『タイタニック』の挿入曲とサントラ | 挿入曲を全曲紹介Filmmusik
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映画×音楽

『タイタニック』の挿入曲とサントラ

1997年アメリカで作られた映画『タイタニック』(原題:Titanic)は、1912年に起きたタイタニック号沈没事故と男女の悲恋を合わせて描いた恋愛映画です。ジェームズ・キャメロンが監督・脚本を担当しました。

第70回アカデミー賞では、14部門にノミネートされ、作品賞・監督賞を含む11部門を受賞しました。

『タイタニック』の挿入曲

『タイタニック』の挿入曲を流れた順番に紹介していきます。(ネタバレにご注意ください)

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オープニング

Hymn to the Sea
邦題『海の讃歌』
リリース1997年:Soundtrack『タイタニック』
作曲者ジェームズ・ホーナー(James Horner, 1953-2015)
アメリカの映画音楽作曲家。
ロサンゼルスでユダヤ人移民の両親のもとに生まれ、ロンドンで幼少期を過ごす。ロンドンの王立音楽大学でジェルジュ・リゲティ(György Ligeti)に作曲を師事し、アメリカに戻り南カリフォルニア大学で学士を取得。
“B級映画の帝王”と称されたロジャー・コーマン監督に見出され1970年代後半から映画音楽を手がけるようになり、1997年『タイタニック』でアカデミー作曲賞と歌曲賞をダブル受賞し一躍脚光を浴びる。
2015年、自身で操縦していた飛行機が墜落し、61歳で生涯の幕を閉じる。
Artistシセル(Sissel)
ノルウェー出身の女性歌手、1969年生まれ。
幼い頃から児童合唱団で音楽を学びテレビやイベント等で活躍、1989年のディズニー映画『リトルマーメイド』の北欧版でアリエルの歌と声を演じ人気を博す。1994年のリレハンメルオリンピックの開会式&閉会式で『オリンピック賛歌』を歌いノルウェーの国民的歌手として広く知られるようになり、現在も国際的に音楽活動を続けている。

ジャックとファブリッツィオが港のパブを出てタイタニック号に乗り込む

John Ryan’s Polka
ジョン・ライアンズ・ポルカ
Artistゲーリック・ストーム(Gaelic Storm)
1996年にカリフォルニア州サンタモニカで結成されたケルトバンド。
三等船室バンドとして映画『タイタニック』に出演。

『John Ryan’s Polka』は、アイルランドの伝統音楽です。


この後「三等客席のパーティで演奏される曲 2曲目」でもこの曲が使われています。

ローズがメイドと一緒に船室に絵を飾るシーン

タイタニックを所有するホワイト・スター・ライン社(White Star Line)は、船上で演奏する楽団を持っていました。
楽団員は、会社作成の300曲以上からなる楽曲リストを渡され、その全てをレパートリーにするよう求められていました。オペレッタ、序曲、ワルツ、マーチ、ケークウォーク、宗教音楽まで幅広い曲があり、リストに含まれていないポップなダンス音楽などもリクエストに応じて演奏できるよう楽譜が持ち込まれいたそうです。

タイタニックの処女航海には、ウォレス・ヘンリー・ハートリー(Wallace Henry Hartley, 1878-1912)が率いる8人編成の室内楽団が乗っていたと伝えられており映画では室内楽版にアレンジされたものが使われていましたが、動画はできるだけオリジナルの編成のものを紹介していきます。

Faust / Act 2: Waltz
歌劇《ファウスト》- 第2幕 ワルツ
作曲者シャルル・グノー(Charles Gounod, 1818-1893)
フランスの作曲家。
優雅で美しい旋律と色彩感に満ちたハーモニーが特徴。「フランス近代歌曲の父」と呼ばれ今日も広く愛されている。
初演1859年:パリ・リリック座
Artistジョナサン・エヴァンス=ジョーンズ(Jonathan Evans-Jones)
イギリスのヴァイオリニスト。
本作でタイタニックの処女航海でバンドマスターを務めタイタニック号沈没事故と運命を共にした事で知られるイギリスのヴァイオリニスト、ウォレス・ヘンリー・ハートリー(Wallace Henry Hartley, 1878-1912)を演じた。
イ・サロニスティ(I Salonisti)
タイタニック号の室内楽アンサンブルとして映画に出演したスイスのピアノ五重奏団。1981年結成。

歌劇『ファウスト』は、ドイツの文豪ゲーテの戯曲『ファウスト』を題材にグノーがフランス語で作った全5幕のオペラです。
1859年にパリで初演され、その後ヨーロッパやアメリカで上演されるたびに人気を高め、当時最も成功を収めた作品となりました。
日本では1894年11月24日、日清戦争の傷病兵のために開催された「赤十字慈善コンサート」で第1幕が抜粋上演されました。これが日本で初めてオペラが上演された日とみなされ、11月24日はオペラの日とされています。


この後、以下のシーンでもこの曲が使われています。
キャルがローズに “碧洋のハート” をプレゼントするシーン
乗客の避難中、楽団員が甲板上で演奏する曲 5曲目

寄港地シェルブールでモリー・ブラウンが乗船するシーン

Wedding Dance
作曲者パウル・リンケ(Paul Lincke, 1866-1946)
ドイツの作曲家/指揮者。ベルリンの非公式の市歌『ベルリンの空気』の作者で、ドイツでは「ベルリン・オペレッタの父」と呼ばれている。

