1997年にイギリスで制作された映画『フル・モンティ』(原題:The Full Monty)は、かつて鉄工業で栄えたイギリス・シェフィールドを舞台に、失業中の男性たちが生活のためストリップ・ショーを始めるというヒューマン・コメディです。
第70回アカデミー賞では作品賞、監督賞を含む4部門にノミネートされ、アカデミー作曲賞(ミュージカル・コメディ映画音楽賞)を受賞しました。
- 『フル・モンティ』の挿入曲
- オープニングクレジット(シェフィールドの25年前が紹介される)
- ガズ、ガズの息子ネイサン、デイヴの3人が閉鎖された工場から鉄骨を盗み出そうとする(工場の前を通る製鉄所のバンドが演奏する曲)
- ガズがネイサンと一緒にトイレの窓から劇場に忍び込み、チッペンデールズのショーに熱狂する女性たちの姿を目撃する(ストリップショーの曲)
- ガズが個室に隠れ、男子トイレに入って来たデイヴの妻達の会話を盗み聴く(ストリップショーの曲)
- ガズがネイサンを連れ戻しに劇場の中に入る(ストリップショーの曲)
- 夜の廃工場でガズがチッペンデールズを真似て見せる(レコードをかけて流す曲)
- ガズ達が社交ダンス教室を覗き、妻とタンゴを踊る元上司ジェラルドを見つける
- ガズ達がオーディションを開く(一人目の男性が洋服を脱いでいく)
- ガズ達がオーディションを開く(ホースがダンスを披露する)
- ジェラルドがみんなに『フラッシュダンス』のビデオを見せて、「我々が目指すダンスはこれだ」と語る
- ジェラルドの指導でダンスの練習が始まる(ラジカセから流れる曲)
- ジェラルドのサッカー用語を取り入れた説明で、服を脱ぐ練習をする(ラジカセから流れる曲)
- 屋外で身体づくりのトレーニングに励む(サッカーを楽しむシーン)
- 職安の列に並ぶジェラルド達がラジオから流れる70年代のディスコの名曲に合わせて体を揺らしステップを踏む
- ガイがジェラルドの妻の日焼けマシーンに入り、デイヴは雑誌を見て女性の値踏みをする
- ガズが自宅で一人で練習をする(ガズがネイサンの助言にカッとなるシーン)
- デイヴを除く5人がホースの親戚の前でリハーサルをする
- ロンパーの母親の葬儀(ロンパーがトランペットを演奏する)
- 製鉄所のブラスバンドの練習(メンバーがロンパーに内緒で演奏し、ロンパーをびっくりさせる)
- 劇場には400人が集まり、彼らの出番をまだかまだかと待ち構える(劇場のBGM)
- ストリップポリス「ホット・メタル」の公演本番(フル・モンティする)
- エンドクレジット
- 『フル・モンティ』のサントラ
- 『フル・モンティ』キャスト・スタッフ
『フル・モンティ』の挿入曲
『フル・モンティ』の挿入曲を流れた順番に紹介していきます。(ネタバレにご注意ください)
オープニングクレジット(シェフィールドの25年前が紹介される)
ゾディアック
作曲者 | デヴィッド・リンダップ(David Lindup, 1928-1992) イギリスの作曲家/編曲家/オーケストレーター。 |
ガズ、ガズの息子ネイサン、デイヴの3人が閉鎖された工場から鉄骨を盗み出そうとする(工場の前を通る製鉄所のバンドが演奏する曲)
作曲者 | ウィリアム・リマー(William Rimmer, 1862-1936) イギリスの作曲家/指揮者/コルネット奏者。 20世紀初頭のイギリスで、ブラスバンドの指揮者として成功を収めた。 |
ガズがネイサンと一緒にトイレの窓から劇場に忍び込み、チッペンデールズのショーに熱狂する女性たちの姿を目撃する(ストリップショーの曲)
邦題『リーダー・オブ・ザ・ギャング』
Artist | ゲイリー・グリッター(Gary Glitter) イギリスのグラムロック歌手、1944年生まれ。 パーマのかかったリーゼント・ヘアにメイクをほどこし、エルビス・プレスリー風の派手なスーツと厚底ブーツを身に付けてのエネルギッシュなライブパフォーマンスでグラムロック時代を象徴するアーティストとして1970年代に成功を収めた。 1999年、児童ポルノのダウンロードで有罪判決を受け投獄され歌手としてのキャリアは終わりを迎える。その後も児童性的虐待、強姦未遂を含む一連の性犯罪で有罪判決を受け現在も服役中。 |
