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『ソルトバーン』(原題:Saltburn)の挿入曲とサントラ

2023年に制作された映画『ソルトバーン』(原題:Saltburn)は、エメラルド・フェネル監督によるサイコスリラー/ブラックコメディ映画です。オックスフォードに入学した青年オリバーが裕福な青年フェリックスが暮らすソルトバーンの邸宅に招かれて起こる騒動が描かれています。

バリー・コーガン、ジェイコブ・エロルディ、ロザムンド・パイクらが出演しています。

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『ソルトバーン』(Saltburn)の挿入曲

『ソルトバーン』(Saltburn)の挿入曲を流れた順番に紹介していきます。(ネタバレにご注意ください)

オープニング

Coronation Anthem No.1, HWV 258 – 1. Zadok the Priest
『ジョージ2世の戴冠式アンセム』第1番「司祭ザドク」 HWV 258
作曲者ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル(George Frideric Handel)
イギリスで活躍したドイツ出身の作曲家。
作曲年1727年
Artistアンソニー・ウィリス(Anthony Willis)
ヒュー・ブラント(Hugh Brunt)
ロンドン・コンテンポラリー管弦楽団(London Contemporary Orchestra)

『ジョージ2世の戴冠式アンセム』は、ヘンデルがイギリス王ジョージ2世(1683-1760)の戴冠式のために作曲した全4曲からなる戴冠式アンセムです。
ここで使われた第1番「司祭ザドク」はイギリスの戴冠式で必ず演奏されるヨーロッパではよく知られた曲です。

司祭ザドクとは、旧約聖書の『列王記』に登場する古代イスラエルの王、ソロモンに香油を注いだ人物です。

クリスマスパーティーで流れる曲

Have a Cheeky Christmas
Artistチーキーガールズ(The Cheeky Girls)
ルーマニア生まれの一卵性双生児姉妹による音楽デュオ。2002年からイギリスに移住しテレビを中心に活躍。
リリース2003年
作曲者ティム・ホーズ(Tim Hawes)
ピート・カートリー(Pete Kirtley)
マルギット・セマル(Margit Semal)

オリバーが一人でビリヤードをするシーン

パブのBGM(オリバーがマイケルと二人で酒を飲む)

No Cars Go
Artistアーケイド・ファイア(Arcade Fire)
カナダ・モントリオール出身のインディー・ロックバンド。2003年レコードデビュー。
リリース2007年
作曲者アーケイド・ファイア(Arcade Fire

『No Cars Go』は、アーケイド・ファイア(Arcade Fire)の2枚目のスタジオアルバム『ネオン・バイブル』(Neon Bible)に収録されている曲です。

パブのBGM(オリバーがみんなに酒を飲まされる)

Sound of the Underground
Artistガールズ・アラウド(Girls Aloud)
イギリスの女性ポップグループ。
リリース2002年
作曲者ミランダ・クーパー(Miranda Cooper)
ブライアン・ヒギンズ(Brian Higgins)
ナイアラ・スカーレット(Niara Scarlett)

『Sound of the Underground』は、ガールズ・アラウド(Girls Aloud)のデビューシングルです。

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パブのBGM(ファーリーに言われオリバーがみんなに酒を奢る)

Destroy Everything You Touch
Artistレディトロン(Ladytron)
1999年にリバプールで結成されたイギリスのエレクトロニックバンド。
リリース2005年
作曲者ダニエル・ハント(Daniel Hunt)
イギリスのミュージシャン/ソングライター/プロデューサー。エレクトロニックバンド、レディトロン(Ladytron)の創設メンバー。

フェリックスの部屋で流れる曲(オリバーが掃除を始める)

Hang Me Up to Dry
Artistコールド・ウォー・キッズ(Cold War Kids)
2004年にカリフォルニア州で結成された4人組インディー・ロック・バンド。
リリース2007年
作曲者マット・アヴェイロ(Matt Aveiro)
マット・マウスト(Matt Maust)
ジョニー・ラッセル(Jonnie Russell)
ネイサン・ウィレット(Nathan Willett)

部屋の掃除をしはじめたオリバーがフェリックスに追い出されるシーン

パブのBGM(オリバーが店の外からフェリックスを見つめる)

This Modern Love
Artistブロック・パーティ(Bloc Party)
2003年に結成されたイギリスのロックバンド。
リリース2005年
作曲者ラッセル・リサック(Russell Lissack)
ジャスティン・ハリス(Gordon Moakes)
ケリー・オケレケ(Kele Okereke)
マット・トン(Matt Tong)

パーティの会場で流れる曲(オリバーとフェリックスが橋に座り会話をする)