第二次世界大戦中の1943年、タイタニック号の沈没事故を描いたプロパガンダ映画『タイタニック』がドイツで製作されました。映画製作におけるドイツの優位性と英国・アメリカの資本主義が大惨事を招いた例を宣伝する目的で国民啓蒙・宣伝省大臣ヨーゼフ・ゲッベルス(Joseph Goebbels, 1897-1945)の委託で製作され、ドイツ占領下の国々で上映されました。

この曲の作曲者パウル・リンケは、ヨーゼフ・ゲッベルス(Joseph Goebbels)の後援の下に作曲家としてのキャリアを積んだ人物として知られています。終戦後、ナチス政権を生き延びただけでなくその下で活躍したとみなされ、占領地域での演奏を禁止され、1945年に病死するまでそれが解除されることはありませんでした。


この後、以下のシーンでもこの曲が使われています。
ディーナーで楽団員が演奏する曲(初めてのディナーシーン)
乗客の避難中、楽団員が甲板上で演奏する曲 1曲目

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ディーナーで楽団員が演奏する曲(初めてのディナーシーン)

賑やかで楽しそうな周りの雰囲気とは対照的に、ローズがぼんやりとテーブルを見つめるシーン

Wedding Dance
作曲者パウル・リンケ(Paul Lincke, 1866-1946)
ドイツの作曲家/指揮者。ベルリンの非公式の市歌『ベルリンの空気』の作者で、ドイツでは「ベルリン・オペレッタの父」と呼ばれている。

寄港地シェルブールでモリー・ブラウンが乗船するシーン」でもこの曲が使われていました。

ローズのオルゴールから流れる曲

ローズの自殺未遂の騒ぎの後、キャルが部屋に入ってくるシーン

Geschichten aus dem Wienerwald, Op.325
ワルツ《ウィーンの森の物語》 作品325
作曲者ヨハン・シュトラウス2世(Johann Strauss II. 1825-1899)
19世紀にウィーン(オーストリア)を中心に活躍した作曲家/指揮者。
作曲年1868年

『ウィーンの森の物語』は、シュトラウスが1868年に作曲した演奏会用のウィンナ・ワルツです。演奏時間は約11分で、序奏と5つのワルツ、コーダで構成されています。

オルゴールからは、序奏とコーダに入る、ツィター(オーストリア・ドイツ・スイス等のドイツ語圏を中心に使用される民族楽器)の独奏のメロディが流れています。

キャルがローズに “碧洋のハート” をプレゼントするシーン

Faust / Act 2: Waltz
歌劇《ファウスト》- 第2幕 ワルツ
作曲者シャルル・グノー(Charles Gounod, 1818-1893)
フランスの作曲家。優雅で美しい旋律と色彩感に満ちたハーモニーが特徴。「フランス近代歌曲の父」と呼ばれ今日も広く愛されている。
初演1859年:パリ・リリック座

ローズがメイドと一緒に船室に絵を飾るシーン」でもこの曲が使われていました。

ティータイムに流れる曲(イズメイが船長に船の速度を上げるよう要求する)

Poet and Peasant : Overture
喜歌劇《詩人と農夫》- 序曲
作曲者フランツ・フォン・スッペ(Franz von Suppé, 1819-1895)
オーストリアの作曲家。
ウィーンで初めてオペレッタを手掛けたことで「ウィンナ・オペレッタの父」と称される。
初演1846年:アン・デア・ウィーン劇場(ウィーン)

『詩人と農夫』は、オーストラリアの劇作家カール・エルマー(Karl Swiedack)が書いた喜劇を題材にフランツ・フォン・スッペが作った劇付随音楽です。

ここでは、序曲のチェロ独奏部分が演奏されていました。

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ジャックがモリーに息子のタキシードを借りるシーン

ローズを助けたお礼にと一等船客のディナーに招かれ浮かれているジャックを見て、心配したモリーは部屋にジャックを連れて行き正装を貸します。

Oh, You Beautiful Doll
作曲者ナット・エイヤー(Nat Ayer, 1887-1952)
イギリスで活躍したアメリカの作曲家/歌手。
シーモア・ブラウン(Seymour Brown, 1885-1947)
ペンシルバニア州フィラデルフィア生まれのソングライター。
Original ver.1911年:ビリー・マーレイ & アメリカンカルテット(Billy Murray and American Quartet with Orchestra)

『Oh, You Beautiful Doll』は、1911年に出版されたラグタイムのラブソングです。


この後「乗客の避難中、楽団員が甲板上で演奏する曲 2曲目」でもこの曲が使われています。

一等船室の大階段で流れる曲(ジャックが正装し、一等船室に足を踏み入れる)

An der schönen, blauen Donau (The Beautiful Blue Danube), Waltz, Op.314
ワルツ「美しく青きドナウ」 Op.314
作曲者ヨハン・シュトラウス2世(Johann Strauss II. 1825-1899)
19世紀にウィーン(オーストリア)を中心に活躍した作曲家/指揮者。
作曲年1867年

『美しき青きドナウ』は、ヨハン・シュトラウス2世が1867年に作曲した合唱用のウィンナ・ワルツです。
『皇帝円舞曲』『ウィーンの森の物語』とともにシュトラウス2世の「三大ワルツ」の一つに数えられる人気のある作品です。


この後「乗客の避難中、楽団員が甲板上で演奏する曲 9曲目」でもこの曲が使われています。

ジャックがローズをエスコートしてダイニングサロンに入るシーン

モリーが現れジャックをリラックスさせ、ジャックをローズが皆に紹介しながら歩くシーン

Souvenir de Hapsal, Op.2: No.3. Song without Words in F Major
ハープサルの思い出 Op.2 – 第3曲「無言歌」
作曲者ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー(Pyotr Ilyich Tchaikovsky, 1840-1893)
19世紀ロシアを代表する作曲家。
作曲年1867年

『ハープサルの思い出』は、チャイコフスキーが1867年に作曲したピアノ組曲です。
3曲のピアノ小品で構成され、ここでは第3曲「無言歌」が使われています。

1882年からモスクワ音楽院の教授を務めていたドイツの音楽家マックス・エルトマンスデルファーは「無言歌」を管弦楽版にアレンジしました。チャイコフスキーは、これを気に入り、1892年の演奏会で自ら指揮をするほど高く評価しました。

ジャックがローズやモリーに助けられながら皆と食事をするシーン

Estudiantina, Waltz, Op.191
ワルツ「女学生」 Op.191
作曲者エミール・ワルトトイフェル(Émile Waldteufel, 1837-1915)
フランスの作曲家/ピアニスト/指揮者。
サロン音楽で人気を博し「フランスのヨハン・シュトラウス」「フランスのワルツ王」と呼ばれた。
作曲年1883年

エミール・ワルトトイフェルは、フランスの作曲家ポール・ラコーム(Paul Lacôme, 1838-1920)が1881年に作った同名重唱曲のメロディを使ってこの曲を作りました。
当初は2台のピアノの為に、その後、現在広く親しまれている管弦楽版が作られました。


この後「乗客の避難中、楽団員が甲板上で演奏する曲 7曲目」でもこの曲が使われています。

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ディナーで、男性陣が揃ってラウンジに移動するシーン

ジャックがローズにメモを手渡すシーン

Valse Septembre
作曲者フェリックス・ゴディン(Felix Godin, 1864-1925)
イギリスの軽音楽作曲家/ダンスバンドのリーダー。

ホワイト・スター・ライン社作成の楽曲リストに含まれていた『Valse Septembre』が演奏されています。
この曲は20世紀初頭のヒット曲で既に忘れ去られていましたが、映画『タイタニック』で使われたことで再び話題にとりあげられるようになったそうです。


この後「乗客の避難中、楽団員が甲板上で演奏する曲 8曲目」でもこの曲が使われています。

三等客席のパーティで演奏される曲 1曲目

ジャックが少女と手を繋ぎ踊るシーン

The Blarney Pilgrim
ブラーニー・ピルグリム
Artistゲーリック・ストーム(Gaelic Storm)
1996年にカリフォルニア州サンタモニカで結成されたケルトバンド。
三等船室バンドとして映画『タイタニック』に出演。

三等客席のパーティでは、アイルランドの伝統音楽が演奏されています。

三等客席のパーティで演奏される曲 2曲目

ジャックがローズの手をとり一緒にステップを踏み踊るシーン

John Ryan’s Polka
ジョン・ライアンズ・ポルカ
Artistゲーリック・ストーム(Gaelic Storm)
1996年にカリフォルニア州サンタモニカで結成されたケルトバンド。
三等船室バンドとして映画『タイタニック』に出演。

ジャックとファブリッツィオが港のパブを出てタイタニック号に乗り込む」でもこの曲が使われていました。

三等客席のパーティで演奏される曲 3曲目

ジャックとローズがビールを飲むシーン

The Kesh Jig
ケッシュ・ジグ
Artistゲーリック・ストーム(Gaelic Storm)
1996年にカリフォルニア州サンタモニカで結成されたケルトバンド。
三等船室バンドとして映画『タイタニック』に出演。
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三等客席のパーティで演奏される曲 4曲目

皆が手をつなぎ輪を作って踊るシーン

Drowsy Maggie
ドロウジー・ マギー
Artistゲーリック・ストーム(Gaelic Storm)
1996年にカリフォルニア州サンタモニカで結成されたケルトバンド。
三等船室バンドとして映画『タイタニック』に出演。

タイタニック号での礼拝で皆が歌う讃美歌

Eternal Father, Strong to Save
讃美歌『涯しも知られぬ青海原をも』
作曲者ウイリアム・ホワイティング(William Whiting, 1825-1878)
イギリスの作家/詩人/賛美歌作家。
ジョン・バッカス・ダイクス(John B. Dykes, 1823-1876)
イギリスの賛美歌作曲家。

『Eternal Father, Strong to Save』は、当時学校校長をしていた詩人ウィリアム・ウィティング(William Whiting)が、自身の水難経験と詩篇107にインスピレーションを受け、アメリカに船で旅立つ生徒の安全を願って書いた詩をもとに作られた讃美歌です。
その後、海軍関係者に瞬く間にひろがったことから『海軍の賛美歌』とも呼ばれています。

ティータイムに流れる曲(ローズが別のテーブルの母娘の様子を観察する

Vision Of Salome
作曲者アーチボルド・ジョイス(Archibald Joyce, 1873-1963)
イギリスの軽音楽作曲家/バンドリーダー。
20世紀初頭にサロンオーケストラを結成し人気を博し「イギリスのワルツ王」と呼ばれた。
作曲年1909年

『Vision Of Salome』は、イギリスの作曲家アーチボルド・ジョイス(Archibald Joyce)がピアノのための書いたワルツ曲です。

ジャックが船首に立つローズの耳元で囁くように歌う曲

Come Josephine, In My Flying Machine
作曲者アルフレッド・ブライアン (Alfred Bryan, 1871-1958)
カナダ出身の作詞家。ニューヨークでソングライターとして活躍し、ヒット曲を数々残す。
フレッド・フィッシャー(Fred Fisher, 1875-1942)
ドイツ生まれのアメリカ人ソングライター。
Original ver.1910年: ハリー・タリー(Harry Tally, 1866-1939)
アメリカのテノール歌手。

