1990年にアメリカで制作された『グッドフェローズ』(原題:Goodfellas)は、実在したマフィアの一員ヘンリー・ヒルの半生を描いた犯罪伝記映画です。マーティン・スコセッシが監督を務め、レイ・リオッタ、ロバート・デ・ニーロ、ジョー・ペシらが出演しています。
第63回アカデミー賞では、作品賞を含む6部門にノミネートされ、ジョー・ペシが助演男優賞を受賞しました。
- 『グッドフェローズ』の挿入曲
- オープニング・クレジット
- 1955年ブルックリン、少年ヘンリーが学校をサボり地元のギャングのボス(シセロ)のもとでアルバイトをはじめる
- 郵便配達員を力ずくで店に連れ込み、学校からの手紙をヘンリーの自宅に配達しないようにとタディが配達員を脅す
- シセロの仲間達が庭でバーベキューをする
- 銃で撃たれた男をヘンリーが初めて見る
- シセロが店に現れたジミー・コンウェイにヘンリーを紹介する
- 闇タバコの密売でヘンリーが逮捕される
- 1963年アイドルワイルド空港、ヘンリーとトミーが輸送荷物をトラックごと奪い取る
- ギャングが顔を揃えるバンブー・ラウンジでヘンリー達がジミーを囲みエールフランスの現金強盗計画を話し合う
- ヘンリーとトミーがバンブー・ラウンジに火を放ち、店の前に止めた車の中で女の話をする
- ヘンリーがトミーの頼みでダブルデートをし、カレンと出会う
- 2回目のダブルデートをすっぽかされて腹を立てたカレンが、大勢の前でヘンリーに怒鳴りまくる
- ヘンリーがコパカバーナに車を乗り付け、カレンを連れて裏口から厨房を通り店の中に入る
- ヘンリーとトミーがエールフランスで運ばれた現金を盗み取り大金を手にいれる
- ヘンリーとカレンがビーチリゾートを訪れる(ステージで歌手が歌う)
- ヘンリーとカレンの結婚披露パーティ(ポーリーがカレンをファミリーに一人ずつ紹介して回る)
- ファミリーの妻主催のパーティに参加したカレンが彼女達の振る舞いや会話に驚き呆れる
- 警察がヘンリーの家を家宅捜索する(カレンがテレビで観る映画の曲)
- ジミーの息子の誕生日パーティでみんなが歌う
- ジミーとヘンリーがライフイベントを共有し、家族ぐるみで付き合うようになる
- 1970年クィーンズ、レストランでの出所祝いでバッツがトミーを侮辱し怒らせる(ジュークボックスから流れる曲)
- パーティ終了後、トミーがレストランに戻って来てバッツを殺害する(ジュークボックスから流れる曲)
- ヘンリー達がクラブでガールフレンドと過ごしジェリー・ヴェイルの歌を聴く
- バッツを埋めた場所にマンションが建つことがわかり3人が遺体を掘り起こす
- ヘンリーがカレンには内緒で愛人(ジャニス)を近くに住まわせる
- 生意気な口を利く若いウェイターをトミーが銃で撃ち殺す
- ヘンリーがポーリー達と特別待遇の獄中生活を送る
- 仮釈放されたヘンリーが家族を連れてポーリーに挨拶に出向き、食事をご馳走になる
- ヘンリーがポーリーの忠告を無視して麻薬の売買を続ける
- ヘンリー一家は新居に引っ越し、カレンが友人夫婦に特注品を披露する
- ベビーシッターのルイスを仲間に引き入れ、ヘンリーはカレンと共に薬にのめり込んでいく
- ケネディ国際空港での貨物強奪後のXmasパーティ(派手な新車や高価な毛皮を買った仲間をジミーがしつこく責め立てる)
- ケネディ国際空港での貨物強奪後のXmasパーティ(モーリーがジミーに取り分を受け取る催促をする)
- ヘンリーが真っ白なクリスマスツリーを抱えて帰宅する(自宅で流れる曲)
- トミーがファミリーの幹部になることが決まり、ジミーとヘンリーがトミーを祝福する
- モリーがヘンリーにむけて歌う(金の催促にやって来たモリーがヘンリーから騒ぎ立てるのはよせと忠告を受けるシーン)
- ジミーがモリーの殺害を思いつき、ヘンリーに彼を連れて来るよう指示する
- 強奪事件に関わった仲間の遺体があちこちで見つかる
- 1980年5月11日、ヘンリーが車に乗りジミーに銃を届ける(ヘリコプターが上空を飛ぶ)
