2021年にアメリカで制作された映画『ハウス・オブ・グッチ』(原題:House of Gucci)は、ラグジュアリーブランド『グッチ』を創業したグッチ・ファミリーのスキャンダルが描かれた作品です。
リドリー・スコットが監督・製作を務め、レディー・ガガがパトリツィア・レッジャーニを、アダム・ドライバーがマウリツィオ・グッチを演じました。ジャレッド・レト、アル・パチーノらも出演しています。
- 『ハウス・オブ・グッチ』の挿入曲
- オープニング・タイトル
- 仮装パーティーでのダンスミュージック(1曲目)
- 仮装パーティーでのダンスミュージック(2曲目)
- 仮装パーティーでのダンスミュージック(3曲目)
- 仮装パーティーでのダンスミュージック(4曲目)
- パトリツィアの自宅にマウリツィオから電話がかかってくる
- マウリツィオ&パトリツィア、デートシーン
- マウリツィオがトラック運送会社で働く
- 事務所でのマウリツィオ&パトリツィアのラブシーン
- 結婚式(マウリツィオ&パトリツィア)
- アルドのバースデーパーティー(ラグビー・シーン)
- アルドの誕生日を祝いゲストが歌う
- GUCCIの店舗から出て行くソフィア・ローレンをパトリツィアが遠くから見つめる
- マウリツィオとパトリツィアがアルドに連れられ、GUCCIの工房に行く
- マウリツィオとパトリツィアがニューヨークに渡る
- アルドがマウリツィオとパトリツィアと3人で食事をする(レストランのピアノ生演奏)
- パトリツィアがGUCCIの偽物が並ぶ店を訪れる
- マウリツィオがアルドからオフィスを与えられる
- ヴェルサーチェ、1983年春ミラノコレクション(ランウェイのBGM)
- パトリツィアがパオラのアトリエを訪れる
- アルドが脱税容疑で連行される
- パオラがGUCCIに自分のブランドラインを手に入れる
- パオラのコレクション(パオロの妻が歌う)
- 財務警察の捜査が入る(マウリツィオがバイクでスイスに逃亡する)
- マウリツィオがスキー場でパオラと再会する
- 刑期を終えたアルドとパオロが再会を果たす
- パオラがマウリツィオの部屋を訪れ、二人でダンスをする(マウリツィオが部屋で流している曲)
- ドメニコがパトリツィアの代わりに子供の学校に行く(ドメニコがカーオーディオで流している曲)
- マウリツィオが社長に就任しヴォーグの取材を受ける
- トム・フォードによるGUCCIコレクション(ランウェイのBGM)
- マウリツィオが銃で撃たれる
- エンデイング&エンドクレジット
- 『ハウス・オブ・グッチ』のサントラ
- 『ハウス・オブ・グッチ』キャスト・スタッフ
『ハウス・オブ・グッチ』の挿入曲
『ハウス・オブ・グッチ』の挿入曲を流れた順番に紹介していきます。(ネタバレにご注意ください)
オープニング・タイトル
(パトリツィアが車で父親のトラック運送会社に到着するシーン)
邦題『セーター・ルックのお嬢さん』
Artist | ピノ・ドナッジオ(Pino Donaggio) イタリアの作曲家/シンガーソングライター、1941年生まれ。 1960年代に世界的に巻き起こったカンツォーネブームのきっかけを作ったシンガーソングライターとして知られる。 代表映画『赤い影』『キャリー』『殺しのドレス』 |
リリース | 1962年 |
作曲者 | ピノ・ドナッジオ(Pino Donaggio) |
アルベルト・テスタ(Alberto Testa, 1927-2009) ブラジル出身のイタリアの作曲家/作詞家/歌手/テレビ作家。 |
仮装パーティーでのダンスミュージック(1曲目)
(マックスとパトリツィアが会場に着くシーン)
オン・ザ・レイディオ
Artist | ドナ・サマー(Donna Summer, 1948-2012) アメリカのシンガーソングライター。 1970年代にディスコ・ミュージックの第一人者として活躍し「ディスコの女王」と呼ばれ一世を風靡した。 |
リリース | 1979年 |
