2003年にアメリカで制作された映画『スクール・オブ・ロック』(原題:School of Rock)は、学校を舞台としたミュージカルコメディ映画です。
歌手で俳優のジャック・ブラックが主演を務め、『ビフォア・サンライズ 恋人までの距離』『6才のボクが、大人になるまで。』で知られるリチャード・リンクレイターが監督をつとめました。
- 『スクール・オブ・ロック』の挿入曲
- オープニング(デューイのバンドの演奏シーン)
- ネッドにかかってきたロザリー校長からの電話にデューイが出るシーン
- 元パンクロッカーだったネッドをデューイがバンドに誘うシーン
- 生徒達が音楽室で合奏するクラシックの曲
- デューイが車に積んである楽器を教室に運び込むシーン
- デューイがギター担当のザックにリフを演奏させる 1曲目
- デューイがギター担当のザックにリフを演奏させる 2曲目
- デューイがギター担当のザックにリフを演奏させる 3曲目
- ローレンスがデューイから渡された楽譜を見てキーボードで演奏する曲
- ベース、ドラムを加えた生徒達とデューイが初めて一緒に演奏する曲
- コーラス担当希望で手を挙げるマルタが歌う曲
- コーラス担当希望で手を挙げるアリシアが歌う曲
- コーラス担当希望で手を挙げるサマーが歌う曲
- デューイが生徒達の役割を発表し、それぞれに指示を与えるシーン
- サマーが学校の駐車場でデューイの登校を待ち構えているシーン
- デューイが “ロックの演出” を指示しながら生徒達に聞かせる自作の曲
- 仲間の教員とのランチで、デューイが歌詞を引用する曲
- 「本物の音楽を聴きロックの魂を感じる宿題」でマルタが渡されるCD
- 「本物の音楽を聴きロックの魂を感じる宿題」でローレンスがキーボードソロを聴くようにと指示される曲
- 「本物の音楽を聴きロックの魂を感じる宿題」でフレディが渡されるCD
- 「本物の音楽を聴きロックの魂を感じる宿題」でザックが渡されるCD
- 舞台係ではなく歌が歌いたいと言いトミカが披露する曲
- デューイがトミカにボーカルソロをよく聴くようにと指示を出す曲
- 朝からご機嫌で出勤してきたデューイがザックと父親のやり取りを目撃するシーン
- ザックが言う「Step Off」をみんなが歌にするシーン
- デューイや生徒達がそれぞれ役割を果たそうと熱心に取り組むシーン
- デューイと生徒達が学校をこっそり抜け出し予選会場に向かうシーン
- オーディション会場でバンドマンが生徒たちをからかうシーン
- 怖気付くトミカをデューイが励ますシーン
- フレディが若いバンドマンたちとカードゲームをするシーン
- 予選を通過し、学校へ戻る車の中で流れている曲
- デューイがギターで歌う曲(ロザリー校長が授業を見学する)
- デューイがロザリー校長を連れて行く店で流れる曲
- デューイが店のジュークボックスで流す「ロザリー校長お気に入りの曲」
- デューイがロザリー校長を学校に送る車内で歌う曲
- バンドコンテスト本番前日、デューイが歌詞を引用して生徒達に語るシーン
- なりすましがバレそうになり、デューイがネッドに告白するシーン
- デューイとロザリー校長が車で保護者会に向かうシーン
- デューイがギターを持って逃げるシーン
- ネッドがデューイに家を出て行ってほしいと告げるシーン
- デューイ達がバンド・バトルの会場に到着した時にステージで演奏されている曲
- バンド・バトルの決勝戦でデューイ達が演奏する曲
- デューイ達が観客のアンコールにこたえて演奏する曲、エンドクレジット
- 『スクール・オブ・ロック』のサントラ
- 『スクール・オブ・ロック』キャスト・スタッフ
『スクール・オブ・ロック』の挿入曲
『スクール・オブ・ロック』の挿入曲を流れた順番に紹介していきます。(ネタバレにご注意ください)
オープニング(デューイのバンドの演奏シーン)
ファイト
Artist | ノー・ヴァカンシー(No Vacancy) 映画『スクール・オブ・ロック』に登場する架空バンド。 |
リリース | 2003年:Soundtrack『スクール・オブ・ロック』 |
作曲者 | ウォーレン・フィッツジェラルド(Warren Fitzgerald) アメリカのパンクロックギタリスト/ソングライター、1968年生まれ。 ロックバンド「ヴァンダルズ」「オインゴ・ボインゴ」のギタリストとして知られる。 |
マイク・ホワイト(Mike White) デューイの親友ネッド・シュニーブリーを演じるアメリカの脚本家/俳優/監督、1970年生まれ。映画『スクール・オブ・ロック』の脚本を担当する。 |
ネッドにかかってきたロザリー校長からの電話にデューイが出るシーン
ステイ・フリー