- 1980年5月11日、ヘンリーがジミーの家を出て再び車を走らせる(ヘリコプターが上空を飛ぶ)
- 1980年5月11日、ヘンリーが上空のヘリコプターを気にしながら運転し前の車に衝突しそうになる
- 1980年5月11日、弟の病院で処方された精神安定剤を飲み、家に戻り料理をする
- 1980年5月11日、ヘンリーとカレンがヘリコプターを気にしながらカレンの実家に向かう
- 1980年5月11日、ヘンリーとカレンが実家のガレージから空を見上げヘリコプターがないことを確認する
- 1980年5月11日、ヘンリーとカレンが車でショッピングモールに行き、その後仕事場で取引の準備をする
- 1980年5月11日、ヘンリーがサンディの家で作業を終わらせ、家に戻り家族で食事をする
- 1980年5月11日、車に乗るヘンリーの頭に警官が銃を突きつける
- エンドクレジット 1曲目
- エンドクレジット 2曲目
- 『グッドフェローズ』のサントラ
- 『グッドフェローズ』キャスト・スタッフ
『グッドフェローズ』の挿入曲
『グッドフェローズ』の挿入曲を流れた順番に紹介していきます。(ネタバレにご注意ください)
オープニング・クレジット
邦題『愚者から富者へ』
Artist | トニー・ベネット(Tony Bennett, 1926-2023) イタリア系アメリカ人歌手/俳優。 約70年にわたりアメリカのポピュラー・ミュージックを代表する存在として活躍し、グラミー賞を20回、エミー賞を2回受賞。レディー・ガガとの二枚目のコラボレーションアルバム『Love for Sale』が2021年にリリースされ、史上最高齢(95歳と60日)で新作アルバムをリリースしたことがギネス世界記録に認定され話題となった。 |
リリース | 1953年 |
作曲者 | ジェリー・ロス(Jerry Ross, 1926-1955) アメリカの作曲家/作詞家。 |
リチャード・アドラー(Richard Adler, 1921-2012) アメリカの作詞家/作家/作曲家/プロデューサー。 |
1955年ブルックリン、少年ヘンリーが学校をサボり地元のギャングのボス(シセロ)のもとでアルバイトをはじめる
キャント・ウィー・ビー・スイートハーツ
Artist | クレフトーンズ(The Cleftones) 1955年に結成されたアメリカのボーカルグループ。クイーンズのジャマイカ高校に通う同級生で構成される。 |
リリース | 1956年 |
作曲者 | モリス・レヴィ(Morris Levy, 1927-1990) アメリカの起業家。 マンハッタンのジャズクラブ「バードランド」や「ルーレット・レコード」の共同創設者/オーナー。マフィア関係の音楽業界の大物としてその名が知られていた。 |
郵便配達員を力ずくで店に連れ込み、学校からの手紙をヘンリーの自宅に配達しないようにとタディが配達員を脅す
ハーツ・オブ・ストーン
Artist cover ver. | オーティス・ウィリアムズ&ザ・チャームズ(Otis Williams and The Charms) アメリカのドゥーワップ・ボーカル・グループ。 シンシナティの高校生オーティス・ウィリアムズを中心に結成。『Hearts of Stone』(1954) がR&Bチャートで9週間にわたり1位を獲得し成功を収めた。 |
リリース | 1954年 |
作曲者 | エディー・レイ(Eddie Ray) アメリカのレコード会社役員/プロデューサー/ソングライター/作家、1926年生まれ。 |
ルディ・ジャクソン(Rudy Jackson) アメリカのドゥーワップ歌手/ソングライター。 | |
Original ver. | 1954年:ザ・ジュエルズ(The Jewels) ロサンゼルスを拠点に活動していたアメリカのR&Bボーカルグループ。 |
シセロの仲間達が庭でバーベキューをする
シンシアリー
