1983年に制作された映画『007/オクトパシー』(原題:Octopussy)は、「ジェームズ・ボンド」シリーズの第13作目です。
前作に引き続きジョン・グレンが監督をつとめ、ロジャー・ムーアがジェームズ・ボンドを演じました。
『007/オクトパシー』の挿入曲
『007/オクトパシー』の挿入曲を流れた順番に紹介していきます。(ネタバレにご注意ください)

オープニング(銃口シーケンス)
(この曲のテーマは、この後も様々なシーンで使われています。)
ジェームズ・ボンドのテーマ
| 作曲者 | モンティ・ノーマン(Monty Norman, 1928-2022) イギリスの映画音楽作曲家/歌手。 「ジェームズ・ボンド」シリーズの第1作目『007/ドクター・ノオ』(原題: Dr. No)のスコアを手がけ、シリーズのテーマ曲となった『James Bond Theme』を書いたことで知られている。 |
| Original ver. | 1962年: The John Barry Seven and Orchestra ジョン・バリー(John Barry, 1933-2011) イギリスの作曲家/指揮者。「007/ジェームズ・ボンド」シリーズの曲など多くの映画音楽の作曲を手がけたイギリスを代表する作曲家。『野生のエルザ』『冬のライオン』『愛と哀しみの果て』『ダンス・ウィズ・ウルブズ』の4作品でアカデミー賞を受賞した。 |
『James Bond Theme』は、映画「007/ジェームズ・ボンド」シリーズのテーマ曲です。シリーズ第1作目『007/ドクター・ノオ』(1962)で作られ、以降、ほとんどの作品で使用されています。
オープニングクレジット
オール・タイム・ハイ
| Artist | リタ・クーリッジ(Rita Coolidge) アメリカの歌手、1945年テネシー州ラファイエット生まれ。 牧師の娘として生まれ、幼い頃からゴスペルに親しみ、1960年代末期にプロの歌手として活動をスタート。1970年代に当時の夫クリス・クリストファーソン(Kris Kristofferson)とデュオアルバムを発表しグラミー賞を2回受賞。また、1983年には映画『007 オクトパシー』の主題歌『All Time High』を歌い、世界的な知名度を獲得した。 |
| リリース | 1983年 |
| 作曲者 | ジョン・バリー(John Barry, 1933-2011) イギリスの作曲家/指揮者。 「007/ジェームズ・ボンド」シリーズの曲など多くの映画音楽の作曲を手がけたイギリスを代表する作曲家。『野生のエルザ』『冬のライオン』『愛と哀しみの果て』『ダンス・ウィズ・ウルブズ』の4作品でアカデミー賞を受賞した。 |
| ティム・ライス(Tim Rice) イギリスの作詞家/作家、1944年生まれ。 映画『アラジン』(1992) 、『ライオン・キング』(1994) 、『エビータ』(1996) の曲を書きアカデミー歌曲賞を3度受賞。また、アメリカの4つのトップ・エンターテイメント賞(エミー賞、グラミー賞、アカデミー賞/オスカー、トニー賞)全てを獲得した人物に与えられる称号「EGOT」を持つ。 |
『All Time High』は、「007/ジェームズ・ボンド」シリーズ第13作目『007/オクトパシー』 (1983)の主題歌です。
この後「エンドクレジット」でもこの曲が使われています。

ナイフを持った男がピエロを追いかける(サーカスのテントで流れている曲)
邦題『シカゴの美人』
| 作曲者 | ジョン・フィリップ・スーザ(John Philip Sousa, 1854-1932) アメリカの作曲家/指揮者/海兵隊楽団長。 100曲を超える行進曲を作曲し「マーチ王」と称される。 代表作『雷神』『ワシントン・ポスト』『星条旗よ永遠なれ』 |
| 作曲年 | 1892年 |
東ベルリンでのサーカス公演で双子のナイフ投げを見た客が拍手を送る(テントで流れている曲)
| リリース | 1978年 |
| 作曲者 | ポール・ルーラント(Paul Ruhland) オーストリア出身のベーシスト/作曲家。 |
東ベルリンでの公演終了、ボンドがカマル達の様子を遠くから監視する(テントで流れている曲)
邦題『自由の鐘』
| 作曲者 | ジョン・フィリップ・スーザ(John Philip Sousa, 1854-1932) アメリカの作曲家/指揮者/海兵隊楽団長。 100曲を超える行進曲を作曲し「マーチ王」と称される。 代表作『雷神』『ワシントン・ポスト』『星条旗よ永遠なれ』 |
| 作曲年 | 1893年 |
米空軍基地でのサーカス公演、見物客が続々とテントに集まってくる(テントで流れている曲)
邦題『波濤を越えて』
(原題『Sobre las olas』)
| 作曲者 | フベンティーノ・ローサス(Juventino Rosas, 1868-1894) メキシコの作曲家/ヴァイオリニスト/バンドマスター。 メキシコで最も有名なサロン音楽作曲家の一人として知られる。 |
| 出版年 | 1888年 |
『Over the Waves』は、アメリカではサーカスで流れる定番の曲として知られています。
米空軍基地でのサーカス公演が始まる(テントで流れている曲)
剣闘士の入場
| 作曲者 | ユリウス・フチーク(Julius Fucík, 1872-1916) チェコの作曲家/軍楽隊指揮者。 |
| 作曲年 | 1897年 |
