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『Coda コーダ あいのうた』の挿入曲とサントラ

2021年に制作された『Coda コーダ あいのうた』(原題:CODA)は、2014年制作のフランス映画『エール!』(原題:La Famille Bélier)のリメイク作品で、聴覚障害を持つ両親のもと生まれた耳の聞こえる娘が歌手を目指すヒューマンドラマです。
実際に聴覚障害者の俳優・女優を起用したことでも話題となり、第94回アカデミー賞では、作品賞・脚色賞・助演男優賞を受賞しました。

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『Coda コーダ あいのうた』の挿入曲

『Coda コーダ あいのうた』の挿入曲を流れた順番に紹介していきます。(ネタバレにご注意ください)

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漁船でルビーが流す曲(家族の仕事を手伝うルビーが歌う)

Something’s Got a Hold on Me
Artistエタ・ジェイムズ(Etta James, 1938-2012)
アメリカのブルース/R&Bシンガー。
リリース1962年
作曲者エタ・ジェイムズ(Etta James, 1938-2012)
リロイ・カークランド(Leroy Kirkland, 1906-1988)
パール・ウッズ(Pearl Woods, 1933-2010)

フランクがピックアップトラックで大音量で流す曲

I’m a Hustla
Artistブラック・オシン(Black Oshin)
ヒップホップ/ラップグループ。
リリース2019年
作曲者Craig Smith, Jason Rabinowitz, Cheapshot, Cameron Marygold and Caleb J. Middlebrooks

父フランクと母ジャッキーがルビーを学校に迎えにくるシーン。

ダイニングテーブルで勉強するルビーがイアホンを装着し流す曲

Baby It’s True
Artistソウル・エキゾチック(Soul Exotics)
ペンシルベニア州フィラデルフィア出身のソウル・グループ。1960年代に活動。
作曲者ロバート・ジェファーソン・フルトン(Robert Jefferson Fulton)
アメリカのアーティスト/アーティスト・コーチ/ソングライター/編曲家/プロデューサー。ペンシルバニア州ハリスバーグのソウルレーベル、ソウルビル・レコード(Soulville Records)の創設者の一人。
ロナルド J ・ミラー(Ronald J. Miller)
ペンシルバニア州ハリスバーグ出身のアメリカのファンク/ソウルアーティスト。

コーラスの授業でパート分けの為に歌わせられる曲

Happy Birthday to You
ハッピーバースデートゥーユー
Artistマイルドレッド・J・ヒル(Mildred J. Hill, 1859-1916)
アメリカのソングライター/音楽学者。
パティ・J・ヒル(Patty S. Hill, 1868-1946)
アメリカの保育園/幼稚園教諭。アメリカの非営利団体「全米幼児教育協会」の創設者。
出版年1917年

誕生日を祝う曲『Happy Birthday to You』が使われています。
授業をエスケープしたルビーは、この後、人気のない崖に腰をかけてこの曲を歌います。

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ルビーがレコードで流しガーディーに聞かせる曲(ルビーが好きな曲)

My Pal Foot Foot
Artistシャッグス(The Shaggs)
1965年にニューハンプシャー州フリーモントで結成されたウィギン家三姉妹によるロックバンド。父親の要請で結成され、1975年に父親が47歳で死去するとすぐに解散。
リリース1969年
作曲者ドロシー・”ドット”・ウィギン(Dorothy “Dot” Wiggin)
シャッグスのギタリスト/ボーカリスト。

『My Pal Foot Foot』は、シャッグス(The Shaggs)唯一のスタジオアルバム『Philosophy of the World』に収録されている曲です。

アルバム『Philosophy of the World』は、地元のレコードレーベルから数量限定(1000枚)でリリースされ、後に、コレクターの間でカルト的な人気となり注目を集めました。ニルヴァーナのフロントマン、カート・コバーンの「フェイバリット・アルバム TOP50」では、5位にランクインしています。

コーラスの授業で歌う曲(腹式呼吸を学びルビーが一人で歌う)