作曲者 | ドナ・サマー |
ジョルジオ・モロダー(Giorgio Moroder) イタリアの音楽プロデューサー/作曲家/シンセサイザー奏者/歌手、1940年生まれ。 ディスコ音楽の発達に貢献し「ディスコの父」と呼ばれる。 | |
仮装パーティーでのダンスミュージック(2曲目)
(パトリツィアが、バーカウンターにいるマウリツィオをパーテンダーと勘違いし、酒を注文するシーン)
Artist | ミゲル・ボゼ(Miguel Bosé) スペインのシンガーソングライター/俳優、1956年生まれ。 |
リリース | 1978年 |
作曲者 | フェルナンド・アルベックス(Fernando Arbex, 1942-2003) スペインのミュージシャン/ソングライター。 |
ミゲル・ボゼ(Miguel Bosé)は、イタリアの女優とスペインの闘牛士の息子としてパナマで生まれました。
ボセのゴッドファーザーは映画監督のルキノ・ヴィスコンティ、妹のゴッドファーザーは、パブロ・ピカソという、芸術と文化に囲まれた恵まれた環境で育ちました。
仮装パーティーでのダンスミュージック(3曲目)
(パトリツィアとマウリツィオがダンスをするシーン)
バッド・ガール
Artist | ドナ・サマー(Donna Summer, 1948-2012) アメリカのシンガーソングライター。1970年代にディスコ・ミュージックの第一人者として活躍し「ディスコの女王」と呼ばれ一世を風靡した。 |
リリース | 1979年 |
作曲者 | ドナ・サマー |
作曲年 | ブルース・スダノ(Bruce Sudano) アメリカのミュージシャン/ソングライター、1948年生まれ。 R&Bトリオ「ブルックリン・ドリームス」(Brooklyn Dreams) のキーボーディスト/作曲家。ドナ・サマーの夫。 |
エディー・ホケンソン(Eddie Hokenson) アメリカのシンガーソングライター/パーカッショニスト。 R&Bトリオ「ブルックリン・ドリームス」(Brooklyn Dreams) のドラマー/パーカッショニスト。 | |
ジョー・ビーン・エスポジート(Joe “Beans” Esposito) アメリカのシンガーソングライター/作曲家、1948年生まれ。 R&Bトリオ「ブルックリン・ドリームス」(Brooklyn Dreams) のボーカリスト。 映画『フラッシュダンス』『スカーフェイス』『ベスト・キッド』などへのサントラ提供でも知られる。 | |
仮装パーティーでのダンスミュージック(4曲目)
(マウリツィオがパトリツィアを残して曲の途中で帰ってしまうシーン)
邦題『愛の誘惑』
Artist | ドナ・サマー(Donna Summer, 1948-2012) アメリカのシンガーソングライター。1970年代にディスコ・ミュージックの第一人者として活躍し「ディスコの女王」と呼ばれ一世を風靡した。 |
リリース | 1975年 |
作曲者 | ドナ・サマー |
ピート・ベロート(Pete Bellotte) イギリスのソングライター/音楽プロデューサー、1943年生まれ。 | |
ジョルジオ・モロダー(Giorgio Moroder) イタリアの音楽プロデューサー/作曲家/シンセサイザー奏者/歌手、1940年生まれ。 ディスコ音楽の発達に貢献し「ディスコの父」と呼ばれる。 | |
パトリツィアの自宅にマウリツィオから電話がかかってくる
(パトリツィアがペディキュアを塗りながらヘッドフォンで聴いている曲)
邦題『幸せがいっぱい』
Artist | ミーナ(Mina) イタリアの歌手/女優、1940年生まれ。 1958年にデビュー。長身と美貌、 3オクターブの声域の軽快で俊敏なソプラノボイスを特徴とし、イタリアン・ポップス界の女王的存在として人気を博した。 |
リリース | 1960年 |
作曲者 | ジーノ・パオーリ(Gino Paoli) イタリアのシンガーソングライター、1934年生まれ。 |
