映画『ナポレオン』(2023)の挿入曲とサントラ | 挿入曲を全曲紹介Filmmusik
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リドリー・スコット(Ridley Scott)

映画『ナポレオン』(2023)の挿入曲とサントラ

2023年に制作された映画『ナポレオン』(原題:Napoleon)は、フランスの英雄ナポレオン・ボナパルトの伝記映画です。リドリー・スコットが監督をつとめ、ホアキン・フェニックスがナポレオンを演じました。

第96回アカデミー賞では視覚効果賞など3部門にノミネートされました。

『ナポレオン』の挿入曲

『ナポレオン』の挿入曲を流れた順番に紹介していきます。(ネタバレにご注意ください)

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オープニングクレジット(マリー・アントワネットが断頭台に上がり処刑される)

Ça Ira(Traditional)
サ・イラ
Artistエディット・ピアフ(Édith Piaf, 1915-1963)
フランスのシャンソン歌手。
1937年パリのミュージックホール歌手としてキャリアをスタートさせ、戦後は世界をツアーで周りフランスを代表する国際的スターとなる。
代表曲『ばら色の人生』『愛の讃歌 』『私の回転木馬』
リリース1954年
作曲者【エディット・ピアフ版】
サシャ・ギトリ(Sacha Guitry, 1885-1957)
フランスの劇作家/映画監督。
ジャン・フランセ(Jean Françaix, 1912-1997)
フランスの新古典主義の作曲家/ピアニスト。

『Ça Ira』は、1790年から歌われているフランスの革命歌です。
2024年7月26日に開催されたパリ・オリンピックの開会式では、フランスのヘヴィメタルバンド「ゴジラ」(Gojira) とオペラ歌手のマリーナ・ヴィオッティ(Marina Viotti) がフランス革命をベースにした演出でこの曲を歌い話題になりました。

映画『ナポレオン』では、1954年のフランス・イタリア合作の歴史映画『ヴェルサイユ語りなば』(原題:Si Versailles m’était conté)で使われたエディット・ピアフの演奏が使われています。

1793年、ナポレオンがトゥーロンに入り陣営を見て回る

Pieces de clavecin: Suite in D – VIII. Les cyclopes
クラヴサン曲集と運指法 第2巻 組曲ニ調 – 第8曲「キュクロプスたち」
作曲者ジャン=フィリップ・ラモー(Jean-Philippe Rameau, 1683-1764)
18世紀フランス・バロックを代表する作曲家。
65曲の鍵盤独奏作品と数多くの優れたオペラを作曲。宮廷音楽家としてルイ15世に遣えた。
作曲者1724年
Artistヴィキングル・オラフソン(Vikingur Ólafsson)
アイスランドのピアニスト、1984年生まれ。
ジュリアード音楽院でピアノを学び、2016年にドイツの名門レコード会社ドイツ・グラモフォンと専属契約を結ぶ。「アイスランドのグレン・グールド」と称される。

イギリス兵達が酔って歌う曲(フランス兵に包囲されるシーン)

When Jones’ Ale Was New(Traditional)
ウェン・ジョーンズ・エール・ワズ・ニュー

『When Jones’ Ale Was New』は、1500年ごろからイングランド/スコットランドに伝わる民謡です。
さまざまな職業の男が仕事道具を持って酒場にやってくる様子が歌われています。

断頭台に向かって一列になり歩く修道女達が歌う曲

Veni Creator Spiritus
来たり給え、創造主なる聖霊よ
作曲者ラバヌス・マウルス(Rabanus Maurus, 780-856)
ドイツのベネディクト会修道士。「ゲルマニアの教師」と称される。

『Veni Creator Spiritus』はグレゴリオ聖歌のひとつで、ペンテコステを記念する聖歌です。
ヨハン・ゼバスティアン・バッハの『無伴奏ヴァイオリン ソナタ第3番』やグスタフ・マーラーの『交響曲第8番』などにモチーフとして使われていることでも知られています。