Artist | ザ・ムーングロウズ(The Moonglows) アメリカのドゥーワップ・グループ。 「ロックンロール」という呼称を一般的に広め定着させたことで知られるラジオDJアラン・フリード(Alan Freed)の支援を受けてデビューを果たし、アラン・フリードの愛称 “ムーンドッグ” にちなみグループ名を“ザ・ムーングロウズ” に改名。『シンシアリー』(1954) が大ヒットし多くのアーティストにカバーされスタンダード・ナンバーになった。2000年にロックの殿堂入りを果たす。 |
リリース | 1954年 |
作曲者 | ハーヴィー・フークワ(Harvey Fuqua, 1929-2010) アメリカのR&Bシンガー/ソングライター/音楽プロデューサー。 |
アラン・フリード(Alan Freed, 1921-1965) アメリカのディスクジョッキー。 |
銃で撃たれた男をヘンリーが初めて見る
邦題『夢見るフィレンツェ』
Artist cover ver. | ジュゼッペ・ディ・ステファノ(Giuseppe Di Stefano, 1921-2008) イタリアのテノール歌手。 1940年代から1970年代前半にかけて活躍した戦後最も愛された人気オペラ歌手の一人。 マリア・カラスとの公私にわたるパートナー・シップでも知られる。 |
リリース | 1959年 |
作曲者 | セザール・チェザリーニ(Cesare Cesarini, 1905-1973) イタリアの作曲家/指揮者。 |
Original ver. | 1940年:ルチアーノ・タヨーリ(Luciano Tajoli, 1920-1996) イタリアの歌手/俳優。 |
この後「生意気な口を利く若いウェイターをトミーが銃で撃ち殺す」でもこの曲が使われています。
シセロが店に現れたジミー・コンウェイにヘンリーを紹介する
スピードゥ
Artist | キャディラックス(The Cadillacs) アメリカのロックンロール/ドゥーワップグループ。 |
リリース | 1955年 |
作曲者 | エスター・ナバーロ(Esther Navarro) キャディラックス(The Cadillacs)のマネージャー/作詞家。 |
闇タバコの密売でヘンリーが逮捕される
邦題『マリウ愛の言葉を』
Artist cover ver. | ジュゼッペ・ディ・ステファノ(Giuseppe Di Stefano, 1921-2008) イタリアのテノール歌手。 1940年代から1970年代前半にかけて活躍した戦後最も愛された人気オペラ歌手の一人。 マリア・カラスとの公私にわたるパートナー・シップでも知られる。 |
リリース | 1959年 |
作曲者 | チェザーレ・アンドレア・ビクシオ(Cesare A. Bixio, 1896-1978) イタリアの作曲家。1930年代から1950年代にかけてイタリアで最も人気のあるソングライターの一人。 |
エンニオ・ネーリ(Ennio Neri, 1891-1985) イタリアの作詞家/詩人。 | |
Original ver. | 1932年:ヴィットリオ・デ・シーカ(Vittorio De Sica, 1901-1974) イタリア出身の映画監督/俳優。 |
『Parlami d’amore Mariu』は、1932年のイタリアコメディ映画『殿方は嘘吐き』(原題:Gli uomini、che mascalzoni!)で使われ世界中で流行しました。
1963年アイドルワイルド空港、ヘンリーとトミーが輸送荷物をトラックごと奪い取る
スターダスト
Artist cover ver. | ビリー・ワード&ヒズ・ドミノス(Billy Ward and His Dominoes) アメリカのR&Bボーカルグループ。 |
リリース | 1957年 |
作曲者 | ホーギー・カーマイケル(Hoagy Carmichael, 1899-1981) アメリカの作曲家/歌手/ピアニスト/バンドリーダー。 代表曲『スターダスト』『我が心のジョージア』 |