マウリツィオ&パトリツィア、デートシーン
リリース | 2008年:Soundtrack『イル・ディーヴォ 魔王と呼ばれた男』 |
作曲者 | テオ・テアルド(Teho Teardo) イタリアのミュージシャン/作曲家、1966年生まれ。 ロック・バンド「Meathead」の創設メンバー |
『Non ho vizi minori』は、2008年のイタリア・フランス合作の伝記映画『イル・ディーヴォ 魔王と呼ばれた男』(原題:Il Divo)のオリジナル・サウンドトラックです。
『イル・ディーヴォ 魔王と呼ばれた男』は、冷戦下でイタリア首相を計7回務めた政治家ジュリオ・アンドレオッティ(Giulio Andreotti, 1919-2013)の生涯が描かれた作品です。ジュリオ・アンドレオッティは、犯罪組織との親密な関係を持ち、数々の裁判で有罪となりながらも実刑判決を受けることなく終身上院議員として活動を続けていた悪名高い政治家です。
マウリツィオがトラック運送会社で働く
アイム・ア・ビリーバー
Artist cover ver. | カテリーナ・カゼッリ(Caterina Caselli) イタリアの歌手/音楽プロデューサー/女優/テレビ司会者、1946年生まれ。 |
リリース | 1967年 |
作曲者 | ニール・ダイアモンド(Neil Diamond) アメリカの歌手/作曲家/アレンジャー/プロデューサー、1941年生まれ。60年代から80年代にかけて数々のヒット曲を生み出した。 |
Original ver. | 1966年:モンキーズ(The Monkees) 1965年に結成されたアメリカのポップロックグループ。テレビ番組『ザ・モンキーズ・ショー』とレコード販売を連動するメディアミックス戦略で作られ、アイドル的な人気を博した。 |
事務所でのマウリツィオ&パトリツィアのラブシーン
歌劇《椿姫》第1幕 – 乾杯の歌 「友よ、さあ飲み明かそう」
作曲者 | ジュゼッペ・ヴェルディ(Giuseppe Verdi, 1813-1901) イタリアの作曲家。19世紀を代表するロマン派音楽作曲家で「オペラ王」の異名を持つ。 |
初演 | 1853年:フェニーチェ劇場(イタリア・ヴェネツィア) |
Artist | ルチアーノ・パヴァロッティ(Luciano Pavarotti) ジョーン・サザーランド(Joan Sutherland) ロンドン・オペラ・コーラス(The New London Opera Chorus) ナショナル・フィルハーモニック管弦楽団(National Philharmonic Orchestra) リチャード・ボニング(Richard Bonynge) |
『椿姫』は、イタリアの作曲家ヴェルディが1853年に発表したオペラです。高級娼婦ヴィオレッタを主人公とする長編小説に基づき台本が作られ、原題『La traviata』は『堕落した女』を意味します。
ここで使われている 乾杯の歌 「友よ、さあ飲み明かそう」は、第1幕の冒頭、パリ社交界の華ヴィオレッタの館でのパーティーで、彼女に思いを寄せる青年アルフレードが乾杯の音頭をとり高らかに歌い上げるよく知られた人気の曲です。
結婚式(マウリツィオ&パトリツィア)
Artist | ジョージ・マイケル(George Michael, 1963-2016) イギリスのシンガーソングライター/音楽プロデューサー。1980年代にポップデュオ「ワム!」(Wham!) のボーカリスト/ソングライターとして活躍し、解散後もソロシンガーとしてヒット曲を量産。約40年にわたる音楽キャリアでアルバムを1億枚以上売り上げ圧倒的な存在感をステージ上で発揮し続けた。 |
リリース | 1987年 |
作曲者 | ジョージ・マイケル |
アルドのバースデーパーティー(ラグビー・シーン)
歌劇《セビリアの理髪師》第1幕よりカヴァティーナ「私は町のなんでも屋」