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1794年、恐怖政治が終わり囚人達が監獄を出て行く

La Carmagnole(Traditional)
ラ・カルマニョール
Artistジャック・ゴーティエ(Jacques Gautier)

『La Carmagnole』は、1792年に作られた革命歌です。

1794年、大邸宅の広間での「恐怖政治生還者の宴」で楽隊が演奏する曲

(映画とは異なるアーティストによる演奏です)
Tanto, e con si gran piena(From Opera “Gianguir”)
オペラ《ジャングイール》より「Tanto, e con si gran piena」
作曲者アントニオ・カルダーラ(Antonio Caldara, 1670-1736)
ヴェネツィア生まれの作曲家。
オペラやオラトリオを数多く作曲。ウィーン宮廷副楽長として神聖ローマ皇帝カール6世(マリア・テレジアの父)に遣えた。
作曲年1724年

「恐怖政治生還者の宴」でのお芝居で役者が歌う曲

(映画とは異なるアーティストによる演奏です)
La Guillotine Permanente(Traditional)

『La Guillotine Permanente』は、1793年に書かれた革命歌です。
フランスで1792年から1981年まで使用されていた斬首刑の執行装置「ギロチン」をテーマにした曲で、16世紀中頃から歌われているフランスの古い民謡『Si le roi m’avait donné』のメロディを使って作られています。

カードゲームをするジョゼフィーヌをナポレオンが遠くから見つめる

Gavotte in D Minor
ガヴォット ニ長調
作曲者フランソワ=ジョセフ・ゴセック(François-Joseph Gossec, 1734-1829)
フランスで活躍したベルギー出身の作曲家/指揮者。
Artistキャッスル・カルテット(The Castle Quartet)
ダブリンを拠点とするアイルランドの弦楽グループ。
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サーベルを持って訪れたナポレオンとジョゼフィーヌがレストランで過ごす

(映画とは異なるアーティストによる演奏です)
Duo in A Major, Op.29, No.2 – III. Allegretto Piuttosto Vivo Ma
二重奏曲 イ長調 Op.29, No.2 – 第3楽章
作曲者ジョヴァンニ・バッティスタ・ヴィオッティ(Giovanni Battista Viotti, 1755-1824)
イタリアのヴァイオリン奏者/作曲家。
ヴァイオリン奏者としてパリで名声を獲得し、ヴェルサイユでマリー・アントワネットに遣えた。
Artistパトリツィア・ベゾッティ(Patrizia Bezzotti)
フランコ・メッツェーナ(Franco Mezzena)
イタリアのバイオリン奏者、1953年生まれ。

ジョゼフィーヌがナポレオンを家に招き自身の過去を語る

Dawn
邦題『夜明け』
Artistジャン=イヴ・ティボーデ(Jean-Yves Thibaudet)
フランスのピアニスト、1961年リヨン生まれ。
リリース2005年:Soundtrack『プライドと偏見』
作曲者ダリオ・マリアネッリ(Dario Marianelli)
イタリアの作曲家、1963年生まれ。
映画『つぐない』(2007) の音楽を手掛けアカデミー作曲賞を受賞した。

『Dawn』は、2005年の恋愛映画『プライドと偏見』のオリジナル・サウンドトラックです。


この後「エジプトから帰宅したナポレオンとジョゼフィーヌが話をする」でもこの曲が使われています。

1795年、王党派の反乱を鎮定したナポレオン達がバラスの執務室で歌う

Chant du Départ
邦題『門出の歌』
作曲者エティエンヌ=ニコラ・メユール(Etienne-Nicolas Méhul, 1763-1817)
フランスの作曲家。
マリー=ジョゼフ・シェニエ(Marie-Joseph Chénier, 1764-1811)
フランスの詩人/劇作家/政治家。

『Chant du Départ』は、1794年に作られた革命歌です。
もともとのタイトルは『自由への賛歌』(原題:Anthem to Liberty)でしたが、革命歌マクシミリアン・ロベスピエール(Maximilien de Robespierre)によって現在のタイトルに変更されました。

