『ワルキューレ』の挿入曲とサントラ | 解説付き全曲紹介Filmmusik
Disney+で見放題配信開始!『ネクスト・ゴール・ウィンズ』の曲紹介はコチラから!
PR
映画×音楽
ケネス・ブラナー(Kenneth Branagh)トム・クルーズ(Tom Cruise)

『ワルキューレ』の挿入曲とサントラ

2008年、アメリカ合衆国・ドイツ合作映画として制作された『ワルキューレ』(原題:Valkyrie)は、第二次世界大戦下のドイツで起きた7月20日事件を描いた歴史映画です。

クーデターの指揮を執ったドイツ国防軍将校クラウス・フォン・シュタウフェンベルク大佐役をトム・クルーズが演じ、『ユージュアル・サスペクツ』(1995)のブライアン・シンガーが監督を務めました。

『ワルキューレ』の挿入曲

『ワルキューレ』の挿入曲を流れた順番に紹介していきます。(ネタバレにご注意ください)

シュタウフェンベルク大佐の子供達が戦争ごっこをする時にレコードをかけて流す曲

Die Walkure, Act III: Ride of the Valkyries
作曲:Richard Wagner
演奏:The Slovak Royal Symphony Orchestra

リヒャルト・ワーグナー作曲の楽劇『ワルキューレ』より第3幕の序奏「ワルキューレの騎行」。スロヴァキア放送交響楽団による演奏が使われています。


この後、空襲警報のサイレンが鳴り、家族は屋敷地下の防空壕に避難します。その時、爆発の振動でプレーヤに置かれたレコードが鳴り出し、再びこの曲が流れます。

ナチス高官が酒を飲むナイトクラブで女性歌手が歌っている曲

Für Eine Nacht Voller Seligkeit
作曲:Peter Kreuder and Günther Schwenn

『Für Eine Nacht Voller Seligkeit』は、1940年のドイツ映画『Kora Terry』のサウンドトラックです。主演女優のマリカ・レック(Marika Rökk)が1940年にリリースしました。

ヒトラーの暗殺未遂が伝えられるラジオ放送で使われている曲

Badenweiler Marsch
作曲:George Fürst

『Badenweiler Marsch(バーデンヴァイラー行進曲)』は、ドイツの軍楽隊長ゲオルク・フュルストが1914年に作った行進曲です。アドルフ・ヒトラーのテーマソングのように演奏されていました。

エンドクレジット

They’ll Remember You
作曲:John Ottman and Lior Rosner

『They’ll Remember You』は、『ワルキューレ』のオリジナルサウンドトラックです。
音楽担当のジョン・オットマンとイスラエル生まれの作曲家リオル・ロスナーが作りました。曲の歌詞には、ドイツの詩人ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテの詩『さすらい人の夜の歌 2』が使われています。

『ワルキューレ』のサントラ

『ワルキューレ』はジョン・オットマン(John Ottman)が音楽を担当しました。ジョン・オットマンは、アメリカの映画音楽作曲家です。『ユージュアル・サスペクツ』(1995)『X-MEN2』(2003)など、多くのブライアン・シンガー監督作品で音楽を担当しています。

編集技師としての顔も持ち、ブライアン・シンガー監督の映画『ボヘミアン・ラプソディ』では音楽と編集を担当し、第91回アカデミー賞編集賞を受賞しました。

『ワルキューレ』キャスト・スタッフ

監督ブライアン・シンガー(Bryan Singer)
脚本クリストファー・マッカリー(Christopher McQuarrie)
ネイサン・アレクサンダー(Nathan Alexander)
製作ブライアン・シンガー(Bryan Singer)
ギルバート・アドラー(Gilbert Adler)
クリストファー・マッカリー(Christopher McQuarrie)
音楽ジョン・オットマン(John Ottman)
配給 MGM Distribution Co.
東宝東和
公開 2008年12月25日
2009年1月22日
2009年3月20日
上映時間120分

クラウス・フォン・シュタウフェンベルク:トム・クルーズ(Tom Cruise)
ヘニング・フォン・トレスコウ:ケネス・ブラナー(Kenneth Branagh)
ニーナ・フォン・シュタウフェンベルク:カリス・ファン・ハウテン(Carice van Houten)
フリードリヒ・オルブリヒト:ビル・ナイ(Bill Nighy)
ヴェルナー・フォン・ヘフテン:ジェイミー・パーカー(Jamie Parker)
アルブレヒト・メルツ・フォン・クイルンハイム:クリスチャン・ベルケル(Christian Berkel)
ルートヴィヒ・ベック:テレンス・スタンプ(Terence Stamp)
カール・ゲルデラー:ケヴィン・マクナリー(Kevin McNally)
エーリッヒ・フェルギーベル:エディー・イザード(Eddie Izzard)
エルヴィン・フォン・ヴィッツレーベン:デヴィッド・スコフィールド(David Schofield)
フリードリヒ・フロム:トム・ウィルキンソン(Tom Wilkinson)
オットー・エルンスト・レーマー:トーマス・クレッチマン(Thomas Kretschmann)
アドルフ・ヒトラー:デヴィッド・バンバー(David Bamber)
ハインツ・ブラント:トム・ホランダー(Tom Hollander)
ヴィルヘルム・カイテル:ケネス・クラナム(Kenneth Cranham)
ハインリヒ・ヒムラー:マティアス・フライホフ(Matthias Freihof)
ヨーゼフ・ゲッベルス:ハーヴェイ・フリードマン(Harvey Friedman)