Artist | ザ・クラッシュ(The Clash) 1976年にロンドンで結成されたイギリスのパンクロックバンド。 |
リリース | 1978年 |
作曲者 | The Clash ジョー・ストラマー(Joe Strummer, 1952-2002) ミック・ジョーンズ(Mick Jones) ポール・シムノン(Paul Simonon) トッパー・ヒードン(Topper Headon) |
『Stay Free』は、ザ・クラッシュの2枚目のスタジオアルバム『動乱(獣を野に放て)』(原題:Give ‘Em Enough Rope)に収録されています。
元パンクロッカーだったネッドをデューイがバンドに誘うシーン
邦題『リメンバー・ロックンロール・レイディオ?』
Artist cover ver. | キッス(KISS) 1973年にニューヨークで結成されたアメリカのハードロックバンド。 フェイスペイントと奇抜な衣装、ショックロックスタイルのライブパフォーマンスで世界的に注目されロック界を代表するバンドとなる。2023年3月に最後の公演を行い50年の歴史に幕を下した。 |
リリース | 2003年 |
作曲者 | Ramones ジョーイ・ラモーン(Joey Ramone, 1951-2001) ジョニー・ラモーン(Johnny Ramone, 1948-2004) ディー・ディー・ラモーン(Dee Dee Ramone, 1952-2002) トミー・ラモーン(Tommy Ramone, 1949-2014) |
Original ver. | 1980年:ラモーンズ(Ramones) 1974年にニューヨークで結成されたパンクロックバンド。 |
『Do You Remember Rock ’n’ Roll Radio?』は、アメリカのパンクロックバンド、ラモーンズ(Ramones)の曲です。1979年にリリースされたアルバム『エンド・オブ・ザ・センチュリー(End of the Century)』に収録されています。
ここでは、アメリカのハードロックバンド、キッス(KISS)によるカバーバージョンが使われています。
キッスのバージョンは、複数のアーティストによるラモーンズへのトリビュート・アルバム『We’re a Happy Family: a Tribute to Ramones』(2003)に収録されています。
生徒達が音楽室で合奏するクラシックの曲
アランフェス協奏曲 – 第2楽章
作曲者 | ホアキン・ロドリーゴ(Joaquín Rodrigo, 1901-1999) スペインの作曲家/ヴィルトゥオーゾ・ピアニスト。 |
作曲年 | 1939年 |
『アランフエス協奏曲』は、20世紀のスペインを代表的する作曲家ロドリーゴが1939年に作ったギター協奏曲です。
デューイが車に積んである楽器を教室に運び込むシーン
邦題『サンシャイン・ラヴ』
Artist | クリーム(Cream) 1966年にロンドンで結成されたイギリスのロック・スーパーグループ。 わずか2年半の活動で世界を席巻。今なお多くのアーティストに影響を与え続けている伝説的ロックバンド。 |
リリース | 1967年 |
作曲者 | ピート・ブラウン(Pete Brown, 1940-2023) イギリスの詩人/作詞家/ボーカリスト。 |
エリック・クラプトン(Eric Clapton) イギリスのギタリスト/シンガー/ソングライター、1945年生まれ。 1960年代から様々なバンドで活動し、ソロアーティストとしても長年に渡り音楽シーンを牽引し続ける。これまでで最も重要で影響力のあるギタリストの1人とされ「ギターの神様」の異名を持つ。 | |
ジャック・ブルース(Jack Bruce, 1943-2014) スコットランド出身のミュージシャン。元クリームのベーシスト/ボーカリスト。 | |
デューイがギター担当のザックにリフを演奏させる 1曲目
アイアン・マン
Artist | ブラック・サバス(Black Sabbath) 1968年にバーミンガムで結成されたイギリスのロックバンド。 ヘヴィメタルのパイオニアとして知られる。 |
リリース | 1970年 |
作曲者 | Black Sabbath オジー・オズボーン(Ozzy Osbourne) トニー・アイオミ(Tony Iommi) ギーザー・バトラー(Geezer Butler) ビル・ワード (Bill Ward) |
デューイがギター担当のザックにリフを演奏させる 2曲目
スモーク・オン・ザ・ウォーター
Artist | ディープ・パープル(Deep Purple) 1967年にロンドンで結成されたイギリスのロックバンド。 ヘヴィメタル/モダンハードロックのパイオニアとして知られる。 |
リリース | 1972年 |