作曲者 | ジョアキーノ・ロッシーニ(Gioachino Rossini, 1792-1868) イタリアのロマン派を代表するオペラ作曲家。 18歳の時にオペラ作曲家としてデビューし人気のあるイタリアオペラの作曲家としてヨーロッパ中にその名を轟かせたが、37歳の時『ウィリアム・テル』を作曲しオペラ界から事実上の引退。その後30年以上にわたる引退生活では、宗教音楽/サロン向けの歌曲/ピアノ曲/室内楽を中心に作曲を行った。 また「ロッシーニ風」という料理名の由来にもなり、美食家としても知られている。 |
作曲年 | 1816年 |
この後「ドメニコがパトリツィアの代わりに子供の学校に行く(ドメニコがカーオーディオで流している曲)」でもこの曲が使われています。
アルドの誕生日を祝いゲストが歌う
ハッピーバースデートゥーユー
作曲者 | マイルドレッド・J・ヒル(Mildred J. Hill, 1859-1916) アメリカのソングライター/音楽学者。 |
パティ・J・ヒル(Patty S. Hill, 1868-1946) アメリカの保育園/幼稚園教諭。アメリカの非営利団体「全米幼児教育協会」の創設者。 | |
出版年 | 1917年 |
『Happy Birthday to You』は、アメリカ人のヒル姉妹が作詞作曲した誕生日をお祝いする曲です。
この曲は、世界で最も歌われている英語の曲としてギネス世界記録に認定されています。
GUCCIの店舗から出て行くソフィア・ローレンをパトリツィアが遠くから見つめる
邦題『炎の夜』
Artist | アリーチェ(Alice) イタリアのボーカリスト、1954年生まれ。 |
リリース | 1981年 |
作曲者 | アリーチェ(Alice) |
ジュスト・ピオ(Giusto Pio, 1926-2017) イタリアのヴァイオリニスト/ソングライター。 | |
フランコ・バッティアート(Franco Battiato, 1945-2021) シチリア出身のイタリアのシンガーソングライター/作曲家/映画監督。 イタリアで最も影響力のあるシンガーソングライターとして活躍した。「イル・マエストロ」と称される。 |
マウリツィオとパトリツィアがアルドに連れられ、GUCCIの工房に行く
リトルネライ
Artist | ブルーノ・ラウツィ(Bruno Lauzi, 1937-2006) イタリアのシンガーソングライター/詩人/作家。 |
リリース | 1964年 |
作曲者 | ブルーノ・ラウツィ |
マウリツィオとパトリツィアがニューヨークに渡る
ヒア・カムズ・ザ・レイン・アゲイン
Artist | ユーリズミックス(Eurythmics) 1980年にロンドンで結成されたイギリスのポップデュオ。 第2次ブリティッシュ・インヴェイジョンの波に乗りヒットを連発し、世界的な名声を手にした。 |
リリース | 1983年 |
作曲者 | Eurythmics アニー・レノックス(Annie Lennox) デイヴ・スチュワート(David A. Stewart) |
アルドがマウリツィオとパトリツィアと3人で食事をする(レストランのピアノ生演奏)
アイヴ・ゴット・ユア・ナンバー
Artist cover ver. | ボビー・ショート(Bobby Short, 1924-2005) アメリカのキャバレー歌手/ピアニスト。 |
リリース | 1976年 |
作曲者 | サイ・コールマン(Cy Coleman, 1929-2004) アメリカの作曲家/ソングライター/ジャズピアニスト。 |
キャロリン・リー(Carolyn Leigh, 1926-1983) アメリカの作詞家。 | |
Original ver. | 1962年:スウェン・スウェンソン(Swen Swenson, 1930-1993) アメリカのブロードウェイダンサー/歌手/俳優。 |
『I’ve Got Your Number』は、1962年初演のブロードウェイミュージカル『Little Me』のミュージカルナンバーです。
