2017年にアイルランド、イギリス合作で制作された『聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア』(原題:The Killing of a Sacred Deer)は、ヨルゴス・ランティモス監督によるサイコホラー映画です。
コリン・ファレル、ニコール・キッドマン、バリー・コーガンらが出演しています。第70回カンヌ国際映画祭では、パルムドールにノミネートされ、ヨルゴス・ランティモスとエフティミス・フィリップが脚本賞を受賞しました。
- 『聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア』の挿入曲
- オープニング
- スティーブンがマーティンに腕時計をプレゼントする
- マーティンが時計を見せにスティーブンの病院を突然訪れる
- 学会のパーティで流れる曲
- スティーブンがマーティンを自宅に招待したいと話す
- ボブがマーティンに音楽の好みを尋ねながらヘッドホンで聴く曲
- キムが散歩中にマーティンに歌って聞かせる曲
- マーティンがスティーブンを自宅に招待したいと電話で話す
- マーティンが病院にやって来て胸が痛いとスティーブンに訴える
- マシュー(夫婦の友人)がマーティン宅のキッチンで魚を捌く
- ボブが足の感覚がないと訴え病院で検査を受ける
- キムがマーティンとバイクに乗る
- マーティンが警備員に病院の外に出される
- 両親の留守中にキムとマーティンが子供部屋で話をする
- アナがボブの状態を医師達に話す
- キムが参加する聖歌隊が歌う曲
- マーティンが病院の駐車場からキムに電話をかけてくる
- 専門医を招いたカンファレンスで子供たちの退院が決まる
- スティーブンがマーティンが監禁されている地下室にアナを連れていく
- マーティンが自分の腕を噛み切り、スティーブンにライフルをむけられる
- アナが子供達を地下室に連れて行きマーティンの傷の手当てをする
- キムが夜中に地下室に行き、足を治して欲しいとマーティンに頼む
- ボブが目から血を流しながらイヤホンで聴いている曲
- スティーブンが家族をリビングルームに集め拘束する
- エンディング
- 『聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア』キャスト・スタッフ
『聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア』の挿入曲
『聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア』の挿入曲を流れた順番に紹介していきます。(ネタバレにご注意ください)
オープニング
『スターバト・マーテル ヘ短調 D 383』より、第1曲「十字架につかせたまいしイエス・キリスト」(合唱)
作曲者 | フランツ・シューベルト(Franz Schubert, 1797-1828) 「歌曲王」として知られるオーストリアの作曲家。 |
作曲年 | 1816年 |
Artist | ミシェル・コルボ(Michel Corboz, 1934-2021) ローザンヌ室内管弦楽団(Orchestre de Chambre de Lausanne) ローザンヌ声楽アンサンブル(Lausanne Vocal Ensemble) |
スターバト・マーテル(Stabat Mater)は、カトリック教会の聖歌の1つで13世紀に生まれました。
ラテン語で書かれた最初の1行目(Stabat mater dolorosa、悲しみの聖母は立ちぬ)からタイトルがとられ、日本語では『悲しみの聖母』『聖母哀傷』と訳されています。
わが子イエスが磔刑に処された際、十字架の傍らに立っていた母マリアが受けた悲しみを思う内容となっていて、中世以来多くの作曲家がこの詩に曲を付けています。
ここではオーストリアの作曲家シューベルトが1816年に作曲した『スターバト・マーテル ヘ短調 D 383』より、第1曲「十字架につかせたまいしイエス・キリスト」が使われています。
スティーブンがマーティンに腕時計をプレゼントする
ヴァイオリンとチェロのためのソナタ 「喜び」より第4楽章(邦訳:そして彼は自分の住居に戻った)
作曲者 | ソフィア・グバイドゥーリナ(Sofiya Gubaydulina) 旧ソ連出身の現代音楽作曲家。1931年にタタール共和国のチーストポリで生まれ、カザン音楽院、モスクワ音楽院で学ぶ。1992年にハンブルグに移住しその後はドイツを拠点に活躍。 |
作曲年 | 1981年 |