作曲者 | Deep Purple イアン・ペイス(Ian Paice) ロジャー・グローヴァー(Roger Glover) イアン・ギラン(Ian Gillan) リッチー・ブラックモア(Ritchie Blackmore) ジョン・ロード(Jon Lord, 1941-2012) |
この後「ベース、ドラムを加えた生徒達とデューイが初めて一緒に演奏する曲」でもこの曲が使われています。
デューイがギター担当のザックにリフを演奏させる 3曲目
邦題『地獄のハイウェイ』
Artist | AC/DC(エーシー・ディーシー) 1973年にシドニーで結成されたオーストラリアのロックバンド。 1963年にスコットランドから移住してきたヤング兄弟を中心に結成され、オーストラリアを代表するバンドとして世界的に知られ、現在も高い人気を誇る。 |
リリース | 1979年 |
作曲者 | AC/DC ボン・スコット(Bon Scott, 1946-1980) アンガス・ヤング(Angus Young) マルコム・ヤング(Malcolm Young, 1953-2017) |
ローレンスがデューイから渡された楽譜を見てキーボードで演奏する曲
タッチ・ミー
Artist | ドアーズ(The Doors) 1965年にカリフォルニア州ロサンゼルスで結成されたアメリカのロックバンド。 |
リリース | 1968年 |
作曲者 | ロビー・クリーガー(Robby Krieger) アメリカのギタリスト、1946年ロサンゼルス生まれ。ロックバンド「ドアーズ」(The Doors) のギタリスト。 |
ベース、ドラムを加えた生徒達とデューイが初めて一緒に演奏する曲
スモーク・オン・ザ・ウォーター
Artist | ディープ・パープル(Deep Purple) |
リリース | 1972年 |
作曲者 | Deep Purple |
「デューイがギター担当のザックにリフを演奏させる 2曲目」でもこの曲が使われていました。
コーラス担当希望で手を挙げるマルタが歌う曲
トゥモロー
作曲者 | マーティン・チャーニン(Martin Charnin, 1934-2019) アメリカの作詞家/作家/演劇監督。 |
チャールズ・ストラウス(Charles Strouse) アメリカの作曲家/作詞家、1928年生まれ。 |
『Tomorrow』は、1977年初演のブロードウェイミュージカル『アニー』のために作られました。
コーラス担当希望で手を挙げるアリシアが歌う曲
アメイジング・グレイス
作曲者 | ジョン・ニュートン(John Newton, 1725-1807) イギリスの聖職者。奴隷船の船長となり奴隷貿易の投資を行うが、キリスト教に回心後奴隷制度廃止主義の著名な支持者になり司祭を務めながら讃美歌を書いた。 |
『アメイジング・グレイス』は、ジョン・ニュートンによって書かれた讃美歌です。
タイトルの「Amazing grace」には、「素晴らしき神の恵み」「感動をもたらす恩寵」などの意味があります。
コーラス担当希望で手を挙げるサマーが歌う曲
メモリー
作曲者 | アンドルー・ロイド・ウェバー(Andrew Lloyd Webber) イギリスの作曲家、1948年生まれ。 『ジーザス・クライスト・スーパースター』『エビータ』『キャッツ』『オペラ座の怪人』など世界中で上演されるミュージカルを手掛け大きな成功を収めた。また映画化された『エビータ』ではマドンナのために新たに書き下ろした『You Must Love Me 』でアカデミー歌曲賞を受賞した。 アメリカの4つのトップ・エンターテイメント賞(エミー賞、グラミー賞、アカデミー賞/オスカー、トニー賞)全てを獲得した人物に与えられる称号「EGOT」を持つ。 |
トレヴァー・ナン(Trevor Nunn) イギリスの演出家、1940年生まれ。 | |
T・S・エリオット(T.S. Eliot, 1888-1965) アメリカ出身のイギリスの詩人/文芸批評家。 | |
Original ver. | 1981年:ミュージカル『キャッツ』 エレイン・ペイジ(Elaine Paige) イギリスのミュージカル女優/メゾソプラノ歌手、1948年生まれ。 |
『Memory』は、1981年にロンドンで初演されたミュージカル『キャッツ』の代表的なナンバーです。
デューイが生徒達の役割を発表し、それぞれに指示を与えるシーン
バック・イン・ブラック
Artist | AC/DC(エーシー・ディーシー) 1973年にシドニーで結成されたオーストラリアのロックバンド。 スコットランド出身のアンガス、マルコムのヤング兄弟を中心にシドニーで結成。全世界で累計2億4000万枚以上のアルバムセールスを記録し、オーストラリアを代表するロックバンドとして世界的知名度を獲得した。 |