この後「アルドが脱税容疑で連行される」でもこの曲が使われています。
パトリツィアがGUCCIの偽物が並ぶ店を訪れる
トゥ・ザ・ブリッジ
リリース | 1982年:Soundtrack『キャット・ピープル』 |
作曲者 | ジョルジオ・モロダー(Giorgio Moroder) イタリアの音楽プロデューサー/作曲家/シンセサイザー奏者/歌手、1940年生まれ。 ディスコ音楽の発達に貢献し「ディスコの父」と呼ばれる。 |
『To the Bridge』は、1982年のホーラー映画『キャット・ピープル』(Cat People)のオリジナル・サウンドトラックです。
マウリツィオがアルドからオフィスを与えられる
アイ・フィール・ラブ
Artist | ドナ・サマー(Donna Summer, 1948-2012) アメリカのシンガーソングライター。 1970年代にディスコ・ミュージックの第一人者として活躍し「ディスコの女王」と呼ばれ一世を風靡した。 |
リリース | 1977年 |
作曲者 | ドナ・サマー |
ピート・ベロート(Pete Bellotte) イギリスのソングライター/音楽プロデューサー、1943年生まれ。 | |
ジョルジオ・モロダー(Giorgio Moroder) イタリアの音楽プロデューサー/作曲家/シンセサイザー奏者/歌手、1940年生まれ。 ディスコ音楽の発達に貢献し「ディスコの父」と呼ばれる。 | |
ヴェルサーチェ、1983年春ミラノコレクション(ランウェイのBGM)
(マウリツィオとパトリツィアがコレクションを見るシーン)
ヴェルサーチェの創業者でもあるイタリア人デザイナー、ジャンニ・ヴェルサーチがショーの最後に登場します。ジャンニ・ヴェルサーチは、1997年フロリダにある自身の別荘前で銃撃され、50歳という若さで亡くなりました
ブルー・マンデー
Artist | ニュー・オーダー(New Order) 1980年に結成されたイギリスのエレクトロニック・ロックバンド。 イアン・カーティスの死で活動停止となったロックバンド「ジョイ・ディヴィジョン」(Joy Division) の残された3人のメンバーによって再編成された。 |
リリース | 1983年 |
作曲者 | New Order バーナード・サムナー(Bernard Sumner) スティーヴン・モリス(Stephen Morris) ジリアン・ギルバート(Gillian Gilbert) ピーター・フック(Peter Hook) |
パトリツィアがパオラのアトリエを訪れる
歌劇《リゴレット》第3幕より「女は気まぐれ」(女心の歌)
作曲者 | ジュゼッペ・ヴェルディ(Giuseppe Verdi, 1813-1901) イタリアの作曲家。19世紀を代表するロマン派音楽作曲家で「オペラ王」の異名を持つ。 |
作曲年 | 1851年:フェニーチェ劇場(イタリア・ヴェネツィア) |
『リゴレット』は、フランスの小説家ヴィクトル・ユーゴーの戯曲『王は愉しむ』にもとづき作られた3幕のオペラです。ヴェルディ中期の傑作といわれています。
ここで使われた「女は気まぐれ」(女心の歌)は、女好きで遊び人のマントヴァ公爵が宿で女性を口説きながら歌う有名なアリアです。
アルドが脱税容疑で連行される
アイヴ・ゴット・ユア・ナンバー
Artist cover ver. | ボビー・ショート(Bobby Short, 1924-2005) アメリカのキャバレー歌手/ピアニスト。 |
リリース | 1976年 |
作曲者 | サイ・コールマン(Cy Coleman, 1929-2004) キャロリン・リー(Carolyn Leigh, 1926-1983) |
Original ver. | 1962年:スウェン・スウェンソン(Swen Swenson, 1930-1993) アメリカのブロードウェイダンサー/歌手/俳優。 |
「アルドがマウリツィオとパトリツィアと3人で食事をする(レストランでのピアノ演奏)」でもこの曲が使われていました。