ミッチェル・パリッシュ(Mitchell Parish, 1900-1993) ロシア帝国統治下のリトアニア出身のアメリカの作詞家。ティン・パン・アレーの作詞家として活躍した。 代表作『スターダスト』『ムーンライト・セレナーデ』 | |
Original ver. | 1928年:ホーギー・カーマイケル |
『Stardust』は、1927年に作られたインストゥルメンタル曲です。レコード会社の意向で1929年に歌詞がつけられました。
昔の恋人との思い出を星屑(stardust)に例えた歌詞から「失恋ソング」といわれています。
ギャングが顔を揃えるバンブー・ラウンジでヘンリー達がジミーを囲みエールフランスの現金強盗計画を話し合う
邦題『幸せがいっぱい』
Artist | ミーナ(Mina) イタリアの歌手/女優、1940年生まれ。 1958年にデビュー。長身と美貌、 3オクターブの声域の軽快で俊敏なソプラノボイスを特徴とし、イタリアン・ポップス界の女王的存在として一世を風靡した。 |
リリース | 1960年 |
作曲者 | ジーノ・パオーリ(Gino Paoli) イタリアのシンガーソングライター、1934年生まれ。 |
ヘンリーとトミーがバンブー・ラウンジに火を放ち、店の前に止めた車の中で女の話をする
プレイボーイ
Artist | マーヴェレッツ(The Marvelettes) 1960年にデトロイト郊外の高校で結成されたアメリカのガールズグループ。 |
リリース | 1962年 |
作曲者 | ブライアン・ホーランド(Brian Holland) アメリカのソングライター/音楽プロデューサー、1941年生まれ。伝説的なソングライティング/プロデューサートリオ、ホーランド=ドジャー=ホーランド(Holland-Dozier-Holland)の一員。 |
ロバート ベイツマン(Robert Bateman, 1936-2016) デトロイト出身のアメリカのR&B歌手/ソングライター/音楽プロデューサー/タレントスカウト/エンジニア。 | |
ウィリアム・スティーブンソン(William Stevenson) アメリカのソングライター/音楽プロデューサー、1937年ミシガン州デトロイト生まれ。モータウン初期の名プロデューサー。アイヴィ・ジョー・ハンターとの共作で知られる。 代表作『Dancing in the Street』 |
ヘンリーがトミーの頼みでダブルデートをし、カレンと出会う
邦題『お目あてちがい』
Artist | ジョニー・マティス(Johnny Mathis) アメリカのポップ/ジャズ/R&B歌手、1935年生まれ。 |
リリース | 1957年 |
作曲者 | ロバート・アレン(Robert Allen, 1927-2000) アメリカのピアニスト/編曲者/作家。 |
アル・スティルマン(Al Stillman, 1901-1979) アメリカの作詞家。 |
2回目のダブルデートをすっぽかされて腹を立てたカレンが、大勢の前でヘンリーに怒鳴りまくる
アイ・ウィル・フォロー・ヒム
邦題『愛のシャリオ』
Artist | リトル・ペギー・マーチ(Little Peggy March) イタリア系アメリカ人歌手、1948年生まれ。 コンテスト優勝をきっかけに14歳でアイドル歌手としてデビュー。『I Will Follow Him』のヒットで全米チャート・トップシングルを持つ最年少の女性アーティスト(当時15歳)となり人気を博した。 デビュー時の身長が147cmだったことからリトル・ペギー・マーチの芸名でデビュー、後にペギー・マーチとしてドイツとラスベガスを中心に活動した。 |
リリース | 1963年 |
作曲者 | フランク・プゥルセル(Franck Pourcel, 1913-2000) フランスの作曲家/編曲家/指揮者。 |
ポール・モーリア(Paul Mauriat, 1925-2006) フランスの作曲家/編曲家/指揮者/ピアニスト。イージーリスニング界の第一人者として知られる。 | |
ジャック・プラント(Jacques Plante, 1920-2003) フランスの作詞家/出版人。 | |
