1997年にアメリカで制作された映画『ブギーナイツ』(原題:Boogie Nights)は、実在のポルノ男優ジョン・ホームズをモデルとし、1970年代後半から1980年代にかけてのアダルト映画業界を描いた群像劇です。
ポール・トーマス・アンダーソンが監督を務め、マーク・ウォールバーグ、ジュリアン・ムーア、バート・レイノルズらが出演しています。第70回アカデミー賞では、助演男優賞・助演女優賞・脚本賞の3部門にノミネートされました。
- 『ブギーナイツ』の挿入曲
- オープニング(1977年、サンフェルナンド・ヴァレーのディスコで流れる曲)
- ビルがジャックに撮影予定の確認をし、その後ジャックは厨房に向かいエディと話をする(ディスコで流れる曲)
- ジャックが厨房から出て行き、エディは仕事に戻る(ディスコで流れる曲)
- ジャックが自宅に戻り一人になる(ジャックがプレーヤーで流す曲)
- エディが自分の部屋に入り下着一枚になって鏡の前に立つ(エディの部屋のプレーヤーから流れる曲)
- バックが勤め先のオーディオ専門店でHiFiオーディオの素晴らしさを客に体感させる(バックが流すカントリーソング)
- 昼間からシェリルの部屋のベッドに潜り込でいるエディが「俺はビッグスターになることに決めた」と宣言する(シェリルの部屋で流れる曲)
- ローラーガールがジャックに頼まれ、エディを二人きりになれる場所に連れて行く
- ジャックの目の前でエディとローラーガールが性行為をする(ローラーガールがジャックの屋敷のプレーヤーで流す曲)
- 家を出たエディがジャックの屋敷に招待され、男優達と知り合いになる
- ジャックの屋敷でパーティーが開かれる(エディとリードがプールで飛び込みをする)
- ジャックの屋敷でのパーティー(バックとモーリスがキッチンで話をしている最中にアンバーの息子から電話がかかって来る)
- ジャックの屋敷でのパーティー(妻が人前で見知らぬ男と性行為をしているのをビルが見つける)
- ジャックの屋敷でのパーティー(女が薬物の過剰摂取で意識を失い倒れている部屋に大佐が案内される)
- ジャックの屋敷でのパーティー(ジャックがエディを呼び、大佐と引き合わせる)
- エディの芸名が “ダーク・ディグラー” に決まる(リード、エディ、ジャックの3人がジャグジーに浸かりながら話をする)
- 初めての撮影を終え、ダーク(エディ)が服と靴を新調してディスコに行く(ダークがローラーガールとダンスをする)
- “大型新人ダーク・ディグラー” を絶賛する批評家の論評をジャックが読み上げる(ダークがダンスフロアの中央でダンスをする)
- ダークが “ポルノアカデミー賞” 授賞式で スピーチをし、大きな拍手に包まれる
- 1978年、ダークとリードの映画『天使の住む街』の編集作業現場にジャックが立ち合い、スタッフに指示を与える
- ダークがアンバーを新居に招き、家の中を見せて回る
- ダークがポルノアカデミー賞を再び受賞する
- 1979年大晦日、ニューイヤーズパーティー(ベッキーとジェロームが知り合う)
- ニューイヤーズパーティー(フロイドが大佐にスター候補の若者たちを紹介し、アンバーはダークに愛の告白をする)
- ニューイヤーズパーティー(フロイドが「これからはビデオの時代だ。映画作りは一変する」とジャックに語る)
- ニューイヤーズパーティー(ビルが妻を銃殺し、自ら命を断つ)
- 80年代、アンバーが監督を務めるダークのドキュメンタリー番組が作られる(BGM 1曲目)
- 80年代、アンバーが監督を務めるダークのドキュメンタリー番組が作られる(BGM 1曲目)
- 出来上がったドキュメンタリー番組をアンバーがダークに見せる
- 1982年12月、ベッキーとジェロームが結婚する
- 1983年3月、ダークがスタジオでデモテープのレコーディングをする
- 1983年3月、リードがスタジオ内でギターを弾き、ダークがリハーサルをする
- フロイドが見守る中、ジャックが新人男優ジョニーを使って撮影を行う
- 1983年12月、バックがドーナツ店に入る(ドーナツ店のBGM)
- 1983年12月、ドーナツ店に強盗が入って来る(ドーナツ店のBGM)
- ダーク、リード、トッドがドラッグに見せかけた重曹の袋を持って金持ちの男ラハッドの屋敷に入る(屋敷で流れる曲)
- トッドがラハッドに「金庫の中身を渡せ」と迫り銃撃戦となる(屋敷で流れる曲)
- トッドがラハッドに銃で撃たれる(屋敷で流れる曲)
- ダークとリードがラハッドの屋敷から命からがら脱出する
- バック、ローラーガール、モーリス、リードらが新しいそれぞれの道を歩み始める
- ジャックの屋敷に仲間たちが集まる(ローラーガールがヘッドフォンで聴いている曲)