『Come Josephine, In My Flying Machine』は、熱気球の専門家で航空機の改良に携わっていた飛行士レスリー・ハドックの妻ジョセフィーヌ・サラ・マグナー (Josephine Sarah Magner, 1883-1966) をモデルに作られました。
ジョセフィーヌは、アメリカで初めてパラシュートジャンプを成功させた女性として知られています。

女性パラシューターとして活躍し、1905年から1917年の間に500回以上のジャンプをしたと伝えられています。

航空ショーのヘッドライナーとして登場するジョセフィーヌの姿は、多くの女性に夢を与えました。


この後、以下のシーンでもこの曲が使われています。
ジャックが肖像画を描くためにローズの部屋に入るシーン
板の上に横たわり救助を待つローズが口ずさむ曲

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ジャックが肖像画を描くためにローズの部屋に入るシーン

Come Josephine, In My Flying Machine
作曲者アルフレッド・ブライアン (Alfred Bryan, 1871-1958)
フレッド・フィッシャー(Fred Fisher, 1875-1942)
Original ver.1910年: ハリー・タリー(Harry Tally, 1866-1939)

ジャックが船首に立つローズの耳元で囁くように歌う曲」でもこの曲が使われていました。

ジャックが絵を描き終えローズに渡す

Thaïs: Act II – Meditación
歌劇《タイス》第2幕 – 瞑想曲
作曲者ジュール・マスネ(Jules Massenet, 1842-1912)
フランスの作曲家。

『タイス』は、フランスの小説家アナトール・フランスの同名小説に基づいて作られた3幕7場からなるオペラです。
ここでは、第2幕の第1場と第2場の間で演奏される間奏曲「タイスの瞑想曲」が使われています。

一等船客が救命胴衣を身につけ集まるサロンで楽隊が演奏する曲

ランドがローズに船が沈没するからパニックが起こる前に救命ボートに乗るよう話すシーン

Alexander’s Ragtime Band
アレキサンダーズ・ラグタイム・バンド
作曲者アーヴィング・バーリン(Irving Berlin, 1888-1989)
ベラルーシ出身のユダヤ系アメリカ人作曲家。映画『スイング・ホテル』(1942) の劇中歌『ホワイト・クリスマス』を作りアカデミー歌曲賞を受賞。
代表曲『ホワイト・クリスマス』『ゴッド・ブレス・アメリカ』
Original ver.1911年:コリンズ&ハーラン(Collins and Harlan)

『アレキサンダーズ・ラグタイム・バンド』は、ジャズのスタンダードナンバーです。

肺活量の高さで知られた人気コントラルト奏者のエマ・カルス(Emma Carus)がアメリカの大都市をツアーで周り広め、その後、アーサー・コリンズ(Arthur Collins)とバイロン・G・ハーラン(Byron G. Harlan)の喜劇コンビが蓄音機録音をリリースし、アメリカで大ヒットしました。

乗客の避難中、楽団員が甲板上で演奏する曲 1曲目

パニックが起こらないようにと、楽団員は甲板に運ばれた椅子に座り楽しい曲を演奏します。

Wedding Dance
作曲者パウル・リンケ(Paul Lincke, 1866-1946)
ドイツの作曲家/指揮者。ベルリンの非公式の市歌『ベルリンの空気』の作者で、ドイツでは「ベルリン・オペレッタの父」と呼ばれている。

寄港地シェルブールでモリー・ブラウンが乗船するシーン」でもこの曲が使われていました。

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乗客の避難中、楽団員が甲板上で演奏する曲 2曲目

Oh, You Beautiful Doll
作曲者ナット・エイヤー(Nat Ayer, 1887-1952)
イギリスで活躍したアメリカの作曲家/歌手。
シーモア・ブラウン(Seymour Brown, 1885-1947)
ペンシルバニア州フィラデルフィア生まれのソングライター。
Original ver.1911年:ビリー・マーレイ & アメリカンカルテット(Billy Murray and American Quartet with Orchestra)

ジャックがモリーに息子のタキシードを借りるシーン」でもこの曲が使われていました。

乗客の避難中、楽団員が甲板上で演奏する曲 3曲目

ローズが、救命ボートに乗る母ルースと別れ、ジャックを探しに船内に戻るシーン

Sphinx
スフィンクス
作曲者フランシス・ポピー(Francis Popy, 1874-1928)
フランスの作曲家/指揮者。ベル・エポック期を代表する作曲者の一人。
作曲年1906年

フランシス・ポピーは、19歳で入隊し軍事音楽家としてキャリアをスタートさせました。
軍楽隊では自作曲をクラリネットで演奏する活動で人気を博し、作曲家としても活躍するようになりました。彼が作った400以上の作品は、ベル・エポックを代表するものだと言われています。

19世紀末から第一次世界大戦が勃発する1914年までのフランスの経済や文化が花開きパリが繁栄した時期を「ベル・エポック」と呼びます。フランス語で「美しき時代」を意味します。
1912年、不沈の船と呼ばれ世界中から注目を浴びていたタイタニック号の沈没は、当時の欧米社会に大きな衝撃を与え、その2年後ベル・エポックは終わりを迎えます。

乗客の避難中、楽団員が甲板上で演奏する曲 4曲目

乗組員が子供と女性を優先的にボートに乗せていくシーン

Les Contes d’Hoffmann / Act 4 – “Belle nuit, ô nuit d’amour” (Barcarolle)
歌劇《ホフマン物語》第4幕: 舟歌「美しい夜、おお、恋の夜よ」
作曲者ジャック・オッフェンバック(Jacques Offenbach, 1819-1880)
ドイツ生まれのフランスの作曲家/チェリスト/インプレサリオ。
音楽と喜劇との融合を果たし、オペレッタ(喜歌劇)の原型を作ったことで「オペレッタの父」と言われた。
作曲年1881年:オペラ=コミック座(パリ)