Satisfaction
Artistベニー・ベナッシ・プリゼンツ・ザ・ビズ(Benny Benassi presents The Biz)
ベニー・ベナッシ(Benny Benassi)
1967年ミラノ生まれのイタリアのDJ/レコードプロデューサー/リミキサー。「エレクトロ界のゴッド・ファーザー」と呼ばれる。
リリース2002年
作曲者アレッサンドロ・ベナシ(Alessandro Benassi)
イタリアのDJ/ソングライター/レコードプロデューサー。いとこのベニー・ベナッシとエレクトロニカグループ、ベナッシ・ブラザーズを結成し活動する。

『Satisfaction』は、ベニー・ベナッシ・プリゼンツ・ザ・ビズ(Benny Benassi presents The Biz)のデビュースタジオアルバム『Hypnotica』に収録されている曲でです。

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ソルトバーンでの日々が描かれているシーン

Time to Pretend
Artistエム・ジー・エム・ティー(MGMT)
ニューヨーク・ブルックリン出身のサイケデリックバンド。2002年結成。
リリース2005年
作曲者ベン・ゴールドワッサー(Ben Goldwasser)
MGMTのヴォーカル/キーボード担当。
アンドリュー・ヴァンウィンガーデン(Andrew VanWyngarden)
MGMTのリードボーカル/ギター担当。

『Time to Pretend』は、エム・ジー・エム・ティー(MGMT)のEP『Time to Pretend』(2005) の収録曲です。
その後コロムビア・レコードと契約を果たし、2008年のデビューアルバム『Oracular Spectacular』に収録され再リリースされました。

カラオケでヘンリーが歌う曲

Low
邦題『今夜はロウ☆ロウ☆ロウ』
Artistジョシュア・マクガイア(Joshua McGuire)
ヘンリーを演じたイギリスのテレビ/映画/舞台俳優。
作曲者フロー・ライダー(Flo Rida)
アメリカのラッパー/シンガー/ソングライター。
T-ペイン(T-Pain)
アメリカのシンガーソングライター/ラッパー/音楽プロデューサー、1985年フロリダ州タラハシー生まれ。
Original ver.2007年:フロー・ライダー(Flo Rida)

『Low』は、2008年のアメリカ映画『ステップアップ2:ザ・ストリート』で使用され人気となった曲です。アメリカではビルボード総合シングルチャートで10週連続1位を記録し、リリース時にデジタルダウンロード販売の記録を破るなど大ヒットしました。

日本では、販売元のワーナーミュージック・ジャパンが邦題コンテストを実施し結果選ばれた『今夜はロウ☆ロウ☆ロウ』のタイトルで知られています。

カラオケでオリバーがファーリーに歌わせられる曲

Rent
Artistバリー・コーガン(Barry Keoghan)
オリバー・クイックを演じるアイルランド出身の俳優。
作曲者クリス・ロウ(Chris Lowe)
イギリスのミュージシャン/シンガー/ソングライター。ペット・ショップ・ボーイズのキーボード奏者。
ニール・テナント(Neil Tennant)
イギリスのミュージシャン/シンガー/ソングライター/音楽ジャーナリスト。ペット・ショップ・ボーイズのヴォーカリスト。
Original ver.1987年:ペット・ショップ・ボーイズ(Pet Shop Boys)

『Rent』は、イギリスのシンセポップデュオ、ペット・ショップ・ボーイズ(Pet Shop Boys)の2枚目のスタジオアルバム『哀しみの天使』に収録されている曲です。

ベニシアとフェリックスがファーリーの悪事をオリバーに話す

You’re Gorgeous
Artistベビーバード(Babybird)
スティーブン・ジョーンズによって結成されたイギリスの音楽プロジェクト。
リリース1996年
作曲者スティーブン・ジョーンズ(Stephen Jones)
イギリスのミュージシャン/小説家。
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オリバーの誕生日、フェリックスとオリバーが車で遠出する

Mr. Brightside
Artistキラーズ(The Killers)
2001年にラスベガスで結成されたアメリカのロックバンド。
リリース2004年
作曲者ブランドン・フラワーズ(Brandon Flowers)
デイブ・キューニング(Dave Keuning)
デーク・ストーマー(Mark Stoermer)
ロニー・ヴァヌッチ・ジュニア(Ronnie Vannucci Jnr)

『Mr. Brightside』は、キラーズ(The Killers)のデビュースタジオアルバム『ホット・ファス』(Hot Fuss)に収録されている曲です。

誕生日パーティ(鹿の角をつけたオリバーがフェリックスを探す)

Perfect (Exceeder)
Artistメイソン vs プリンセス・スーパースター(Mason vs Princess Superstar)

メイソン(Mason)
オランダのDJ/プロデューサー。
プリンセス・スーパースター(Princess Superstar)
アメリカのラッパー/DJ。
リリース2007年
作曲者ミロ・バーガー(Milo Berger)
コーエン・ペリエ(Coen Perrier)
メイソン(Mason)
プリンセス・スーパースター(Princess Superstar)