- エンディング&エンドクレジット 1曲目
- 『ブギーナイツ』のサントラ
- 『ブギーナイツ』キャスト・スタッフ
『ブギーナイツ』の挿入曲
『ブギーナイツ』の挿入曲を流れた順番に紹介していきます。(ネタバレにご注意ください)
オープニング(1977年、サンフェルナンド・ヴァレーのディスコで流れる曲)
ベスト・オブ・マイ・ラブ
Artist | エモーションズ(The Emotions) シカゴ出身のハッチンソン三姉妹によるアメリカのガールズ・ソウルグループ。1969年デビュー。 |
リリース | 1977年 |
作曲者 | アル・マッケイ(Al McKay) アメリカのギタリスト/ソングライター、1948年生まれ。ファンクミュージックバンド「アース・ウィンド・アンド・ファイアー」(Earth, Wind & Fire) の元メンバー。 |
モーリス・ホワイト(Maurice White, 1941-2016) テネシー州メンフィス出身のミュージシャン。ファンクミュージックバンド「アース・ウィンド・アンド・ファイアー」(Earth, Wind & Fire) の創設者/バンドリーダーとして知られる。 |
ビルがジャックに撮影予定の確認をし、その後ジャックは厨房に向かいエディと話をする(ディスコで流れる曲)
サニー
Artist | ボニーM(Boney M.) 1975年に結成されたドイツのレゲエ/ファンク/ディスコミュージック・グループ。 |
リリース | 1976年 |
作曲者 | ボビー・ヘブ(Bobby Hebb, 1938-2010) アメリカ人のソウル歌手/ピアニスト/作曲家。 |
Original ver. | 1966年:弘田三枝子(Mieko Hirota, 1947-2020) 日本のポップス/歌謡歌手。洋楽をカバーした和製ポップスを歌ってヒットをさせ “和製R&B娘” と評された。 |
ジャックが厨房から出て行き、エディは仕事に戻る(ディスコで流れる曲)
フライ、ロビン、フライ
Artist | シルバー・コンペンション(Silver Convention) 旧西ドイツ(ミュンヘン)出身のユーロディスコグループ。 |
リリース | 1975年 |
作曲者 | ミヒャエル・クンツェ(Michael Kunze) ドイツの作詞家/台本作家、1943年生まれ。 |
シルヴェスター・リーヴァイ(Sylvester Levay) セルビア出身の作曲家/レコーディングアーティスト、1945年生まれ。 |
ジャックが自宅に戻り一人になる(ジャックがプレーヤーで流す曲)
(アンバー、ビル、エディがそれぞれの自宅に戻るシーン)
ザ・セイジ
邦題『哲人』
Artist | Chico Hamilton Quintet |
チコ・ハミルトン(Chico Hamilton, 1921-2013) ロサンゼルス出身のアメリカのジャズドラマー/バンドリーダー。 | |
リリース | 1955年 |
作曲者 | チコ・ハミルトン(Chico Hamilton, 1921-2013) |
フレッド・カッツ(Fred Katz, 1919-2013) アメリカのチェリスト/作曲家。 |
エディが自分の部屋に入り下着一枚になって鏡の前に立つ(エディの部屋のプレーヤーから流れる曲)
邦題『よろこびのカンタータ』
Artist | アポロ 100(Apollo 100) イギリスのインストゥルメンタル・グループ。 |
リリース | 1971年 |
作曲者 | ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(Johann Sebastian Bach, 1685-1750) バロック時代を代表するドイツの作曲家/オルガニスト。 宗教音楽や器楽曲など幅広いジャンルで多くの傑作を残し、西洋音楽の歴史の中で最も偉大な作曲家の一人と評される。 |
『Joy』は、バッハが1723年に作曲した教会カンタータ『心と口と行いと生活で』のコラール『主よ、人の望みの喜びよ』を現代風にアレンジしたものです。
この後「ダークがポルノアカデミー賞を再び受賞する」でもこの曲が使われています。
バックが勤め先のオーディオ専門店でHiFiオーディオの素晴らしさを客に体感させる(バックが流すカントリーソング)
Artist | リチャード・ギルカ(Richard Gilka) |
作曲者 | リチャード・ギルカ(Richard Gilka) |
昼間からシェリルの部屋のベッドに潜り込でいるエディが「俺はビッグスターになることに決めた」と宣言する(シェリルの部屋で流れる曲)
アフタヌーン・デライト
Artist | スターランド・ヴォーカル・バンド(Starland Vocal Band) 1974年に結成されたアメリカのポップ・バンド。 |
リリース | 1976年 |
作曲者 | ビル・ダノフ(Bill Danoff) アメリカのソングライター/歌手、1946年生まれ。ポップバンド「スターランド・ヴォーカル・バンド」(Starland Vocal Band) の創設メンバー。当時の妻タフィー・ニヴァートと共同でジョン・デンバーのヒット曲を複数書いたことで知られる。 |
ローラーガールがジャックに頼まれ、エディを二人きりになれる場所に連れて行く
(ジャックが仕事終わりのエディを車に乗せるシーン)
邦題『恋のジャングル』
Artist | チャカチャス(The Chakachas) 1958年に結成されたベルギーのラテンソウル/アフロキューバン・スタジオミュージシャングループ。 |
リリース | 1970年 |
作曲者 | ビル・アドール(Bill Ador, 1924-2004) ベルギーのピアニスト/作曲家。チャカチャス(The Chakachas)のメンバー。 |
ジャックの目の前でエディとローラーガールが性行為をする(ローラーガールがジャックの屋敷のプレーヤーで流す曲)
邦題『心の扉をあけよう』
Artist | メラニー(Melanie, 1947-2024) アメリカのシンガーソングライター。 |
リリース | 1971年 |
作曲者 | メラニー |
家を出たエディがジャックの屋敷に招待され、男優達と知り合いになる
邦題『ママ・トールド・ミー』
Artist cover ver. | スリー・ドッグ・ナイト(Three Dog Night) 1967年にロサンゼルスで結成されたアメリカのロックバンド。 |
リリース | 1970年 |
作曲者 | ランディ・ニューマン(Randy Newman) アメリカの歌手/ピアニスト/作曲家/指揮者、1943年ロサンゼルス生まれ。『モンスターズ・インク』『トイ・ストーリー3』の曲を手掛け、アカデミー歌曲賞を2度受賞した。 |
Original ver. | 1966年:エリック・バードン(Eric Burdon and The Animals) イギリスのロックバンド「アニマルズ」のボーカリスト、エリック・バードンが、1966年に本拠地をサンフランシスコへ移し再始動という名目で結成したバンド。 |
ジャックの屋敷でパーティーが開かれる(エディとリードがプールで飛び込みをする)
スピル・ザ・ワイン
Artist | エリック・バードン&ウォー(Eric Burdon and War) カリフォルニア州ロサンゼルスを拠点とするR&B/ラテンファンクグループ。 |
リリース | 1970年 |
作曲者 | War パパ・ディー・アレン(Papa Dee Allen, 1931-1988) ハロルド・ブラウン(Harold Brown) B.B.ディッカーソン(B.B. Dickerson, 1949-2021) ロニー・ジョーダン(Lonnie Jordan) リー・オスカー(Lee Oskar) チャールズ・ミラー(Charles Miller, 1939-1980) ハワード・スコット(Howard E. Scott) |
ジャックの屋敷でのパーティー(バックとモーリスがキッチンで話をしている最中にアンバーの息子から電話がかかって来る)
ロンリー・ボーイ
Artist | アンドリュー・ゴールド(Andrew Gold, 1951-2011) アメリカのマルチインストゥルメンタリスト/歌手/ソングライター/音楽プロデューサー。 |
リリース | 1976年 |
作曲者 | アンドリュー・ゴールド |
ジャックの屋敷でのパーティー(妻が人前で見知らぬ男と性行為をしているのをビルが見つける)
邦題『愛に狂って』
Artist | エルヴィン・ビショップ(Elvin Bishop) アメリカのブルースギタリスト/ボーカリスト/バンドリーダー/ソングライター、1942年生まれ。 |
リリース | 1975年 |
作曲者 | エルヴィン・ビショップ |
ジャックの屋敷でのパーティー(女が薬物の過剰摂取で意識を失い倒れている部屋に大佐が案内される)
ファット・マン
Artist | ジェスロ・タル(Jethro Tull) 1967年にベッドフォードシャー州ルートンで結成されたイギリスのロックバンド。 ロック界に初めてフルートを持ち込んだことでも知られる。 |
リリース | 1969年 |
作曲者 | イアン・アンダーソン(Ian Anderson) スコットランド出身のミュージシャン/フルート奏者、1947年生まれ。ロックバンド「ジェスロ・タル」(Jethro Tull) のボーカリスト/フルート奏者。 |
この後「ダークとリードがラハッドの屋敷から命からがら脱出する」でもこの曲が使われています。
ジャックの屋敷でのパーティー(ジャックがエディを呼び、大佐と引き合わせる)
ユー・セクシー・シング
Artist | ホット・チョコレート(Hot Chocolate) 1969年に結成されたイギリスのソウル/ファンク・バンド。 1970年代半ばの世界的なディスコ・ブームの波に乗り大きな成功を収めた。 |
リリース | 1975年 |
作曲者 | Hot Chocolate エロール・ブラウン(Errol Brown, 1943-2015) トニー・ウィルソン(Tony Wilson) |
エディの芸名が “ダーク・ディグラー” に決まる(リード、エディ、ジャックの3人がジャグジーに浸かりながら話をする)
邦題『自由の魂』
Artist | オハイオ・プレイヤーズ(Ohio Players) 1959年にオハイオ州のデイトンで結成されたアメリカのファンクバンド。 |
リリース | 1974年 |
作曲者 | Ohio Players ビリー・ベック(Billie Beck) ジェイムズ・ダイアモンド・ウィリアムズ(James ‘Diamond’ Williams) マーシャル・ロック・ジョーンズ(Marshall ‘Rock’ Jones, 1941-2016) リロイ・シュガーフット・ボナー(Leroy ‘Sugarfoot’ Bonner, 1943-2013) マーヴィン・マーヴ・ピアス(Marvin Pierce) ラルフ・ピー・ウィー・ミドルブ(Ralph ‘Peewee’ Middlebrooks, 1927-1997) クラレンス・サッチ・サッチェル(Clarence ‘Satch’ Satchell, 1940-1995) |
初めての撮影を終え、ダーク(エディ)が服と靴を新調してディスコに行く(ダークがローラーガールとダンスをする)
ブギー・シューズ
Artist | KC&ザ・サンシャイン・バンド(KC & The Sunshine Band) 1973年にフロリダ州ハイアレアで結成されたアメリカのファンク/R&B/ディスコバンド。 |
リリース | 1975年 |
作曲者 | KC & The Sunshine Band ハリー ・ウェイン・ケーシー(Harry Wayne Casey) リチャード・フィンチ(Richard Finch) |
『Boogie Shoes』は、ジョン・トラボルタ主演の1977年のアメリカ映画『サタデー・ナイト・フィーバー』(Saturday Night Fever)で使われ、人気となりました。
“大型新人ダーク・ディグラー” を絶賛する批評家の論評をジャックが読み上げる(ダークがダンスフロアの中央でダンスをする)
マシン・ガン
Artist | コモドアーズ(The Commodores) 1968年にアラバマ州タスキーギで結成されたアメリカのファンク/ソウル・グループ。 ライオネル・リッチー(Lionel Richie)が在籍していたことでも知られる。 |
リリース | 1974年 |
作曲者 | ミラン・ウィリアムズ (Milan Williams, 1948-2006) アメリカのキーボード奏者。ソウルグループ「コモドアーズ」(The Commodores) の創設メンバー。 |
ダークが “ポルノアカデミー賞” 授賞式で スピーチをし、大きな拍手に包まれる
(ロケバスの中でダークとリードが映画作りのアイデアをジャックに話すシーンからこの曲が流れています。)
マグネット・アンド・スティール
Artist | ウォルター・イーガン(Walter Egan) アメリカのロックミュージシャン、1948年クイーンズ生まれ。 |
リリース | 1978年 |
作曲者 | ウォルター・イーガン(Walter Egan) |
1978年、ダークとリードの映画『天使の住む街』の編集作業現場にジャックが立ち合い、スタッフに指示を与える
Artist | サウンド・エクスペリエンス(Sound Experience) 1970年にメリーランド州ボルチモアのモーガン州立大学で設立されたアメリカのファンク・グループ。 |
リリース | 1976年 |
作曲者 | アントン・スコット(Anton Scott) アメリカのギタリスト/ソングライター。ファンクグループ「サウンド・エクスペリエンス」(Sound Experience) のメンバー。 |
ダークがアンバーを新居に招き、家の中を見せて回る
邦題『黒い夜』