リリース | 1973年 |
作曲者 | マイク・リエンダー(Mike Leander, 1941-1996) イギリスのアレンジャー/ソングライター/音楽プロデューサー。 |
ゲイリー・グリッター(Gary Glitter) |
ガズが個室に隠れ、男子トイレに入って来たデイヴの妻達の会話を盗み聴く(ストリップショーの曲)
ムーヴィング・オン・アップ
Artist | Mピープル(M People) 1990年にマンチェスターで結成されたイギリスのダンスミュージックバンド。 |
リリース | 1993年 |
作曲者 | M People マイク・ピカリング(Mike Pickering) ポール・ハード(Paul Heard) |
ガズがネイサンを連れ戻しに劇場の中に入る(ストリップショーの曲)
ホット・スタッフ
Artist | ドナ・サマー(Donna Summer, 1948-2012) アメリカのシンガーソングライター。1970年代にディスコ・ミュージックの第一人者として活躍し「ディスコの女王」と呼ばれ一世を風靡した。 |
リリース | 1979年 |
作曲者 | ピート・ベロート(Pete Bellotte) イギリスのソングライター/音楽プロデューサー、1943年生まれ。 |
キース・フォーシー(Keith Forsey) イギリスのポップミュージシャン/音楽プロデューサー、1948年ロンドン生まれ。映画『フラッシュダンス』(1983) の主題歌の作詞をしたことでアカデミー歌曲賞を受賞した。 | |
ハロルド・フォルターメイヤー(Harold Faltermeyer) ドイツの映画音楽作曲家/キーボーディスト、1952年ミュンヘン生まれ。 “ディスコ・ミュージック界の巨匠” ジョルジオ・モロダーに見出され渡米し、1978年の映画『ミッドナイト・エクスプレス』でシンセサイザー・プログラマーを務める。アレンジ・プロデュースなどで活躍後すぐに国際的評価を得て、沢山の映画音楽を手がけている。 代表作『ビバリーヒルズ・コップ』『トップガン』『トップガン マーヴェリック』 |
この後、以下のシーンでもこの曲が使われています。
「ジェラルドの指導でダンスの練習が始まる(ラジカセから流れる曲)」
「職安の列に並ぶジェラルド達がラジオから流れる70年代のディスコの名曲に合わせて体を揺らしステップを踏む」
「ガズが自宅で一人で練習をする(ガズがネイサンの助言にカッとなるシーン)」
夜の廃工場でガズがチッペンデールズを真似て見せる(レコードをかけて流す曲)
(ネイサンが一人で外に出て行ってしまうシーン)
ユー・セクシー・シング
Artist | ホット・チョコレート(Hot Chocolate) 1969年に結成されたイギリスのソウル/ファンク・バンド。 1970年代半ばの世界的なディスコ・ブームの波に乗り大きな成功を収めた。 |
リリース | 1975年 |
作曲者 | Hot Chocolate エロール・ブラウン(Errol Brown, 1943-2015) トニー・ウィルソン(Tony Wilson) |
この後「エンドクレジット」でもこの曲が使われています。
ガズ達が社交ダンス教室を覗き、妻とタンゴを踊る元上司ジェラルドを見つける
アディオス・ムチャーチョス
(訳:さらば友よ)
作曲者 | フリオ・セサル・サンデルス(Julio César Sanders, 1897–1942) アルゼンチンのピアニスト/作曲家。 |
セザール・ ベダニ(César Vedani, 1906) アルゼンチンの詩人/作詞家。 | |
Original ver. | 1927年:アグスティン・マガルディ(Agustín Magaldi, 1898-1938) アルゼンチンのタンゴ/ミロンガ歌手 |
『Adios Muchachos』は、1927年に作られたアルゼンチン・タンゴの楽曲です。