ナポレオンとジョゼフィーヌが結婚の署名をする

(1796年、ナポレオンがミラノの市民で出迎えられ大聖堂に入って行く)

La Marche du Premier Consul
作曲者ジョヴァンニ・パイジエッロ(Giovanni Paisiello, 1740-1816)
後期ナポリ楽派を代表するイタリアの作曲家。
100曲近くの歌劇を作曲、オペラ・ブッファの発展に大きく貢献した。
1802年にナポレオンに招かれ5年間パリに滞在しテュイルリー宮殿の宮廷楽団を指揮するなどで高い報酬を得る。ナポレオンお気に入りの作曲家としても知られる。
Artistティノ・ロッシ(Tino Rossi, 1907-1983)
コルシカ島生まれのフランスの歌手/映画俳優。
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晩餐会で隣の若い男性と仲良く話すジョゼフィーヌをナポレオンが観察する

Keyboard Sonata No. 2 in A Major with Obbligato Violin – I. Allegro moderato
ヴァイオリン・オブリガート付きチェンバロ・ソナタ第2番 イ長調 – 第1楽章
作曲者ジョゼフ・ブローニュ・シュヴァリエ・ド・サン=ジョルジュ(Joseph Boulogne Chevalier de Saint-Georges, 1745-1799)
フランス出身のヴァイオリン奏者/作曲家。
グアドループ(フランスの海外県とされるカリブ海に浮かぶ島)でプランテーションを営む地主と奴隷の女性との間に生まれ、8歳のときにフランスに移住し音楽を学ぶ。オペラ/交響曲/弦楽四重奏曲などの作品を残し「黒いモーツァルト」と呼ばれた。また、フェンシングの名手としても知られ、フランス革命勃発時には1000人の黒人部隊を結成して戦闘に参加した。
Artistヨアン・ブラカ(Yoan Brakha)
フランスのヴァイオリン奏者。
フィリップ・アレグレ(Félix Ramos)
フランスのピアニスト。

エジプト遠征での攻撃が開始され、ジョゼフィーヌはパリでギャンブルに興じる

Pieces de clavecin: Suite in G – VII. L’enharmonique
新クラヴサン組曲集 組曲 ト長調 – 第7曲「エンハーモニック」
作曲者ジャン=フィリップ・ラモー(Jean-Philippe Rameau, 1683-1764)
18世紀フランス・バロックを代表する作曲家。
65曲の鍵盤独奏作品と数多くの優れたオペラを作曲。宮廷音楽家としてルイ15世に遣えた。
作曲年1728年
Artistヴィキングル・オラフソン(Vikingur Ólafsson)
アイスランドのピアニスト、1984年生まれ。
ジュリアード音楽院でピアノを学び、2016年にドイツの名門レコード会社ドイツ・グラモフォンと専属契約を結ぶ。「アイスランドのグレン・グールド」と称される。

ジョゼフィーヌが若い愛人(イッポリート)と寝室で過ごす

Pieces de clavecin: Suite in G – IV. La Poule
新クラヴサン組曲集 組曲 ト長調 – 第4曲「雌鶏(めんどり)」
作曲者ジャン=フィリップ・ラモー(Jean-Philippe Rameau, 1683-1764)
18世紀フランス・バロックを代表する作曲家。
65曲の鍵盤独奏作品と数多くの優れたオペラを作曲。宮廷音楽家としてルイ15世に遣えた。
作曲年1728年
Artistヴィキングル・オラフソン(Vikingur Ólafsson)
アイスランドのピアニスト、1984年生まれ。
ジュリアード音楽院でピアノを学び、2016年にドイツの名門レコード会社ドイツ・グラモフォンと専属契約を結ぶ。「アイスランドのグレン・グールド」と称される。

