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『プロミシング・ヤング・ウーマン』の挿入曲とサントラ

『プロミシング・ヤング・ウーマン』(原題:Promising Young Woman)は、性被害に遭い自死した友人を持つ女性キャシーによる復讐を描いたスリラー作品です。エメラルド・フェネルが監督・脚本を務め、マーゴット・ロビーが製作、キャリー・マリガンが主役キャシーを演じました。

第93回アカデミー賞では作品賞・監督賞を含む5部門にノミネートされ、脚本賞を受賞しました。

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『プロミシング・ヤング・ウーマン』の挿入曲

『プロミシング・ヤング・ウーマン』の挿入曲を流れた順番に紹介していきます。(ネタバレにご注意ください)

オープニング

Boys (Droeloe Remix)
作曲:Ingrid Andress, Jerker Hansson, Lauv, Cass Lowe, Michael Pollack & Emily Warren
アーティスト:Charli XCX
リリース年:2017年

チャーリー・XCX(Charli XCX)は、1992年イギリス・ケンブリッジ生まれの女性シンガーソングライターです。2008年にソロデビューしました。

『Boys (Droeloe Remix)』は、2017年にシングルリリースされた曲です。
任天堂のファミリーコンピュータ用ゲームソフト、スーパーマリオブラザーズのコインサウンドがサンプリングされています。

クラブで流れている曲

Selenas
作曲:Maya B
アーティスト:Maya B
リリース年:2018年

マヤ B(Maya B) は、2017年デビューの、ロサンゼルスを拠点に活動しているR&Bシンガーソングライター/ビジュアルアーティストです。
『Selenas』は、2018年にシングルリリースされました。


泥酔しスマートフォンが見当たらず探しているキャシーにサラリーマン風の男(ジェリー)が話しかけるシーン

サラリーマン(ジェリー)とキャシーが乗るタクシーで流れている曲

2 Become 1
作曲:Victoria Beckham, Mel B, Emma Bunton, Melanie C, Geri Horner, Matt Rowe & Richard Stannard
アーティスト:Spice Girls
リリース年:1996年

スパイス・ガールズ(Spice Girls)は、オーディションで選ばれた個性豊かな5人によるガールズグループです。1994年に結成されました。

『2 Become 1』は、スパイス・ガールズの3枚目のシングルとしてリリースされた曲です。
デビューアルバム『Spice』に収録されています。


ジェリー(サラリーマン風の男)がタクシーの行き先を自分の部屋に変更するシーン

オープニングクレジット

It’s Raining Men
作曲:Paul Jabara & Paul Shaffer
アーティスト:DeathbyRomy
リリース年:2020年 ( SOUNDTRACK『Promising Young Woman』)

『It’s Raining Men』は、映画『プロミシング・ヤング・ウーマン』のオリジナルサウンドトラックです。
ロサンゼルス出身のアメリカのシンガーソングライター、デスバイロミー(DeathbyRomy)が歌っています。


朝方、キャシーがハンバーガーを食べながら通りを歩くシーン

キャシーが勤めるコーヒーショップのBGM

Drinks
作曲:John Phillip Clark, Ryan Daly & Cyn
アーティスト:Cyn
リリース年:2020年 ( SOUNDTRACK『Promising Young Woman』)

『Drinks』は、映画『プロミシング・ヤング・ウーマン』のオリジナルサウンドトラックです。
ミシガン州出身のアメリカのシンガーソングライター、シン(Cyn)が歌っています。

コーヒーショップにライアンが訪れキャシーと会話をする

Nothing’s Gonna Hurt You Baby
作曲:Greg Gonzalez
アーティスト:Donna Missal
リリース年:2020年 ( SOUNDTRACK『Promising Young Woman』)

『Nothing’s Gonna Hurt You Baby』は、映画『プロミシング・ヤング・ウーマン』のオリジナルサウンドトラックです。
ニュージャージー州出身のアメリカのシンガーソングライター、ドナ・ミサール(Donna Missal)が歌っています。

小説の話をする男(ニール)の部屋で流れている曲

Petite Fille Amour
作曲:Jacqueline Taïeb
アーティスト:Jacqueline Taïeb
リリース年:1979年

ジャクリーン・タイエブ(Jacqueline Taïeb)は、チュニジア生まれのフランス人シンガーソングライターです。『Petite Fille Amour』は、1979年にシングルリリースされました。