ガズ達がオーディションを開く(一人目の男性が洋服を脱いでいく)
ジュ・テーム~モワ・ノン・プリュ
Artist | セルジュ・ゲンスブール(Serge Gainsbourg, 1928-1991) フランスのシャンソン歌手/作曲家/作詞家/映画監督/俳優。 類まれな才能とカリスマ性を持つ創造的なシンガーソングライターとして1960年代後半〜70年代のフランスポピュラー音楽界を牽引し、映画や文学にも大きな影響を与えた。12年間事実婚関係にあったジェーン・バーキンとの間にシャルロット・ゲンズブール(女優)をもうけている。 |
ジェーン・バーキン(Jane Birkin, 1946-2023) イギリスの女優/歌手/デザイナー。 映画『欲望』(1967) で脚光を浴び、1968年フランスに移住。『太陽が知っている』『ナイル殺人事件』など数多くの映画に出演した。また、歌手やモデルとしても活躍し、1970年代を代表するファッションアイコンとして今なお多くの女性たちの支持を集め続けている。 | |
リリース | 1969年 |
作曲者 | セルジュ・ゲンスブール(Serge Gainsbourg, 1928-1991) |
ガズ達がオーディションを開く(ホースがダンスを披露する)
邦題『ダンス天国』
Artist cover ver. | ウィルソン・ピケット(Wilson Pickett, 1941-2006) アメリカのソウル/R&B歌手。 サザン・ソウル・シンガーの代表的存在として知られる。 |
リリース | 1966年 |
作曲者 | クリス・ケナー(Chris Kenner, 1929-1976) ニューオーリンズ出身のアメリカのR&B歌手/作曲家。 |
Original ver. | 1962年:クリス・ケナー(Chris Kenner, 1929-1976) |
ジェラルドがみんなに『フラッシュダンス』のビデオを見せて、「我々が目指すダンスはこれだ」と語る
(映画の主人公が溶接するシーンを見て、デイヴが文句をつけるシーン)
フラッシュダンス
Artist | アイリーン・キャラ(Irene Cara, 1959-2022) アメリカの歌手/女優。 映画『フラッシュダンス』(1983) の主題歌の作詞をし、アカデミー歌曲賞を受賞した。 |
リリース | 1983年:Soundtrack『フラッシュダンス』 |
作曲者 | ジョルジオ・モロダー(Giorgio Moroder) イタリアの音楽プロデューサー/作曲家/シンセサイザー奏者/歌手、1940年生まれ。 ディスコ音楽の発達に貢献し「ディスコの父」と呼ばれる。 映画『フラッシュダンス』(1983) 、『トップガン』(1986) の主題歌を作曲し、アカデミー歌曲賞を2度受賞した。 |
キース・フォーシー(Keith Forsey) イギリスのポップミュージシャン/音楽プロデューサー、1948年ロンドン生まれ。 映画『フラッシュダンス』(1983) の主題歌の作詞をし、アカデミー歌曲賞を受賞した。 | |
アイリーン・キャラ(Irene Cara, 1959-2022) |
『Flashdance… What a Feeling』は、1983年公開の青春映画『フラッシュダンス』(Flashdance)の主題歌です。
(映画『フル・モンティ』では、1995年版の音源が使われていました。)
ジェラルドの指導でダンスの練習が始まる(ラジカセから流れる曲)
(上手くいかなかったフォーメーションを、ホースの「サッカーのオフサイドトラップのようにやればいい」の助言で簡単にクリアするシーン)
ホット・スタッフ
Artist | ドナ・サマー(Donna Summer, 1948-2012) アメリカのシンガーソングライター。1970年代にディスコ・ミュージックの第一人者として活躍し「ディスコの女王」と呼ばれ一世を風靡した。 |
リリース | 1979年 |
作曲者 | ピート・ベロート(Pete Bellotte) キース・フォーシー(Keith Forsey) ハロルド・フォルターメイヤー(Harold Faltermeyer) |
