『ブルックリンでオペラを』の挿入曲
『ブルックリンでオペラを』の挿入曲を流れた順番に紹介していきます。(ネタバレにご注意ください)
パーティで歌手が歌う曲 1曲目(オープニング)
歌劇《カルメン》第1幕 – ハバネラ「恋は野の鳥」
作曲者 | ジョルジュ・ビゼー(Georges Bizet, 1838-1875) 19世紀フランスの作曲家。 代表作『アルルの女』『美しきパースの娘』『カルメン』 |
作曲年 | 1875年 |
初演 | 1875年3月3日、オペラ=コミック座(パリ) |
『カルメン』は、フランスの作家プロスペル・メリメ(Prosper Mérimée)の小説をもとにビゼーが作曲したフランス語によるオペラです。ビゼーは、このオペラの初演の3ヶ月後に36歳の若さで急死した為『カルメン』が遺作となってしまいました。
パーティで歌手が歌う曲 2曲目(スティーブンが財団の理事長に挨拶をする)
歌劇《リナルド》 HWV 7 – 第2幕 私を泣かせてください(涙の流れるままに)
作曲者 | ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル(George Frideric Handel, 1685-1759) イギリスで活躍したドイツ出身の作曲家。 |
初演 | 1711年、Queen’s Theatre(ロンドン) |
テレザが住む家の裏庭で流れる曲(テレザがトランポリンを楽しむ)
Artist cover ver. | ナッティ・ナット(Natty Nat) フロリダ出身のヒップホップアーティスト。 |
リリース | 2019年 |
作曲者 | Natalie Ann Florance and Willie C Poole |
舞台で上演されるスティーブのオペラ作品(カトリーナとの出会いに触発された作品)
リリース | 2023年:Soundtrack『ブルックリンでオペラを』 |
作曲者 | ブライス・デスナー(Bryce Dessner) アメリカの作曲家、1976年生まれ。 インディー・ロックバンド「ザ・ナショナル」のギタリスト。 |
南北戦争の再現家が集まる会でフィドル奏者が一人で演奏する曲
邦題『自由の喊声』
作曲者 | ジョージ・フレデリック・ルート(George Frederick Root, 1820-1895) アメリカの作曲家。『The Battle Cry of Freedom』『Tramp! Tramp! Tramp!』などを書き南北戦争中に人気を博した。 |
作曲年 | 1862年 |
『Battle Cry of Freedom』は、アメリカの作曲家ジョージ・フレデリック・ルートが南北戦争中に書いた歌です。
エイブラハム・リンカーンがアメリカ合衆国大統領選挙のキャンペーンソングに使用したことで人気となり、当時でも70万部以上の楽譜が流通したと言われています。
船の中でカトリーヌがハミングし、スティーブンの伴奏で皆が歌う曲
婚姻届を出す為にジュリアンとテレザを乗せデラウェア州に向かうシーン
作曲者 | エイダ・ブレンクホーン(Ada J. Blenkhorn, 1858-1927) カナダ系アメリカ人の賛美歌作家。 |
J. ハワード・エントウィッスル(J. Howard Entwisle, 1865-1901) アメリカのソングライター。 | |
作曲年 | 1899年 |
Original ver. | 1928年:カーター・ファミリー(The Carter Family) 1927年に結成されたアメリカ初のカントリー・グループ。A.P.カーターと妻のサラ、その義姉メイベルの3人で活動を開始。白人だけのバンドの元祖ともいわれる。 |
エイダ・ブレンクホーンの甥には障害があり、いつも車椅子を日当たりの良い側にしてもらうことを望んでいたそうです。
『Keep on the Sunny Side』は、甥のその言葉に触発され作られた讃美歌です。
舞台で上演されるスティーブのオペラ作品(ジュリアンとテレザに触発された作品)
ジュリアンとテレザの船上結婚式シーンでもこの曲が使われています。
リリース | 2023年:Soundtrack『ブルックリンでオペラを』 |
作曲者 | ブライス・デスナー(Bryce Dessner) アメリカの作曲家、1976年生まれ。 インディー・ロックバンド「ザ・ナショナル」のギタリスト。 |
エンドクレジット 1曲目
Artist | Bruce Springsteen and Patti Scialfa |
ブルース・スプリングスティーン(Bruce Springsteen) アメリカのロックシンガー/ソングライター/ギタリスト、1949年ニュージャージー州ロングブランチ生まれ。アメリカのロック界を代表する国民的アーティストで「ボス」の愛称で呼ばれる。 代表曲『ボーン・イン・ザ・U.S.A.』 | |
パティ・スキャルファ(Patti Scialfa) アメリカのシンガーソングライター/ギタリスト、1953年ニュージャージー州ディール生まれ。ブルース・スプリングスティーンのバック演奏を務める「Eストリート・バンド」のメンバー。ブルース・スプリングスティーンの妻。 | |
リリース | 2023年:Soundtrack『ブルックリンでオペラを』 |
作曲者 | ブルース・スプリングスティーン(Bruce Springsteen) |
パティ・スキャルファ(Patti Scialfa) |
『Addicted to Romance』は、映画『ブルックリンでオペラを』の主題歌です。
『ブルックリンでオペラを』キャスト・スタッフ
監督 | レベッカ・ミラー(Rebecca Miller) |
脚本 | レベッカ・ミラー(Rebecca Miller) |
製作 | デイモン・カーダシス(Damon Cardasis) |
パメラ・コフラー(Pamela Koffler) | |
クリスティーン・ヴァション(Christine Vachon) | |
レベッカ・ミラー(Rebecca Miller) | |
レン・ブラバトニク(Len Blavatnik) | |
アン・ハサウェイ(Anne Hathaway) | |
音楽 | ブライス・デスナー(Bryce Dessner) |
配給 | ヴァーティカル・エンターテインメント |
公開 | 2023年10月6日 |
2024年4月5日 | |
上映時間 | 102分 |
Steven Lauddem:ピーター・ディンクレイジ(Peter Dinklage)
Patricia Jessup-Lauddem:アン・ハサウェイ(Anne Hathaway)
Katrina Trento:マリサ・トメイ(Marisa Tomei)
Julian Jessup:エヴァン・エリンソン(Evan Ellison)
Tereza Szyskowski:ハーロー・ジェーン(Harlow Jane)
Magdalena Szyskowski:ヨアンナ・クーリク(Joanna Kulig)
Trey Ruffa:ブライアン・ダーシー・ジェームズ(Brian d’Arcy James)
Susan Shaw:ジュディ・ゴールド(Judy Gold)
Duftin Haverford:グレッグ・エデルマン(Gregg Edelman)
Anton Gatner:アスロック・メータ(Aalok Mehta)
Carl:クリス・ゲサード(Chris Gethard)
Aunt Moxie:デイル・ソウルズ(Dale Soules)
Elodie:ジェン・ポントン(Jen Ponton)
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