『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』の挿入曲とサントラ
映画『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』は、トム・クルーズとブラッド・ピットが吸血鬼役で共演したゴシック・ホラー作品です。ピアノで弾く曲やエンディング曲(主題歌)など挿入曲とサントラを紹介します。 第67回アカデミー賞では作曲賞・美術賞にノミネートされました。
『ア・フュー・グッドメン』の挿入曲とサントラ
アカデミー作品賞ノミネート映画『ア・フュー・グッドメン』は、トム・クルーズ主演の法廷サスペンス映画です。オープニング曲やレストランで流れる音楽など、挿入曲とサントラをあらすじに沿って紹介します。
『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』の挿入曲とサントラ
トム・クルーズ主演のスパイ映画『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』シリーズ7作目はイタリア・ベネチアやオリエント急行が舞台となりました。宮殿でのパーティシーンで流れた曲やOPテーマ曲などをあらすじに沿って紹介します。
『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』の挿入曲とサントラ
トム・クルーズ主演のスパイ映画『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』シリーズ6作目はフランス・パリやイギリス・ロンドンが舞台となりました。OP曲やバーで流れた曲などをあらすじに沿って使われた順番に紹介します。
『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』の挿入曲とサントラ
トム・クルーズ主演のスパイ映画『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』シリーズ5作目はオーストリア・ウィーンやモロッコが舞台となりました。ベンジーが聴いていた曲やオペラ、サントラをあらすじに沿って流れた順番に紹介します。
『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』の挿入曲とサントラ
トム・クルーズ主演のスパイ映画『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』シリーズ4作目はロシア・モスクワやドバイが舞台となっています。挿入曲/サントラをあらすじに沿って流れた順番に紹介します。
『ミッション:インポッシブル3』の挿入曲とサントラ
トム・クルーズ主演『ミッション:インポッシブル3』、シリーズ3作目はJ・J・エイブラムスが監督を務めました。カニエ・ウェスト(Ye)プロデュースのエンディング曲やラジカセから流れる曲など挿入曲をあらすじに沿って流れた順番に紹介します。
『バリー・シール/アメリカをはめた男』の挿入曲とサントラ
トム・クルーズ主演映画『バリー・シール/アメリカをはめた男』は、CIAに利用され「イラン・コントラ事件」のキーマンとなってしまった実在のパイロット、バリー・シールの伝記映画です。飛行中に流れた曲やOP曲など、使われた音楽を流れた順に紹介します。
『名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊』の挿入曲とサントラ
映画『名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊』は、ヴェネツィアを舞台とした推理映画です。ケネス・ブラナー主演・監督の『探偵ポアロ』シリーズ第三弾にあたります。『When the Lights Go On Again』など、使われた音楽を流れた順に紹介します。
『ミッション:インポッシブル2』の挿入曲とサントラ
トム・クルーズ主演『ミッション:インポッシブル2』、シリーズ2作目はジョン・ウーが監督を務めました。リンプ・ビスキットの『Take a Look Around 』やメタリカの『I Disappear』など、使われた音楽を流れた順番に紹介します。
『ナイル殺人事件』(2022)の挿入曲とサントラ
ケネス・プラナー主演・監督のアガサ・クリスティ原作シリーズ第二弾『ナイル殺人事件』。映画冒頭やクルーズ船上でサロメ・オッタボーンが歌っていた曲やエンディングソングなど、使われた音楽を流れた順に紹介します。
『オリエント急行殺人事件』(2017)の挿入曲とサントラ
ケネス・プラナーが主演・監督をつとめた『オリエント急行殺人事件』は、アガサ・クリスティの名探偵ポアロシリーズの映画化作品です。豪華キャストの共演が話題となりました。ミッシェル・ファイファーが歌うエンディング曲など、使われた音楽を紹介します。
『ミッション:インポッシブル』の挿入曲とサントラ
トム・クルーズ主演のスパイ映画『ミッション:インポッシブル』、ヨーロッパを舞台とした第1作目はブライアン・デ・パルマが監督をつとめました。U2のドラマーとベーシストによるエンディングソングなど、挿入曲を使われた順で紹介します。
『7月4日に生まれて』の挿入曲とサントラ
トム・クルーズ主演『7月4日に生まれて』はベトナム戦争を描いた戦争映画です。オリバー・ストーンは、本作で第62回アカデミー監督賞を受賞しました。ボブ・ディランの『The Times They Are a-Changin』など、使われた曲を紹介します。
『ワルキューレ』の挿入曲とサントラ
映画『ワルキューレ』は、第二次世界大戦中にヒトラー暗殺を試みた「ワルキューレ作戦」を描いた作品です。トム・クルーズが実在の将校シュタウフェンベルク大佐を演じました。『ワルキューレの騎行』やエンディングソングなど、使われた曲を紹介します。
『マイノリティ・リポート』の挿入曲とサントラ
トム・クルーズ主演『マイノリティ・リポート』(2002)は、スピルバーグ監督によるSF映画です。ジョン・ウィリアムズによるサントラや劇中で使われた曲を流れた順番にご紹介します。
『トップガン マーヴェリック』の挿入曲とサントラ
2022年に制作されたアクション映画『トップガン マーヴェリック』、トム・クルーズ主演映画『トップガン』36年振りの続編です。レディ・ガガの主題歌『Hold My Hand』をはじめ、挿入曲を流れた順番に紹介します。
『トップガン』の挿入曲とサントラ
トム・クルーズ主演の映画『トップガン』は、アメリカ海軍のエリートパイロット養成所を舞台とした青春映画です。オープニング曲や主題歌、ピアノで弾き歌いする曲など挿入曲とサントラをあらすじに沿って紹介します。
『レインマン』の挿入曲とサントラ
『レインマン』(原題:Rain Man)は、1988年の米・ロードドラマ映画です。監督はバリー・レヴィンソンで、原作のバリー・モローがロナルド・バスと共同で脚本を執筆しました。第61回アカデミー賞では、8部門にノミネートされ、主要4部門を受賞しました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました