1975年にアメリカで制作された映画『フレンチ・コネクション2』(原題:French Connection II)は、ジーン・ハックマン主演のネオ・ノワール作品です。『フレンチ・コネクション』の続編にあたり、ドイル刑事が麻薬王シャルニエを追ってフランスのマルセイユに到着してからの話が描かれています。
- 1971年
- 1975年『フレンチ・コネクション2』(現在のページ)
『フレンチ・コネクション2』の挿入曲
『フレンチ・コネクション2』の挿入曲を流れた順番に紹介していきます。(ネタバレにご注意ください)
酔ったドイルとバーテンダーがカフェ・バーを出る時に歌う曲
マドモアゼル・フロム・アルマンティエール
『Mademoiselle from Armentières』は、第一次世界大戦時に特に人気があったイギリスのソルジャーソングです。
式典で鼓笛隊が演奏する曲
シャルニエのところに向かうジャッカスが街を通り抜けるシーン
ラ・マルセイエーズ
作曲者 | クロード=ジョゼフ・ルジェ・ド・リール(Claude Joseph Rouget de Lisle, 1760-1836) フランスの軍人/作曲家/作詞家。 『ラ・マルセイエーズ』を作曲したことで、ルイ・フィリップ1世から名誉軍団国家勲章を授与された。 |
作曲年 | 1792年 |
『ラ・マルセイエーズ』は、フランスの国歌です。
フランス革命政府がオーストリアへ宣戦布告したという一報をきいたストラスブール市長は、フランスに国家がないことを嘆き、当時ストラスブールのライン方面軍に配属されていたリール大尉に曲の制作を依頼しました。
初めは『ライン軍のための軍歌』 (Chant de guerre pour l’armée du Rhin)と題されましたが、後にマルセイユの義勇軍がパリ入城の際に歌ったことで一躍有名になり1795年に『ラ・マルセイエーズ』(La Marseillaise) のタイトルで国歌に制定されました。
日本では『マルセイユの歌』のタイトルでも知られています。
『フレンチ・コネクション2』のサントラ

『フレンチ・コネクション2』はドン・エリス(Don Ellis)が音楽を担当しました。
ドン・エリスは、アメリカ・カリフォルニア生まれのジャズ・トランペッター/作曲家/バンドリーダーです。今作のテーマ曲でグラミー賞を受賞しています。
『フレンチ・コネクション2』キャスト・スタッフ
監督 | ジョン・フランケンハイマー(John Frankenheimer) |
脚本 | ロバート・ディロン(Robert Dillon) |
ローリー・ディロン(Laurie Dillon) | |
アレクサンダー・ジェイコブス(Alexander Jacobs) | |
製作 | ロバート・L・ローゼン(Robert L. Rosen) |
音楽 | ドン・エリス(Don Ellis) |
配給 | 20世紀フォックス |
公開 | 1975年5月18日 |
1975年9月6日 | |
上映時間 | 119分 |
ジミー・ドイル(ポパイ):ジーン・ハックマン(Gene Hackman)
アラン・シャルニエ:フェルナンド・レイ(Fernando Rey)
バルテルミー:ベルナール・フレッソン(Bernard Fresson)
ジャッカス:フィリップ・レオタール(Philippe Léotard )
ジェネラル・ブライアン:エド・ローター(Ed Lauter)
マレット:シャルル・ミロー(Charles Millot)
ラウール:ジャン=ピエール・カスタルディ(Jean-Pierre Castaldi)
老婆:キャスリーン・ネスビット(Cathleen Nesbitt)
同じキャストが出演している映画/関連映画



























































コメント