「ガズがネイサンを連れ戻しに劇場の中に入る(ストリップショーの曲)」でもこの曲が使われていました。
ジェラルドのサッカー用語を取り入れた説明で、服を脱ぐ練習をする(ラジカセから流れる曲)
ザ・ストリッパー
Artist cover ver. | ジョー・ロス・オーケストラ(Joe Loss & His Orchestra) 1930年に設立されたイギリスのダンスバンド。 英国史上最も長く活動を続けるライブ・エンターテイメント・ユニットとして知られる。 |
リリース | 1972年 |
作曲者 | デヴィッド・ローズ(David Rose, 1910-1990) ロンドン出身のアメリカの作詞家/作曲家/オーケストラリーダー/ピアニスト。 アメリカで1951年から放送されたテレビバラエティ番組「レッド・スケルトン・ショー」の音楽監督を21年間務めたことで知られる。ジュディ・ガーランド(Judy Garland)の最初の夫。 自宅の裏庭にミニ鉄道車両が走行できるコースを設けるほどのライブスチーム愛好家としても知られる。 |
Original ver. | 1962年:デヴィッド・ローズ管弦楽団 |
『The Stripper』は、デヴィッド・ローズがバーレスクを讃えるテレビ番組のために書いた曲です。バーレスクのストリップショーで使われそうな妖しい雰囲気を持つインストゥルメンタルで、1962年に大ヒットしました。
この後「製鉄所のブラスバンドの練習(メンバーがロンパーに内緒で演奏し、ロンパーをびっくりさせる)」でもこの曲が使われています。
屋外で身体づくりのトレーニングに励む(サッカーを楽しむシーン)
メイク・ミー・スマイル
邦題『やさしくスマイル』
Artist | スティーヴ・ハーレイ&コックニー・レベル(Steve Harley & Cockney Rebel) 1970年代初頭にロンドンで結成されたイギリスのロックバンド。 |
リリース | 1975年 |
作曲者 | スティーヴ・ハーレイ(Steve Harley, 1951-2024) イギリスのシンガーソングライター。 スティーヴ・ハーレイ&コックニー・レベル(Steve Harley & Cockney Rebel)のフロントマン。 |
職安の列に並ぶジェラルド達がラジオから流れる70年代のディスコの名曲に合わせて体を揺らしステップを踏む
ホット・スタッフ
Artist | ドナ・サマー(Donna Summer, 1948-2012) アメリカのシンガーソングライター。1970年代にディスコ・ミュージックの第一人者として活躍し「ディスコの女王」と呼ばれ一世を風靡した。 |
リリース | 1979年 |
作曲者 | ピート・ベロート(Pete Bellotte) キース・フォーシー(Keith Forsey) ハロルド・フォルターメイヤー(Harold Faltermeyer) |
「ガズがネイサンを連れ戻しに劇場の中に入る(ストリップショーの曲)」でもこの曲が使われていました。
ガイがジェラルドの妻の日焼けマシーンに入り、デイヴは雑誌を見て女性の値踏みをする
ウィ・アー・ファミリー
Artist | シスター・スレッジ(Sister Sledge) 1971年にフィラデルフィアで結成されたアメリカのヴォーカルグループ。 |
リリース | 1979年 |
作曲者 | バーナード・エドワーズ(Bernard Edwards, 1952-1996) アメリカのベーシスト/音楽プロデューサー。 1977年デビューのR&B/ファンク/ディスコバンド「シック」(Chic) の創設メンバー。 |
ナイル・ロジャース(Nile Rodgers) アメリカのギタリスト/音楽プロデューサー、1952年ニューヨーク生まれ。 1977年デビューのR&B/ファンク/ディスコバンド「シック」(Chic) の創設メンバー。 |
ガズが自宅で一人で練習をする(ガズがネイサンの助言にカッとなるシーン)