アーサー・アルトマン(Arthur Altman, 1910-1994) アメリカのソングライター。 | |
ノーマン・ギンベル(Norman Gimbel, 1927-2018) アメリカの作詞家。ブラジル・フランス語の曲に英語の歌詞をつけた作詞家として知られる。 |
ヘンリーがコパカバーナに車を乗り付け、カレンを連れて裏口から厨房を通り店の中に入る
邦題『キッスでダウン』
Artist | クリスタルズ(The Crystals) 1961年にニューヨークで結成されたアメリカの女性ボーカルグループ。 |
リリース | 1963年 |
作曲者 | フィル・スペクター(Phil Spector, 1939-2021) アメリカの音楽プロデューサー。 60年代中期から70年代にかけてウォール・オブ・サウンド(Wall of Sound)と呼ばれる独自のサウンドで一世を風靡した。 |
エリー・グリニッチ&ジェフ・バリー(Ellie Greenwich & Jeff Barry) エリー・グレニッチ(Ellie Greenwich, 1940-2009)とジェフ・バリー(Jeff Barry)の夫婦によるソングライター・デュオ。 代表作『キッスでダウン』『ビー・マイ・ベイビー』『愛のチャペル』 |
ヘンリーとトミーがエールフランスで運ばれた現金を盗み取り大金を手にいれる
邦題『瞳をみつめて』
Artist | シャンテルズ(The Chantels) ブロンクス出身のアメリカのガールズ・ドゥーワップ・グループ。 |
リリース | 1961年 |
作曲者 | リチャード・バーレット(Richard Barrett, 1933-2006) アメリカのR&B歌手/音楽プロデューサー/ソングライター。 |
ヘンリーとカレンがビーチリゾートを訪れる(ステージで歌手が歌う)
邦題『涙の紅バラ』
Artist | ボビー・ヴィントン(Bobby Vinton) ポーランド系アメリカ人の歌手/俳優、1935年生まれ。 |
リリース | 1962年 |
作曲者 | アル・バイロン(Al Byron, 1932-2014) ブルックリン出身のアメリカのソングライター。 |
ポール・エヴァンス(Paul Evans) アメリカの歌手/ソングライター、1938年クイーンズ生まれ。 |
ヘンリーとカレンの結婚披露パーティ(ポーリーがカレンをファミリーに一人ずつ紹介して回る)
ライフ・イズ・バット・ア・ドリーム
Artist | ハープトーンズ(The Harptones) 1953年にニューヨークのマンハッタンで結成されたアメリカのドーワップグループ。 |
リリース | 1955年 |
作曲者 | ラウル・シタ(Raul Cita, 1928-2014) アメリカのピアニスト/歌手/アレンジャー/ソングライター。ドーワップグループ「ハープトーンズ」(The Harptones) のリードシンガー。 |
ハイ・ワイス(Hy Weiss, 1923-2007) ルーマニア出身のアメリカの音楽プロデューサー/ソングライター/レーベルオーナー。 |
ファミリーの妻主催のパーティに参加したカレンが彼女達の振る舞いや会話に驚き呆れる
邦題『黒いブーツでぶっとばせ!』
Artist | シャングリラス(The Shangri-Las) 1964年に結成されたアメリカのガールズ・グループ。 |
リリース | 1964年 |
作曲者 | シャドウ・モートン(Shadow Morton, 1941-2013) アメリカの音楽プロデューサー/ソングライター。 代表曲『リメンバー〜渚のおもいで』 |
エリー・グリニッチ&ジェフ・バリー(Ellie Greenwich & Jeff Barry) エリー・グレニッチ(Ellie Greenwich, 1940-2009)とジェフ・バリー(Jeff Barry)の夫婦によるソングライター・デュオ。 代表作『キッスでダウン』『ビー・マイ・ベイビー』『愛のチャペル』 |
警察がヘンリーの家を家宅捜索する(カレンがテレビで観る映画の曲)