『ホフマン物語』は、4幕からなる幻想的オペラで、オッフェンバックの遺作です。

『美しい夜、おお、恋の夜よ』は、主人公ホフマンの恋人で高級娼婦のジュリエッタと、ホフマンの友人ニクラウスが、ゴンドラの行き交うヴェネツィアの歓楽場の豪華な館で歌うソプラノとメゾソプラノの二重唱です。
『ホフマンの舟歌』の通称で知られています。

乗客の避難中、楽団員が甲板上で演奏する曲 5曲目

ジャックとローズが甲板に出て、ボートを探しに船首に向かうシーン

Faust / Act 2: Waltz
歌劇《ファウスト》- 第2幕 ワルツ
(Marguerite Waltz)
作曲者シャルル・グノー(Charles Gounod, 1818-1893)
フランスの作曲家。優雅で美しい旋律と色彩感に満ちたハーモニーが特徴。「フランス近代歌曲の父」と呼ばれ今日も広く愛されている。
初演1859年:パリ・リリック座

ローズがメイドと一緒に船室に絵を飾るシーン」でもこの曲が使われていました。

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乗客の避難中、楽団員が甲板上で演奏する曲 6曲目

救命ボートに乗る為に甲板を走る乗客がヴァイオリン奏者にぶつかり、楽団員は演奏をやめようとするが思いなおし再開されるシーン

Orphee aux enfers, Act II: Can-Can
喜歌劇《地獄のオルフェ》第2幕「カンカン」
作曲者ジャック・オッフェンバック(Jacques Offenbach, 1819-1880)
ドイツ生まれのフランスの作曲家/チェリスト/インプレサリオ。
音楽と喜劇との融合を果たし、オペレッタ(喜歌劇)の原型を作ったことで「オペレッタの父」と言われた。
初演1858年:ブフ・パリジャン座(パリ)

『地獄のオルフェ』は、ジャック・オッフェンバックが作った全2幕4場のオペレッタです。
ドイツ生まれのオペラ作曲家クリストフ・ヴィリバルト・グルック(Christoph Willibald Gluck, 1714-1787)がギリシア神話をもとに作った歌劇『オルフェオとエウリディーチェ』をパロディ化したもので、興行的に成功をおさめ、オッフェンバックを代表する作品となりました。

日本では、1914年の帝劇初演時の邦題『天国と地獄』のタイトルでも知られています。

(カンカン:1840年代末に舞台で踊られるようになりパリのミュージックホールの名物となったショーダンス)

乗客の避難中、楽団員が甲板上で演奏する曲 7曲目

ジャックがボートに乗るようローズを説得するシーン

Estudiantina, Waltz, Op.191
ワルツ「女学生」 Op.191
作曲者エミール・ワルトトイフェル(Émile Waldteufel, 1837-1915)
フランスの作曲家/ピアニスト/指揮者。
サロン音楽で人気を博し「フランスのヨハン・シュトラウス」「フランスのワルツ王」と呼ばれた。
作曲年1883年

ジャックがローズやモリーに助けられながら皆と食事をするシーン」でもこの曲が使われていました。

乗客の避難中、楽団員が甲板上で演奏する曲 8曲目

タイタニック号の一等航海士マードックが乗客に発砲し、自らも拳銃自殺し海に落ちるシーン

Valse Septembre
作曲者エミール・ワルトトイフェル(Émile Waldteufel, 1837-1915)
フランスの作曲家/ピアニスト/指揮者。
サロン音楽で人気を博し「フランスのヨハン・シュトラウス」「フランスのワルツ王」と呼ばれた。
作曲年1883年

ディナーで、男性陣が揃ってラウンジに移動するシーン」でもこの曲が使われていました。

乗客の避難中、楽団員が甲板上で演奏する曲 9曲目

赤ん坊を抱いた女性が船長に「私たちはどこに行けば?」と問いかけるシーン

An der schönen, blauen Donau (The Beautiful Blue Danube), Waltz, Op.314
ワルツ「美しく青きドナウ」 Op.314
作曲者ヨハン・シュトラウス2世(Johann Strauss II. 1825-1899)
19世紀にウィーン(オーストリア)を中心に活躍した作曲家/指揮者。
作曲年1867年

一等船室の大階段で流れる曲」でもこの曲が使われていました。

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乗客の避難中、楽団員が甲板上で演奏する最後の曲

Nearer My God To Thee
讃美歌『主よ御許に近づかん』
作曲者サラ・フラー・アダムス(Sarah F. Adams, 1805-1848)
イギリスの女流詩人/賛美歌作家。
ローウェル・メイスン(Lowell Mason, 1792-1872)
アメリカの銀行家/作曲家。
アメリカで最初の「聖歌集」を出版し、賛美歌の基礎を築いた音楽家。「米国賛美歌の父」「米国教育音楽の父」と呼ばれる。

『旧約聖書』創世記28章11節・12節をもとにサラ・フラー・アダムスによって書かれた詩が使われています。

板の上に横たわり救助を待つローズが口ずさむ曲

Come Josephine, In My Flying Machine
作曲者アルフレッド・ブライアン (Alfred Bryan, 1871-1958)
フレッド・フィッシャー(Fred Fisher, 1875-1942)
Original ver.1910年: ハリー・タリー(Harry Tally, 1866-1939)