Artist | オレグ・クリサ(Oleh Krysa) アメリカで活動する旧ソ連出身のヴァイオリニスト/教育者。 トルレイフ・テデーン (Torleif Thedéen) スウェーデン出身のチェリスト。 |
ソフィア・グバイドゥーリナ(Sofiya Gubaydulina)は、1998年に第10回高松宮殿下記念世界文化賞の音楽部門を受賞しました。翌年にはNHK交響楽団が委嘱した箏協奏曲『イン・ザ・シャドー・オブ・ザ・トゥリー』がサントリーホールで初演されるなど、日本とも関わりのある作曲家です。
この後、以下のシーンでもこの曲が使われています。
「マーティンが時計を見せにスティーブンの病院を突然訪れる」
「スティーブンがマーティンを自宅に招待したいと話す」
マーティンが時計を見せにスティーブンの病院を突然訪れる
ヴァイオリンとチェロのためのソナタ 「喜び」より第4楽章(邦訳:そして彼は自分の住居に戻った)
作曲者 | ソフィア・グバイドゥーリナ(Sofiya Gubaydulina) 旧ソ連出身の現代音楽作曲家。1931年にタタール共和国のチーストポリで生まれ、カザン音楽院、モスクワ音楽院で学ぶ。1992年にハンブルグに移住しその後はドイツを拠点に活躍。 |
作曲年 | 1981年 |
Artist | オレグ・クリサ(Oleh Krysa) トルレイフ・テデーン (Torleif Thedéen) |
「スティーブンがマーティンに腕時計をプレゼントする」でもこの曲が使われていました。
学会のパーティで流れる曲
Artist Cover ver. | ジョー・スミス & ザ・スパイシー・ピクルス(Joe Smith & The Spicy Pickles) コロラド州デンバーを拠点とするトランペット奏者ジョー・スミス(Joe Smith)が2013年に結成したジャズグループ。 |
スティーブンとアナが友人に子供達の話をするシーン
スティーブンがマーティンを自宅に招待したいと話す
ヴァイオリンとチェロのためのソナタ 「喜び」より第4楽章(邦訳:そして彼は自分の住居に戻った)
作曲者 | ソフィア・グバイドゥーリナ(Sofiya Gubaydulina) 旧ソ連出身の現代音楽作曲家。1931年にタタール共和国のチーストポリで生まれ、カザン音楽院、モスクワ音楽院で学ぶ。1992年にハンブルグに移住しその後はドイツを拠点に活躍。 |
作曲年 | 1981年 |
Artist | オレグ・クリサ(Oleh Krysa) トルレイフ・テデーン (Torleif Thedéen) |
「スティーブンがマーティンに腕時計をプレゼントする」でもこの曲が使われていました。
ボブがマーティンに音楽の好みを尋ねながらヘッドホンで聴く曲
Artist | デス・シャーク(Death Shark) 南アフリカ共和国・ケープタウン出身のサーフポップ・パンク・バンド。 |
リリース | 2016年 |
この後「ボブが目から血を流しながらイヤホンで聴いている曲」でもこの曲が使われています。
キムが散歩中にマーティンに歌って聞かせる曲
Artist Cover ver. | ラフィー・キャシディ(Raffey Cassidy) キムを演じるイギリスの女優。 |
作曲者 | グレッグ・カースティン(Greg Kurstin) アメリカのレコードプロデューサー/マルチプレイヤー/ソングライター。 |
Original ver. | 2013年:エリー・ゴールディング(Ellie Goulding) イギリスのシンガーソングライター、1986年イングランド西部の都市ヘレフォード生まれ。 |
『Burn』は、イギリスのシンガーソングライター、エリー・ゴールディング(Ellie Goulding) の2枚目のスタジオアルバム『Halcyon Days』に収録されている曲です。
マーティンがスティーブンを自宅に招待したいと電話で話す
『われら死者の復活を待ち望む』(バヤン独奏のためのソナタ)より第1楽章
作曲者 | ソフィア・グバイドゥーリナ(Sofiya Gubaydulina) 旧ソ連出身の現代音楽作曲家。1931年にタタール共和国のチーストポリで生まれ、カザン音楽院、モスクワ音楽院で学ぶ。1992年にハンブルグに移住しその後はドイツを拠点に活躍。 |
作曲年 | 1986年 |
Artist | ヤンネ・ラットゥア(Janne Rättyä) フィンランド出身のアコーディオン奏者。 |
『われら死者の復活を待ち望む』は、ロシア/ウクライナの民族楽器バヤン(ボタン式鍵盤による大型アコーディオン)で演奏する為に作られた器楽曲です。
