1987年に制作された映画『007/リビング・デイライツ』(原題:The Living Daylights)は、「ジェームズ・ボンド」シリーズの第15作目です。
今作からティモシー・ダルトンがジェームズ・ボンドを演じました。
- 『007/リビング・デイライツ』の挿入曲
- オープニング(銃口シーケンス)
- オープニングクレジット
- ブラチスラヴァのコンサートホールでMI6のウィーン支局職員ソーンダースがボンドの到着を待つ(ステージで演奏されている曲)
- 牛乳配達人に成り済ました殺し屋ネクロスがコスコフ将軍を奪還する(ネクロスがヘッドフォンで聴いている曲)
- Qがボンドにスタンガスを噴射させるキーホルダーの使い方を説明する(起動に必要な口笛の曲)
- カーラが出演する室内楽コンサートが開催される(ステージで演奏されている曲)
- ボンドとカーラがウィーンの街を馬車で観光する(宮殿のバルコニーで演奏されている曲)
- ボンドとカーラがオペラを観る(ステージで演奏されている曲)
- ボンドとカーラが遊園地で観覧車に乗る(遊園地のBGM)
- ボンドとカーラが観覧車を降りる(遊園地のBGM)
- 遊園地のカフェでソーンダースがネクロスに殺害される(ネクロスがヘッドフォンで聴いている曲)
- ホテルの部屋でカーラがチェロを弾き、ボンドの帰りを待つ
- カーラがソリストとしてオーケストラと共演する
- エンディング&エンドクレジット
- 『007/リビング・デイライツ』のサントラ
- 『007/リビング・デイライツ』キャスト・スタッフ
『007/リビング・デイライツ』の挿入曲
『007/リビング・デイライツ』の挿入曲を流れた順番に紹介していきます。(ネタバレにご注意ください)

オープニング(銃口シーケンス)
(この曲のテーマは、この後も様々なシーンで使われています。)
ジェームズ・ボンドのテーマ
| 作曲者 | モンティ・ノーマン(Monty Norman, 1928-2022) イギリスの映画音楽作曲家/歌手。 「ジェームズ・ボンド」シリーズの第1作目『007/ドクター・ノオ』(原題: Dr. No)のスコアを手がけ、シリーズのテーマ曲となった『James Bond Theme』を書いたことで知られている。 |
| Original ver. | 1962年: The John Barry Seven and Orchestra ジョン・バリー(John Barry, 1933-2011) イギリスの作曲家/指揮者。「007/ジェームズ・ボンド」シリーズの曲など多くの映画音楽の作曲を手がけたイギリスを代表する作曲家。『野生のエルザ』『冬のライオン』『愛と哀しみの果て』『ダンス・ウィズ・ウルブズ』の4作品でアカデミー賞を受賞した。 |
『James Bond Theme』は、映画「007/ジェームズ・ボンド」シリーズのテーマ曲です。シリーズ第1作目『007/ドクター・ノオ』(1962)で作られ、以降、ほとんどの作品で使用されています。
オープニングクレジット
リビング・デイライツ
| Artist | a-ha(アーハ) 1982年にオスロで結成されたノルウェーのシンセポップバンド。 デビューシングル『テイク・オン・ミー』(1984) が革新的なMVと共に大きな話題を呼び一躍世界のトップバンドに。 ノルウェー出身のグループとして初めてビルボード1位を獲得した。 |
| リリース | 1987年 |
| 作曲者 | ジョン・バリー(John Barry, 1933-2011) イギリスの作曲家/指揮者。「007/ジェームズ・ボンド」シリーズの曲など多くの映画音楽の作曲を手がけたイギリスを代表する作曲家。『野生のエルザ』『冬のライオン』『愛と哀しみの果て』『ダンス・ウィズ・ウルブズ』の4作品でアカデミー賞を受賞した。 |
| ポール・ワークター(Pål Waaktaar) ノルウェー出身のミュージシャン、1960年生まれ。a-ha(アーハ)のギタリスト。 | |
『The Living Daylights』は、「007/ジェームズ・ボンド」シリーズ第15作目『007/リビング・デイライツ』 (1987)の主題歌です。

