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『ラスティン: ワシントンの「あの日」を作った男』の挿入曲とサントラ

『ラスティン: ワシントンの「あの日」を作った男』(原題:Rustin)は、アメリカ・ペンシルバニア出身の公民権運動家バイヤード・ラスティン(1912年 – 1987年)の半生を描いた伝記映画です。元アメリカ大統領バラク・オバマとミシェル・オバマの製作会社であるハイヤー・グラウンド・プロダクションズが製作し、Netflixで配信されました。

第96回アカデミー賞ではラスティンを演じたコールマン・ドミンゴが主演男優賞にノミネートされました。

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『ラスティン: ワシントンの「あの日」を作った男』の挿入曲

『ラスティン: ワシントンの「あの日」を作った男』の挿入曲を流れた順番に紹介していきます。(ネタバレにご注意ください)

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パーティで流れる曲(出席者がダンスをする)

Shotgun
ショットガン
Artistジュニア・ウォーカー&オール・スターズ(Jr. Walker and the All Stars)
ジュニア・ウォーカー(Junior Walker, 1931-1995)
アメリカのサックス奏者/マルチ楽器奏者/ボーカリスト、1931年アーカンソー州ブライスビル生まれ。
リリース1965年
作曲者ジュニア・ウォーカー(Junior Walker, 1931-1995)

パーティで流れる曲(一人の青年が白人から受けた被害を話す)

Walking the Dog
邦題『犬も歩けば』
Artistルーファス・トーマス(Rufus Thomas, 1917-2001)
テネシー州メンフィス出身のソウル歌手/ファンク・ミュージシャン/作曲家/ダンサー/コミックエンターテイナー。
リリース1963年
作曲者ルーファス・トーマス(Rufus Thomas, 1917-2001)

ラスティンの先導でデモのアイディアを出し合いながらみんなで歌う曲

Ain’t Gonna Let Nobody Turn Me Around(Traditional)

『Ain’t Gonna Let Nobody Turn Me Around』は、公民権運動のデモで歌われたことでも知られる黒人霊歌です。

ラスティンとイライアスが二人で訪れるバーのBGM(1曲目)

Everybody Loves a Lover
Artistドリス・デイ(Doris Day, 1922-2019)
ドイツ系アメリカ人女優/歌手。
代表曲『センチメンタル・ジャーニー』『二人でお茶を』『ケセラセラ』
リリース1958年
作曲者ロバート・アレン(Robert Allen, 1927-2000)
アメリカのピアニスト/編曲者/作家。
リチャード・アドラー(Richard Adler, 1921-2012)
アメリカの作詞家/作家/作曲家/プロデューサー。
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ラスティンとイライアスが二人で訪れるバーのBGM(2曲目)

I Don’t Know
Artistルース・ブラウン(Ruth Brown, 1928-2006)
アメリカ・バージニア州ポーツマス出身のシンガーソングライター/女優。「R&Bの女王」と称される。
リリース1959年
作曲者Willie James Malbon and Joe Thomas

ラスティンとイライアスが二人で訪れるバーのBGM(3曲目)

Everybody Needs Somebody
Artistジミー・スコット(Jimmy Scott, 1925-2014)
アメリカのジャズ・ボーカリスト。
リリース1955年
作曲者ハワード・ビッグス(Howard Biggs, 1916-1999)
ワシントン州シアトル出身のジャズ・ピアニスト/編曲家/ソングライター。
ローズ・マリー・マッコイ(Rose Marie McCoy, 1922-2015)
アメリカのソングライター。
フレッド・メンデルスゾーン(Fred Mendelsohn, 1917-2000)
アメリカのR&Bソングライター/タレントスカウト/レコードプロデューサー/レコードレーベル(サヴォイ・レコード)オーナー。

ラスティンがタクシーに乗りキング牧師の家の前に到着する

Lucille
ルシア
Artistリトル・リチャード(Little Richard, 1932-2020)
アメリカのシンガー/ピアニスト/ソングライター。「ロックンロールの創造者」「ロックンロールの王様」と称される。
リリース1957年
作曲者アルバート・コリンズ(Albert Collins)
ニューオーリンズ出身のソングライター
リトル・リチャード(Little Richard, 1932-2020)

