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『アルゴ』の挿入曲とサントラ

2012年にアメリカで製作された『アルゴ』(原題:ARGO)は、1979年イランの首都テヘランにあるアメリカ大使館で起きた人質事件を題材とした作品です。

ベン・アフレックが監督・製作・主演をつとめ、第85回アカデミー賞では7部門にノミネートされ、作品賞・脚色賞・編集賞を受賞しました。

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『アルゴ』の挿入曲

『アルゴ』の挿入曲を流れた順番に紹介していきます。(ネタバレにご注意ください)

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イランアメリカ大使館人質事件発生から69日後のアメリカの風景

Upside Down
アーティスト:Mark Isham

『Upside Down』は、2007年の米・ドラマ映画『告発のとき』のオリジナルサウンドトラックです。『告発のとき』は、実際に起きたイラク帰還兵の失踪事件をもとにして作られた作品です。

作曲したマーク・アイシャムは、トランペットやシンセサイザーを演奏するミュージシャンで、この他にも『遠い空の向こうに』(1999)、『クラッシュ』(2004)、『大いなる陰謀』(2007)など多数の映画音楽を手掛けています。


この後、CIA職員トニー・メンデスにCIAから呼び出しの電話がかかってきます。

トニーの目の前にあるテレビから流れているCMの曲

Charlie’s Tune
アーティスト:Bobby Short

アメリカのキャバレー歌手ボビー・ショートが歌う『Charlie’s Tune』は、レブロンの香水「チャーリー」のテレビCMの曲です。


トニーが息子に電話をかけるシーン。

トニーの息子が観ている映画の曲

March to the Dead City
アーティスト:Leonard Rosenman

『March to the Dead City』は、1973年の米・SF映画『最後の猿の惑星』のオリジナルサウンドトラックです。作曲したレナード・ローゼンマンは、『エデンの東』『理由なき反抗』などを手掛けたアメリカの映画音楽作曲家です。


離れて暮らす息子に電話をかけたトニーは、何を観ていたかを息子に聞き、同じ映画を見ながら話をします。

メイクアップアーティスト、ジョン・チェンバースの登場シーン

Hip Hug-Her
アーティスト:Booker T. & the M.G.s
リリース年:1967年

『Hip Hug-Her』は、ソウルミュージックのインストゥルメンタルグループ、ブッカー・T&ザ・MG’s(Booker T. & the M.G.s)の曲です。1967年にリリースされたアルバム『Hip Hug-Her』に収録されている曲です。


ジョン・チェンバース(演:ジョン・グッドマン)は、SFテレビドラマ『宇宙大作戦(原題:Star Trek)』(1966〜)でスポックのとがった耳を作成したことで知られているアメリカのメイクアップアーティストです。1968年の米・SF映画『猿の惑星』では、精巧な猿の特殊メイクでアカデミー名誉賞を受賞し、世界的に有名になりました。

チェンバースは1970年代後半からCIAの請負業者として働き、CIA職員向けの「変装キット」を作成していました。その縁で人質救出活動の協力を要請され、偽映画と製作会社を設立、映画記者パーティーを開催し、バラエティ誌とハリウッド・レポーター誌に広告を掲載したそうです。

救出活動は成功し、ジョン・チェンバースは、CIAの諜報功労勲章を授与されました。

1980年1月19日、@カリフォルニア州バーバンク「バーバンク・スタジオ」

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トニーがジョンに会いにハリウッドへ向かうシーン

Little T&A
アーティスト:The Rolling Stones
リリース年:1981年

『Little T&A』は、ローリング・ストーンズのアルバム『刺青の男』に収録されている曲です。
ギターのキース・リチャーズが歌っています。

ローリング・ストーンズの曲が使われている映画一覧はコチラ

トニーとチェンバースが訪れるレストランのBGM

Here Comes the Blues
アーティスト:Alan Hawkshaw
リリース年:1973年

『Here Comes the Blues』は、英国出身の作曲家アラン・ホークショウのアルバム『Move With The Times』に収録されている曲です。


二人はこの場所で作戦を立てます。

トニーを乗せたシーゲルの車がスタジオを出ていくシーン

Sultans of Swing
アーティスト:Dire Straits
リリース年:1978年

『Sultans of Swing』は、イギリスのロックバンド、ダイアー・ストレイツ(Dire Straits)の曲です。『悲しきサルタン』の邦題でも知られています。


シーゲルの提案で二人はタコスを食べ、家族の話をします。

マスコミを招いてのパーティシーン

Dance the Night Away
アーティスト:Van Halen
リリース年:1979年

『Dance The Night Away』は、米・ハードロックバンド、ヴァン・ヘイレンのアルバム『伝説の爆撃機』に収録されている曲です。『踊り明かそう』の邦題でも知られています。


