『西部戦線異状なし』(2022)の挿入曲とサントラ | 解説付き全曲紹介Filmmusik
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『西部戦線異状なし』(2022)の挿入曲とサントラ

2022年ドイツ・アメリカ合作で制作された映画『西部戦線異状なし』(原題:Im Westen nichts Neues)は、第一次世界大戦下、こう着状態となった西部戦線に派遣されたドイツ兵達の様子を描いた戦争映画です。

エーリヒ・マリア・レマルクによる同名小説が原作で、今作が3度目の映画化となります。

第95回アカデミー賞では作品賞を含む9部門にノミネートされ、作曲賞など4部門を受賞しました。

『西部戦線異状なし』の挿入曲

『西部戦線異状なし』の挿入曲を流れた順番に紹介していきます。(ネタバレにご注意ください)

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1917年、軍服を着たパウル達が行進し歌う曲

Morgen marschieren wir
邦題『明日、我らは前進する』

『Morgen marschieren wir』は、ドイツの軍歌です。

1918年、フリードリヒ将軍とブリクスドルフ少佐とのディナーで流れる曲

La Wally, Act I: “Ebben? Andrò sola e lontana”
歌劇《ラ・ワリー》第1幕 – アリア「さようなら、故郷の家よ (ならば?私は遠くへいきましょう)」
作曲者アルフレード・カタラーニ(Alfredo Catalani, 1854-1893)
イタリアのオペラ作曲家。
ルイージ・イッリカ(Luigi Illica, 1857-1919)
イタリアのオペラ台本作家
代表作『ラ・ボエーム』『トスカ』『蝶々夫人』
初演1892年、スカラ座(イタリア・ミラノ)
Artistマリア・ルイジア・ボルシ(Maria Luigia Borsi)
イタリアのソプラオ歌手、1973年フロジノーネ生まれ。

パウルとカットが農場から盗んだ卵を食べる

Ich ruf zu dir, Herr Jesu Christ, BWV 639
「われ汝に呼ばわる、主イエス・キリストよ」 BWV 639
作曲者ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(Johann Sebastian Bach, 1685-1750)
バロック時代を代表するドイツの作曲家/オルガニスト。
Artistアルフレッド・ブレンデル(Alfred Brendel)
オーストリアのピアニスト、1931年チェコスロバキア・ヴィーゼンベルク生まれ。

『西部戦線異状なし』のサントラ

『西部戦線異状なし』はフォルカー・バーテルマン(Volker Bertelmann)が音楽を担当しました。フォルカー・バーテルマンは、デュッセルドルフ出身の作曲家/ピアニストです。ハウシュカ(Hauschka)の名でソロプロジェクトを主催しています。

『LION/ライオン 〜25年目のただいま〜』でアカデミー作曲賞に初ノミネートされ、『西部戦線異状なし』で初受賞しました。

『西部戦線異状なし』キャスト・スタッフ

監督エドワード・ベルガー(Edward Berger)
脚本イアン・ストーケル(Ian Stokell)
レスリー・パターソン(Lesley Paterson)
エドワード・ベルガー(Edward Berger)
製作エドワード・ベルガー(Edward Berger)
ダニエル・マルク・ドレイファス(Daniel Dreifuss)
マルテ・グルナート(Malte Grunert)
音楽フォルカー・バーテルマン(Volker Bertelmann)
配給Netflix
公開2022年10月28日
上映時間147分

パウル・ボイマー:フェリックス・カマラー(Felix Kammerer )
スタニスラウス・”カット”・カチンスキー:アルブレヒト・シュッフ(Albrecht Schuch)
アルベルト・クロップ:アーロン・ヒルマー(Aaron Hilmer)
フランツ・ミュラー:モーリツ・クラウス(Moritz Klaus)
ルートヴィヒ・ベーム:アドリアン・グリューネヴァルト(Adrian Grünewald)
チャーデン・スタックフリート:エディン・ハサノヴィッチ(Edin Hasanovic)
マティアス・エルツベルガー:ダニエル・ブリュール(Daniel Brühl)
フェルディナン・フォッシュ将軍:チボー・ドゥ・モンタランベール(Thibault de Montalembert )
フリードリヒ将軍:デーヴィト・シュトリーゾフ(Devid Striesow)
ホッペ中尉:アンドレアス・ドゥーラー(Andreas Döhler)
フォン・ブリクスドルフ少佐:ゼバスティアン・フールク(Sebastian Hülk)

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