Let’s Get It On
Artistエミリア・ジョーンズ(Emilia Jones)
ルビーを演じるイギリスの女優/歌手。
フェルディア・ウォルシュ=ピーロ(Ferdia Walsh-Peelo)
マイルズを演じるアイルランドの俳優/歌手。
コーダ・ボーカル・アンサンブル(CODA Vocal Ensemble)
バークリー音楽大学の学生で構成される声楽アンサンブルグループ。
作曲者マーヴィン・ゲイ(Marvin Gaye, 1939-1984)
モータウン・レコードの創業者ベリー・ゴーディに才能を見出されソロシンガーとしてのキャリアをスタート。「モータウンのプリンス」「ソウルのプリンス」と称され人気を博す。
エド・タウンゼント(Ed Townsend, 1929-2003)
アメリカのシンガー/ソングライター/プロデューサー/弁護士。
Original ver.1973年:マーヴィン・ゲイ(Marvin Gaye, 1939-1984)

『Let’s Get It On』は、マーヴィン・ゲイ(Marvin Gaye, 1939-1984)の代表曲です。

ルビーが自転車で漁港に向かいながら聴く曲

You’re All I Need to Get By
Artistマーヴィン・ゲイ&タミー・テレル(Marvin Gaye & Tammi Terrell)
マーヴィン・ゲイ(Marvin Gaye, 1939-1984)
アメリカのシンガーソングライター。
タミー・テレル(Tammi Terrell, 1945-1970)
フィラデルフィア出身のシンガーソングライター。15歳でキャリアをスタートさせ20歳でモータウンと契約、その後マーヴィン・ゲイとのデュエットで広く知られる。
リリース1968年
作曲者アシュフォード&シンプソン(Ashford & Simpson)
ニコラス・アシュフォードとヴァレリー・シンプソンの夫婦によるソングライティング/制作/レコーディングデュオ。
ニコラス・アシュフォード(Nickolas Ashford, 1941-2011)
アメリカのシンガー/ソングライター/プロデューサー。
ヴァレリー・シンプソン(Valerie Simpson)
アメリカのソングライター/歌手、1946年ブロンクス生まれ。

『You’re All I Need to Get By』は、マイルズとルビーが「秋のコンサート」で披露することになったデュオ曲です。


この後、下記のシーン以外にも、コンサートにむけて、V先生のレッスンやマイルズとの練習のシーンでこの楽曲が歌われます。
秋のコンサート – ルビーとマイルズがデュエットする曲
ピックアップトラックの荷台で、ルビーが父フランクのためだけに歌う曲

コーラスの授業で、パーカッションを入れて歌う曲

It’s Your Thing
Artistアイズレー・ブラザーズ(The Isley Brothers)
1950年代に結成されたアメリカのヴォーカル・グループ。ゴスペル一家に育ったグループオハイオ州シンシナティのオケリー、ルドルフ、ロナルドのアイズリー三兄弟で構成される。ジミ・ヘンドリックスが無名時代にバックミュージシャンを務めー家に居候するなど深い影響を与え合ったアーティストとしても知られる。
リリース1969年
作曲者オケリー・アイズレー(O’Kelly Isley)
ロナルド・アイズレー(Ronald Isley)
ルドルフ・アイズレー(Rudolph Isley)
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レオが漁港の仲間と行く酒場で流れる曲(レオが客と喧嘩になるシーン)

The Man Who Built America
Artistホースリップス(Horslips)
1970年にアイルランドの首都ダブリンで結成されたケルトロックバンド。
リリース1978年
作曲者イーモン・カー(Eamon Carr)
バリー・デヴリン(Barry Devlin)
チャールズ・オコナー(Charles O’Connor)
ジョン・フェーン(Johnny Fean)
ジミー・ロックハート(Jimmy Lockhart)

レオが漁港の仲間と行く酒場で流れる曲(レオとガーディーが親密になる)

You Put the Spice in My Life
Artistデイル・チェイフィン(Dale Chafin)
作曲者アシュリー・チェイフィン(Ashley Chafin)

V先生の自宅でのレッスンでルビーが歌う曲

Both Sides Now
邦題『青春の光と影』
Artistエミリア・ジョーンズ(Emilia Jones)
ルビーを演じるイギリスの女優/歌手。
リリース1978年
作曲者ジョニ・ミッチェル(Joni Mitchell)
カナダ系アメリカ人のシンガーソングライター/マルチプレイヤー/画家。
Original ver.1967年:ジュディ・コリンズ(Judy Collins)
アメリカのシンガーソングライター/ミュージシャン、1939年ワシントン州シアトル生まれ。

