『オデッセイ』の挿入曲とサントラ | 挿入曲を全曲紹介Filmmusik
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映画×音楽
リドリー・スコット(Ridley Scott)
音楽担当:ハリー・グレッグソン=ウィリアムズ(Harry Gregson-Williams)
マット・デイモン(Matt Damon)

『オデッセイ』の挿入曲とサントラ

2015年にアメリカで製作された映画『オデッセイ』(原題:The Martian)は、火星有人探査計画任務中、火星に置いてきぼりにされたクルーが火星で生活する様子と彼を助けようとする地球のメンバーの様子を描いたSF映画です。リドリー・スコットが監督をつとめ、火星で一人サバイバル生活を送るワトニー役をマット・デイモンがつとめました。

第88回アカデミー賞では作品賞を含む7部門にノミネートされています。

『オデッセイ』の挿入曲

『オデッセイ』の挿入曲を流れた順番に紹介していきます。(ネタバレにご注意ください)

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【sol 36】ワトニーが横になるベッド脇のテレビから流れる曲

十字架を手にし農地に必要な水を作る方法を考える

Happy Days Theme
Artistプラット&マックレイン(Pratt and McClain)
1970年代初頭に結成されたアメリカのロックンロール・デュオ。
リリース1976年
作曲者チャールズ・フォックス(Charles Fox)
アメリカの作曲家、1940年生まれ。
ノーマン・ギンベル(Norman Gimbel, 1927-2018)
アメリカの作詞家。

この曲は、アメリカで1974年から放送されていたテレビシットコム『ハッピーデイズ』のテーマ曲です。
このテレビ番組は、日本でも1978年から『全米人気No.1!青春ロック!ハッピーデイズ』のタイトルで放送されていました。

【sol 54】ハブ(居住空間)で流れる曲

シャワールームから出てきたワトニーが「今世紀の音楽はないのか」と憎まれ口を叩くシーン

Turn the Beat Around (Love to Hear Percussion)
邦題『妖精のメロディ』
Artistヴィッキー・スー・ロビンソン(Vicki Sue Robinson, 1954-2000)
アメリカの歌手。
リリース1976年
作曲者ピーター・ジャクソン(Peter Jackson)
アメリカのディスコとR&Bのシンガーソングライター
ジェラルド・ジャクソン(Gerald Jackson)
アメリカのディスコとR&Bのシンガーソングライター/ピアニスト。

【sol 76】RTG(放射性同位体熱電気転換器)を積んだローバーで流す曲

ワトニーが「船長が選んだ最もディスコ調ではない曲」と言って流す曲

Hot Stuff
ホット・スタッフ
Artistドナ・サマー(Donna Summer, 1948-2012)
アメリカのシンガーソングライター。1970年代にディスコ・ミュージックの第一人者として活躍し「ディスコの女王」と呼ばれ一世を風靡した。
リリース1979年
作曲者ピート・ベロート(Pete Bellotte)
イギリスのソングライター/レコードプロデューサー、1943年生まれ。
キース・フォーシー(Keith Forsey)
イギリスのポップミュージシャン/レコードプロデューサー、1948年ロンドン生まれ。
ハロルド・フォルターメイヤー(Harold Faltermeyer)
ドイツ出身の映画音楽作曲家/キーボーディスト、1952年ミュンヘン生まれ。
代表作『ビバリーヒルズ・コップ』『トップガン』『トップガン マーヴェリック』

ドナ・サマー(Donna Summer)の曲が使われている映画一覧はコチラ

【sol 128】ワトニーがジャガイモ畑で写真用のポーズをとる

Rock the Boat
邦題『愛の航海』
Artistヒューズ・コーポレーション(The Hues Corporation)
1969年にカリフォルニア州サンタモニカで結成されたアメリカのポップ&ソウルトリオ。
リリース1974年
作曲者ウォーリー・ ホルムズ(Wally Holmes, 1928-2021)
アメリカのミュージシャン/ソングライター。
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【sol 154】事故後の補修が済んだハブで流れる曲

ワトニーが砕いた鎮痛剤をまぶしたジャガイモを食べるシーン

Don’t Leave Me This Way
Artist
cover ver.
テルマ・ヒューストン(Thelma Houston)
アメリカの歌手、1946年ミシシッピ州リーランド生まれ。70年代のソウル/ディスコシーンを代表するアーティスト。
リリース1976年
作曲者ギャンブル&ハフ(Gamble and Huff)
ケニー・ギャンブル(Kenneth Gamble)と、レオン・ハフ(Leon Huff)のコンビによるアメリカの作曲チーム。
ケーリー・ギルバート(Cary Gilbert, 1942-1993)
ギャンブル&ハフの二人と曲を書いたことで知られるアメリカの作詞家。
Original ver.1975年:ハロルド・メルヴィン&ザ・ブルー・ノーツ(Harold Melvin & The Blue Notes)
1950年代半ばにペンシルベニア州フィラデルフィアで結成されたアメリカのソウル/R&Bボーカルグループ。フィラデルフィア・ソウルを代表するグループ。

【sol 220】救出作戦の準備開始(ローバーの屋根に穴を開ける)

Starman
スターマン
Artistデヴィッド・ボウイ(David Bowie, 1947-2016)
イギリスのシンガー/ソングライター/ミュージシャン/俳優。
リリース1972年
作曲者デヴィッド・ボウイ(David Bowie, 1947-2016)