Artist | マーヴィン・ゲイ(Marvin Gaye, 1939-1984) アメリカのソウル・R&B歌手/ソングライター/ミュージシャン。 モータウン・レコードの創業者ベリー・ゴーディに才能を見出されソロシンガーとしてのキャリアをスタート。「モータウンのプリンス」「ソウルのプリンス」と呼ばれ人気を博した。 |
リリース | 1977年 |
作曲者 | マーヴィン・ゲイ |
ダークがポルノアカデミー賞を再び受賞する
邦題『よろこびのカンタータ』
Artist | アポロ 100(Apollo 100) |
リリース | 1971年 |
作曲者 | ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(Johann Sebastian Bach, 1685-1750) |
「エディが自分の部屋に入り下着一枚になって鏡の前に立つ(エディの部屋のプレーヤーから流れる曲)」でもこの曲が使われていました。
1979年大晦日、ニューイヤーズパーティー(ベッキーとジェロームが知り合う)
邦題『恋はノン・ストップ』
Artist | マクファデン&ホワイトヘッド(McFadden & Whitehead) フィラデルフィア出身のアメリカ人R&Bデュオ。 |
リリース | 1979年 |
作曲者 | ジェリー・コーエン(Jerry Cohen) アメリカのR&Bソングライター/キーボード奏者/プロデューサー。 |
McFadden & Whitehead ジーン・マクファーデン(Gene McFadden) ジョン・ホワイトヘッド(John Whitehead) |
ニューイヤーズパーティー(フロイドが大佐にスター候補の若者たちを紹介し、アンバーはダークに愛の告白をする)
ドライバーズ・シート
Artist | スニッフ&ザ・ティアーズ(Sniff ‘n’ the Tears) 1977年にイギリスのロンドンで結成されたイギリスのロックバンド。 |
リリース | 1978年 |
作曲者 | ポール・ロバーツ(Paul Roberts) イギリスのミュージシャン、1959年ロンドン生まれ。ロックバンド「スニッフ&ザ・ティアーズ」(Sniff ‘n’ the Tears) の元リードシンガー。 |
ニューイヤーズパーティー(フロイドが「これからはビデオの時代だ。映画作りは一変する」とジャックに語る)
フィール・トゥー・グッド
Artist | ザ・ムーヴ(The Move) 1965年にバーミンガムで結成されたイギリスのロックバンド。 エレクトリック・ライト・オーケストラ(通称:ELO)の前身バンドとしても知られる。 |
リリース | 1970年 |
作曲者 | ロイ・ウッド(Roy Wood) イギリス出身のミュージシャン、1946年生まれ。ロックバンド「ザ・ムーヴ」(The Move) のオリジナルメンバー。 |
ニューイヤーズパーティー(ビルが妻を銃殺し、自ら命を断つ)
ドゥ・ユア・シング
Artist | チャールズ・ライト&ザ・ワッツ103rdストリートリズムバンド(Charles Wright and The Watts 103rd Street Rhythm Band) 1960年代初頭に結成されたアメリカのソウル/ファンク・バンド。 |
リリース | 1968年 |
作曲者 | チャールズ・ライト(Charles Wright) アメリカの歌手/ミュージシャン/ソングライター、1940年生まれ。 |
80年代、アンバーが監督を務めるダークのドキュメンタリー番組が作られる(BGM 1曲目)
Artist | ロジャー・ウェブ(Roger Webb, 1934-2002) イギリスのジャズピアニスト/作曲家。 |
リリース | 1977年 |
作曲者 | ロジャー・ウェブ |
80年代、アンバーが監督を務めるダークのドキュメンタリー番組が作られる(BGM 1曲目)
Artist | ロジャー・ウェブ(Roger Webb, 1934-2002) イギリスのジャズピアニスト/作曲家。 |
リリース | 1978年 |
作曲者 | ロジャー・ウェブ |
出来上がったドキュメンタリー番組をアンバーがダークに見せる
クイーン・オブ・ハート
Artist cover ver. | ジュース・ニュートン(Juice Newton) アメリカのカントリー歌手/ソングライター/ギタリスト、1952年生まれ。 |
リリース | 1981年 |
作曲者 | ハンク・デヴィート(Hank DeVito) アメリカのスティール・ギタリスト/ソングライター/写真家。 |