ホット・スタッフ
Artist | ドナ・サマー(Donna Summer, 1948-2012) アメリカのシンガーソングライター。1970年代にディスコ・ミュージックの第一人者として活躍し「ディスコの女王」と呼ばれ一世を風靡した。 |
リリース | 1979年 |
作曲者 | ピート・ベロート(Pete Bellotte) キース・フォーシー(Keith Forsey) ハロルド・フォルターメイヤー(Harold Faltermeyer) |
「ガズがネイサンを連れ戻しに劇場の中に入る(ストリップショーの曲)」でもこの曲が使われていました。
デイヴを除く5人がホースの親戚の前でリハーサルをする
(パトロール中の警官に見つかるシーン)
ロックン・ロール・パートⅡ
Artist | ゲイリー・グリッター(Gary Glitter) イギリスのグラムロック歌手、1944年生まれ。 パーマのかかったリーゼント・ヘアにメイクをほどこし、エルビス・プレスリー風の派手なスーツと厚底ブーツを身に付けてのエネルギッシュなライブパフォーマンスでグラムロック時代を象徴するアーティストとして1970年代に成功を収めた。 |
リリース | 1972年 |
作曲者 | ゲイリー・グリッター(Gary Glitter) |
マイク・リエンダー(Mike Leander, 1941-1996) イギリスのアレンジャー/ソングライター/音楽プロデューサー。 |
ロンパーの母親の葬儀(ロンパーがトランペットを演奏する)
讃美歌『日暮れて四方は暗く』
作曲者 | ウィリアム・ヘンリー・モンク (William Henry Monk, 1823-1889) イギリスのオルガン奏者/教会音楽家/音楽編集者。 |
ヘンリー・フランシス・ライティー(Henry Francis Lyte, 1793-1847) スコットランドの讃美歌作家/英国国教会の神学者/詩人。 | |
作曲年 | 1847年 |
『日暮れて四方は暗く』は、スコットランドの聖職者ヘンリー・フランシス・ライトが結核で死を意識した時に完成させた讃美歌です。
製鉄所のブラスバンドの練習(メンバーがロンパーに内緒で演奏し、ロンパーをびっくりさせる)
ザ・ストリッパー
作曲者 | デヴィッド・ローズ(David Rose, 1910-1990) ロンドン出身のアメリカの作詞家/作曲家/オーケストラリーダー/ピアニスト。 アメリカで1951年から放送されたテレビバラエティ番組「レッド・スケルトン・ショー」の音楽監督を21年間務めたことで知られる。ジュディ・ガーランド(Judy Garland)の最初の夫。 自宅の裏庭にミニ鉄道車両が走行できるコースを設けるほどのライブスチーム愛好家としても知られる。 |
Original ver. | 1962年:デヴィッド・ローズ管弦楽団 |
「ジェラルドのサッカー用語を取り入れた説明で、服を脱ぐ練習をする(ラジカセから流れる曲)」でもこの曲が使われていました。
劇場には400人が集まり、彼らの出番をまだかまだかと待ち構える(劇場のBGM)
Artist | パルプ(Pulp) 1978年にシェフィールドで結成されたイギリスのロックバンド。 90年代のブリットポップ・ムーブメントを牽引する存在として国民的人気を誇った。 |
リリース | 1993年 |
作曲者 | Pulp ジャーヴィス・コッカー(Jarvis Cocker) ニック・バンクス(Nick Banks) キャンディダ・ドイル(Candida Doyle) スティーヴ・マッキー(Steve Mackey) ラッセル・シニア(Russell Senior, 1966-2023) |
ストリップポリス「ホット・メタル」の公演本番(フル・モンティする)
邦題『帽子はそのままで』