作戦の一環で、フェイク映画『アルゴ』の広報が目的のパーティが開催されました。
@カリフォルニア州ロサンゼルス「ビバリーヒルトン・ホテル」

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キャストによる本の読み合わせが行われるシーン

Concrete Jungle
アーティスト:The Specials
リリース年:1979年

『Concrete Jungle』は、イングランドの2トーンバンド、スペシャルズのアルバム『The Specials』に収録されている曲です。


@カリフォルニア州ロサンゼルス「ビバリーヒルトン・ホテル」

担当者とバザールで会う当日、トニーが準備をするシーン

Abwoon Call to Prayer
アーティスト:Jahanara Laura Mangus

ジャハーナーラー・ラウラ・マグナスの『Abwoon Call to Prayer』です。

作戦決行前夜にボブがカナダ大使公邸でレコードをかけて流す曲

When the Levee Breaks
作曲:Jimmy Page, Robert Plant, John Paul Jones, and John Bonham
オリジナル版:Kansas Joe and Memphis Minnie(1929)
アーティスト:Led Zeppelin(1971)

『When the Levee Breaks』は、アメリカの女性ブルース歌手、メンフィス・ミニーとブルースギタリスト、カンザス・ジョー・マッコイの曲です。
1927年のミシシッピ大洪水により引き起こされた大混乱の様子が描かれた作品です。


ここでは、レッド・ツェッペリンの第4作アルバム『レッド・ツェッペリン IV』に収録されているカバーバージョンが使われています。

CIA正面駐車場でトニーとオドネルが話をするシーン

Upside Down
アーティスト:Mark Isham

マーク・アイシャム作曲の『Upside Down』。
「イランアメリカ大使館人質事件から69日後のアメリカの風景」のシーンと同じ曲が使われています。@バージニア州ラングレー

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エンディング

Hace Tuto Guagua
アーティスト:Familion

『Hace Tuto Guagua』は、1997年にリリースされたアルバム『The Planet Sleeps』に収録されている曲です。『アルゴ』のサントラアルバムに収録されています。
@バージニア州ラングレー

『アルゴ』のサントラ

『アルゴ』はアレクサンドル・デスプラ(Alexandre Desplat)が音楽を担当しました。アレクサンドル・デスプラは、フランス出身の映画音楽作曲家です。『英国王のスピーチ』(2010)でアカデミー作曲賞にノミネート、『グランド・ブダペスト・ホテル』(2014)『シェイプ・オブ・ウォーター』(2017)で同賞を受賞しています。

『アルゴ』キャスト・スタッフ

監督ベン・アフレック(Ben Affleck)
脚本クリス・テリオ(Chris Terrio)
原作アントニオ・J・メンデス(Antonio J. Mendez)
ジョシュア・バーマン(Joshuah Bearman)
製作ベン・アフレック(Ben Affleck)
ジョージ・クルーニー(George Clooney)
グラント・ヘスロヴ(Grant Heslov)
音楽アレクサンドル・デスプラ(Alexandre Desplat)
配給ワーナー・ブラザース
公開 2012年10月12日
2012年10月26日
上映時間120分(劇場版)
130分(エクステンデッド版)

トニー・メンデス:ベン・アフレック(Ben Affleck)
ジャック・オドネル:ブライアン・クランストン(Bryan Cranston)
レスター・シーゲル:アラン・アーキン(Alan Arkin)
ジョン・チェンバース:ジョン・グッドマン(John Goodman)
ボブ・アンダース:テイト・ドノヴァン(Tate Donovan)
コーラ・ライジェク:クレア・デュヴァル(Clea DuVall)
マーク・ライジェク:クリストファー・デナム(Christopher Denham)
ジョー・スタッフォード:スクート・マクネイリー(Scoot McNairy)
キャシー・スタッフォード:ケリー・ビシェ(Kerry Bishé)
リー・シャッツ:ロリー・コクレーン(Rory K. Cochrane)
ケン・テイラー(イランのカナダ大使):ヴィクター・ガーバー(Victor Garber)
ハミルトン・ジョーダン(大統領首席補佐官):カイル・チャンドラー(Kyle Chandler)
マリノフ:クリス・メッシーナ(Chris Messina)
ロバート・ペンダー:ジェリコ・イヴァネク(Željko Ivanek)
ジョン・ベイツ:タイタス・ウェリヴァー(Titus Welliver)
アダム・エンジェル:キース・ザラバッカ(Keith Szarabajka)
サイラス・ヴァンス(国務長官):ボブ・ガントン(Bob Gunton)
マックス・クレイン:リチャード・カインド(Richard Kind)
ピーター・ニコルス:リチャード・ディレイン(Richard Dillane)
レザ・ボルハニ:オミッド・アブタヒ(Omid Abtahi)
パット・テイラー:ペイジ・レオン(Page Leong)
サハル – シェイラ:ヴァンド(Sheila Vand)
トーマス・L・アハーン・Jr:クリストファー・スタンリー(Christopher Stanley)
ジャック・カービー:マイケル・パークス(Michael Parks)
ニーナ:エイドリアン・バーボー(Adrienne Barbeau)
クリスティーン・メンデス:テイラー・シリング(Taylor Schilling)
スタンスフィールド・ターナー(CIA長官):フィリップ・ベイカー・ホール(Philip Baker Hall)

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文・構成
Filmmusik 管理人

映画の素晴らしさをもっと多くの人に伝えられたら…そんな気持ちでFilmlmusikを開設。
音楽・映画好きの管理人自ら執筆しています。

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