パーティでピアノの前に座るジョゼフィーヌがぼんやりと一点をみつめる

(映画とは異なるアーティストによる演奏です)
3 Keyboard Sonatas, Op.1: No.3 in A Major –  I. Allegro
ピアノのための3つのソナタ Op.1 – 第3番 イ長調 – 第1楽章
作曲者エティエンヌ=ニコラ・メユール(Etienne-Nicolas Méhul, 1763-1817)
フランスの作曲家。
Artistサイモン・ヒーリー(Simon Heeley)
イギリスのピアニスト/教師。
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エジプトから帰宅したナポレオンとジョゼフィーヌが話をする

Dawn
邦題『夜明け』
Artistジャン=イヴ・ティボーデ(Jean-Yves Thibaudet)
リリース2005年:Soundtrack『プライドと偏見』
作曲者ダリオ・マリアネッリ(Dario Marianelli)

ジョゼフィーヌがナポレオンを家に招き自身の過去を語る」でもこの曲が使われています。

1799年11月9日、クーデターが決行される

Symphony No.93 in D Major, Hob.I:93 – III. Menuetto – Trio
交響曲第93番 ニ長調 Hob.I:93 – 第3楽章 メヌエット
作曲者フランツ・ヨーゼフ・ハイドン(Franz Joseph Haydn, 1732-1809)
古典派を代表するオーストリア出身の音楽家。
交響曲・弦楽四重奏曲を数多く作曲しその後の音楽史の発展に大きく貢献したことから「交響曲の父」「弦楽四重奏曲の父」と讃えられる。
作曲年1791年
Artistロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団(Royal Concertgebouw Orchestra)
アムステルダムにあるコンサートホール「コンサートヘボウ」を拠点とするオランダの交響楽団。1888年設立。
ニコラウス・アーノンクール(Nikolaus Harnoncourt, 1929-2016)
オーストリアの指揮者/チェロ奏者。古楽器演奏の第一人者として活躍した。

ナポレオンとジョゼフィーヌが家の前に集まる人々の歓声と拍手に迎えられ馬車に乗り込む

Concerto for Strings in G Major, RV 151, “Alla Rustica” – I. Presto
弦楽のための協奏曲ト長調「アラ・ルスティカ」 RV 151 – 第1楽章
作曲者アントニオ・ヴィヴァルディ(Antonio Vivaldi, 1678-1741)
バロック音楽を代表するイタリアの作曲家。
作曲年1720年-1730年
Artistシュトゥットガルト室内管弦楽団(Stuttgart Chamber Orchestra)
シュトゥットガルトを拠点とするドイツの室内管弦楽団。1945年設立。
マルティン・ジークハルト(Martin Sieghart)
オーストリアの指揮者/教師、1951年ウィーン生まれ。
ライナー・クスマウル(Rainer Kussmaul, 1946-2017)
ドイツのバイオリニスト/指揮者。

ナポレオンが母親にジョゼフィーヌを紹介し、晩餐会では夫婦がゲストをもてなす

Guitar Quintet No.4 in D Major, G. 448 – IV. Fandango
ギター五重奏曲第4番 ニ長調 G.448 – 第4楽章 ファンダンゴ
作曲者ルイジ・ボッケリーニ(Luigi Boccherini, 1743-1805)
イタリアの作曲家/チェリスト。
作曲年1798年
Artistファビオ・ビオンディ(Fabio Biondi)
イタリアのバロック・ヴァイオリン奏者、1961年生まれ。
エウローパ・ガランテ(Europa Galante)
1990年にファビオ・ビオンディによって結成されたイタリアのバロック・アンサンブル。
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娯楽室でタレイラン外務大臣がオーストリア大使と和平のための外交をする

String Quintet in E Major, Op.11, No.5, G.275 – III. Minuetto
弦楽五重奏曲 ホ長調 作品11-5 G. 275 – 第3楽章「メヌエット」
作曲者ルイジ・ボッケリーニ(Luigi Boccherini, 1743-1805)
イタリアの作曲家/チェリスト。
作曲年1771年