Original ver. | 1979年:デイヴ・エドモンズ(Dave Edmunds) ウェールズ出身のギタリスト/音楽プロデューサー。 |
1982年12月、ベッキーとジェロームが結婚する
邦題『恋は気ながに』
Artist | ブルック・ベントン(Brook Benton, 1931-1988) アメリカの歌手/ソングライター/俳優。 |
リリース | 1959年 |
作曲者 | ブルック・ベントン(Brook Benton, 1931-1988) |
クライド・オーティス(Clyde Otis, 1924-2008) アメリカのソングライター/音楽プロデューサー。ブルック・ベントン(Brook Benton)とのコラボレーションで知られる。 | |
ベルフォード・ヘンドリックス(Belford Hendricks, 1909-1977) アメリカの作曲家/ピアニスト/アレンジャー/指揮者/音楽プロデューサー。 |
1983年3月、ダークがスタジオでデモテープのレコーディングをする
ザ・タッチ
リリース | 1986年:Soundtrack『トランスフォーマー ザ・ムービー』 |
作曲者 | スタン・ブッシュ(Stan Bush) アメリカの歌手/ギタリスト、1953年生まれ。 |
レニー・マカルーソ(Lenny Macaluso) アメリカのギタリスト/ソングライター/作曲家、1947年生まれ。 |
『The Touch』は、1986年のアニメーション映画『トランスフォーマー ザ・ムービー』(The Transformers: The Movie)のオリジナル・サウンドトラックです。
1983年3月、リードがスタジオ内でギターを弾き、ダークがリハーサルをする
Artist | マーク・ウォールバーグ(Mark Wahlberg) エディ・アダムス(ダーク・ディグラー)を演じるアメリカの俳優/プロデューサー/歌手、1971年ボストン生まれ。90年代初頭、マーキー・マークの名でヒップホップグループ「マーキー・マーク&ザ・ファンキー・バンチ」(Marky Mark and The Funky Bunch) を結成し2枚のアルバムをヒットさせた。 映画『ディパーテッド』(2006) でアカデミー助演男優賞にノミネートされている。 |
ジョン・C・ライリー(John C. Reilly) リード・ロスチャイルドを演じるアメリカの俳優、1965年シカゴ生まれ。 映画『シカゴ』(2002) でアカデミー助演男優賞にノミネートされている。 | |
リリース | 1997年:Soundtrack『ブギーナイツ』 |
作曲者 | ポール・トーマス・アンダーソン(Paul Thomas Anderson) アメリカの映画監督/脚本家/映画プロデューサー、1970年ロサンゼルス生まれ。 |
ジョン・C・ライリー(John C. Reilly) |
フロイドが見守る中、ジャックが新人男優ジョニーを使って撮影を行う
(ダークがドラッグに溺れていくシーン)
コンペアド・トゥー・ホワット
Artist cover ver. | ロバータ・フラック(Roberta Flack) アメリカのソウル/R&B歌手、1937年ノースカロライナ州ブラックマウンテン生まれ。 代表曲『やさしく歌って』『愛は面影の中に』 |
リリース | 1969年 |
作曲者 | ジーン・マクダニエルズ(Gene McDaniels, 1935-2011) アメリカの歌手/プロデューサー/ソングライター。 |
Original ver. | 1966年:レス・マッキャン(Les McCann, 1935-2023) アメリカのジャズ・ピアニスト/ボーカリスト。 |
『Compared to What』は、ベトナム戦争に対するプロテストソング(反戦歌)です。
1983年12月、バックがドーナツ店に入る(ドーナツ店のBGM)
聖歌『ああベツレヘムよ』
作曲者 | フィリップス・ブルックス(Phillips Brooks, 1835-1893) ボストン生まれのアメリカ人聖職者/作家。 |
ルイス・レドナー(Lewis Redner, 1831-1908) アメリカの作曲家。不動産業で生計を立てながらフィラデルフィアの聖三位一体教会のオルガン奏者を20年近く務めた。 |
『O Little Town of Bethlehem』は、アメリカの聖職者フィリップス・ブルックスが1868年に書いた詩に基づくクリスマスキャロルです。メロディがいくつか存在し、ここではアメリカで最も歌われているルイス・レドナー版が使われています。
1983年12月、ドーナツ店に強盗が入って来る(ドーナツ店のBGM)
邦題『きよしこの夜』