Artist | アル・ジョルソン(Al Jolson, 1886-1950) リトアニア生まれのアメリカ人歌手/俳優。 ミンストレルショーを彷彿とさせる黒塗りの顔でアフリカ系アメリカ人を演じ、ジャズやブルースなどの伝統的音楽をアメリカに広めることで成功を収めた。「ブラックフェイス・パフォーマーの王様」と称される。 |
リリース | 1922年 |
作曲者 | ダン・ルッソ(Dan Russo, 1885-1956) シカゴ出身のバイオリニスト/ビッグバンドリーダー。 |
アーニー・アードマン(Ernie Erdman, 1879-1946) ペンシルベニア州ピッツバーグ出身の作詞家/作曲家/ピアニスト。 | |
ガス・カーン(Gus Kahn, 1886-1941) ドイツ生まれのアメリカの作詞家。 代表作『Ain’t We Got Fun』『もしあなただったら』 |
『Toot Toot Tootsie』は、1920年初演のブロードウェイミュージカル『Bombo』でアル・ジョルソンによって披露された曲です。
ジミーの息子の誕生日パーティでみんなが歌う
ハッピーバースデートゥーユー
作曲者 | マイルドレッド・J・ヒル(Mildred J. Hill, 1859-1916) アメリカのソングライター/音楽学者。 |
パティ・J・ヒル(Patty S. Hill, 1868-1946) アメリカの保育園/幼稚園教諭。アメリカの非営利団体「全米幼児教育協会」の創設者。 | |
出版年 | 1917年 |
『Happy Birthday to You』は、アメリカ人のヒル姉妹が作詞作曲した誕生日をお祝いする曲す。
この曲は、世界で最も歌われている英語の曲としてギネス世界記録に認定されています。
日本では、作詞家の丘灯至夫が書いた日本語詩『お誕生日のうた』が、1950年代から童謡集に収録されています。
ジミーとヘンリーがライフイベントを共有し、家族ぐるみで付き合うようになる
エイント・ザット・ア・キック・イン・ザ・ヘッド
Artist | ディーン・マーティン(Dean Martin, 1917-1995) イタリア系アメリカ人の歌手/俳優/コメディアン/テレビ司会者。 1946年にコメディアンのジェリー・ルイスと「底抜けコンビ」(Martin and Lewis)を結成、コンビ解消後はフランク・シナトラらと組んだエンターテイナー集団「ラット・パック」のメンバーとしてテレビ・映画で活躍し人気を博した。 |
リリース | 1960年 |
作曲者 | サミー・カーン(Sammy Cahn, 1913-1993) ニューヨーク出身のアメリカの作詞家。映画『愛の泉』(1954)、『抱擁』(1957)、『波も涙も暖かい』(1959)、『パパは王様』(1963) の曲を書き、アカデミー作曲賞を4度受賞した。 |
ジミー・ヴァン・ヒューゼン(Jimmy Van Heusen, 1913-1990) ニューヨーク生まれのアメリカの作曲家。ティン・パン・アレーのピアニストとして働き、映画・テレビ・演劇の数々の名曲を残した。 |
『Ain’t That a Kick in the Head』は、1960年のケイパー映画『オーシャンと十一人の仲間』のオリジナル・サウンドトラックです。サム・ハーモン役で出演していたディーン・マーティンが歌っています。
1970年クィーンズ、レストランでの出所祝いでバッツがトミーを侮辱し怒らせる(ジュークボックスから流れる曲)
邦題『愛しているんだもの』
Artist | クリスタルズ(The Crystals) 1961年にニューヨークで結成された女性ボーカルグループ。 |
リリース | 1962年 |
作曲者 | バリー・マン&シンシア・ワイル(Barry Mann & Cynthia Weil) バリー・マン(Barry Mann)とシンシア・ワイル(Cynthia Weil, 1940-2023)の夫婦による作曲家コンビ。 代表作『ふられた気持』『恋の雨音』 |