リリース | 1980年 |
作曲者 | AC/DC ブライアン・ジョンソン(Brian Johnson) アンガス・ヤング(Angus Young) マルコム・ヤング(Malcolm Young, 1953-2017) |
サマーが学校の駐車場でデューイの登校を待ち構えているシーン
邦題『恋のピンチ・ヒッター』
Artist | ザ・フー(The Who) 1964年にメジャーデビューしたイギリスのロックバンド。 荒々しく派手なパフォーマンスや、メンバー個々の高い演奏技術から「世界最高のライヴ・バンド」と称される。 |
リリース | 1966年 |
作曲者 | ピート・タウンゼント(Pete Townshend) イングランドのロック・ミュージシャン/小説家、1945年ロンドン生まれ。ザ・フー(The Who)のギタリスト。 |
デューイが “ロックの演出” を指示しながら生徒達に聞かせる自作の曲
作曲者 | ジャック・ブラック(Jack Black) デューイ・フィンを演じるアメリカの俳優/歌手、1969年生まれ。 |
ウォーレン・フィッツジェラルド(Warren Fitzgerald) アメリカのパンクロックギタリスト/ソングライター、1968年生まれ。 ロックバンド「ヴァンダルズ」「オインゴ・ボインゴ」のギタリストとして知られる。 |
仲間の教員とのランチで、デューイが歌詞を引用する曲
グレイテスト・ラヴ・オブ・オール
作曲者 | マイケル・マッサー(Michael Masser, 1941-2015) ユダヤ系アメリカ人の作曲家/作詞家。 |
リンダ・クリード(Linda Creed, 1948-1986) アメリカの作詞家/シンガーソングライター。 | |
Original ver. | 1977年:ジョージ・ベンソン(George Benson) アメリカのジャズギタリスト/歌手、1943年生まれ。 |
『The Greatest Love of All』は、1977年のスポーツ伝記映画『アリ/ザ・グレーテスト』のオープニング・クレジット曲として作られました。その後リリースされたホイットニー・ヒューストン(Whitney Houston)のカバーバージョンが多くの国でヒットを記録し、より広く知られるようになりました。
「本物の音楽を聴きロックの魂を感じる宿題」でマルタが渡されるCD
『妖女ブロンディ』
Artist | ブロンディ(Blondie) 1974年にニューヨークで結成されたアメリカのロックバンド。 ニュー・ウェイヴの代表的グループとして知られる。 |
リリース | 1976年 |
『Blondie』(邦題:妖女ブロンディ)は、女性ボーカリスト、デボラ・ハリー(Deborah Harry)が在籍したロックバンド、ブロンディ(Blondie)のデビュースタジオアルバムです。
「本物の音楽を聴きロックの魂を感じる宿題」でローレンスがキーボードソロを聴くようにと指示される曲
ラウンドアバウト
Artist | イエス(Yes) 1968年にロンドンで結成されたイギリスのプログレッシブ・ロック・バンド。 何度もメンバー交代を繰り返しながらも新しいアルバムを作り続け世界的な成功を収めた。 |
リリース | 1971年 |
作曲者 | Yes ジョン・アンダーソン(Jon Anderson) スティーヴ・ハウ(Steve Howe) |
『Roundabout』は、イエス(Yes)の4作目のスタジオアルバム『こわれもの』(原題:Fragile)に収録されています。
デューイはアルバム『こわれもの』のCDをローレンスに渡しました。
「本物の音楽を聴きロックの魂を感じる宿題」でフレディが渡されるCD
邦題『西暦2112年』
Artist | ラッシュ(Rush) 1968年にトロントで結成されたカナダのスリーピース・ロックバンド。 プログレッシブ・ロックの先駆的存在として知られる。 |
リリース | 1976年 |
デューイは、「ニール・パートは今世紀最大のドラマーの一人だ」と言いこのCDをフレディに渡します。
「本物の音楽を聴きロックの魂を感じる宿題」でザックが渡されるCD
アクシス:ボールド・アズ・ラヴ
Artist | ジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンス(The Jimi Hendrix Experience) アメリカのギタリスト、ジミ・ヘンドリックスが1966年に渡英し、ノエル・レディング(Noel Redding)、ミッチ・ミッチェル(Mitch Mitchell)らと結成したバンド。 |
リリース | 1967年 |
舞台係ではなく歌が歌いたいと言いトミカが披露する曲