『Perfect (Exceeder)』は、メイソンの『Exceeder』(2006) とプリンセス・スーパースターの『Perfect』(2006) をマッシュアップして作られた曲です。
この曲は、ヨーロッパとブラジルのクラブシーンで人気となりました。

誕生日パーティで出席者が歌う

Happy Birthday to You
ハッピーバースデートゥーユー
作曲者マイルドレッド・J・ヒル(Mildred J. Hill, 1859-1916)
アメリカのソングライター/音楽学者。
パティ・J・ヒル(Patty S. Hill, 1868-1946)
アメリカの保育園/幼稚園教諭。アメリカの非営利団体「全米幼児教育協会」の創設者。
出版年1917年

誕生日パーティのダンスミュージック(オリバーは一人で酒を飲む)

Loneliness (Klub Cut)
Artistトムクラフト(Tomcraft)
ドイツのDJ/プロデューサー、1975年ミュンヘン生まれ。
リリース2002年
作曲者ロバート・ボルマン(Robert Borrmann)
エドムンド・クレメント(Edmund Clement)
アンドレア・マーティン(Andrea Martin)
イワン・マティアス(Ivan Matias)
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葬儀

Lord of All Hopefulness
邦題『すべての希望の主』
作曲者ジャン・ストルーサー(Jan Struther, 1901-1953)
多くの讃美歌を書いたことでも知られるイギリスの女流作家。1942年のアメリカ映画『ミニヴァー夫人』の原作となった同名書籍『ミニヴァー夫人』の著者。
出版年1931年
Artistヨーク大聖堂聖歌隊(York Minster Choir)

『Lord of All Hopefulness』は、イギリスの作家ヤン・ストラザーがアイルランドの民謡『Slane』のメロディーをもとにして作った讃美歌です。
イギリスでは、典礼・結婚式・葬儀の開始時に使用される最も人気のある讃美歌の1つです。

この曲は、2018年にウィンザー城のセントジョージ礼拝堂で執り行われたハリー王子とメーガン(サセックス公爵夫人)の結婚式のオープニングで歌われました。

エンディング(オリバーがダンスをする曲)

Murder on the Dancefloor
Artistソフィー・エリス・ベクスター(Sophie Ellis-Bextor)
イギリスのシンガーソングライター。インディーズバンド「Theaudience」の元ボーカリスト。
リリース2001年
作曲者ソフィー・エリス・ベクスター(Sophie Ellis-Bextor)
グレッグ・アレクサンダー(Gregg Alexander)
アメリカのミュージシャン/シンガーソングライター/プロデューサー。

『ソルトバーン』(Saltburn)のサントラ

『ソルトバーン』(Saltburn)はアンソニー・ウィリス(Anthony Willis)が音楽を担当しました。アンソニー・ウィリスは、イギリス・ロンドン出身の作曲家です。ジョン・パウエルの弟子として『ヒックとドラゴン』や『ボーン』シリーズの音楽に参加しています。

エメラルド・フェネル監督の映画『プロミシング・ヤング・ウーマン』で英国アカデミー作曲賞にノミネートされ、脚光を浴びました。

『ソルトバーン』(Saltburn)キャスト・スタッフ

監督エメラルド・フェネル(Emerald Fennell)
脚本エメラルド・フェネル(Emerald Fennell)
製作エメラルド・フェネル(Emerald Fennell)
ジョージー・マクナマラ(Josey McNamara)
マーゴット・ロビー(Margot Robbie)
音楽アンソニー・ウィリス(Anthony Willis)
公開 2023年11月17日
2023年12月22日
上映時間131分

オリバー・クイック:バリー・コーガン(Barry Keoghan)
フェリックス・カットン:ジェイコブ・エロルディ(Jacob Elordi)
エルペレス・カットン:ロザムンド・パイク(Rosamund Pike)
ジェームズ・カットン:リチャード・E・グラント(Richard E. Grant)
ヴェニシア・カットン:アリソン・オリバー(Alison Oliver)
ファーリー・スタート:アーチー・マデクウィ(Archie Madekwe)
パメラ:キャリー・マリガン(Carey Mulligan)
執事・ダンカン:ポール・リス(Paul Rhys)
マイケル・ガービー:ユアン・ミッチェル(Ewan Mitchell)
アナベル:サディ・ソーバーラル(Sadie Soverall)
インディア:ミリー・ケント(Millie Kent)
教授:リース・シェアスミス(Reece Shearsmith)
ポーラ・クイック:ドロシー・アトキンソン(Dorothy Atkinson)
ジェフ・クイック:ショーン・ドゥーリー(Shaun Dooley)
ダフネ夫人:ロリー・アディフォープ(Lolly Adefope)
ヘンリー:ジョシュア・マクガイア(Joshua McGuire)

文・構成
Filmmusik 管理人

映画の素晴らしさをもっと多くの人に伝えられたら…そんな気持ちでFilmlmusikを開設。
音楽・映画好きの管理人自ら執筆しています。

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