『Both Sides Now』は、ジュディ・コリンズの6枚目スタジオアルバム『Wildflowers』に収録されている曲です。
『青春の光と影』の邦題でも知られています。

ロッシ家で午前3時に起きる新しい生活が始まるシーン

I Fought the Law
Artist
Cover ver.
ザ・クラッシュ(The Clash)
1976年にロンドンで結成されたパンクロックバンド。
リリース1978年
作曲者イーモン・カー(Eamon Carr)
バリー・デヴリン(Barry Devlin)
チャールズ・オコナー(Charles O’Connor)
ジョン・フェーン(Johnny Fean)
ジミー・ロックハート(Jimmy Lockhart)
Original ver.1959年:ザ・クリケッツ(The Crickets)

ザ・クラッシュ(The Clash)の曲が使われている映画一覧はコチラ

『I Fought the Law』は、バディ・ホリーによって結成されたアメリカのロックンロールバンド、ザ・クリケッツ(The Crickets)の曲です。

ここでは、ザ・クラッシュ(The Clash)のヒットバージョンが使われています。

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秋のコンサート – 1曲目

I’ve Got the Music in Me
邦題『歌は恋人』
Artistエミリア・ジョーンズ(Emilia Jones)
ルビーを演じるイギリスの女優/歌手。
フェルディア・ウォルシュ=ピーロ(Ferdia Walsh-Peelo)
マイルズを演じるアイルランドの俳優/歌手。
コーダ・ボーカル・アンサンブル(CODA Vocal Ensemble)
バークリー音楽大学の学生で構成される声楽アンサンブルグループ。
リリース1974年
作曲者バイアス・ボシェル(Bias Boshell)
イギリスのフォークロックバンド、トゥリーズ(Trees)の創設メンバーとして知られるソングライター/ミュージシャン。トゥリーズの解散後、キキ・ディー・バンドのキーボード奏者を務める。
Original ver.1974年:キキ・ディー・バンド(The Kiki Dee Band)

『I’ve Got the Music in Me』は、モータウンのタムラ・レコードと契約した英国初の女性歌手、キキ・ディー(Kiki Dee)の曲です。『歌は恋人』の邦題でも知られています。

秋のコンサート – 2曲目

Starman
スターマン
Artistエミリア・ジョーンズ(Emilia Jones)
ルビーを演じるイギリスの女優/歌手。
フェルディア・ウォルシュ=ピーロ(Ferdia Walsh-Peelo)
マイルズを演じるアイルランドの俳優/歌手。
コーダ・ボーカル・アンサンブル(CODA Vocal Ensemble)
バークリー音楽大学の学生で構成される声楽アンサンブルグループ。
リリース1972年
作曲者デヴィッド・ボウイ(David Bowie, 1947-2016)
イギリスのシンガー/ソングライター/ミュージシャン/俳優。
Original ver.デヴィッド・ボウイ(David Bowie, 1947-2016)

デヴィッド・ボウイ(David Bowie)の曲が使われている映画一覧はコチラ

秋のコンサート – ルビーとマイルズがデュエットする曲

You’re All I Need to Get By(Duet Version)
ArtistEmilia Jones & Ferdia Walsh-Peelo
エミリア・ジョーンズ(Emilia Jones)
ルビーを演じたイギリスの女優/歌手。
フェルディア・ウォルシュ=ピーロ(Ferdia Walsh-Peelo)
マイルズを演じたアイルランドの俳優/歌手。
リリース2022年:Soundtrack『Coda』
作曲者アシュフォード&シンプソン(Ashford & Simpson)
ニコラス・アシュフォードとヴァレリー・シンプソンの夫婦によるソングライティング/制作/レコーディングデュオ。
ニコラス・アシュフォード(Nickolas Ashford, 1941-2011)
ヴァレリー・シンプソン(Valerie Simpson)
Original ver.1968年:マーヴィン・ゲイ&タミー・テレル(Marvin Gaye & Tammi Terrell)