チェイン・オブ・フールズ
Artist | アレサ・フランクリン(Aretha Franklin, 1942-2018) アメリカのシンガーソングライター/ピアニスト。 公民権運動活動家で「百万ドルの声を持つ男」と呼ばれた牧師C・L・フランクリン(C. L. Franklin)を父に持ち、その圧倒的な歌声から「クイーン・オブ・ソウル」の異名を持つ。 |
リリース | 1967年 |
作曲者 | ドン・コヴェイ(Don Covay, 1936-2015) アメリカのソウル歌手/ソングライター。 |
デューイがトミカにボーカルソロをよく聴くようにと指示を出す曲
邦題『虚空のスキャット』
Artist | ピンク・フロイド(Pink Floyd) 1965年にロンドンで結成されたイギリスのロックバンド。 |
リリース | 1973年 |
作曲者 | リチャード・ライト(Richard Wright, 1943-2008) イギリスのキーボード奏者/ソングライター。ロックバンド「ピンク・フロイド」(Pink Floyd) の創設メンバー。 |
クレア・トーリー(Clare Torry) イギリスの女性歌手、1947年生まれ。 |
デューイは、トミカにアルバム『狂気』(原題:The Dark Side of the Moon)のCDを渡しました。
『虚空のスキャット』は、セッションシンガーのクレア・トーリー(Clare Torry) による言葉のないボーカルが強く印象に残る曲です。
朝からご機嫌で出勤してきたデューイがザックと父親のやり取りを目撃するシーン
ロードランナー
Artist | ザ・モダン・ラヴァーズ(The Modern Lovers) ジョナサン・リッチマンが率いるアメリカのロックバンド。 |
リリース | 1976年 |
作曲者 | ジョナサン・リッチマン アメリカの歌手/ソングライター/ギタリスト、1951年生まれ。 |
『Roadrunner』は、ザ・モダン・ラヴァーズ(The Modern Lovers)が1972年に録音した曲です。
バンドは1974年に解散しましたが、解散後ソロとして活動を模索していたジョナサンの手により1976年にリリースされたスタジオアルバム『The Modern Lovers』にこの曲が収録されました。
ザックが言う「Step Off」をみんなが歌にするシーン
作曲者 | マイク・ホワイト(Mike White) デューイの親友ネッド・シュニーブリーを演じるアメリカの脚本家/俳優/監督、1970年生まれ。映画『スクール・オブ・ロック』の脚本を担当する。 |
ジャック・ブラック(Jack Black) デューイ・フィンを演じるアメリカの俳優/歌手、1969年生まれ。 | |
リーアム・リンチ(Liam Lynch) |
映画公開10周年を記念して開かれたスクール・オブ・ロック再結成コンサートでの動画を紹介します。
デューイや生徒達がそれぞれ役割を果たそうと熱心に取り組むシーン
デューイは黒板いっぱいにロック史を書き生徒たちに教えています。
Artist | ラモーンズ(Ramones) 1974年にニューヨークで結成されたパンクロックバンド。 |
リリース | 1985年 |
作曲者 | Ramones ジョーイ・ラモーン(Joey Ramone, 1951-2001) ディー・ディー・ラモーン(Dee Dee Ramone, 1952-2002) |
ジャン・ボーヴォワール(Jean Beauvoir) アメリカの歌手/ベーシスト/ギタリスト/マルチ楽器奏者/ソングライター/プロデューサー、1960年生まれ。 | |
『My Brain Is Hanging Upside Down (Bonzo Goes to Bitburg) 』は、ラモーンズのプロテストソングです。
当時のアメリカ大統領ロナルド・レーガンがドイツのナチス関係者墓地を訪問したことに対する抗議の意が込められています。
デューイと生徒達が学校をこっそり抜け出し予選会場に向かうシーン
ザ・ウェイト
Artist cover ver. | メタリカ(Metallica) 1981年にロサンゼルスで結成されたアメリカのヘヴィメタル・バンド。 |
リリース | 1987年 |
作曲者 | Killing Joke ジャズ・コールマン(Jaz Coleman) ポール・ファーガソン(Paul Ferguson) ユース(Youth) ジョーディー”・ウォーカー(Geordie Walker, 1958-2023) |
Original ver. | 1980年:キリング・ジョーク(Killing Joke) 1978年にロンドンで結成されたイギリスのロックバンド。 |
オーディション会場でバンドマンが生徒たちをからかうシーン