ナポレオンとジョゼフィーヌが乗る馬車に火のついた荷車が突っ込む

L’amor contrastato, “La molinara”, Act III: Nel cor più non mi sento
歌劇《身分違いの恋、または水車屋の娘》- 第3幕「うつろな心」
作曲者ジョヴァンニ・パイジエッロ(Giovanni Paisiello, 1740-1816)
後期ナポリ楽派を代表するイタリアの作曲家。
100曲近くの歌劇を作曲、オペラ・ブッファの発展に大きく貢献した。
1802年にナポレオンに招かれ5年間パリに滞在しテュイルリー宮殿の宮廷楽団を指揮するなどで高い報酬を得る。ナポレオンお気に入りの作曲家としても知られる。
作曲年1788年
Artistウィリアムズ・かおり(Kaori Williams)
シカゴ在住のソプラノ歌手。

1804年12月2日、ナポレオンの戴冠式

Die Schöpfung Hob.XXI:2 / Dritter Teil – No.32 Chor: “Singt dem Herren alle Stimmen”
オラトリオ《天地創造》第3部 第34番 独唱付終結合唱「すべての声よ、主に向かって歌え!」
作曲者フランツ・ヨーゼフ・ハイドン(Franz Joseph Haydn, 1732-1809)
古典派を代表するオーストリア出身の音楽家。
交響曲・弦楽四重奏曲を数多く作曲しその後の音楽史の発展に大きく貢献したことから「交響曲の父」「弦楽四重奏曲の父」と讃えられる。
作曲年1796年–1798年
Artistジョン・エリオット・ガーディナー(John Eliot Gardiner)
イギリスの指揮者、1943年生まれ。
イングリッシュ・バロック・ソロイスツ(The English Baroque Soloists)
ロンドンを拠点とするイギリスの室内管弦楽団。
古楽器で18世紀のレパートリーを演奏する目的で、ジョン・エリオット・ガーディナーによって1978年に結成された。
モンテヴェルディ合唱団(Monteverdi Choir)
ジョン・エリオット・ガーディナーによって1964年に設立された合唱団。

母の助言を受けてナポレオンが若い娘(エレオヌール)が待つ寝室に向かう

Flute Quartet No.2 in C Minor, Op.22 – II. Menuetto Presto – Trio
フルート四重奏曲第2番 ハ短調 Op.22 – 第2楽章
作曲者ジョヴァンニ・バッティスタ・ヴィオッティ(Giovanni Battista Viotti, 1755-1824)
イタリアのヴァイオリン奏者/作曲家。
ヴァイオリン奏者としてパリで名声を獲得し、ヴェルサイユでマリー・アントワネットに遣えた。
Artistヴィオッティ弦楽四重奏団(Quartet Viotti)
トリノ出身のイタリアの弦楽四重奏団。
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広間でタレイランと談笑するナポレオンに母親がエレオヌールの妊娠を告げる

String Quartet in F Minor, Op.1, No.3 – IV. Polonaise
弦楽四重奏曲 ヘ短調 Op.1, No.3 – 第4楽章 ポロネーズ
作曲者ヤサント・ジャダン(Hyacinthe Jadin, 1776-1800)
ベルサイユ生まれのフランスの作曲家/ピアニスト。
ベルギー出身の音楽一家に生まれ、革命下のパリで兄ルイ・エマニュエルと共に作曲家として活躍した。1800年、結核のためナポレオン軍への徴兵を逃れたが半年後に24歳の若さでこの世を去る。
作曲年1795年
Original ver.フランツ・ヨーゼフ弦楽四重奏団(Quatuor Franz Joseph)
2002年にモントリオールで結成されたカナダの弦楽四重奏団。