ブラチスラヴァのコンサートホールでMI6のウィーン支局職員ソーンダースがボンドの到着を待つ(ステージで演奏されている曲)
交響曲第40番 ト短調 K.550 – 第1楽章
| 作曲者 | ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(Wolfgang Amadeus Mozart, 1756 -1791) 18世紀古典派を代表するオーストリアの作曲家。 幼い頃から並外れた音楽の才能を示し「神童」と呼ばれる。 5歳ですでに作曲を始め35歳の若さで亡くなるまで600を超える作品を作る。オペラ、協奏曲、交響曲、室内楽、器楽曲などあらゆるジャンルにわたり名作を残し西洋音楽に大きな影響を与えた。 ハイドン、ベートーヴェンと並んで古典派の音楽を形成した3大ウィーン古典派の1人に数えられる。 |
| 作曲年 | 1788年 |
牛乳配達人に成り済ました殺し屋ネクロスがコスコフ将軍を奪還する(ネクロスがヘッドフォンで聴いている曲)
邦題『時の行方』
| Artist | プリテンダーズ(The Pretenders) 1978年に結成されたイギリスのロックバンド。 デビューアルバム『Pretenders』(日本語タイトル:愛しのキッズ)が世界的に大ヒットし、トップバンドの地位を手にいれる。その後、メンバー交代を重ねながらも、カリスマ的人気を誇る女性ロッカー、クリッシー・ハインド(Chrissie Hynde)を中心に活躍を続け、2005年にロックの殿堂入りを果たした。現在もなお活動を続けている。 |
| リリース | 1987年 |
| 作曲者 | ジョン・バリー(John Barry, 1933-2011) イギリスの作曲家/指揮者。「007/ジェームズ・ボンド」シリーズの曲など多くの映画音楽の作曲を手がけたイギリスを代表する作曲家。『野生のエルザ』『冬のライオン』『愛と哀しみの果て』『ダンス・ウィズ・ウルブズ』の4作品でアカデミー賞を受賞した。 |
| クリッシー・ハインド(Chrissie Hynde) アメリカ出身のミュージシャン、1951年オハイオ州アクロン生まれ。ロックバンド「プリテンダーズ」(The Pretenders) のヴォーカリスト。 | |
この後「遊園地のカフェでソーンダースがネクロスに殺害される(ネクロスがヘッドフォンで聴いている曲)」でもこの曲が使われています。
Qがボンドにスタンガスを噴射させるキーホルダーの使い方を説明する(起動に必要な口笛の曲)
ルール・ブリタニア
| 作曲者 | トマス・オーガスティン・アーン(Thomas Augustine Arne,1710-1778) イギリスの作曲家/ヴァイオリニスト/ピアニスト。18世紀の英国を代表する演劇作曲家。 |
| ジェームズ・トムソン(James Thomson, 1700-1748) イギリスの詩人/劇作家/奴隷制廃止論者。 | |
| 作曲年 | 1740年 |
『ルール・ブリタニア』は、イギリスの愛国歌です。
カーラが出演する室内楽コンサートが開催される(ステージで演奏されている曲)
弦楽四重奏曲第2番 ニ長調 – 第3楽章「夜想曲」
| 作曲者 | アレクサンドル・ボロディン(Aleksandr Borodin, 1833-1887) ロシア帝国の作曲家/化学者/医師。 作曲家集団「ロシア5人組」の一人。 |
| 作曲年 | 1881年 |
ボンドとカーラがウィーンの街を馬車で観光する(宮殿のバルコニーで演奏されている曲)
ワルツ《酒、女、歌》Op. 333
| 作曲者 | ヨハン・シュトラウス2世(Johann Strauss II. 1825-1899) 19世紀にウィーンを中心に活躍したオーストリアの作曲家/指揮者。 初代「ワルツ王」ヨハン・シュトラウス1世の息子。 ワルツ、ポルカをはじめとする舞踊音楽の名曲を数多く残し、ワルツの人気と発展に多大な貢献を果たした。父親の死後、「ワルツ王」の名を継承しヨーロッパ中で絶大な支持を獲得した。 |
| 初演 | 1869年、ディアナザール(ウィーン) |
ボンドとカーラがオペラを観る(ステージで演奏されている曲)
歌劇《フィガロの結婚》K. 492 – 第2幕 「私共の正しいお殿様」