Artist | ブランド・ニュー・シン(Brand New Sin) ニューヨーク出身のアメリカのハードロック/サザンロック・バンド。2002年活動開始。 |
リリース | 2002年 |
作曲者 | Brand New Sin クリス・ヴァイヒマン(Kris Wiechmann) チャック・カール(Chuck Kahl) トミー・マトコウスキー ジョー・アルティエ(Joe Altier) ブライアン・アゾト(Brian Azzatto) マイク・ラファティ(Mike Rafferty) ケン・ダナム(Ken Dunham) |
怖気付くトミカをデューイが励ますシーン
Artist | ヤング・ハート・アタック(Young Heart Attack) 2001年にテキサス州オースティンで結成されたアメリカのロックバンド。 |
リリース | 2004年 |
作曲者 | Young Heart Attack クリス・ホッジ(Chris Hodge) スティーブン・ホール(Steven Hall) |
フレディが若いバンドマンたちとカードゲームをするシーン
ブラック・シャック
Artist | ザ・ダークネス(The Darkness) 2000年にイギリスのローストフトで結成されたイギリスのロックバンド。 |
リリース | 2003年 |
作曲者 | The Darkness ジャスティン・ホーキンス(Justin Hawkins) ダン・ホーキンス(Dan Hawkins) フランキー・ポーレイン(Frankie Poullain) エド・グラハム(Ed Graham) |
予選を通過し、学校へ戻る車の中で流れている曲
邦題『移民の歌』
Artist | レッド・ツェッペリン(Led Zeppelin) 1968年にロンドンで結成されたイギリスのロックバンド。 |
リリース | 1970年 |
作曲者 | Led Zeppelin ジミー・ペイジ(Jimmy Page) ロバート・プラント(Robert Plant) |
レッド・ツェッペリンは、映画・TVなどで自分たちの曲を使用されるのを拒否することで有名なバンドです。
リチャード・リンクレイター監督は、ラストシーンの撮影で使われたステージで、デューイ役のジャック・ブラックが1000人のエキストラと一緒になり曲の使用許可を懇願するメッセージ映像を撮影しました。それをレッド・ツェッペリンのメンバーに送ったところ、使用許可をもらえたそうです。
デューイがギターで歌う曲(ロザリー校長が授業を見学する)
Artist | ジャック・ブラック(Jack Black) デューイ・フィンを演じるアメリカの俳優/歌手、1969年生まれ。 |
作曲者 | ジャック・ブラック(Jack Black) |
マイク・ホワイト(Mike White) デューイの親友ネッド・シュニーブリーを演じるアメリカの脚本家/俳優/監督、1970年生まれ。映画『スクール・オブ・ロック』の脚本を担当する。 |
デューイがロザリー校長を連れて行く店で流れる曲
セット・ユー・フリー
Artist | ザ・ブラック・キーズ(The Black Keys) 2001年にオハイオ州アクロンで結成されたアメリカのロックデュオ。 |
リリース | 2003年 |
作曲者 | The Black Keys ダン・オーバック(Dan Auerbach) パトリック・カーニー(Patrick Carney) |
デューイが店のジュークボックスで流す「ロザリー校長お気に入りの曲」
エッジ・オブ・セブンティーン
Artist | スティーヴィー・ニックス(Stevie Nicks) アメリカの女性ボーカリスト/シンガーソングライター、1948年生まれ。 イギリスのロックバンド「フリートウッド・マック」(Fleetwood Mac) のボーカリストとして、またソロ・アーティストとしても活躍し “ロックの歌姫” と呼ばれた。 |
リリース | 1981年 |
作曲者 | スティーヴィー・ニックス |
デューイがロザリー校長を学校に送る車内で歌う曲
作曲者 | アラン&マリリン・バーグマン(Alan and Marilyn Bergman) アラン・バーグマン(Alan Bergman)とマリリン・キース(Marilyn Bergman, 1928-2022)の夫婦による作曲家コンビ。 |
デイヴ・グルーシン(Dave Grusin) アメリカの作曲家/アレンジャー/プロデューサー/ジャズピアニスト/バンドリーダー、1934年コロラド州リトルトン生まれ。「GRPレコード」の創設者の一人。 |
『Good Times (Theme)』は、1974年〜1979年にアメリカで放送されていたホームコメディドラマ『グッド・タイムズ』のテーマ曲です。