『Entry of the Gladiators』は、ユリウス・フチーク(Julius Fucík)が1897年に作った吹奏楽のための行進曲です。
もともとのタイトルは『Grande Marche Chromatique』(半音階的大行進曲)でしたが、同じ頃出版された歴史小説『クォ・ヴァディス: ネロの時代の物語』でのローマ円形闘技場にグラディエーターが登場する描写に感銘を受けた作曲者自身によって『The Entry of the Gladiators』(剣士の入場)に変更されました。
その後、1901年にカナダの作曲家ルイ=フィリップ・ローレンドー(Louis-Philippe Laurendeau)が吹奏楽用にアレンジしたバージョンがサーカスで使われ、現在ではピエロの入場シーンなどで使われるサーカスの定番曲として知られるようになりました。
車を奪って米空軍基地に入ってきたボンドを地元警察が追跡する (テントで流れている曲)
| リリース | 1978年 |
| 作曲者 | ウィリアム・ルース(William Loose, 1910-1991) アメリカの作曲家。ライブラリーミュージックやストックミュージックの作曲で知られる。 |
エンドクレジット
オール・タイム・ハイ
| Artist | リタ・クーリッジ(Rita Coolidge) アメリカの歌手、1945年テネシー州ラファイエット生まれ。 |
| リリース | 1983年 |
| 作曲者 | ジョン・バリー(John Barry, 1933-2011) ティム・ライス(Tim Rice) |
「オープニングクレジット」でもこの曲が使われていました。
『007/オクトパシー』のサントラ
『007/オクトパシー』はジョン・バリー(John Barry)が音楽を担当しました。
ジョン・バリーは、イギリス・ヨーク出身の作曲家です。『愛と哀しみの果て』や『ダンス・ウィズ・ウルブズ』など4作品でアカデミー作曲賞を受賞しました。
※サントラ収録曲
1. オール・タイム・ハイ(All Time High)
2. ボンド・ルック・アライク(Bond Look-Alike)
3. 009の死/ゴビンダの襲撃(009 Gets The Knife And Gobinda Attacks)
4. マイ・リトル・オクトパシー(That’s My Little Octopussy)
5. オクトパシーの島へ(Arrival At The Island Of Octopussy)
6. モンスーン・パレスのボンド(Bond At The Monsoon Palace)
7. ボンド・ミーツ・オクトパシー(Bond Meets Octopussy)
8. 恐怖の殺人ヨーヨー/ビジャイの死(Yo-Yo Fight And Death Of Vijay)
9. 爆弾SS70を捜せ(The Chase BombTheme)
10. 宮殿の戦い(The Palace Fight)
11. オール・タイム・ハイ(All Time High)
『007/オクトパシー』キャスト・スタッフ
| 監督 | ジョン・グレン(John Glen) |
| 脚本 | ジョージ・マクドナルド・フレーザー(George MacDonald Fraser) |
| リチャード・メイボーム(Richard Maibaum) | |
| マイケル・G・ウィルソン(Michael G. Wilson) | |
| 原作 | イアン・フレミング(Ian Fleming) |
| 製作 | アルバート・R・ブロッコリ(Albert R. Broccoli) |
| 音楽 | ジョン・バリー(John Barry) |
| 配給 | MGM/UA=CIC |
| 公開 | 1983年6月6日 |
| 1983年7月2日 | |
| 上映時間 | 130分 |
ジェームズ・ボンド:ロジャー・ムーア(Roger Moore)
オクトパシー:モード・アダムス(Maud Adams)
カマル・カーン:ルイ・ジュールダン(Louis Jourdan)
オルロフ将軍:スティーヴン・バーコフ(Steven Berkoff)
マグダ:クリスティナ・ウェイボーン(Kristina Wayborn)
ミーシカ:デビッド・マイヤー(David Meyer)
グリーシカ:アンソニー・マイヤー(Anthony Meyer)
ゴビンダ:カビール・ベディ(Kabir Bedi)
M:ロバート・ブラウン(Robert Brown)
グレイ国防大臣:ジョフリー・キーン(Geoffrey Keen)
Q:デスモンド・リュウェリン(Desmond Llewelyn)
マネーペニー:ロイス・マクスウェル(Lois Maxwell)
ビジャイ:ビジャイ・アムリトラジ(Vijay Amritraj)
ゴゴール将軍:ウォルター・ゴテル(Walter Gotell)
サドルディン:アルバート・モーゼス(Albert Moses)
ジム・ファニング:ダグラス・ウィルマー(Douglas Wilmer)
ビアンカ:ティナ・ハドソン(Tina Hudson)
レンキン:ピーター・ポーチェス(Peter Porteous)
スミサーズ:ジェレミー・ブロック(Jeremy Bulloch)
米空軍司令官:ブルース・ボア(Bruce Boa)
米空軍司令補佐官:リチャード・ルパルメンティエ(Richard LeParmentier)
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