ジャックが船首に立つローズの耳元で囁くように歌う曲」でもこの曲が使われていました。

エンドクレジット 1曲目

My Heart Will Go On
マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン
Artistセリーヌ・ディオン(Céline Dion)
カナダの歌手、1968年生まれ。
力強く技術力の高いボーカルで知られ「パワーバラードの女王」(Queen of Power Ballads)の異名を持つ。
リリース1997年
作曲者ジェームズ・ホーナー(James Horner, 1953-2015)
アメリカの映画音楽作曲家。ロサンゼルスでユダヤ人移民の両親のもとに生まれ、ロンドンで幼少期を過ごす。ロンドンの王立音楽大学でジェルジュ・リゲティ(György Ligeti)に作曲を師事し、アメリカに戻り南カリフォルニア大学で学士を取得。
“B級映画の帝王”と称されたロジャー・コーマン監督に見出され1970年代後半から映画音楽を手がけるようになり、1997年『タイタニック』でアカデミー作曲賞と歌曲賞をダブル受賞し一躍脚光を浴びる。
2015年、自身で操縦していた飛行機が墜落し、61歳で生涯の幕を閉じる。
作曲年ウィル・ジェニングス(Will Jennings)
アメリカの作詞家、1944年生まれ。

『My Heart Will Go On』は、映画『タイタニック』の主題歌です。
ジェームズ・ホーナーとウィル・ジェニングスは、この曲でアカデミー歌曲賞を受賞しました。

『タイタニック』のサントラ

『タイタニック』はジェームズ・ホーナー(James Horner)が音楽を担当しました。

ジェームズ・ホーナーは、アメリカ・カリフォルニア州出身の作曲家です。『タイタニック』や『フィールド・オブ・ドリームス』の音楽を手掛けたことで知られています。

『タイタニック』キャスト・スタッフ

監督ジェームズ・キャメロン(James Cameron)
脚本ジェームズ・キャメロン(James Cameron)
製作ジェームズ・キャメロン(James Cameron)
ジョン・ランドー(Jon Landau)
音楽ジェームズ・ホーナー(James Horner)
配給 20世紀フォックス映画
公開 1997年12月19日
1997年12月20日
上映時間194分

ジャック・ドーソン:レオナルド・ディカプリオ(Leonardo DiCaprio)
ローズ・デウィット・ブケイター:ケイト・ウィンスレット(Kate Winslet)
キャルドン・ホックリー:ビリー・ゼイン(Billy Zane)
モリー・ブラウン:キャシー・ベイツ(Kathy Bates)
ルース・デウィット・ブケイター:フランシス・フィッシャー(Frances Fisher)
ミセス・カルバート:グロリア・スチュアート(Gloria Stuart)
ブロック・ロベット:ビル・パクストン(Bill Paxton)
スミス船長:バーナード・ヒル(Bernard Hill)
スパイサー・ラブジョイ:デビッド・ワーナー(David Warner)
トーマス・アンドリューズ:ヴィクター・ガーバー(Victor Garber)
ブルース・イズメイ:ジョナサン・ハイド(Jonathan Hyde)
リジー・カルバート:スージー・エイミス(Suzy Amis)
ルイス・ボーディーン:ルイス・アバナシー(Lewis Abernathy)
ボビー・ビュエル:ニコラス・カスコン(Nicholas Cascone)
アナトリー:アナトリー・M・サガレビッチ(Anatoly M. Sagalevitch)
ファブリッツィオ:ダニー・ヌッチ(Danny Nucci)
トミー・ライアン:ジェイソン・ベリー(Jason Barry)
マードック次席一等航海士:ユアン・スチュワート(Ewan Stewart)
ロウ五等航海士:ヨアン・グリフィズ(Ioan Gruffudd)
ライトラー二等航海士:ジョニー・フィリップス(Jonathan Phillips)
ワイルド主席一等航海士:マーク・リンゼイ・チャップマン(Mark Lindsay Chapman)
ロー操舵手:リチャード・グラハム(Richard Graham)
ヒッチェンズ操舵手:ポール・ブライトウェル(Paul Brightwell)
ベイリー主任:ロン・ドナキー(Ron Donachie)
ジョン・ジェイコブ・アスター4世:エリック・ブレーデン(Eric Braeden)
アーチボルド・グレイシー大佐:バーナード・フォックス(Bernard Fox)
ベンジャミン・グッゲンハイム:マイケル・エンサイン(Michael Ensign)
オベール婦人:ファニー・ブレット(Fannie Brett)
母親のアイリッシュ:ジェニット・ゴールドスタイン(Jenette Goldstein)
ヘルガ・ダール:カミラ・O・ローズ(Camilla Overbye Roos)
ダフ・ゴードン卿:マーティン・ジャーヴィス(Martin Jarvis)
ゴードン卿夫人:ロザリンド・エアーズ(Rosalind Ayres)
トゥルーディ・ボルト:エイミー・ガイパ(Amy Gaipa)
ロシズ伯爵夫人:ロシェル・ローズ(Rochelle Rose)
ウォレス・ハートリー:ジョナサン・エヴァンス=ジョーンズ(Jonathan Evans-Jones)
バート・カートメル:ロッキー・テイラー(Rocky Taylor)
フリート見張り番:スコット・アンダーソン(Scott Anderson)
リー見張り番:マーティン・イースト(Martin East)
ハロルド一等通信士:クレイグ・ケリー(Craig Kelly)
ベル機関長:テリー・フォレスタル(Terry Forrestal)
バレット火夫長:デレク・リー(Derek Lea)