ルビーが自転車で漁港に向かいながら聴く曲」でもこの曲が使われていました。

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ピックアップトラックの荷台で、ルビーが父フランクのためだけに歌う曲

You’re All I Need to Get By
Artistエミリア・ジョーンズ(Emilia Jones)
ルビーを演じたイギリスの女優/歌手。
作曲者アシュフォード&シンプソン(Ashford & Simpson)
ニコラス・アシュフォードとヴァレリー・シンプソンの夫婦によるソングライティング/制作/レコーディングデュオ。
ニコラス・アシュフォード(Nickolas Ashford, 1941-2011)
ヴァレリー・シンプソン(Valerie Simpson)
Original ver.1968年:マーヴィン・ゲイ&タミー・テレル(Marvin Gaye & Tammi Terrell)

コンサートが終了し車で自宅に帰り着いた夜、フランクの頼みでルビーは歌い、フランクはルビーの喉の振動を手で確かめながらこの曲を聴きます。


ルビーが自転車で漁港に向かいながら聴く曲」でもこの曲が使われていました。

バークリー音楽大学のオーディションでルビーが手話を交え歌う曲

Both Sides Now
邦題『青春の光と影』
Artistエミリア・ジョーンズ(Emilia Jones)
ルビーを演じるイギリスの女優/歌手。
リリース1978年
作曲者ジョニ・ミッチェル(Joni Mitchell)
カナダ系アメリカ人のシンガーソングライター/マルチプレイヤー/画家。
Original ver.1967年:ジュディ・コリンズ(Judy Collins)
アメリカのシンガーソングライター/ミュージシャン、1939年ワシントン州シアトル生まれ。

ルビーはオーデイションをV先生の伴奏で歌うことになりました。
会場まで送り届けてくれた家族のためにルビーは手話を交えてこの曲を歌います。

『Coda コーダ あいのうた』のサントラ

『Coda コーダ あいのうた』はマリウス・デ・ヴリーズ(Marius de Vries)が音楽を担当しました。
マリウス・デ・ヴリーズは、イギリスの音楽プロデューサー兼作曲家です。 彼は2016年公開のミュージカル映画『ラ・ラ・ランド』のサントラ・アルバムをジャスティン・ハーウィッツと共にプロデュースし、グラミー賞を受賞しています。

『Coda コーダ あいのうた』キャスト・スタッフ

監督シアン・ヘダー(Sian Heder)
脚本シアン・ヘダー(Sian Heder)
原作ヴィクトリア・ベドス(Victoria Bedos)
トマ・ビデガン(Thomas Bidegain)
スタニスラス・キャレ・ドゥ・マルベリ(Stanislas Carré de Malberg)
エリック・ラルティゴ(Éric Lartigau)
制作ファブリス・ジャンフェルミ(Fabrice Gianferm)
フィリップ・ルスレ(Philippe Rousselet)
ジェローム・セドゥ(Jerôme Seydoux)
パトリック・ワックスバーガー(Patrick Wachsberger)
音楽マリウス・デ・ヴリーズ(Marius de Vries)
配給 Apple TV+ (配信)
ギャガ (劇場)
公開 2021年1月28日
2022年1月21日
上映時間111分

ルビー・ロッシ:エミリア・ジョーンズ(Emilia Jones)
フランク・ロッシ:トロイ・コッツァー(Troy Kotsur)
レオ・ロッシ:ダニエル・デュラント(Daniel Durant)
ジャッキー・ロッシ:マーリー・マトリン(Marlee Matlin)
ベルナルド・ヴィラロボス / V先生:エウヘニオ・デルベス(Eugenio Derbez)
マイルズ:フェルディア・ウォルシュ=ピーロ(Ferdia Walsh-Peelo)
ガーティー:エイミー・フォーサイス(Amy Forsyth)
ブレディ:ケヴィン・チャップマン(Kevin Chapman)

文・構成
Filmmusik 管理人

映画の素晴らしさをもっと多くの人に伝えられたら…そんな気持ちでFilmlmusikを開設。
音楽・映画好きの管理人自ら執筆しています。

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