この後、以下のシーンでもこの曲が使われています。
「マーティが病院にやって来て胸が痛いとスティーブンに訴える」
「マシュー(夫婦の友人)がマーティン宅のキッチンで魚を捌く」
マーティンが病院にやって来て胸が痛いとスティーブンに訴える
『われら死者の復活を待ち望む』(バヤン独奏のためのソナタ)より第1楽章
作曲者 | ソフィア・グバイドゥーリナ(Sofiya Gubaydulina) 旧ソ連出身の現代音楽作曲家。 |
作曲年 | 1986年 |
Artist | ヤンネ・ラットゥア(Janne Rättyä) |
「マーティンがスティーブンを自宅に招待したいと電話で話す」でもこの曲が使われていました。
マシュー(夫婦の友人)がマーティン宅のキッチンで魚を捌く
『われら死者の復活を待ち望む』(バヤン独奏のためのソナタ)より第1楽章
作曲者 | ソフィア・グバイドゥーリナ(Sofiya Gubaydulina) 旧ソ連出身の現代音楽作曲家。 |
作曲年 | 1986年 |
Artist | ヤンネ・ラットゥア(Janne Rättyä) |
スティーブンがマーティンと電話で話すシーン
「マーティンがスティーブンを自宅に招待したいと電話で話す」でもこの曲が使われていました。
ボブが足の感覚がないと訴え病院で検査を受ける
『深き淵より』(バヤン独奏)
作曲者 | ソフィア・グバイドゥーリナ(Sofiya Gubaydulina) 旧ソ連出身の現代音楽作曲家。 |
作曲年 | 1978年 |
Artist | ヤンネ・ラットゥア(Janne Rättyä) |
この後「マーティンが警備員に病院の外に出される」でもこの曲が使われています。
キムがマーティンとバイクに乗る
バヤン、打楽器と弦楽合奏のための協奏曲「ファッハヴェルク」
作曲者 | ソフィア・グバイドゥーリナ(Sofiya Gubaydulina) 旧ソ連出身の現代音楽作曲家。 |
作曲年 | 2009年 |
Artist | オイヴィン・ギムセ(Oyvind Gimse) トロンハイム交響楽団(Trondheim Symphony Orchestra) |
映画では、オイヴィン・ギムセ指揮、トロンハイム交響楽団による演奏が使われていました。
自宅に帰り水やりをしている母と会話をするまで流れています。
この後、以下のシーンでもこの曲が使われています。
「専門医を招いたカンファレンスで子供たちの退院が決まる」
「スティーブンがマーティンが監禁されている地下室にアナを連れていく」
マーティンが警備員に病院の外に出される
『深き淵より』(バヤン独奏)
作曲者 | ソフィア・グバイドゥーリナ(Sofiya Gubaydulina) 旧ソ連出身の現代音楽作曲家。 |
作曲年 | 1978年 |
Artist | ヤンネ・ラットゥア(Janne Rättyä) フィンランド出身のアコーディオン奏者。 |
「ボブが足の感覚がないと訴え病院で検査を受ける」でもこの曲が使われていました。
両親の留守中にキムとマーティンが子供部屋で話をする
Artist Cover ver. | エリー・ゴールディング(Ellie Goulding) イギリスのシンガーソングライター、1986年イングランド西部の都市ヘレフォード生まれ。 |
リリース | 2013年 |
作曲者 | Mike Scott |
Original ver. | 1990年:ザ・ウォーターボーイズ(The Waterboys) |
『How Long Will I Love You』は、英国エジンバラ出身のフォークロックバンド、ザ・ウォーターボーイズの曲です。
ここでは、イギリスのシンガーソングライター、エリー・ゴールディングによるカバーバージョンが使われています。
アナがボブの状態を医師達に話す
(エナンチオドロミア)
作曲者 | ヤニ・フリストウ(Jani Christou) 1926年エジプト生まれのギリシャの作曲家。 |
作曲年 | 1965年から1968年の間 |
Artist | ゲルハルト・ザミュエル(Gerhard Samuel, 1924-2008) 現代音楽の擁護者として活躍したアメリカの指揮者/作曲家。 オークランド交響楽団(Oakland Symphony Orchestra) |
エナンチオドロミア(Enantiodromia)とは、「すべてのものは、時間の経過とともにその対極に向かって変化する」という意味の心理学的用語だそうです。
この後「キムが夜中に地下室に行き、足を治して欲しいとマーティンに頼む」でもこの曲が使われています。
キムが参加する聖歌隊が歌う曲