ラスティンがコレッタとその子供たちと一緒に歌う曲

This Little Light of Mine
邦題『私の小さな光』

『This Little Light of Mine』は、1920年代から歌われているゴスペル曲です。

公民権運動では抵抗歌として使われました。喜びと希望に満ちた歌詞は、抗議活動中の緊張と動揺を和らげ心を落ち着かせる効果を持ったと言われています。

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ラスティンがレコードをかけ流す曲(無言電話が何度もかかってくる)

Didn’t It Rain
Artistダヴァイン・ジョイ・ランドルフ(Da’Vine Joy Randolph)
マヘリア・ジャクソンを演じるアメリカの女優、1986年ペンシルベニア州フィラデルフィア生まれ。
作曲者ロベルタ・マーティン(Roberta Martin, 1907-1969)
アメリカのゴスペル作曲家/歌手/ピアニスト/アレンジャー/合唱オーガナイザー。

『Didn’t It Rain』は、旧約聖書『創世記』の「ノアの方舟」を題材とするスピリチュアル・ソングです。

劇中、ラスティンはマヘリア・ジャクソン(Mahalia Jackson)のレコードをセットしこの曲を流します。
公民権活動に貢献し「ゴスペルの女王」として称えられたマヘリア・ジャクソンは、1954年にこの曲をレコーディングしました。

女性たちのアイデアで開催される慈善ライブで歌手が歌う曲

Fingertips I & II
Artistスティーヴィー・ワンダー(Stevie Wonder)
アメリカのミュージシャン/音楽プロデューサー、1950年ミシガン州サギノー生まれ。11歳でモータウン所属アーテイストとなり、1962年に『I Call It Pretty Music But The Old People Call It The Blues』でシングルデビュー。
リリース1963年
作曲者クラランス・ポール(Clarence Paul, 1928-1995)
アメリカのソングライター/レコードプロデューサー/歌手。
ヘンリー・コスビー(Henry Cosby, 1928-2002)
アメリカのソングライター/プロデューサー。

ラスティンがレコードをかけ流す曲(FBIの車が自宅前に停まっている)

Straighten Up and Fly Right
Artist
Cover ver.
オスカー・ブラウンJr.(Oscar Brown Jr. 1926-2005)
イリノイ州シカゴで出身のシンガー/ソングライター/劇作家/詩人/公民権活動家/俳優。
リリース1962年
作曲者ナット・キング・コール(Nat King Cole, 1919-1965)
アメリカのジャズピアニスト/歌手。
アーヴィング・バーギー(Irving Burgie, 1924-2019)
ブルックリン出身のミュージシャン/ソングライター。
Original ver.1944年:ナット・キング・コール・トリオ(The King Cole Trio)

デモ当日の朝、ラスティンがリンカーン記念堂リフレクティング・プールを前にして歌う

Jesus Walked This Lonesome Valley
邦題『イエスはこの寂しい谷を歩まれた』

『Jesus Walked This Lonesome Valley』は、讃美歌です。

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準備が進む会場で白いシャツを着た少年たちが歌う曲

Woke Up This Morning

『Woke Up This Morning』は、「フリーダム・ライド」(自由のための乗車運動)に参加し投獄されたロバート・ウェスビー牧師が1961年に作った曲です。古いゴスペル曲『I woke up this morning with my mind stayed on Jesus』から作られています。

会場でマヘリア・ジャクソンが歌う曲(テレビ中継される)

How I Got Over
Artistダヴァイン・ジョイ・ランドルフ(Da’Vine Joy Randolph)
マヘリア・ジャクソンを演じるアメリカの女優、1986年ペンシルベニア州フィラデルフィア生まれ。
リリース1951年
作曲者クララ・ウォード(Clara Ward, 1924-1973)
ペンシルベニア州フィラデルフィア出身のゴスペル歌手。

『How I Got Over』は、ゴスペル歌手クララ・ウォードが作った讃美歌です。

1963年8月28日に行われた「ワシントン大行進」では、歌手のマヘリア・ジャクソン、ボブ・ディラン、ジョーン・バエズなどが大群衆を前に歌い、俳優のマーロン・ブランド、ポール・ニューマンなど著名人も多数参加し大義を支援しました。

マヘリア・ジャクソンはここで使われた『How I Got Over』と『I’ve been ‘buked, and I’ve been scorned』の2曲を歌いました。