マリー・ルイーズがナポレオンの妻となり男子が産まれる

The Creation, Hob.XXI:2 / Pt.1 – Scene 4: The Heavens Are Telling The Glory Of God
オラトリオ《天地創造》第1部 独唱付合唱「もろもろの天は神の栄光を現わし」
作曲者フランツ・ヨーゼフ・ハイドン(Franz Joseph Haydn, 1732-1809)
古典派を代表するオーストリア出身の音楽家。
交響曲・弦楽四重奏曲を数多く作曲しその後の音楽史の発展に大きく貢献したことから「交響曲の父」「弦楽四重奏曲の父」と讃えられる。
作曲年1796年–1798年
Artistオックスフォード・ニュー・カレッジ合唱団(Choir of New College, Oxford)
オックスフォード大学創設と共に1379年に設立されたイギリスの合唱団。
特にルネッサンス音楽とバロック音楽の演奏で知られ、英国トップの聖歌隊と言われる。
エンシェント室内管弦楽団&合唱団(The Academy of Ancient Music & Choir)
ケンブリッジに拠点を置くイギリスの古楽器グループ。
1973年に指揮者のクリストファー・ホグウッドによって創設された。
クリストファー・ホグウッド(Christopher Hogwood, 1941-2014)
イギリスの指揮者/鍵盤楽器奏者/音楽学者。
古楽演奏のパイオニアの一人として知られる。

1812年9月7日、ボロジノの戦い

Charge
作曲者マーティン・フィップス(Martin Phipps)
イギリスの作曲家、1968年生まれ。
Artistラトビア国立合唱団(State Choir Latvia)
1942年に設立されたラトビア最大のプロ合唱団。
BBCウェールズ交響楽団(BBC National Orchestra of Wales)
ウェールズの首都カーディフを本拠地とするBBC傘下のオーケストラ。

『Charge』は、2016年にBBCが制作したテレビドラマ『戦争と平和』のオリジナル・サウンドトラックです。

川沿いの丘陵を進軍中、ナポレオンが兵士達にちぎったパンを渡し労う

Tota Pulchra Es(Traditional)
Artistアンサンブル・セラフィカ(Ensemble Seraphica)
2007年にコルシカ島のボルゴで設立されたアンサンブルグループ。
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ナポレオンがクレムリンの門をくぐり宮殿の中に入る

Napoleon
作曲者マーティン・フィップス(Martin Phipps)
イギリスの作曲家、1968年生まれ。
Artistラトビア国立合唱団(State Choir Latvia)
1942年に設立されたラトビア最大のプロ合唱団。
BBCウェールズ交響楽団(BBC National Orchestra of Wales)
ウェールズの首都カーディフを本拠地とするBBC傘下のオーケストラ。

『Napoleon』は、2016年にBBCが制作したテレビドラマ『戦争と平和』のオリジナル・サウンドトラックです。

クレムリンの建物が燃えているのをナポレオンが将軍達と見る

The General
作曲者マーティン・フィップス(Martin Phipps)
イギリスの作曲家、1968年生まれ。
Artistラトビア国立合唱団(State Choir Latvia)
1942年に設立されたラトビア最大のプロ合唱団。
BBCウェールズ交響楽団(BBC National Orchestra of Wales)
ウェールズの首都カーディフを本拠地とするBBC傘下のオーケストラ。

『The General』は、2016年にBBCが制作したテレビドラマ『戦争と平和』のオリジナル・サウンドトラックです。

1814年5月、ナポレオンが宮殿で約定書に署名しエルバ島に向かう

Kyrie Eleison
Artistアンサンブル・オルガヌム(Ensemble Organum)
フランスを拠点とする古楽グループ。1982年にマルセル・ペレスによって設立される。
マルセル・ペレス(Marcel Pérès)
フランスの音楽学者/作曲家/合唱監督/歌手、1956年生まれ。

ロシア皇帝がジョゼフィーヌの城を訪れ、二人が広間でダンスをする

String Quartet No.17 in F Major, Op.17, No.2, HOB.III:26 – II. Menuetto: Allegretto
弦楽四重奏曲第17番 ヘ長調 Op.17, No.2, Hob.III:26 – 第2楽章
作曲者フランツ・ヨーゼフ・ハイドン(Franz Joseph Haydn, 1732-1809)
古典派を代表するオーストリア出身の音楽家。
交響曲・弦楽四重奏曲を数多く作曲しその後の音楽史の発展に大きく貢献したことから「交響曲の父」「弦楽四重奏曲の父」と讃えられる。
作曲年1771年
Artistコダーイ弦楽四重奏団(Kodaly Quartet)
1966年にハンガリーのブダペストで設立された弦楽四重奏団。
ハンガリーを代表する作曲家ゾルターン・コダーイの名を冠する。
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ナポレオンが部下を連れてエルバ島を出る

