベティス(John Bettis)
アメリカの作詞家、1946年ロサンゼルス生まれ。カーペンターズのオリジナル曲の大半を作詞していたことで知られる。
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エンディング

Black Jack March
ブラック・ジャック・マーチ
作曲者フレッド・K・ハファー(Fred K. Huffer, 1879-1943)
アメリカの作曲家/指揮者。
作曲年1917年

生徒達が隊列を組んで行進する(軍楽隊が演奏する 1曲目)」でもこの曲が使われていました。

『タップス』のサントラ

『タップス』はモーリス・ジャール(Maurice Jarre)が音楽を担当しました。

モーリス・ジャールは、フランス生まれの作曲家です。『マッドマックス/サンダードーム』『ドクトル・ジバゴ』、『インドへの道』でアカデミー賞を受賞しました。そのほかには『いまを生きる』『アラビアのロレンス』などの音楽も手掛けています。

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『タップス』キャスト・スタッフ

監督ハロルド・ベッカー(Harold Becker)
脚本ダリル・ポニックサン(Darryl Ponicsan)
ロバート・マーク・ケイメン(Robert Mark Kamen)
原作デヴァリー・フリーマン(Devery Freeman)
製作スタンリー・R・ジャッフェ(Stanley R. Jaffe)
ハワード・B・ジャフェ(Howard B. Jaffe)
音楽モーリス・ジャール(Maurice Jarre)
配給20世紀フォックス
公開 1981年12月9日
1982年5月22日
上映時間126分

ハーラン・ベイシュ准将:ジョージ・C・スコット(George C. Scott )
ブライアン・モアランド:ティモシー・ハットン(Timothy Hutton)
デイヴィッド・ショーン:トム・クルーズ(Tom Cruise)
アレックス・ドワイヤー:ショーン・ペン(Sean Penn)
アドルフ・カービー大佐:ロニー・コックス(Ronny Cox)
JC・ピアース:ジャンカルロ・エスポジート(Giancarlo Esposito)
チャーリー・オーデン:ブレンダン・ウォード(Brendan Ward)
デレク:ジョン・P・ナヴィン.Jr(John P. Navin Jr.)
ジョン・クーパー大尉:ティム・ワーラー(Tim Wahrer)
エドワード・ウエスト:エヴァン・ハンドラー(Evan Handler)
ラスティ:ラスティ・ジェイコブス(Rusty Jacobs)
ケヴィン・モアランド:ウェイン・ティピット(Wayne Tippit)
ハリス:ドナルド・キンメル(Donald Kimmel)
ロリー:シェイラ・ マーラ(Sheila Marra)
フェリス:ジェス・オスナ(Jess Osuna)
バグ:ビリー・バン・ザント(Billy Van Zandt)

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(左右にスクロールできます)

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ソフィア・コッポラの映画『ブリングリング』は、ハリウッドで実際に起きた強盗事件に着想を得て作られた青春映画です。カニエ・ウェストの『All of the Lights』やフランク・オーシャンの『Suoer Rich KIds』など、使われた音楽を流れた順に紹介します。
『ヴァージン・スーサイズ』の挿入曲とサントラ
映画『ヴァージン・スーサイズ』は、『ヘビトンボの季節に自殺した五人姉妹』を原作としたソフィア・コッポラの初監督作品です。キルスティン・ダンストやジョシュ・ハートネットが出演しています。電話でレコードをかけ流す曲など使われた音楽を流れた順に紹介します。
『天才マックスの世界』の挿入曲とサントラ
ウェス・アンダーソン監督の2作目の長編映画『天才マックスの世界』は、名門私立高校に通うマックスの風変わりな日常を描いた青春映画です。キンクスやローリング・ストーンズ、ザ・フーなどロックの名曲が数多く使われています。流れた順に音楽を紹介します。
『レディ・バード』の挿入曲とサントラ
グレタ・ガーウィグ監督、シアーシャ・ローナン主演映画『レディ・バード』は、大学進学を控えたレディ・バードの1年を描いた青春映画です。ミュージカル公演の曲や車の中で流す『Crash into Me』など、使われた音楽を流れた順番に紹介します。
『フットルース 』の挿入曲とサントラ
80年代を代表する青春ダンス映画『フットルース 』、ケニー・ロギンスによる主題歌や劇中歌、ケヴィン・ベーコンやロリ・シンガーのダンスシーンが人気の映画です。オープニングからエンディングまで、流れた曲を順番に紹介します。
『ジョジョ・ラビット』の挿入曲とサントラ
アカデミー脚色賞受賞作品、タイカ・ワイティティ監督の『ジョジョ・ラビット』は、第二次世界大戦下のドイツを舞台にした作品です。ビートルズの『抱きしめたい』やデヴィッド・ボウイの『ヒーローズ』(Helden)など、使われた音楽を紹介します。
『7月4日に生まれて』の挿入曲とサントラ
トム・クルーズ主演『7月4日に生まれて』はベトナム戦争を描いた戦争映画です。オリバー・ストーンは、本作で第62回アカデミー監督賞を受賞しました。ボブ・ディランの『The Times They Are a-Changin』など、使われた曲を紹介します。
『ジャーヘッド』の挿入曲とサントラ
映画『ジャーヘッド』は湾岸戦争に従軍した海兵隊員の回想録を元に作られた戦争映画です。ニルヴァーナ『Something In The Way』やトム・ウェイツの『Soldier's Things』など、挿入曲とサントラを紹介します。
『フルメタル・ジャケット』の挿入曲とサントラ
キューブリック監督作品『フルメタル・ジャケット』はベトナム戦争を描いた戦争映画です。ナンシー・シナトラの『These Boots Are Made For Walkin’』やローリング・ストーンズの『Paint It, Black』など、使われた曲を全て紹介します。
『地獄の黙示録』の挿入曲とサントラ
フランシス・フォード・コッポラ監督の映画『地獄の黙示録』は、ベトナム戦争を壮大なスケールで描いた戦争映画です。カンヌ国際映画祭ではパルム・ドールを受賞しました。『ワルキューレの騎行』など、映画の中で使われた曲を流れた順番に紹介します。
『ワルキューレ』の挿入曲とサントラ
映画『ワルキューレ』は、第二次世界大戦中にヒトラー暗殺を試みた「ワルキューレ作戦」を描いた作品です。トム・クルーズが実在の将校シュタウフェンベルク大佐を演じました。『ワルキューレの騎行』やエンディングソングなど、使われた曲を紹介します。
『トップガン マーヴェリック』の挿入曲とサントラ
2022年に制作されたアクション映画『トップガン マーヴェリック』、トム・クルーズ主演映画『トップガン』36年振りの続編です。レディ・ガガの主題歌『Hold My Hand』をはじめ、挿入曲を流れた順番に紹介します。
『トップガン』の挿入曲(14曲)とサントラ
トム・クルーズ主演の映画『トップガン』は、アメリカ海軍のエリートパイロット養成所を舞台とした青春映画です。オープニング曲や主題歌、ピアノで弾き歌いする曲など挿入曲とサントラをあらすじに沿って紹介します。

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