デヴィッド・ボウイ(David Bowie)の曲が使われている映画一覧はコチラ

【sol 538】ワトニーがMAVに乗り込み軽量化の作業を行う

Waterloo
邦題『恋のウォータールー』
Artistアバ(ABBA)
1970年代後半に世界中のヒット・チャートを席巻したスウェーデン出身4人組ポップ・グループ。
リリース1974年
作曲者ベニー・アンダーソン(Benny Andersson)
スウェーデンのミュージシャン/作曲家/キーボード奏者/プロデューサー、1946年生まれ。ポップ・グループ「ABBA」(アバ)のメンバー。
ビョルン・ウルヴァース(Bjoern Ulvaeus)
スウェーデン出身のミュージシャン/作詞家/作曲家/ギタリスト/プロデューサー、1945年生まれ。ポップ・グループ「ABBA」(アバ)のメンバー。
スティグ・アンダーソン(Stig Anderson, 1931-1997)
スウェーデンの音楽マネージャー/作詞家。アバ(ABBA)のヒット曲の歌詞の多くを共同執筆し「ABBAの5番目のメンバー」と呼ばれていた。

エンディング

Love Train
ラヴ・トレイン
Artistオージェイズ(The O’Jays)
1958年にオハイオ州で結成されたソウル・トリオ。
リリース1972年
作曲者ギャンブル&ハフ(Gamble & Huff)
ケニー・ギャンブル(Kenneth Gamble)と、レオン・ハフ(Leon A.Huff)のコンビによる、アメリカの作曲/プロジューサー・チーム。
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エンドクレジット

I Will Survive
邦題『恋のサバイバル』
Artistグロリア・ゲイナー(Gloria Gaynor)
アメリカの歌手、1943年ニュージャージー州ニューアーク生まれ。ディスコ・ミュージックでの活躍で知られる。
リリース1978年
作曲者ディーノ・フェカリス(Dino Fekaris)
アメリカの音楽プロデューサー/ソングライター、1945年ミシガン州デトロイト生まれ。
代表曲『恋のサバイバル』
フレディ・ペレン(Freddie Perren, 1943-2004)
アメリカのソングライター/レコードプロデューサー/アレンジャー/オーケストラ指揮者。
代表曲『恋のサバイバル』『Shake Your Groove Thing』

『I Will Survive』は、全米1位を記録したディスコ・ナンバーの代名詞的作品です。
恋人に捨てられた主人公が、喪失感を乗り越え新たな人生を歩み出す強い意志が表現されていて、自立した強い女性のアンセムとして絶大な支持を受けました。また、ゲイ・アンセム(LGBTの賛歌)を代表する一曲としても知られています。

『オデッセイ』のサントラ

『オデッセイ』はハリー・グレッグソン=ウィリアムズ(Harry Gregson-Williams)が音楽を担当しました。

ハリー・グレッグソン=ウィリアムズは、イギリス出身の作曲家です。ハンス・ジマーの映画音楽プロダクション「リモート・コントロール・プロダクション」の一員として活動しており『キングダム・オブ・ヘブン』(2005)以降、リドリー・スコット作品の音楽を多数手がけています。
ゲーム『メタルギアソリッドシリーズ』の音楽を手がけていることでも知られています。

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『オデッセイ』キャスト・スタッフ

監督リドリー・スコット(Ridley Scott)
脚本ドリュー・ゴダード(Drew Goddard)
原作アンディ・ウィアー(Andy Weir)
製作サイモン・キンバーグ(Simon Kinberg)
リドリー・スコット(Ridley Scott)
マイケル・シェイファー(Michael Schaefer)
マーク・ハッファム(Mark Huffam)
アディタヤ・スード(Aditya Sood)
音楽ハリー・グレッグソン=ウィリアムズ(Harry Gregson-Williams)
配給20世紀フォックス映画
公開 2015年10月2日
2016年2月5日
上映時間141分(劇場公開版)
151分(Extended Edition)

マーク・ワトニー:マット・デイモン(Matt Damon)
メリッサ・ルイス: ジェシカ・チャステイン(Jessica Chastain)
リック・マルティネス:マイケル・ペーニャ(Michael Peña)
ベス・ヨハンセン:ケイト・マーラ(Kate Mara)
クリス・ベック:セバスチャン・スタン(Sebastian Stan)
アレックス・フォーゲル:アクセル・ヘニー(Aksel Hennie)
テディ・サンダース:ジェフ・ダニエルズ(Jeff Daniels)
ミッチ・ヘンダーソン:ショーン・ビーン(Sean Bean)
アニー・モントローズ:クリステン・ウィグ(Kristen Wiig)
ビンセント・カプーア:キウェテル・イジョフォー(Chiwetel Ejiofor)
ミンディ・パーク:マッケンジー・デイヴィス(Mackenzie Davis)
ブレンダン・ハッチ:ジョナサン・アリス(Jonathan Aris)
ブルース・ン: ベネディクト・ウォン(Benedict Wong)
リッチ・パーネル:ドナルド・グローヴァー(Donald Glover)
ティム・グライムス:ニック・モハメッド(Nick Mohammed)
マイク・ワトキンス:エンゾ・シレンティ(Enzo Cilenti)
チュー・タオ:チェン・シュー(Chen Shu)
グオ・ミン:エディ・コー(Eddy Ko)

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