『ビートルジュース ビートルジュース』の挿入曲とサントラ | 挿入曲を全曲紹介Filmmusik
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映画×音楽
ティム・バートン(Tim Burton)
音楽担当:ダニー・エルフマン(Danny Elfman)
ウィノナ・ライダー(Winona Ryder)

『ビートルジュース ビートルジュース』の挿入曲とサントラ

2024年にアメリカで制作された映画『ビートルジュース ビートルジュース』(原題:Beetlejuice Beetlejuice)は、ティム・バートン監督によるホラー・コメディ映画『ビートルジュース』36年ぶりの続編です。

マイケル・キートンとウィノナ・ライダー、キャサリン・オハラが続投し、新たにジェナ・オルテガ、ウィレム・デフォーらが出演しています。

『ビートルジュース』シリーズの挿入曲とサントラ

『ビートルジュース ビートルジュース』の挿入曲

『ビートルジュース ビートルジュース』の挿入曲を流れた順番に紹介していきます。(ネタバレにご注意ください)

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オープニング

MacArthur Park
マッカーサー・パーク
Artist
cover ver.
ドナ・サマー(Donna Summer, 1948-2012)
アメリカのシンガーソングライター。
1970年代にディスコ・ミュージックの第一人者として活躍し「ディスコの女王」と呼ばれ一世を風靡した。
リリース1978年

ドナ・サマー(Donna Summer)の曲が使われている映画一覧はコチラ

作曲者ジミー・ウェッブ(Jimmy Webb)
アメリカのシンガーソングライター/ピアニスト、1946年生まれ。
代表曲『ビートでジャンプ』『恋はフェニックス』
Original ver.1968年:リチャード・ハリス(Richard Harris, 1930-2002)
アイルランドの俳優/歌手。
映画『孤独の報酬』(1963) 、『ザ・フィールド』(1990) でアカデミー主演男優賞に2度ノミネートされ、『ハリー・ポッター』シリーズの1・2作目では魔法学校の校長アルバス・ダンブルドアを演じたことで知られるアイルランド出身の名優。

この後以下のシーンでもこの曲が使われています。
ビートルジュースとリディアの結婚式(皆が歌わせられ踊る曲)」(リチャード・ハリスによるオリジナルバージョン)
エンドクレジット
1曲目

死後の世界で清掃員が掃除をしながらヘッドフォンで聴く曲

Margaritaville
邦題『魅惑のマルガリータヴィル』
Artistジミー・バフェット(Jimmy Buffett, 1946-2023)
アメリカのシンガーソングライター。
「トロピカル・ロック」と呼ばれるサウンドを生み出し、『魅惑のマルガリータヴィル』『チーズバーガー天国』などのヒット曲を出す。音楽活動以外でも、執筆した3冊の本がベストセラーとなり、実業家としてはレストランを2軒(「チーズバーガー・イン・パラダイス」「マルガリータヴィル」)経営するなど多方面で成功を収める。
南の島でゆったりと暮らすライフスタイル「アイランド・エスケーピズム」を提唱した異色のアーティスト。
リリース1977年
作曲者ジミー・バフェット(Jimmy Buffett, 1946-2023)

ドロリスがバラバラになっていた身体を直し復活する

Tragedy
邦題『哀愁のトラジディ』
Artistビージーズ(Bee Gees)
ギブ三兄弟を中心に結成された男性ボーカルグループ。
1963年にオーストラリアでデビューし、半世紀にわたる息の長い活動を続け数々の名曲を残す。
リリース1979年
作曲者ビージーズ
バリー・ギブ(Barry Gibb)
ロビン・ギブ(Robin Gibb, 1949-2012)
モーリス・ギブ(Maurice Gibb, 1949-2003)

ビージーズ(Bee Gees)の曲が使われている映画一覧はコチラ

チャールズの葬儀で聖歌隊が歌う曲

Day-O
邦題『バナナ・ボート』
作曲者ウィリアム・アタウェイ(William Attaway, 1911-1986)
アフリカ系アメリカ人の小説家/短編小説家/エッセイスト/ソングライター/劇作家/脚本家。
アーヴィング・バーギー(Irving Burgie, 1924-2019)
ブルックリン出身のミュージシャン/ソングライター。
Original ver.1956年:ハリー・ベラフォンテ(Harry Belafonte, 1927-2023)
アメリカの歌手/俳優/社会活動家。カリプソ(カリブ海の音楽のスタイル)を世界に普及させた功労者の一人。

『Day-O』は、ジャマイカの民謡です。『Banana Boat』のタイトルでも知られています。
夜勤で働く労働者が、バナナを船に積み込むときに歌う労働歌をもとに作られました。