コーヒーショップのBGM(ライアンが再び現れる)

Nihilist
作曲:Katie Gavin, Josette Maskin & Naomi McPherson
アーティスト:MUNA
リリース年:2020年 ( SOUNDTRACK『Promising Young Woman』)

『Nihilist』は、映画『プロミシング・ヤング・ウーマン』のオリジナルサウンドトラックです。
演奏しているのは、2013年にロサンゼルスで結成されたアメリカのインディーポップバンド、ムナ(MUNA)です。


キャシーとゲイルが、キャシーの母親からのバースデープレゼントについて話をしていると、ライアンが再び店を訪れます。

キャシーとライアンが食事をするダイナーのBGM

He Hit Me (and It Felt Like a Kiss)
作曲:Gerry Goffin & Carole King
オリジナル版:The Crystals(1962)
アーティスト:Carmen DeLeon

『He Hit Me (and It Felt Like a Kiss)』は、1961年にニューヨークで結成された女性ボーカルグループ、ザ・クリスタルズ(The Crystals)の曲です。

ここでは、ベネズエラの歌手、カルメン・デレオン(Carmen DeLeon)のカバーバージョンが使われています。

コーヒーショップのBGM(キャシーとゲイルが裏で話をする)

Can’t Help the Way I Feel
作曲:Lily Jurkiewicz, Madeleine Jurkiewicz & Daniel Tashian
アーティスト:Lily & Madeleine
リリース年:2019年

リリィ&マデリン(Lily & Madeleine)は、インディアナ州インディアナポリス出身の姉妹デュオです。
『Can’t Help the Way I Feel』は、2019年にシングルリリースされました。

Ⅰ. キャシーの車で流れている曲(アンバーに声をかける)

Uh Oh
作曲:Cyn, Matias Mora & Mia Minichiello
アーティスト:Cyn
リリース年:2020年 ( SOUNDTRACK『Promising Young Woman』)

『Uh Oh』は、映画『プロミシング・ヤング・ウーマン』のオリジナルサウンドトラックです。ミシガン州出身のアメリカのシンガーソングライター、シン(Cyn)が歌っています。


キャシーが、母校の学部長ウォーカーの娘アンバーに声をかけ車に乗せるシーン

Ⅱ. 交差点でキャシーがピックアップトラックを破壊する

Tristan und Isolde, WWV 90: Prelude and Liebestod
作曲:Richard Wagner
演奏:Bernard Haitink、Royal Concertgebouw Orchestra

リヒャルト・ワーグナー作曲の楽劇《トリスタンとイゾルデ》より「前奏曲とリーベスト」。ベルナルト・ハイティンク指揮、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団による演奏が使われています。

『トリスタンとイゾルデ』は、19世紀ドイツの作曲家リヒャルト・ワーグナーが1857年から1859年にかけて作曲した全3幕からなる楽劇です。中世に宮廷詩人たちが広く語り伝えた、ケルトに起源を持つ騎士道ロマンス『トリスタンとイゾルデ』をもとに、台本もワーグナー自身によって書かれました。

第1幕への「前奏曲(Prelude)」と第3幕終結部にイゾルデによって歌われる「愛の死(Liebestod)」は、単独で演奏されたり、管弦楽のみの演奏会形式で取り上げられたりする事が多い人気のある曲です。

Ⅱ. 帽子の男と店を出るキャシーがライアンと出くわす

Downhill Lullaby
作曲:Tamaryn Brown, Jorge Elbrecht & Sky Ferreira
アーティスト:Sky Ferreira
リリース年:2019年

スカイ・フェレイラ(Sky Ferreira)は、1992年ロサンゼルス生まれのアメリカシンガーソングライター/モデル/女優です。『Downhill Lullaby』は、2019年にシングルリリースされました。

Ⅱ. キャシーと帽子の男が罵り合う

Ur Eyes
作曲:Bright Black & Alison Wonderland
アーティスト:BLESSUS
リリース年:2020年 ( SOUNDTRACK『Promising Young Woman』)