U lamentu di u pastore(Traditional)
(邦訳:羊飼いの嘆き)
Artistジャン=ピエール・ピエーヴ(Jean-Pierre Pieve)

ナポレオンがパリに進軍する

King Arthur, or The British Worthy, Z.628: Act III “What power art thou”
歌劇《アーサー王、またはブリテンの守護者》Z.628: 第3幕「あなたは何の技を」
作曲家ヘンリー・パーセル(Henry Purcell, 1659-1695)
イギリスの作曲家。
17世紀後半に王室付音楽家として賛歌、頌歌、戴冠式のための音楽などの作曲に従事し名声を高め、その後オペラ作曲家として40を超える劇付随音楽を作曲。「英国のオルフェウス」と称えられた。
初演1691年、クイーンズシアター(ロンドン)
Artistアムステルダム・バロック管弦楽団(BarokOpera Amsterdam)
アムステルダムを拠点とするオランダの古楽器オーケストラ。1979年設立。
フレデリック・ショーベー(Frédérique Chauvet)
オランダを拠点とするフランスのフルート奏者/指揮者、1956年生まれ。
ピーテル・ヘンドリクス(Pieter Hendriks)
オランダのバスバリトン歌手、1964年生まれ。

1815年10月15日、ナポレオンがセントヘレナ島に流刑される

A Tribbiera
Artistヴォーチェ・ディ・コルシカ(Voce di Corsica)
1991年にペトル ゲルフッチによって結成されたコルシカ島のボーカルグループ。
リリース1994年
作曲者ペトル ゲルフッチ(Petru Guelfucci, 1955-2021)
コルシカ島出身のフランスの歌手。

『ナポレオン』のサントラ

『ナポレオン』はマーティン・フィップス(Martin Phipps)が音楽を担当しました。

マーティン・フィップスは、イギリスの作曲家です。テレビドラマ『ザ・クラウン』や映画『モーガン夫人の秘密』の音楽を担当しています。

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『ナポレオン』キャスト・スタッフ

監督リドリー・スコット(Ridley Scott)
脚本デヴィッド・スカルパ(David Scarpa)
リドリー・スコット(Ridley Scott)
製作リドリー・スコット(Ridley Scott)
ケヴィン・J・ウォルシュ(Kevin J. Walsh)
マーク・ハッファム(Mark Huffam)
ホアキン・フェニックス(Joaquin Phoenix)
音楽マーティン・フィップス(Martin Phipps)
配給 ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
公開 2023年11月22日
2023年12月1日
上映時間158分
205分(ディレクターズ・カット版)

ナポレオン・ボナパルト:ホアキン・フェニックス(Joaquin Phoenix)
ジョゼフィーヌ・ド・ボアルネ:ヴァネッサ・カービー(Vanessa Kirby)
ポール・バラス:タハール・ラヒム(Tahar Rahim)
テレーズ・カバリュス:リュディヴィーヌ・サニエ(Ludivine Sagnier)
アルマン・ド・コランクール:ベン・マイルズ(Ben Miles)
マリア・レティツィア・ボナパルト:シニード・キューザック(Sinéad Cusack)
アーサー・ウェルズリー:ルパート・エヴェレット(Rupert Everett)
ルイ=ニコラ・ダヴー:ユセフ・カーコア(Youssef Kerkour)
ジャン=アンドシュ・ジュノー:マーク・ボナー(Mark Bonnar)
ルイ18世:イアン・マクニース(Ian McNeice)
マリー・アントワネット:キャサリン・ウォーカー(Catherine Walker)