『ビートルジュース』(1988)では以下のシーンでこの曲が使われていました。
「アダムが街の模型の墓の位置に悩むシーン」
「友人達を招いたディナー中に皆が取り憑かれ歌う曲」

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チャールズの通夜で流れている曲(ローリーとアストリッドが話をする)

Lucia di Lammermoor, Act 1: “Regnava nel silenzio alta la notte e bruna”
歌劇《ランメルモールのルチア》第1幕 – 「夜のとばり静かに閉ざし」
作曲者ガエターノ・ドニゼッティ(Gaetano Donizetti, 1797-1848)
19世紀前半のイタリアを代表するオペラ作曲家。
作曲年1835年

『ランメルモールのルチア』は、スコットランドの小説家、ウォルター・スコット(Walter Scott, 1771-1832)の歴史小説『ランマームーアの花嫁』に基づいて作られた全3幕のオペラです。
17世紀のスコットランドを舞台に、政略結婚によって引き裂かれた恋人たちの悲劇が描かれています。


『ビートルジュース』(1988)では、リディアが遺書を書く部屋でこの曲が流れていました。

アストリッドが町の中を自転車で走る

リディアが結婚することになり、アストリッドが自転車で家を出ていくシーン

Somedays
Artistテス・パークス(Tess Parks)
カナダのシンガーソングライター/写真家、1992年生まれ。
リリース2013年
作曲者テス・パークス(Tess Parks)

ツリーハウスでジェイミーとアストリッドが話す

Cry, Cry
邦題『クライ・クライ』
Artistマジー・スター(Mazzy Star)
1988年にカリフォルニア州サンタモニカで結成されたアメリカのオルタナティヴ・ロック・バンド。ボーカルのホープ・サンドヴァル (Hope Sandoval) とギターのデヴィッド・ロバック (David Roback) により結成。
リリース1996年
作曲者マジー・スター
デヴィッド・ロバック(David Roback, 1958-2020)
ホープ・サンドヴァル(Hope Sandoval)

ジェイミーとアストリッドがジェイミーの部屋で音楽の話をする

Where’s the Man
ホエアズ・ザ・マン
Artistスコット・ウェイランド(Scott Weiland, 1967-2015)
アメリカのシンガーソングライター。
ロックバンド「ストーン・テンプル・パイロッツ」(Stone Temple Pilots) のリードボーカリストとして最もよく知られる。
リリース1998年
作曲者スコット・ウェイランド(Scott Weiland, 1967-2015)
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ビートルジュースが模型の中でギターを持ち歌う

Right Here Waiting
ライト・ヒア・ウェイティング
Artistリチャード・マークス(Richard Marx)
アメリカのシンガーソングライター/音楽プロデューサー、1963年生まれ。
リリース1989年
作曲者リチャード・マークス(Richard Marx)

ジェレミーとアストリッドがハロウィンをともに過ごす

Svefn-g-englar
Artistシガー・ロス(Sigur Rós)
1994年にレイキャヴィークで結成されたアイスランドのポストロックバンド。
リリース1999年
作曲者シガー・ロス
ヨンシー・ビルギッソン(Jónsi Birgisson)
ゲオルグ・ホルム(Georg Holm)
キャータン・スヴヴィーンソン(Kjartan Sveinsson)
アウグスト・グナルソン(Agust Gunnarsson)

ソウルトレインが停まる駅のプラットホームで流れている曲

ソウルトレインに乗ったアストリッドをリディアが連れ出すシーン

Soul Train Theme (Scat Version)
邦題『ソウル・トレインのテーマ』
Artistザ・ソウル・トレイン・ギャング(The Soul Train Gang)
アメリカのR&Bボーカル・クインテット。
ソウルダンス音楽番組『ソウル・トレイン』のダンサーで構成される。
リリース1976年
作曲者ドン・コーネリウス(Don Cornelius, 1936-2012)
アメリカのテレビ司会者/プロデューサー。
ディック・グリフィー(Dick Griffey, 1938-2010)
アメリカの音楽プロデューサー/音楽プロモーター。

『Soul Train Theme』は、1971年からアメリカで放送されていたソウルダンス音楽番組『ソウル・トレイン』 (Soul Train) のテーマ曲です。


この後「死後の世界でデリアとチャールズが再会する」でもこの曲が使われています。

ビートルジュースとリディアの結婚式(皆が歌わせられ踊る曲)

MacArthur Park
マッカーサー・パーク
Artistリチャード・ハリス(Richard Harris, 1930-2002)
アイルランドの俳優/歌手。
映画『孤独の報酬』(1963) 、『ザ・フィールド』(1990) でアカデミー主演男優賞に2度ノミネートされ、『ハリー・ポッター』シリーズの1・2作目では魔法学校の校長アルバス・ダンブルドアを演じたことで知られるアイルランド出身の名優。
リリース1968年
作曲者ジミー・ウェッブ(Jimmy Webb)
アメリカのシンガーソングライター/ピアニスト、1946年生まれ。
代表曲『ビートでジャンプ』『恋はフェニックス』