作曲者 | フランツ・クサーヴァー・グルーバー(Franz Xaver Gruber, 1787-1863) オーストリアの小学校教師/教会オルガン奏者。 |
ヨーゼフ・モール(Joseph Mohr, 1792-1848) オーストリアのローマカトリックの司祭。 | |
作曲年 | 1818年 |
『Silent Night』は、1818年のクリスマスイブにザルツブルク近郊オーベルンドルフ村の聖ニコラウス教会で初演されたクリスマスキャロルです。
日本では、1909年の『讃美歌』第2編に初めて収録され『きよしこの夜』の邦題で知られています。
ダーク、リード、トッドがドラッグに見せかけた重曹の袋を持って金持ちの男ラハッドの屋敷に入る(屋敷で流れる曲)
シスター・クリスチャン
Artist | ナイト・レンジャー(Night Ranger) 1981年にサンフランシスコで結成されたアメリカのハードロックバンド。 |
リリース | 1984年 |
作曲者 | ケリー・ケイギー(Kelly Keagy) アメリカのドラマー/ボーカリスト、1952年生まれ。ロックバンド「ナイト・レンジャー」(Night Ranger) の創設メンバー。 |
トッドがラハッドに「金庫の中身を渡せ」と迫り銃撃戦となる(屋敷で流れる曲)
ジェシーズ・ガール
Artist | リック・スプリングフィールド(Rick Springfield) オーストラリア系アメリカ人のミュージシャン/俳優、1949年生まれ。 オーストラリアのロックバンド「ズート」(Zoot) の元ギタリスト。 |
リリース | 1981年 |
作曲者 | リック・スプリングフィールド(Rick Springfield) |
トッドがラハッドに銃で撃たれる(屋敷で流れる曲)
邦題『ロックバルーンは99』
Artist | ネーナ(Nena) 1982年に結成された西ベルリン出身のロックバンド。 |
リリース | 1983年 |
作曲者 | Nena カルロ・カーゲス(Carlo Karges, 1951-2002) イェルン=ウーヴェ・ファーレンクローク=ぺーターゼン(Jörn-Uwe Fahrenkrog-Petersen) ケヴィン・マクエリア(Kevin McAlea) |
ダークとリードがラハッドの屋敷から命からがら脱出する
ファット・マン
Artist | ジェスロ・タル(Jethro Tull) |
リリース | 1969年 |
作曲者 | イアン・アンダーソン(Ian Anderson) |
「ジャックの屋敷でのパーティー(女が薬物の過剰摂取で意識を失い倒れている部屋に大佐が案内される)」でもこの曲が使われていました。
バック、ローラーガール、モーリス、リードらが新しいそれぞれの道を歩み始める
(アンバーが「バックのクール・ステレオ店」のCM撮影をするシーンからこの曲が流れています。)
邦題『神のみぞ知る』
Artist | ザ・ビーチ・ボーイズ(The Beach Boys) 1961年にカリフォルニア州ホーソーンで結成されたアメリカのロックバンド。 南カリフォルニアのサーフカルチャーを象徴するバンドとして知られる。 |
リリース | 1966年 |
作曲者 | ブライアン・ウィルソン(Brian Wilson, 1942-2025) アメリカのミュージシャン/歌手/ソングライター/アレンジャー/音楽プロデューサー。 ザ・ビーチ・ボーイズ(The Beach Boys)の創設メンバーの一人。1960年代から1970年代にかけてバンドの曲のほとんどを作曲し、卓越した作曲・編曲能力でポップロックの音楽の流れに深い影響を与えた。 |
トニー・アッシャー(Tony Asher) イギリス系アメリカ人の作詞家、1939年ロンドン生まれ。 | |
ジャックの屋敷に仲間たちが集まる(ローラーガールがヘッドフォンで聴いている曲)
邦題『愛のVoices (ボイセズ)』
Artist | ティル・チューズデイ(’Til Tuesday) 1982年にボストンで結成されたアメリカのニューウェーブバンド。 |
リリース | 1985年 |
作曲者 | ‘Til Tuesday エイミー・マン(Aimee Mann) ロバート・ホームズ(Robert Holmes) マイケル・ハウスマン(Michael Hausman) ジョーイ・ペッシェ(Joey Pesce) |
エンディング&エンドクレジット 1曲目
邦題『オーロラの救世主』
Artist | エレクトリック・ライト・オーケストラ(Electric Light Orchestra) 1970年にバーミンガムで結成されたイギリスのロックバンド(通称:ELO)。 |
リリース | 1976年 |