『オッペンハイマー』の挿入曲とサントラ
映画『オッペンハイマー』は、原爆の父と呼ばれたJ・ロバート・オッペンハイマーの伝記映画です。第96回アカデミー賞では13部門にノミネートされ、作品賞や主演男優賞、作曲賞など7部門を受賞しました。オッペンハイマーがレコードをかけて流す曲など挿入曲とサントラを紹介します。
『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』の挿入曲とサントラ
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2024年11月公開予定の映画『グラディエーターII』、前作『グラディエーター』から24年ぶりの続編となります。予告編後半で流れる曲と監督、キャストを紹介します。
『グラディエーター』の挿入曲とサントラ
映画『グラディエーター』は、ローマ帝国を舞台とした復讐・歴史映画です。ラッセル・クロウがアカデミー主演男優賞を受賞しました。エンディング曲など主題歌/挿入曲とサントラを紹介します。
『ハンニバル』の挿入曲とサントラ
映画『ハンニバル』は、『羊たちの沈黙』の続編です。監督はリドリー・スコットがつとめ、レクター博士役はアンソニー・ホプキンスが、FBI捜査官クラリスはジュリアン・ムーアが演じました。オペラ上映シーンの曲やレクターがピアノで弾く曲など挿入曲とサントラを紹介します。
『オデッセイ』の挿入曲とサントラ
映画『オデッセイ』は、リドリー・スコット監督によるSF映画です。マット・デイモン演じるワトリーが火星に取り残され奮闘する様子が描かれています。船長が選んだ70年代ディスコ曲など挿入曲とサントラをあらすじに沿って紹介します。
『ブラック・レイン』の挿入曲とサントラ
リドリー・スコット監督映画『ブラック・レイン』は、大阪舞台のポリス・アクション映画です。マイケル・ダグラス、アンディ・ガルシア、高倉健、松田優作など日米豪華スターの共演が話題となりました。主題歌やエンディング曲など挿入曲をあらすじに沿って紹介します。
『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』の挿入曲とサントラ
トム・クルーズ主演のスパイ映画『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』シリーズ7作目はイタリア・ベネチアやオリエント急行が舞台となりました。宮殿でのパーティシーンで流れた曲やOPテーマ曲などをあらすじに沿って紹介します。
『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』の挿入曲とサントラ
トム・クルーズ主演のスパイ映画『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』シリーズ6作目はフランス・パリやイギリス・ロンドンが舞台となりました。OP曲やバーで流れた曲などをあらすじに沿って使われた順番に紹介します。
『テルマ&ルイーズ』の挿入曲とサントラ
アカデミー賞6部門ノミネート作品『テルマ&ルイーズ』は、アメリカ南部、アーカンソー州に暮らす女性2人の逃避行を描いたロードムービーです。リドリー・スコットが監督を務め、ハンス・ジマーが映画音楽を手掛けました。使われた曲を流れた順に紹介します。
『ラストエンペラー』の挿入曲とサントラ
アカデミー賞9部門受賞、映画『ラストエンペラー』は清朝最後の皇帝、溥儀の生涯が描かれた歴史映画です。YMOの坂本龍一と元トーキング・ヘッズのデイヴィッド・バーンらが音楽を手がけたことでも話題となりました。使われた曲を流れた順番に紹介します。
『ハウス・オブ・グッチ』の挿入曲とサントラ
リドリー・スコット監督映画『ハウス・オブ・グッチ』はGucci創業一家のスキャンダルが描かれたクライム伝記映画です。「乾杯の歌」や「セビリアの理髪師」などのオペラや、コレクションで使われた音楽など、挿入曲を流れた順番に紹介します。
『7月4日に生まれて』の挿入曲とサントラ
トム・クルーズ主演『7月4日に生まれて』はベトナム戦争を描いた戦争映画です。オリバー・ストーンは、本作で第62回アカデミー監督賞を受賞しました。ボブ・ディランの『The Times They Are a-Changin』など、使われた曲を紹介します。

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