作曲者 | マイコラ・レオントーヴィッチュ(Mykola Leontovic, 1877-1921) ウクライナの作曲家/合唱指揮者。教会音楽/民謡の編曲を主としたアカペラ合唱音楽を専門に活動。 ピーター・ウィルハウスキー(Peter Wilhousky, 1902-1978) アメリカの作曲家/音楽教育者/合唱指揮者。 |
『Carol Of The Bells』は、ウクライナの民謡をもとにミコラ・レオントヴィチが作った『シュチェドルィック』(Shchedryk)にピーター・ウィルハウスキーが英語の歌詞をつけたものです。
キムが歌っている途中に突然倒れ込むシーン
マーティンが病院の駐車場からキムに電話をかけてくる
『チェロ協奏曲』より第1楽章
作曲者 | ジェルジュ・リゲティ(György Ligeti, 1923-2006) ハンガリー系オーストリア人の現代音楽作曲家。 |
作曲年 | 1966年 |
Artist | ジークフリート・パルム(Siegfried Palm, 1927-2005) ドイツのチェリスト。 ベルリン・ドイツ交響楽団(Deutsches Symphonie-Orchester Berlin) ドイツ・ベルリンに本拠を置くオーケストラ。1946年に西ベルリンのアメリカ軍占領地区放送局のオーケストラとして設立された。 |
この曲は、リゲティが1966年に作ったチェロを独奏楽器に用いた協奏曲です。
1967年にベルリンでヘンリク・チジュ(指揮)、ベルリン放送交響楽団の演奏で初演され、その時にソリストを務めたドイツのチェリスト、ジークフリート・パルムに捧げられました。
この後「スティーブンが家族をリビングルームに集め拘束する」でもこの曲が使われています。
専門医を招いたカンファレンスで子供たちの退院が決まる
バヤン、打楽器と弦楽合奏のための協奏曲「ファッハヴェルク」
作曲者 | ソフィア・グバイドゥーリナ(Sofiya Gubaydulina) 旧ソ連出身の現代音楽作曲家。 |
作曲年 | 2009年 |
Artist | オイヴィン・ギムセ(Oyvind Gimse) トロンハイム交響楽団(Trondheim Symphony Orchestra) |
「キムがマーティンとバイクに乗る」でもこの曲が使われていました。
スティーブンがマーティンが監禁されている地下室にアナを連れていく
バヤン、打楽器と弦楽合奏のための協奏曲「ファッハヴェルク」
作曲者 | ソフィア・グバイドゥーリナ(Sofiya Gubaydulina) 旧ソ連出身の現代音楽作曲家。 |
作曲年 | 2009年 |
Artist | オイヴィン・ギムセ(Oyvind Gimse) トロンハイム交響楽団(Trondheim Symphony Orchestra) |
「キムがマーティンとバイクに乗る」でもこの曲が使われていました。
マーティンが自分の腕を噛み切り、スティーブンにライフルをむけられる
『ピアノ協奏曲』より第2楽章
作曲者 | ジェルジュ・リゲティ(György Ligeti, 1923-2006) ハンガリー系オーストリア人の現代音楽作曲家。 |
作曲年 | 1985年-1988年 |
Artist | ピエール=ローラン・エマール(Pierre-Laurent Aimard) ピエール・ブーレーズ(Pierre Boulez, 1925-2016) アンサンブル・アンテルコンタンポラン(Ensemble Intercontemporain) |
リゲティが作った全5楽章からなるピアノ協奏曲です。
1986年オーストリアのグラーツで、アンソニー・ディ・ボナヴェントゥーラ(ピアノ)、マリオ・ディ・ボナヴェンチュラ(指揮)、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の演奏で最初の3つの楽章が初演されました。
その翌年に残りの2楽章が追加され、1988年オーストリアのウィーンで、アンソニー・ディ・ボナベンチュラ(ピアノ)、マリオ・ディ・ボナヴェンチュラ(指揮)、オーストリアラジオ交響楽団の演奏で全楽章が初演されました。
この曲は、作品を初演したアメリカの指揮者マリオ・ディ・ボナヴェンチュラに捧げられています。
この後「アナが子供達を地下室に連れて来てマーティンの傷の手当てをする」でもこの曲が使われています。
アナが子供達を地下室に連れて行きマーティンの傷の手当てをする
『ピアノ協奏曲』より第2楽章
作曲者 | ジェルジュ・リゲティ(György Ligeti, 1923-2006) ハンガリー系オーストリア人の現代音楽作曲家。 |