作曲者 | ジェフ・リン(Jeff Lynne) イギリスのミュージシャン/シンガーソングライター/音楽プロデューサー、1947年バーミンガム生まれ。ELOのリーダー。 |
『ブギーナイツ』のサントラ
『ブギーナイツ』はマイケル・ペン(Michael Penn)とカリン・ラットマン(Karyn Rachtman)が音楽を担当しました。
マイケル・ペンは、アメリカ生まれの作曲家/ミュージシャンです。俳優ショーン・ペンの兄としても知られています。『ハードエイト』などの音楽を担当したことでも知られています。
※サントラ収録曲
1. イントロダクション(Intro – Feel The Heat)
2. ベスト・オブ・マイ・ラブ(Best Of My Love)
3. ジャングル・フィーバー(Jungle Fever)
4. 心の扉を開けよう(Brand New Key)
5. スピル・ザ・ワイン(Spill The Wine)
6. ガット・トゥ・ギブ・イット・アップ(Got To Give It Up – Part 1)
7. マシーン・ガン(Machine Gun)
8. マグネット・アンド・スティール(Magnet And Steel)
9. エイント・ノー・ストッピン・ナウ(Ain’t No Stoppin’ Us Now)
10. シスター・クリスチャン(Sister Christian)
11. リビン・シング(Livin’ Thing)
12. 神のみぞ知る(God Only Knows)

『ブギーナイツ』キャスト・スタッフ
監督 | ポール・トーマス・アンダーソン(Paul Thomas Anderson) |
脚本 | ポール・トーマス・アンダーソン(Paul Thomas Anderson) |
製作 | ポール・トーマス・アンダーソン(Paul Thomas Anderson) |
ロイド・レヴィン(Lloyd Levin) | |
ジョン・S・ライオンズ(John Lyons) | |
ジョアン・セラー(JoAnne Sellar) | |
音楽 | マイケル・ペン(Michael Penn) |
カリン・ラットマン(Karyn Rachtman) | |
配給 | ギャガ・コミュニケーションズ |
公開 | 1997年10月10日 |
1998年10月10日 | |
上映時間 | 156分 |
エディ・アダムス/ダーク・ディグラー:マーク・ウォールバーグ(Mark Wahlberg)
ジャック・ホーナー:バート・レイノルズ(Burt Reynolds)
アンバー・ウェイブス:ジュリアン・ムーア(Julianne Moore)
リトル・ビル:ウィリアム・H・メイシー(William H. Macy)
ローラーガール:ヘザー・グラハム(Heather Graham)
リード・ロスチャイルド:ジョン・C・ライリー(John C. Reilly)
バック・スウォープ:ドン・チードル(Don Cheadle)
スコティJr.:フィリップ・シーモア・ホフマン(Philip Seymour Hoffman)
モーリス・T・ロドリゲス:ルイス・ガスマン(Luis Guzmán)
トッド・パーカー:トーマス・ジェーン(Thomas Jane)
ジェシー・ヴィンセント:メローラ・ウォルターズ(Melora Walters)
フロイド:フィリップ・ベイカー・ホール(Philip Baker Hall)
ジェームズ大佐:ロバート・リッジリー(Robert Ridgely)
カート・ロングジョン:リッキー・ジェイ(Ricky Jay)
ベッキー・バーネット:ニコール・アリ・パーカー(Nicole Ari Parker)
リトル・ビルの妻:ニナ・ハートレー(Nina Hartley)
ジェローム:マイケル・ジェイス(Michael Jace)
バート:ロバート・ダウニー・シニア(Robert Downey Sr.)
ラハッド:アルフレッド・モリーナ(Alfred Molina)
シェリル・リン:ローレル・ホロマン(Laurel Holloman)
ロッキー:ジャック・ウォレス(Jack Wallace)
エディの母:ジョアンナ・グリーソン(Joanna Gleason)
エディの父:ローレンス・ハッド(Lawrence Hudd)
ジョニー・ドウ:ジョナサン・クイント(Jonathan Quint)
先生:パトリシア・フォート(Patricia Forte)
大学生:ケイ・レノックス(Kai Lennox)
ジョニー:ジェイソン・アンドリュース(Jason Andrews)
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