パオラがGUCCIに自分のブランドラインを手に入れる
邦題『運命 ’76(ベートーヴェン第5交響曲)』
Artist | ウォルター・マーフィー(Walter Murphy) アメリカのキーボード奏者/編曲家/音楽プロデューサー、1952年ニューヨーク生まれ。 |
リリース | 1976年 |
作曲者 | ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(Ludwig van Beethoven, 1770-1827) ドイツの作曲家。ウィーンの古典音楽を最高の発展に導き、ロマン派音楽への道を切り開いた音楽史において極めて重要な作曲家の一人。聴力を失いながらも音楽への情熱を燃やし続け、数々の名曲を生み出したその偉業から日本では「楽聖」として称えられる。 |
ウォルター・マーフィー(Walter Murphy) |
『A Fifth of Beethoven』は、ウォルター・マーフィー(Walter Murphy)が作ったディスコ・インストゥルメンタル曲です。
『運命』の通称で知られるベートーヴェンの『交響曲第5番 ハ短調 作品67』の第1楽章をもとに作られています。
この曲は、ジョン・トラボルタ主演の映画『サタデー・ナイト・フィーバー』で使われ、クローズアップされました。
パオラのコレクション(パオロの妻が歌う)
パオロの妻ジェニファー・グッチは、イタリア、スペイン、そしてアメリカのジュリアード音楽院で音楽を学びました。
グッチ一族の一員として知り合った友人たちと親密な関係を維持し続け、オペラ界を支援する世界的なオペラ愛好家として知られています。
歌劇《魔笛》K. 620 – 第2幕 夜の女王のアリア「復讐の心は地獄のようにわが胸に燃え」
作曲者 | ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(Wolfgang Amadeus Mozart, 1756 -1791) 18世紀古典派を代表するオーストリアの作曲家。 幼い頃から並外れた音楽の才能を示し「神童」と呼ばれる。5歳ですでに作曲を始め35歳の若さで亡くなるまで600を超える作品を作る。オペラ、協奏曲、交響曲、室内楽、器楽曲などあらゆるジャンルにわたり名作を残し西洋音楽に大きな影響を与えた。 |
作曲年 | 1791年 |
財務警察の捜査が入る(マウリツィオがバイクでスイスに逃亡する)
歌劇《セビリアの理髪師》 – 序曲
作曲者 | ジョアキーノ・ロッシーニ(Gioachino Rossini, 1792-1868) イタリアのロマン派を代表するオペラ作曲家。 18歳の時にオペラ作曲家としてデビューし人気のあるイタリアオペラの作曲家としてヨーロッパ中にその名を轟かせたが、37歳の時『ウィリアム・テル』を作曲しオペラ界から事実上の引退。その後30年以上にわたる引退生活では、宗教音楽/サロン向けの歌曲/ピアノ曲/室内楽を中心に作曲を行った。 また「ロッシーニ風」という料理名の由来にもなり、美食家としても知られている。 |
作曲年 | 1816年 |
『セビリアの理髪師』は、イタリアの作曲家ロッシーニが戯曲を題材に作ったオペラです。1816年にローマで初演されました。
マウリツィオがスキー場でパオラと再会する
@スイス、サンモリッツ
イッツ・ザ・モスト・ワンダフル・タイム・オブ・ザ・イヤー
邦題『一年で一番素敵なとき』
Artist | アンディ・ウィリアムス(Andy Williams, 1927-2012) アイオワ州ウォールレイク出身のアメリカの歌手。 アメリカ・ポピュラー音楽史を代表する歌手。「イージーリスニングの帝王」と呼ばれ世界中で愛された。 |
リリース | 1963年 |
作曲者 | エディ・ポーラ(Eddie Pola, 1907-1995) アメリカの俳優/プロデューサー/ソングライター。 |
ジョージ・ワイル(George Wyle, 1916-2003) アメリカのバンドリーダー/作曲家。 |