バンドコンテスト本番前日、デューイが歌詞を引用して生徒達に語るシーン
邦題『悪魔の招待状』
Artist | AC/DC(エーシー・ディーシー) 1973年にシドニーで結成されたオーストラリアのロックバンド。 スコットランド出身のアンガス、マルコムのヤング兄弟を中心にシドニーで結成。全世界で累計2億4000万枚以上のアルバムセールスを記録し、オーストラリアを代表するロックバンドとして世界的知名度を獲得した。 |
リリース | 1981年 |
作曲者 | AC/DC ブライアン・ジョンソン(Brian Johnson) アンガス・ヤング(Angus Young) マルコム・ヤング(Malcolm Young, 1953-2017) |
なりすましがバレそうになり、デューイがネッドに告白するシーン
ボールルームス・オブ・マーズ
Artist | T・レックス(T. Rex) 1967年にロンドンで結成されたイギリスのロックバンド。 グラムロックの先駆者として70年代前半に一世を風靡した。 |
リリース | 1972年 |
作曲者 | マーク・ボラン(Marc Bolan, 1947-1977) イギリスのロックミュージシャン/シンガーソングライター。ロックバンド「T・レックス」(T. Rex) のボーカリスト。 |
デューイとロザリー校長が車で保護者会に向かうシーン
邦題『月世界の白昼夢』
Artist cover ver. | デヴィッド・ボウイ(David Bowie, 1947-2016) イギリスのシンガー/ソングライター/ミュージシャン/俳優。 グラムロックの先駆者として数々の名曲を世に送り出し、俳優としても活躍したマルチな才能を持つアーティスト。 |
リリース | 1972年 |
作曲者 | デヴィッド・ボウイ |
Original ver. | 1971年:アーノルド・コーンズ(Arnold Corns) 1971年にデヴィッド・ボウイによって結成されたバンド。 |
デューイがギターを持って逃げるシーン
Artist cover ver. | ワイルド・ラッツ(Wylde Ratttz) アメリカのパンク・ロック・スーパーグループ。 1998年のイギリス映画『ベルベット・ゴールドマイン』でザ・ストゥージズの曲を録音するために1997年に結成された。 |
リリース | 1998年:Soundtrack『ベルベット・ゴールドマイ』 |
作曲者 | The Stooges イギー・ポップ(Iggy Pop) デイヴ・アレクサンダー(David Alexander, 1947-1975) ロナルド・アッシュトン(Ronald Asheton, 1948-2009) スコット・アシュトン(Scott Asheton) |
Original ver. | 1970年:ザ・ストゥージズ(The Stooges) 1967年にミシガン州アナーバーで結成されたアメリカのロックバンド。フロントマンのイギー・ポップの名を冠して「イギー&ザ・ストゥージズ」(Iggy and the Stooges)のバンド名でも知られる。 |
『T.V. Eye』は、アメリカ出身のロックバンド、ザ・ストゥージズ(The Stooges)の曲です。
1970年にリリースされたアルバム『Fun House』に収録されています。
映画では、1998年のイギリス映画『ベルベット・ゴールドマイン』で主役を演じたユアン・マクレガー(Ewan McGregor)とパンクロックグループ、ワイルド・ラッツが演奏したサントラ版が使われていました。
ネッドがデューイに家を出て行ってほしいと告げるシーン
ライド・イントゥ・ザ・サン
Artist | ヴェルヴェット・アンダーグラウンド(The Velvet Underground) 1964年にニューヨークで結成されたアメリカのロックバンド。 |
リリース | 1986年 |
作曲者 | The Velvet Underground ルー・リード (Lou Reed, 1942-2013) ジョン・ケイル (John Cale) スターリング・モリソン (Sterling Morrison, 1942-1995) モーリン・タッカー (Maureen Tucker) |
デューイ達がバンド・バトルの会場に到着した時にステージで演奏されている曲
Artist | ノー・ヴァカンシー(No Vacancy) 映画『スクール・オブ・ロック』に登場する架空バンド。 |
リリース | 2003年:Soundtrack『スクール・オブ・ロック』 |
バンド・バトルの決勝戦でデューイ達が演奏する曲
スクール・オブ・ロック
Artist | スクール・オブ・ロック(School of Rock) 映画『スクール・オブ・ロック』に登場する架空バンド。 |