『フォー・ウェディング』の挿入曲とサントラ
『フォー・ウェディング』は、4度の結婚式を通し、愛や結婚について悩む男女の機微を描いたロマンチック・コメディです。エルトン・ジョンによる主題歌や結婚式で歌われた曲など、挿入曲とサントラを紹介します。
『ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期』の挿入曲とサントラ
レニー・ゼルウィガー主演『ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期』は、43歳になったブリジットの妊娠をめぐる騒動を描いたハートフルコメディです。『ブリジット・ジョーンズの日記』シリーズの3作目にあたります。エンディング曲やパーティーの曲など挿入曲とサントラを紹介します。
『ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月』の挿入曲とサントラ
映画『ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月』は、レネー・ゼルウィガー主演の人気コメディ映画『ブリジット・ジョーンズ』シリーズ2作目です。タイの刑務所で歌うマドンナの曲やエンディング曲など挿入曲を紹介します。
『ブリジット・ジョーンズの日記』の挿入曲とサントラ
映画『ブリジット・ジョーンズの日記』は、30代独身のブリジットが仕事に恋に奮闘する様子が描かれた恋愛映画です。オープニング/エンディング曲など挿入曲とサントラを紹介します。
『プリティ・ウーマン』の挿入曲(24曲)とサントラ
『プリティ・ウーマン』はジュリア・ロバーツ演じる娼婦とリチャード・ギア演じる実業家の恋模様を描いた恋愛映画です。ロイ・オービソンによる主題歌やオペラの曲など挿入曲とサントラを紹介します。
『ラブ・アクチュアリー』の挿入曲(29曲)とサントラ
映画『ラブ・アクチュアリー』はロンドンのクリスマスシーズンを舞台とした群像ロマンス映画です。『恋人たちのクリスマス』をはじめ、多くのクリスマスソングが使われています。オープニング/エンディング曲など挿入曲29曲とサントラを紹介します。
『ノッティングヒルの恋人』の挿入曲とサントラ
映画『ノッティングヒルの恋人』は、ジュリア・ロバーツ、ヒュー・グラント主演の恋愛映画です。オープニング/エンディング曲やバーニーが歌う曲など、挿入曲とサントラを紹介します。
『恋するプリテンダー』の挿入曲(23曲)とサントラ
映画『恋するプリテンダー』は、グレン・パウエルとシドニー・スウィーニー主演のラブコメ作品です。オープニング曲やエンディング曲、ビーが歌う曲など挿入曲とサントラを紹介します。
『追憶』の挿入曲とサントラ
映画『追憶』は、ロバート・レッドフォードとバーブラ・ストライサンド主演の恋愛映画です。大学で出会った正反対の男女二人の20年間が描かれています。主題歌/テーマ曲やダンスシーンで流れる曲など、挿入曲とサントラを紹介します。
『ゴースト/ニューヨークの幻』の挿入曲とサントラ
デミ・ムーア主演映画『ゴースト/ニューヨークの幻』は、暴漢に襲われた男がゴーストとなり恋人を守る恋愛映画です。主題歌やサムが歌う曲など、挿入曲とサントラを紹介します。
『ボディガード』の挿入曲とサントラ
ケビン・コスナー主演映画『ボディガード』は、ボディガードと歌姫の恋を描いた恋愛ミステリー映画です。ホイットニー・ヒューストンによるエンディング曲や主題歌など、挿入曲とサントラを紹介します。
『アリー/ スター誕生』の挿入曲とサントラ
『アリー/ スター誕生』はレディー・ガガとブラッドリー・クーパー主演の恋愛ミュージカル映画です。シャロウ 〜『アリー/ スター誕生』 愛のうたでアカデミー歌曲賞を受賞しました。オープニング曲やコンサートで歌う曲など、挿入曲とサントラを紹介します。
『タイタニック』の挿入曲とサントラ
レオナルド・ディカプリオ主演映画『タイタニック』は、男女の悲恋を描いた歴史スペクタル映画です。客室内のダンスシーンで流れたケルト音楽やエンディング曲、主題歌など挿入曲とサントラを紹介します。
『恋するベーカリー』の挿入曲とサントラ
メリル・ストリープ主演映画『恋するベーカリー』は、ベーカリーの経営者として成功した女性が離婚した夫と再び恋に落ちる様子を描いた恋愛コメディ映画です。『ホリディ』『恋愛適齢期』のナンシー・マイヤーズが監督をつとめました。卒業パーティーのダンス曲など挿入曲とあらすじを紹介します。
『きみに読む物語』の挿入曲とサントラ
映画『きみに読む物語』は、同名の人気小説をライアン・ゴズリング主役で映画化した恋愛映画です。ニック・カサヴェテスが監督をつとめ、実の母であるジーナ・ローランズがアリー役を演じました。雨の中で踊る曲やニックが聴いている曲など挿入曲とサントラを紹介します。
『赤と白とロイヤルブルー』の挿入曲とサントラ
映画『赤と白とロイヤルブルー』はアメリカ大統領の息子とイギリス王室の王子が恋に落ちる様子を描いた恋愛映画です。ピアノで弾く曲や車から流れる曲など、挿入曲とサントラをあらすじに沿って紹介します。
『マディソン郡の橋』の挿入曲とサントラ
『マディソン郡の橋』はクリント・イーストウッド監督・主演の恋愛映画です。メリル・ストリープは今作でアカデミー主演女優賞にノミネートされました。ラジオから流れる曲など挿入曲とサントラをあらすじに沿って紹介します。