刑期を終えたアルドとパオロが再会を果たす
ハート・オブ・グラス
Artist | ブロンディ(Blondie) 1974年にニューヨークで結成されたアメリカのロックバンド。 ニュー・ウェイヴの代表的グループとして知られる。 |
リリース | 1978年 |
作曲者 | Blondie デボラ・ハリー(Deborah Harry) クリス・スタイン(Chris Stein) |
パオラがマウリツィオの部屋を訪れ、二人でダンスをする(マウリツィオが部屋で流している曲)
邦題『カーニヴァルの朝』
Artist cover ver. | ロン・カーター(Ron Carter) アメリカのジャズ・コントラバス奏者、1937年生まれ。 |
リリース | 1983年 |
作曲者 | ルイス・ボンファ(Luiz Bonfá, 1922-2001) ブラジルのギタリスト/作曲家。 |
アントニオ・マリア(Antonio Maria, 1921-1964) ブラジルの作詞家/詩人/作曲家/ラジオスポーツコメンテーター。 | |
Original ver. | 1959年:アゴスチーニョ・ドス・サントス(Agostinho dos Santos, 1932-1973) ブラジルの歌手/作曲家。 |
『Manha de Carnaval』は、1959年のフランス・ブラジル・イタリア合作の恋愛映画『黒いオルフェ』(原題:Orfeu Negro)の主題歌です。
ドメニコがパトリツィアの代わりに子供の学校に行く(ドメニコがカーオーディオで流している曲)
歌劇《セビリアの理髪師》第1幕よりカヴァティーナ「私は町のなんでも屋」
作曲者 | ジョアキーノ・ロッシーニ(Gioachino Rossini, 1792-1868) イタリアのロマン派を代表するオペラ作曲家。 18歳の時にオペラ作曲家としてデビューし人気のあるイタリアオペラの作曲家としてヨーロッパ中にその名を轟かせたが、37歳の時『ウィリアム・テル』を作曲しオペラ界から事実上の引退。その後30年以上にわたる引退生活では、宗教音楽/サロン向けの歌曲/ピアノ曲/室内楽を中心に作曲を行った。 また「ロッシーニ風」という料理名の由来にもなり、美食家としても知られている。 |
作曲年 | 1816年 |
「アルドのバースデーパーティー(ラグビー・シーン)」でもこの曲が使われていました。
マウリツィオが社長に就任しヴォーグの取材を受ける
アッシェズ・トウ・アッシェズ
Artist | デヴィッド・ボウイ(David Bowie, 1947-2016) イギリスの歌手/ソングライター/ミュージシャン/俳優。 グラムロックの先駆者として数々の名曲を世に送り出し、俳優としても活躍した。 |
リリース | 1980年 |
作曲者 | デヴィッド・ボウイ |
トム・フォードによるGUCCIコレクション(ランウェイのBGM)
Artist | ブラック・マシーン(Black Machine) イタリアのエレクトロニックミュージック・グループ。 |
リリース | 1991年 |
作曲者 | Pippo Landro, Mario Percali, Ottorino Menardi and James Brown |
マウリツィオが銃で撃たれる
歌劇《蝶々夫人》第2幕より「ハミング・コーラス」
作曲者 | ジャコモ・プッチーニ(Giacomo Puccini, 1858-1924) イタリア・オペラを代表する作曲家。 |
初演 | 1904年、イタリア・ミラノ「スカラ座」 |
Artist | サンタ・チェチーリア国立アカデミー合唱団(Coro dell’Accademia Nazionale di Santa Cecilia) サンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽団(Orchestra dell’Accademia Nazionale di Santa Cecilia) トゥリオ・セラフィン(Tullio Serafin) |