『Ur Eyes』は、映画『プロミシング・ヤング・ウーマン』のオリジナルサウンドトラックです。

Ⅲ. 薬局で流れている曲(ライアンとキャシーが歌う曲)

Stars Are Blind
作曲:Kentrick Patrick, Fernando Garibay, Ralph McCarthy & Sheppard Solomon
アーティスト:Paris Hilton
リリース年:2006年

『Stars Are Blind』は、アメリカのソーシャライト、パリス・ヒルトンのデビュースタジオアルバム『パリス』に収録されている曲です。


ライアンとキャシーが薬局を訪れるシーン

Ⅲ. ライアンがキャシーの両親と食事をともにする

Endless Love
作曲:Lionel Richie
オリジナル版:Diana Ross & Lionel Richie(1981)
アーティスト:Joseph Trapanese and Max Davidoff-Grey

『エンドレス・ラブ』(Endless Love)は、1981年のアメリカ映画『エンドレス・ラブ』の主題歌です。
アメリカのシンガーソングライター/音楽プロデューサー、ライオネル・リッチーが書き、ポップソウルの女性歌手ダイアナ・ロスとのデュエット曲として1981年にリリースされました。

映画では、アメリカの作曲家ジョセフ・トラパニーズとマックス・ダビドフ・グレーによるインストバージョンが使われていました。

Ⅲ. マディソンが置いていったニーナの動画から聞こえる曲

Cardio Burst
アーティスト:Emanuel Kallins & Steve Skinner

『Cardio Burst』は、アメリカのミュージシャン、エマニュエル・カリンスとキーボード奏者、スティーヴ・スキナーが作った曲です。

Ⅲ. 動画を見てショックを受けたキャシーが外を歩く

Lullaby
作曲:Walter Schumann
アーティスト:Kitty White

『Lullaby』は、1955年のアメリカスリラー映画『狩人の夜』(原題:原題:The Night of the Hunter)のオリジナルサウンドトラックです。
映画の音楽を担当したアメリカの作曲家ウォルター・シューマン(Walter Schumann)の作品です。

Ⅳ. キャシーがバチェラーパーティに向かう

Toxic
作曲:Cathy Dennis, Henry Jonback, Christian Karlsson & Pontus Winnberg
アーティスト:Britney Spears
リリース年:2004年

『トキシック』(Toxic)は、アメリカのシンガーソングライター/女優、ブリトニー・スピアーズ(Britney Spears)の代表曲です。
ブリトニー・スピアーズは、この曲で第47回グラミー賞・最優秀ダンス録音賞を受賞しました。

ここでは、編曲家スティーヴン・ベイカーと、映画の音楽を担当した作曲家アンソニー・ウィリスとがアレンジした弦楽バージョンが使われています。(編曲版はサントラに収録されています。)

Ⅳ. キャシーが男達に酒を飲ませる

Come and Play with Me
作曲:Romy Flores & Andy Rosen
アーティスト:DeathbyRomy
リリース年:2020年 ( SOUNDTRACK『Promising Young Woman』)

『Come and Play with Me』は、映画『プロミシング・ヤング・ウーマン』のオリジナルサウンドトラックです。歌っているのはロサンゼルス出身のアメリカのシンガーソングライター、デスバイロミー(DeathbyRomy)です。

Ⅳ. 1階で流れている曲(キャシーがアルを連れて2階に上がる)

Fuck Em Up Sis
作曲:Renni Rucci
アーティスト:Renni Rucci

『Fuck Em Up Sis』は、サウスカロライナ州コロンビア出身のアメリカ人ラッパー、レニ・ルッチ(Renni Rucci)の曲です。

Ⅳ. ジョーとアルが死体を燃やす

Something Wonderful
作曲:Richard Rodgers & Oscar Hammerstein II
オリジナル版:Dorothy Sarnoff(1951)
アーティスト:Terry Saunders(1956)

『Something Wonderful』は、1951年初演のロジャース&ハマースタイン5作目のミュージカル『王様と私』のミュージカルナンバーです。

「王様には欠点があるけれどどうかありのままの王様を受け入れて欲しい」
と、第1夫人チャン王妃がアンナを説得する場面で歌われます。


「お前は悪くない。何もしていない」とジョーが言い、泣いているアルを抱きしめるシーンからこの曲が流れます。

Ⅳ. 結婚式

Pachelbel’s Canon
Canon and Gigue in D Major, P. 37 – I. Canon
作曲:Johann Pachelbel