| 作曲者 | ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(Wolfgang Amadeus Mozart, 1756 -1791) 18世紀古典派を代表するオーストリアの作曲家。 幼い頃から並外れた音楽の才能を示し「神童」と呼ばれる。5歳ですでに作曲を始め35歳の若さで亡くなるまで600を超える作品を作る。オペラ、協奏曲、交響曲、室内楽、器楽曲などあらゆるジャンルにわたり名作を残し西洋音楽に大きな影響を与えた。 |
| 作曲年 | 1786年 |
ボンドとカーラが遊園地で観覧車に乗る(遊園地のBGM)
邦題『スケートをする人々』(スケーターズ・ワルツ)
| 作曲者 | エミール・ワルトトイフェル(Émile Waldteufel, 1837-1915) フランスの作曲家/ピアニスト/指揮者。 サロン音楽で人気を博し「フランスのヨハン・シュトラウス」「フランスのワルツ王」と呼ばれた。 |
| 作曲年 | 1882年 |
ボンドとカーラが観覧車を降りる(遊園地のBGM)
ワルツ《ウィーンの森の物語》 作品325
| 作曲者 | ヨハン・シュトラウス2世(Johann Strauss II. 1825-1899) 19世紀にウィーンを中心に活躍したオーストリアの作曲家/指揮者。 初代「ワルツ王」ヨハン・シュトラウス1世の息子。 ワルツ、ポルカをはじめとする舞踊音楽の名曲を数多く残し、ワルツの人気と発展に多大な貢献を果たした。父親の死後、「ワルツ王」の名を継承しヨーロッパ中で絶大な支持を獲得した。 |
| 作曲年 | 1868年 |
遊園地のカフェでソーンダースがネクロスに殺害される(ネクロスがヘッドフォンで聴いている曲)
邦題『時の行方』
| Artist | プリテンダーズ(The Pretenders) 1978年に結成されたイギリスのロックバンド。 |
| リリース | 1987年 |
| 作曲者 | ジョン・バリー(John Barry, 1933-2011) クリッシー・ハインド(Chrissie Hynde) |
「牛乳配達人に成り済ました殺し屋ネクロスがコスコフ将軍を奪還する(ネクロスがヘッドフォンで聴いている曲)」でもこの曲が使われていました。
ホテルの部屋でカーラがチェロを弾き、ボンドの帰りを待つ
チェロ協奏曲 ロ短調 Op.104, B.191 – 第1楽章
| 作曲者 | アントニン・ドヴォルザーク(Antonín Dvorák, 1841-1904) 後期ロマン派のチェコの作曲家。 ボヘミアの民俗色豊かな作品を数多く作り19世紀後半に国際的名声を博した。チェコ国民楽派を代表する作曲家の一人。 |
| 作曲年 | 1894-1895年 |
カーラがソリストとしてオーケストラと共演する
ロココ風の主題による変奏曲 イ長調 Op. 33 – 第7変奏とコーダ
| 作曲者 | ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー(Pyotr Ilyich Tchaikovsky, 1840-1893) 19世紀ロシアを代表する作曲家。 『白鳥の湖』『眠れる森の美女』『くるみ割り人形』などバレエ音楽を代表する傑作を多数生み出しバレエの発展に大きく貢献した。叙情的でメランコリックな旋律・華麗なオーケストレーションを特徴とし、クラシック音楽ファンのみならず幅広い層に親しまれている。 |
| 作曲年 | 1876-1877年 |
エンディング&エンドクレジット
イフ・ゼア・ウォズ・ア・マン
| Artist | プリテンダーズ(The Pretenders) 1978年に結成されたイギリスのロックバンド。 デビューアルバム『Pretenders』(日本語タイトル:愛しのキッズ)が世界的に大ヒットし、トップバンドの地位を手にいれる。その後、メンバー交代を重ねながらも、カリスマ的人気を誇る女性ロッカー、クリッシー・ハインド(Chrissie Hynde)を中心に活躍を続け、2005年にロックの殿堂入りを果たした。現在もなお活動を続けている。 |
| リリース | 1987年 |