作曲年 | 1985年-1988年 |
Artist | ピエール=ローラン・エマール(Pierre-Laurent Aimard) ピエール・ブーレーズ(Pierre Boulez, 1925-2016) アンサンブル・アンテルコンタンポラン(Ensemble Intercontemporain) |
「マーティンが自分の腕を噛み切り、スティーブンがマーティンにライフルをむける」でもこの曲が使われていました。
キムが夜中に地下室に行き、足を治して欲しいとマーティンに頼む
(エナンチオドロミア)
作曲者 | ヤニ・フリストウ(Jani Christou) 1926年エジプト生まれのギリシャの作曲家。 |
作曲年 | 1965年から1968年の間 |
Artist | ゲルハルト・ザミュエル(Gerhard Samuel, 1924-2008) オークランド交響楽団(Oakland Symphony Orchestra) |
「アナがボブの状態を医師達に話す」でもこの曲が使われていました。
ボブが目から血を流しながらイヤホンで聴いている曲
Artist | デス・シャーク(Death Shark) 南アフリカ共和国・ケープタウン出身のサーフポップ・パンク・バンド。 |
リリース | 2016年 |
「ボブがマーティンに音楽の好みを尋ねながらヘッドホンで聴く曲」でもこの曲が使われていました。
スティーブンが家族をリビングルームに集め拘束する
『チェロ協奏曲』より第1楽章
作曲者 | ジェルジュ・リゲティ(György Ligeti, 1923-2006) ハンガリー系オーストリア人の現代音楽作曲家。 |
作曲年 | 1966年 |
Artist | ジークフリート・パルム(Siegfried Palm, 1927-2005) ベルリン・ドイツ交響楽団(Deutsches Symphonie-Orchester Berlin) |
「マーティンが病院の駐車場からキムに電話をかけてくる」でもこの曲が使われていました。
エンディング
ヨハネ受難曲 BWV 245 – 第1部 コラール「主よ、我らの支配者よ」
作曲者 | ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(Johann Sebastian Bach, 1685-1750) バロック時代を代表するドイツの作曲家/オルガニスト。 |
Artist | ミュンヘン・バッハ合唱団(Münchener Bach-Chor) ドイツ・ミュンヘンを本拠地とするのコンサートとオラトリオのための混声合唱団。 カール・リヒター(Karl Richter, 1926-1981) ドイツの指揮者/オルガン/チェンバロ奏者。 ミュンヘン・バッハ管弦楽団(Münchener Bach-Orchester) ドイツ・ミュンヘンを本拠地とするオーケストラ。ミュンヘン・バッハ合唱団と協演するために1953年にカール・リヒターにより設立された。 |
『ヨハネ受難曲』は、新約聖書「ヨハネによる福音書」のイエスの受難を題材にした受難曲です。
1724年、聖金曜日にライプツィヒで初演されました。
『聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア』キャスト・スタッフ
監督 | ヨルゴス・ランティモス(Yorgos Lanthimos) |
脚本 | ヨルゴス・ランティモス(Yorgos Lanthimos) |
エフティミス・フィリップ(Efthymis Filippou) | |
製作 | エド・ギニー(Ed Guiney) |
ヨルゴス・ランティモス(Yorgos Lanthimos) | |
アンドリュー・ロウ(Andrew Lowe) | |
配給 | ファインフィルムズ |
公開 | 2017年10月20日 |
2018年3月3日 | |
上映時間 | 121分 |
スティーブン:コリン・ファレル(Colin Farrell)
アナ:ニコール・キッドマン(Nicole Kidman)
マーティン:バリー・コーガン(Barry Keoghan)
キム:ラフィー・キャシディ(Raffey Cassidy)
ボブ:サニー・スリッチ(Sunny Suljic)
マーティンの母:アリシア・シルヴァーストーン(Alicia Silverstone)
マシュー:ビル・キャンプ(Bill Camp)
ヨルゴス・ランティモスが監督した映画
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