オープニング」「エンドクレジット 1曲目」ではドナ・サマーによるカバー版が使われています。

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死後の世界でデリアとチャールズが再会する

Soul Train Theme (Scat Version)
邦題『ソウル・トレインのテーマ』
Artistザ・ソウル・トレイン・ギャング(The Soul Train Gang)
アメリカのR&Bボーカル・クインテット。
ソウルダンス音楽番組『ソウル・トレイン』のダンサーで構成される。
リリース1976年
作曲者ドン・コーネリウス(Don Cornelius, 1936-2012)
アメリカのテレビ司会者/プロデューサー。
ディック・グリフィー(Dick Griffey, 1938-2010)
アメリカの音楽プロデューサー/音楽プロモーター。

ソウルトレインが停まる駅のプラットホームで流れている曲」でもこの曲が使われていました。

アストリッドの結婚式&出産(リディアが悪夢を見る)

Carrie – Main Title
キャリー(メイン・テーマ)
Artistピノ・ドナッジオ(Pino Donaggio)
イタリアの作曲家/シンガーソングライター、1941年ヴェネツィア・ブラーノ生まれ。
1960年代に世界的に巻き起こったカンツォーネブームのきっかけを作ったシンガーソングライターとして知られる。
代表映画『赤い影』『キャリー』『殺しのドレス』
リリース1976年:Soundtrack『キャリー』
作曲者ピノ・ドナッジオ(Pino Donaggio)

『Carrie – Main Title』は、1976年のアメリカ・ホラー映画『キャリー』(原題: Carrie)のテーマ曲です。

エンドクレジット

MacArthur Park
マッカーサー・パーク
Artist
cover ver.
ドナ・サマー(Donna Summer, 1948-2012)
アメリカのシンガーソングライター。
1970年代にディスコ・ミュージックの第一人者として活躍し「ディスコの女王」と呼ばれ一世を風靡した。
リリース1978年

ドナ・サマー(Donna Summer)の曲が使われている映画一覧はコチラ

作曲者ジミー・ウェッブ(Jimmy Webb)
アメリカのシンガーソングライター/ピアニスト、1946年生まれ。
代表曲『ビートでジャンプ』『恋はフェニックス』
Original ver.1968年:リチャード・ハリス(Richard Harris, 1930-2002)
アイルランドの俳優/歌手。
映画『孤独の報酬』(1963) 、『ザ・フィールド』(1990) でアカデミー主演男優賞に2度ノミネートされ、『ハリー・ポッター』シリーズの1・2作目では魔法学校の校長アルバス・ダンブルドアを演じたことで知られるアイルランド出身の名優。

オープニング」でもこの曲が使われていました。

『ビートルジュース ビートルジュース』のサントラ

『ビートルジュース ビートルジュース』はダニー・エルフマン(Danny Elfman)が音楽を担当しました。

ダニー・エルフマンは、オインゴ・ボインゴの創設者で元リーダーとして知られています。『チャーリーとチョコレート工場』などティム・バートン作品のほとんどで音楽を担当しています。

(※2024年9月27日現在サントラは公開されていません。)

『ビートルジュース ビートルジュース』キャスト・スタッフ

監督ティム・バートン(Tim Burton)
脚本アルフレッド・ガフ(Alfred Gough)
マイルズ・ミラー(Miles Millar)
原案セス・グレアム=スミス(Seth Grahame-Smith)
製作ブラッド・ピット(Brad Pitt)
デデ・ガードナー(Dede Gardner)
ジェレミー・クライナー(Jeremy Kleiner)
ティム・バートン(Tim Burton)
デヴィッド・ゲフィン(David Geffen)
音楽ダニー・エルフマン(Danny Elfman)
配給 ワーナー・ブラザース
公開 2024年9月6日
2024年9月27日
上映時間105分

ビートルジュース:マイケル・キートン(Michael Keaton)
リディア・ディーツ:ウィノナ・ライダー(Winona Ryder)
デリア・ディーツ:キャサリン・オハラ(Catherine O’Hara)
アストリッド・ディーツ:ジェナ・オルテガ(Jenna Ortega)
ビートルジュースの妻:モニカ・ベルッチ(Monica Bellucci)
ウィレム・デフォー(Willem Dafoe)
ジャスティン・セロー(Justin Theroux)
アーサー・コンティ(Arthur Conley)
バーン・ゴーマン(Burn Gorman)

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