Artist cover ver. | トム・ジョーンズ(Tom Jones) ロサンゼルス在住のイギリスの歌手、1940年ウェールズ生まれ。 ダイナミックでソウルフルな歌唱で「ザ・ヴォイス」「タイガー」と呼ばれ、1960年代半ばから1970年代前半にかけてヒット曲を多数出す。1967年からアメリカのラスベガスで定期的にショーを開催するようになり、自身の冠番組「This Is Tom Jones」(1969-1971) が英米両国で放送され国際的な成功を収めた。 また、シャツの胸元のボタンを大胆に外しセクシーな歌を悩ましげな物腰で歌うスタイルで、セックス・シンボル的人気を集めた歌手としても知られる。 |
リリース | 1997年 |
作曲者 | ランディ・ニューマン(Randy Newman) アメリカの歌手/ピアニスト/作曲家/指揮者、1943年ロサンゼルス生まれ。『モンスターズ・インク』『トイ・ストーリー3』の曲を手掛け、アカデミー歌曲賞を2度受賞した。 |
Original ver. | 1972年:ランディ・ニューマン |
エンドクレジット
ユー・セクシー・シング
Artist | ホット・チョコレート(Hot Chocolate) 1969年に結成されたイギリスのソウル/ファンク・バンド。 1970年代半ばの世界的なディスコ・ブームの波に乗り大きな成功を収めた。 |
リリース | 1975年 |
作曲者 | Hot Chocolate エロール・ブラウン(Errol Brown, 1943-2015) トニー・ウィルソン(Tony Wilson) |
「夜の廃工場でガズがチッペンデールズを真似て見せる(レコードをかけて流す曲)」でもこの曲が使われていました。
『フル・モンティ』のサントラ
『フル・モンティ』はアン・ダッドリー(Anne Dudley)が音楽を担当しました。
アン・ダッドリーは、イギリス出身の作曲家です。『クライング・ゲーム』や『狂っちゃいないぜ』などの音楽を担当したことで知られています。『フル・モンティ』でアカデミー作曲賞を受賞しました。
※サントラ収録曲
1. ゾディアック(The Zodiac)
2. ユー・セクシー・シング(You Sexy Thing)
3. 帽子はそのままで(You Can Leave Your Hat On)
4. ムービング・オン・アップ(Moving On Up)
5. メイク・ミー・スマイル(Make Me Smile (Come Up And See Me))
6. フル・モンティ(The Full Monty)
7. ランチボックス・ハズ・ランデッド(The Lunchbox Has Landed)
8. ダンス天国(Land Of A 1000 Dances)
9. ロックン・ロール・パート2(Rock And Roll, Part 2)
10. ホット・スタッフ(Hot Stuff)
11. ウイ・アー・ファミリー(We Are Family)
12. フラッシュダンス(Flashdance…What A Feeling ’95)
13. ストリッパー(The Stripper)
『フル・モンティ』キャスト・スタッフ
監督 | ピーター・カッタネオ(Peter Cattaneo) |
脚本 | サイモン・ビューフォイ(Simon Beaufoy) |
製作 | ウベルト・パゾリーニ(Uberto Pasolini) |
音楽 | アン・ダッドリー(Anne Dudley) |
配給 | 20世紀フォックス |
公開 | 1997年8月15日 |
1997年12月13日 | |
上映時間 | 91分 |
ガズ:ロバート・カーライル(Robert Carlyle)
デイヴ:マーク・アディ(Mark Addy)
ジェラルド:トム・ウィルキンソン(Tom Wilkinson)
ロンパー:スティーヴ・ヒューイソン(Steve Huison)
ホース: ポール・バーバー(Paul Barber)
ガイ:ヒューゴ・スピアー(Hugo Speer)
マンディ:エミリー・ウーフ(Emily Woof)
ネイサン:ウィリアム・スネイプ(William Snape)
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