エンディング(デモ終了後、人々が大きく輪になり歌っている曲)

We Shall Overcome(Traditional)

『We Shall Overcome』は、古くから親しまれているゴスペル曲です。

「ワシントン大行進」では、アメリカのシンガーソングライター、ジョーン・バエズ(Joan Baez)がこの曲を歌いました。

『ラスティン: ワシントンの「あの日」を作った男』のサントラ

『ラスティン: ワシントンの「あの日」を作った男』はブランフォード・マルサリス(Branford Marsalis)が音楽を担当しました。ブランフォード・マルサリスは、アメリカ・ルイジアナ生まれのサックス奏者/ミュージッシャンです。父や兄弟も優れたミュージシャンとして知られています。

『ラスティン: ワシントンの「あの日」を作った男』キャスト・スタッフ

監督ジョージ・C・ウルフ(George C. Wolfe)
脚本ジュリアン・ブリース(Julian Breece)
ダスティン・ランス・ブラック(Dustin Lance Black)
製作ブルース・コーエン(Bruce Cohen)
トーニャ・デイヴィス(Tonia Davis)
ジョージ・C・ウルフ(George C. Wolfe)
音楽ブランフォード・マルサリス(Branford Marsalis)
配給Netflix
公開2023年11月17日
上映時間106分

バイヤード・ラスティン:コールマン・ドミンゴ(Colman Domingo)
マーティン・ルーサー・キング・ジュニア:アムル・アミーン(Aml Ameen)
A・フィリップ・ランドルフ:グリン・ターマン(Glynn Turman)
ロイ・ウィルキンス:クリス・ロック(Chris Rock)
トム・カーン:ガス・ハルパー(Gus Halper)
イライアス・テイラー:ジョニー・レイミー(Johnny Ramey)
アンナ・ヘッジマン博士:CCH・パウンダー(CCH Pounder)
クリーブ・ロビンソン:マイケル・ポッツ(Michael Potts)
エラ・ベイカー:オードラ・マクドナルド(Audra McDonald)
アダム・クレイトン・パウエル・ジュニア:ジェフリー・ライト(Jeffrey Wright)
レイチェル:リリ・ケイ(Lilli Kay)
シャーリーン:ジョーダン=アマンダ・ホール(Jordan-Amanda)
ノーム:ジャキーム・パウエル(Jakeem Powell)
エレノア・ホルムズ:アヤナ・ワークマン(Ayana Workman)
ブライデン:グランサム・コールマン(Grantham Coleman)
ドリー・ラッドナー:ジャミラ・ローズモンド(Jamilah Rosemond)
ジョイス・ラッドナー:ジュールズ・ラティマー(Jules Latimer)
ジョン・ルイス:マックスウェル・ウィッティントン=クーパー(Maxwell Whittington-Cooper)
ジェームズ・ファーマー:フランク・ハーツ(Frank Harts)
ホイットニー・ヤング:ケヴィン・マンボ(Kevin Mambo)
コレッタ・スコット・キング:カラ・パターソン(Carra Patterson)
マヘリア・ジャクソン:ダヴァイン・ジョイ・ランドルフ(Da’Vine Joy Randolph)
クラウディア・テイラー:エイドリアン・ウォーレン(Adrienne Warren)
A・J・マスティ:ビル・アーウィン(Bill Irwin)
タイロン:ジャマー・ウィリアムズ(Jamar Williams)
ルシール・ランドルフ:ホープ・クラーク(Hope Clarke)
メドガー・エヴァース:ラシャド・デモンド・エドワーズ(Rashad Demond Edwards)
ウェルズ:コッター・スミス(Cotter Smith)
リトル・スティーヴィー・ワンダー:ドレイトン・ウォーカー(Drayton Walker)
ヨアヒム・プリンツ:ロバート・M・プフレガルト(Robert M. Pflegardt)
ユージン・カーソン・ブレイク:クリストファー・アングリム(Christopher Anglim)
ウォルター・ロイター:デヴィン・ドゥーラン(Devin Doolan)
フロイド・マキシック:マーロン・ブラッドリー・レイ(Marlon Bradley Ray)

文・構成
Filmmusik 管理人

映画の素晴らしさをもっと多くの人に伝えられたら…そんな気持ちでFilmlmusikを開設。
音楽・映画好きの管理人自ら執筆しています。

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