『アイデア・オブ・ユー 〜大人の愛が叶うまで〜』の挿入曲とサントラ
映画『アイデア・オブ・ユー 〜大人の愛が叶うまで〜』はアン・ハサウェイ主演・製作の恋愛ドラマです。40歳のシングルマザーが16歳年下の人気アイドルと恋に落ちる様子が描かれています。作中に登場するオーガスト・ムーンの曲など挿入曲とサントラを紹介します。
『ボーンズ アンド オール』の挿入曲とサントラ
『君の名前で僕を呼んで』のルカ・グァダニーノ監督がティモシー・シャラメと再タッグを組んだ恋愛ホラー/ロードムービー『ボーンズ アンド オール』。トレント・レズナーとアッティカス・ロスが音楽を担当しました。挿入曲とサントラをあらすじに沿って紹介します。
『君の名前で僕を呼んで』の挿入曲23曲とサントラ
ティモシー・シャラメ主演映画『君の名前で僕を呼んで』は、1985年のイタリアを舞台に描かれる恋愛映画です。ルカ・グァダニーノは今作で第90回アカデミー脚色賞を受賞しました。作中で流れる曲やエンディング曲など23曲の挿入曲とサントラを紹介します。
『チャレンジャーズ』の挿入曲とサントラ
ルカ・グァダニーノ監督映画『チャレンジャーズ』は、ゼンデイヤ主演のスポーツ映画です。ナイン・インチ・ネイルズのトレント・レズナーとアッティカス・ロスが音楽を担当しました。オープニング曲/エンディング曲など、挿入曲とサントラを紹介します。
『愛は静けさの中に』の挿入曲とサントラ
『愛は静けさの中に』は聴覚障害がある女性サラと聾学校の教師ジェームズが心を通わせる恋愛映画です。プロムで流れる曲や生徒たちが歌う曲など挿入曲とサントラをあらすじに沿って紹介します。
『ブルックリンでオペラを』の挿入曲とサントラ
映画『ブルックリンでオペラを』は、アン・ハサウェイ主演のヒューマン・ドラマ映画です。オペラ作曲家のスティーブンと潔癖症の精神科医の夫婦が船長と出会い人生が変わる様子が描かれています。ブルース・スプリングティーンによる主題歌や挿入曲、サントラを紹介します。
『ビフォア・ミッドナイト』の挿入曲とサントラ
映画『ビフォア・ミッドナイト』はリチャード・リンクレイター監督による『ビフォア』三部作の最終作です。前作から9年後、ギリシャで過ごすジェシーとセリーヌの様子が描かれています。エンディング曲やサントラをあらすじに沿って紹介します。
『ビフォア・サンセット』の挿入曲とサントラ
映画『ビフォア・サンセット』は『ビフォア・サンライズ 恋人たちの距離』の続編です。前作から9年後がの二人がパリで再開する様子が描かれています。オープニング曲やエンディング曲など、挿入曲をあらすじに沿って紹介しています。
『ビフォア・サンライズ 恋人までの距離』の挿入曲とサントラ
イーサン・ホーク主演の恋愛映画『ビフォア・サンライズ 恋人までの距離』は、リチャード・リンクレイター監督による『ビフォア』シリーズ1作目にあたり、二人の出会いが描かれています。エンディング曲やウィーンの街中で流れる曲などをあらすじに沿って紹介します。
『レイニーデイ・イン・ニューヨーク』の挿入曲とサントラ
ティモシー・シャラメ主演映画『レイニーデイ・イン・ニューヨーク』はウディ・アレン監督による恋愛映画です。セントラルパークやカーライルホテルなどアメリカ・NYの名所がロケ地となっています。ピアノで弾き語りする曲など挿入曲をあらすじに沿って紹介します。
『アニー・ホール』の挿入曲とサントラ
アカデミー作品賞・主演女優賞など、4部門を受賞したウディ・アレンの名作『アニー・ホール』は、70年代のアメリカ・NYとロサンゼルスを舞台に繰り広げられる恋愛映画です。アニーが歌う曲など、挿入曲をあらすじに沿って紹介します。
『イングリッシュ・ペイシェント』の挿入曲とサントラ
アカデミー賞受賞作、映画『イングリッシュ・ペイシェント』は第二次世界大戦中の北アフリカを舞台とした恋愛映画です。ブッカー賞を受賞した同名の小説が原作となっています。映画内で使われた音楽をあらすじに沿って紹介します。
『ある愛の詩』の挿入曲とサントラ
映画『ある愛の詩』は、身分違いの愛を描いたアメリカの恋愛映画です。ライアン・オニールとアリ・マッグローが主演をつとめ、第43回アカデミー賞では6部門にノミネートされ、フランシス・レイが作曲賞を受賞しました。あらすじに沿って挿入曲とサントラを紹介します。
『恋愛小説家』の挿入曲とサントラ
映画『恋愛小説家』は、不器用な中年男性の恋愛模様が描かれた作品です。ジャック・ニコルソンとヘレン・ハントがそれぞれアカデミー主演男優賞・主演女優賞を受賞しました。ドライブシーンで流れた音楽やエンディング曲など、使われた音楽を流れた順に紹介します。
『リービング・ラスベガス』の挿入曲とサントラ
ニコラス・ケイジ主演の映画『リービング・ラスベガス』は、アルコール依存症の男と娼婦の恋愛映画です。スティングが歌う『エンジェル・アイズ 』やイーグルスのドン・ヘンリーによる『降っても晴れても』など、使われた音楽を流れた順に紹介します。
『スウェプト・アウェイ』の挿入曲とサントラ
ガイ・リッチー監督、マドンナ主演の映画『スウェプト・アウェイ』、イタリアの女性監督リナ・ウェルトミューラーによる『流されて…』のリメイク作品です。Come On-A My Houseや鏡の中の鏡など、使われた音楽を流れた順番に紹介します。

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