リリース | 2003年:Soundtrack『スクール・オブ・ロック』 |
作曲者 | マイク・ホワイト(Mike White) デューイの親友ネッド・シュニーブリーを演じるアメリカの脚本家/俳優/監督、1970年生まれ。映画『スクール・オブ・ロック』の脚本を担当する。 |
サミー・ジェームス・ジュニア(Sammy James Jr.) アメリカのミュージシャン。 |
ギターのザックが作ったとされている『School of Rock』は、実際にはマイク・ホワイトが歌詞を書き、サミー・ジェームス・ジュニア(Sammy James Jr.)が曲を書きました。
サミー・ジェームス・ジュニアは、1996年にニューヨークで結成された男性4人組ガレージバンド、ザ・ムーニー・スズキ(The Mooney Suzuki)のボーカリスト/ギタリストです。
デューイ達が観客のアンコールにこたえて演奏する曲、エンドクレジット
邦題『ロング・ウェイ・トゥ・ザ・トップ』
Artist | AC/DC(エーシー・ディーシー) 1973年にシドニーで結成されたオーストラリアのロックバンド。 スコットランド出身のアンガス、マルコムのヤング兄弟を中心にシドニーで結成。全世界で累計2億4000万枚以上のアルバムセールスを記録し、オーストラリアを代表するロックバンドとして世界的知名度を獲得した。 |
リリース | 1975年 |
作曲者 | AC/DC ボン・スコット(Bon Scott, 1946-1980) アンガス・ヤング(Angus Young) マルコム・ヤング(Malcolm Young, 1953-2017) |
『It’s a Long Way to the Top』は、AC/DCがオーストラリアのメルボルンを拠点に活動していた1975年にリリースされたアルバム『T.N.T.』に収録されている曲です。このアルバムはオーストラリアとニュージーランドのみでリリースされました。
その後AC/DCは世界デビューを果たし、全世界向けのデビューアルバム『High Voltage』(1976) に、オープニングナンバーとして収録されました。
『スクール・オブ・ロック』のサントラ
『スクール・オブ・ロック』の音楽は、クレイグ・ウェドレンが担当しました。
クレイグ・ウェドレンは、1986年にワシントンDCで結成されたオルタナティブ・ロック・バンド、シャダー・トゥ・シンク(Shudder to Think)のフロントマンとしてキャリアをスタートさせました。バンドは3枚のメジャーレーベルアルバムをリリースしましたが、キャリア絶頂期にクレイグ・ウェドレンが病いを患い活動は休止を余儀なくされました。治療後、クレイグ・ウェドレンは映画音楽の分野での復帰を果たし、間もなく、バンドは解散しました。
シャダー・トゥ・シンクの楽曲は、1998年制作のトッド・ヘインズ監督による英国ミュージカルドラマ映画『ベルベット・ゴールドマイン(Velvet Goldmine)』のサウンドトラックに採用されています。
『スクール・オブ・ロック』キャスト・スタッフ
監督 | リチャード・リンクレイター(Richard Linklater) |
脚本 | マイク・ホワイト(Mike White) |
製作 | スコット・ルーディン(Scott Rudin) |
音楽 | クレイグ・ウェドレン(Craig Wedren) |
配給 | パラマウント・ピクチャーズ |
公開 | 2003年10月3日 |
2004年4月29日 | |
上映時間 | 108分 |
デューイ・フィン:ジャック・ブラック(Jack Black)
ロザリー・マリンズ:ジョーン・キューザック(Joan Cusack)
ネッド・シュニーブリー:マイク・ホワイト(Mike White)
パティ・ディ・マルコ:サラ・シルバーマン(Sarah Silverman)
ケイティ(ベース):リフカ・レイエス(Rivkah Reyes)
サマー・ハサウェイ(ベース):ミランダ・コスグローヴ(Miranda Cosgrove)
ザック・ムーニーハム(ギター):ジョーイ・ゲイドス・Jr(Joey Gaydos Jr.)
フレディ・ジョーンズ(ドラム):ケヴィン・クラーク(Kevin Clark)
ローレンス(キーボード):ロバート・ツァイ(Robert Tsai)
アリシア(バックコーラス):アリーシャ・アレン(Aleisha Allen)
トミカ(バックコーラス):マリアム・ハッサン(Maryam Hassan)
テオ(No Vacancyのボーカル):アダム・パスカル(Adam Pascal)
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