ヨハン・パッヘルベル作曲の『3つのヴァイオリンと通奏低音のためのカノンとジーグ ニ長調』。通称『パッヘルベルのカノン』。
バロック時代のドイツの作曲家ヨハン・パッヘルベルが作った室内楽曲です。
ヨーロッパでは結婚式や葬儀などでこの曲がよく演奏されます。

エンディング & エンドクレジット 1曲目

Angel of the Morning
作曲:Chip Taylor
オリジナル版:Evie Sands(1967)
アーティスト:Juice Newton(1981)

『Angel of the Morning』は、アメリカのシンガーソングライター、チップ・テイラー(Chip Taylor)が書いた曲です。
女性シンガーソングライター、イヴィー・サンズが歌い、1967年にリリースされました。『夜明けの天使』の邦題で知られています。

ここでは、80年代前半にヒット曲を数多く出したアメリカのカントリー歌手、ジュース・ニュートン(Juice Newton)のカバーバージョンが使われています。

エンドクレジット 2曲目

Last Laugh
作曲:Fletcher, One Love & Kinetics
アーティスト:Fletcher
リリース年:2020年 ( SOUNDTRACK『Promising Young Woman』)

『Last Laugh』は、映画『プロミシング・ヤング・ウーマン』のオリジナルサウンドトラックです。1994年生まれのアメリカ人ポップシンガー、フレッチャー(Fletcher)が歌っています。

『プロミシング・ヤング・ウーマン』のサントラ

『プロミシング・ヤング・ウーマン』はアンソニー・ウィリス(Anthony Willis)が音楽を担当しました。アンソニー・ウィリスは、イギリス・ロンドン出身の作曲家です。ジョン・パウエルの弟子として『ヒックとドラゴン』や『ボーン』シリーズの音楽に参加しています。

今作で英国アカデミー作曲賞にノミネートされ、脚光を浴びました。

『プロミシング・ヤング・ウーマン』キャスト・スタッフ

監督エメラルド・フェネル(Emerald Fennell)
脚本エメラルド・フェネル(Emerald Fennell)
製作エメラルド・フェネル(Emerald Fennell)
トム・アッカーリー(Tom Ackerley)
ベン・ブラウニング(Ben Browning)
アシュリー・フォックス(Ashley Fox)
ジョシー・マクナマラ(Josey McNamara)
マーゴット・ロビー(Margot Robbie)
音楽アンソニー・ウィリス(Anthony Willis)
配給 パルコ/ユニバーサル映画
公開 2020年12月25日
2021年7月16日
上映時間113分

カサンドラ・トーマス(キャシー):キャリー・マリガン(Carey Mulligan)
ライアン・クーパー:ボー・バーナム(Bo Burnham)
マディソン・マクフィー:アリソン・ブリー(Alison Brie)
スタンリー・トーマス:クランシー・ブラウン(Clancy Brown)
スーザン・トーマス:ジェニファー・クーリッジ(Jennifer Coolidge)
エリザベス・ウォーカー:コニー・ブリットン(Connie Britton)
ゲイル:ラバーン・コックス(Laverne Cox)
ジェリー:アダム・ブロディ(Adam Brody)
ジョー:マックス・グリーンフィールド(Max Greenfield)
ニール:クリストファー・ミンツ=プラッセ(Christopher Mintz-Plasse)
ポール:サム・リチャードソン(Sam Richardson)
ミセス・フィッシャー:モリー・シャノン(Molly Shannon)
ジョーダン:アルフレッド・モリーナ(Alfred Molina)
トッド:アンジェラ・チョウ(Angela Zhou)
アル・モンロー:クリス・ローウェル(Chris Lowell)
メイクアップビデオのチュートリアルのホスト:エメラルド・フェネル(Emerald Fennell)

文・構成
Filmmusik 管理人

映画の素晴らしさをもっと多くの人に伝えられたら…そんな気持ちでFilmlmusikを開設。
音楽・映画好きの管理人自ら執筆しています。

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