「ハミング・コーラス」は、第2幕の最後、蝶々夫人が子供にも盛装させ夫の帰りを待ち続けるシーンの舞台裏で、合唱によって歌われる曲です。
エンデイング&エンドクレジット
ベイビー・キャン・アイ・ホールド・ユー
Artist | トレイシー・チャップマン(Tracy Chapman) アメリカのシンガーソングライター、1964年生まれ。 |
リリース | 1988年 |
作曲者 | トレイシー・チャップマン |
『ハウス・オブ・グッチ』のサントラ

『ハウス・オブ・グッチ』は、ハリー・グレッグソン=ウィリアムズ(Harry Gregson-Williams)が音楽を担当しました。
ハリー・グレッグソン=ウィリアムズは、イギリス出身の作曲家です。ハンス・ジマーの映画音楽プロダクション「リモート・コントロール・プロダクション」の一員として活動しており『キングダム・オブ・ヘブン』(2005)以降、リドリー・スコット作品の音楽を多数手がけています。
ゲーム『メタルギアソリッドシリーズ』の音楽を手がけていることでも知られています。
『ハウス・オブ・グッチ』キャスト・スタッフ
監督 | リドリー・スコット(Ridley Scott) |
脚本 | ベッキー・ジョンストン(Becky Johnston) |
ロベルト・ベンティヴェーニャ(Roberto Bentivegna) | |
原作 | サラ・ゲイ・フォーデン(Sara Gay Forden) |
製作 | リドリー・スコット(Ridley Scott) |
ジャンニア・ファシオ(Giannina Facio Scott) | |
ケヴィン・J・ウォルシュ(Kevin J. Walsh) | |
マーク・ハッファム(Mark Huffam) | |
音楽 | ハリー・グレッグソン=ウィリアムズ(Harry Gregson-Williams) |
配給 | 東宝東和 |
公開 | 2021年11月24日 |
2022年1月14日 | |
上映時間 | 157分 |
パトリツィア・レッジャーニ:レディー・ガガ(Lady Gaga)
マウリツィオ・グッチ:アダム・ドライバー(Adam Driver)
アルド・グッチ:アル・パチーノ(Al Pacino)
パオロ・グッチ:ジャレッド・レト(Jared Leto)
ロドルフォ・グッチ:ジェレミー・アイアンズ(Jeremy Irons)
ジュゼッピーナ・“ピーナ”・アウリエンマ:サルマ・ハエック(Salma Hayek)
ドメニコ・デ・ソーレ:ジャック・ヒューストン(Jack Huston)
トム・フォード:リーヴ・カーニー(Reeve Carney)
パオラ・フランキ:カミーユ・コッタン(Camille Cottin)
フェルナンド・レッジャーニ:ヴィンセント・リオッタ(Vincent Riotta)
シルヴァーナ・レッジャーニ:アレクシア・マレー(Alexia Murray)
アレッサンドラ・グッチ:ミア・マクガヴァン・ザイニー(Mia McGovern Zaini)
ジェニー・グッチ:フローレンス・アンドリューズ(Florence Andrews)
ネミール・キルダル:ユセフ・カーコア(Youssef Kerkour)
サイード:メーディ・ネブー(Mehdi Nebbou)
オマル:ミロウド・ムーラド・ベナマラ(Miloud Mourad Benamara)
ソフィア・ローレン:マダリーナ・ディアナ・ゲネア(Mădălina Diana Ghenea )
カール・ラガーフェルド:アントネッロ・アヌンツィアータ(Antonello Annunziata)
アナ・ウィンター:キャサリン・ウォーカー(Catherine Walker)
リチャード・アヴェドン:マルティーノ・パルミサーノ(Martino Palmisano)
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