| 作曲者 | ジョン・バリー(John Barry, 1933-2011) イギリスの作曲家/指揮者。「007/ジェームズ・ボンド」シリーズの曲など多くの映画音楽の作曲を手がけたイギリスを代表する作曲家。『野生のエルザ』『冬のライオン』『愛と哀しみの果て』『ダンス・ウィズ・ウルブズ』の4作品でアカデミー賞を受賞した。 |
| クリッシー・ハインド(Chrissie Hynde) アメリカ出身のミュージシャン、1951年オハイオ州アクロン生まれ。ロックバンド「プリテンダーズ」(The Pretenders) のヴォーカリスト。 | |
『007/リビング・デイライツ』のサントラ
『007/リビング・デイライツ』はジョン・バリー(John Barry)が音楽を担当しました。
ジョン・バリーは、イギリス・ヨーク出身の作曲家です。『愛と哀しみの果て』や『ダンス・ウィズ・ウルブズ』など4作品でアカデミー作曲賞を受賞しました。
※サントラ収録曲
1. The Living Daylights
2. Necros Attacks
3. The Sniper Was A Woman
4. Ice Chase
5. Kara Meets Bond
6. Koskov Escapes
7. Where Has Every Body Gone
8. Into Vienna
9. Hercules Takes Off
10. Mujahadin And Opium
11. Inflight Fight
12. If There Was A Man
13. Exercise At Gibraltar
14. Approaching Kara
15. Murder At The Fair
16. “Assassin” And Drugged
17. Airbase Jailbreak
18. Afghanistan Plan
19. Air Bond
20. Final Confrontation
21. Alternate End Titles
『007/リビング・デイライツ』キャスト・スタッフ
| 監督 | ジョン・グレン(John Glen) |
| 脚本 | リチャード・メイボーム(Richard Maibaum) |
| マイケル・G・ウィルソン(Michael G. Wilson) | |
| 原作 | イアン・フレミング(Ian Fleming) |
| 製作 | マイケル・G・ウィルソン(Michael G. Wilson) |
| アルバート・R・ブロッコリ(Albert R. Broccoli) | |
| 音楽 | ジョン・バリー(John Barry) |
| 配給 | UIP |
| 公開 | 1987年6月29日 |
| 1987年12月12日 | |
| 上映時間 | 130分 |
ジェームズ・ボンド:ティモシー・ダルトン(Timothy Dalton)
カーラ・ミロヴィ:マリアム・ダボ(Maryam d’Abo)
ゲオルギ・コスコフ将軍:ジェローン・クラッベ(Jeroen Krabbé)
ブラッド・ウィティカー:ジョー・ドン・ベイカー(Joe Don Baker)
ネクロス:アンドリアス・ウイスニウスキー(Andreas Wisniewski)
カムラン・シャー:アート・マリック(Art Malik)
ソーンダース:トーマス・ウィズリー(Thomas Wheatley)
フェリックス・ライター:ジョン・テリー(John Terry)
レオニード・プーシキン将軍:ジョン・リス=デイヴィス(John Rhys-Davies)
M:ロバート・ブラウン(Robert Brown)
グレイ国防大臣:ジョフリー・キーン(Geoffrey Keen)
Q:デスモンド・リュウェリン(Desmond Llewelyn)
マネーペニー:キャロライン・ブリス(Caroline Bliss)
ゴーゴル将軍:ウォルター・ゴテル(Walter Gotell)
ロジーカ・ミクロス:ジュリー・T・ウォーレス(Julie T. Wallace)
フィヨードル大佐:ジョン・ボウ(John Bowe)
ルバビッチ:ヴァーニジア・ヘイ(Virginia Hey)
タンジール警備主任:ナディム・サワラ(Nadim Sawalha)
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