パーティ終了後、トミーがレストランに戻って来てバッツを殺害する(ジュークボックスから流れる曲)
邦題『幻のアトランティス』
Artist | ドノヴァン(Donovan) スコットランド出身のフォークロック・ミュージシャン/シンガーソングライター、1946年グラスゴー生まれ。1960年代後半に国際的なヒットシングルとアルバムを作曲、フォーク/ポップ/サイケデリックロック/ジャズの要素を融合したそれらの作品はフラワーパワー(1970年代のヒッピー世代が掲げた反体制的なスローガン)を象徴するものとなった。 |
リリース | 1968年 |
作曲者 | ドノヴァン |
ヘンリー達がクラブでガールフレンドと過ごしジェリー・ヴェイルの歌を聴く
Artist | ジェリー・ヴェイル(Jerry Vale, 1930-2014) ブロンクス生まれのイタリア系アメリカ人歌手。 |
リリース | 1957年 |
作曲者 | スティーヴ・アレン(Steve Allen, 1921-2000) アメリカのテレビとラジオのパーソナリティ/コメディアン/ミュージシャン/作曲家/作家/俳優。深夜トーク番組シリーズ「ザ・トゥナイト・ショー」の初代司会者。 |
バッツを埋めた場所にマンションが建つことがわかり3人が遺体を掘り起こす
邦題『リメンバー~渚のおもいで』
Artist | シャングリラス(The Shangri-Las) 1964年に結成されたアメリカのガールズ・グループ。 |
リリース | 1964年 |
作曲者 | シャドウ・モートン(Shadow Morton, 1941-2013) アメリカの音楽プロデューサー/ソングライター。 |
ヘンリーがカレンには内緒で愛人(ジャニス)を近くに住まわせる
ベイビー・アイ・ラヴ・ユー
Artist | アレサ・フランクリン(Aretha Franklin, 1942-2018) アメリカのシンガーソングライター/ピアニスト。 公民権運動活動家で「百万ドルの声を持つ男」と呼ばれた牧師C・L・フランクリン(C. L. Franklin)を父に持ち、その圧倒的な歌声から「クイーン・オブ・ソウル」の異名を持つ。 |
リリース | 1967年 |
作曲者 | ロニー・シャノン(Ronnie Shannon, -2009) デトロイト出身のソウルシンガー/ソングライター/プロデューサー。 |
生意気な口を利く若いウェイターをトミーが銃で撃ち殺す
邦題『夢見るフィレンツェ』
Artist cover ver. | ジュゼッペ・ディ・ステファノ(Giuseppe Di Stefano, 1921-2008) イタリアのテノール歌手。 1940年代から1970年代前半にかけて活躍した戦後最も愛された人気オペラ歌手の一人。 マリア・カラスとの公私にわたるパートナー・シップでも知られる。 |
リリース | 1959年 |
作曲者 | セザール・チェザリーニ(Cesare Cesarini, 1905-1973) |
Original ver. | 1940年:ルチアーノ・タヨーリ(Luciano Tajoli, 1920-1996) |
「銃で撃たれた男をヘンリーが初めて見る」でもこの曲が使われていました。
ヘンリーがポーリー達と特別待遇の獄中生活を送る
邦題『海の彼方に』
Artist | ボビー・ダーリン(Bobby Darin, 1936-1973) アメリカの歌手/作曲家/俳優。 コニー・フランシスのソングライターとしてキャリアをスタートさせ、歌手として『Dream Lover』、『Mack the Knife』『Beyond the Sea』のカバーバージョンなどをヒットさせ世界的名声を手にする。60年代からは積極的に政治に関わるようになり、1968年大統領選挙運動ではロバート・F・ケネディを支援し、ケネディ暗殺時にも同じロサンゼルスのアンバサダーホテルにいた。 ボビー・ダーリンの祖父は、ニューヨーク・マフィアの五大ファミリーの1つ「ジェノヴェーゼ一家」の構成員で、秘密結社的犯罪集団「コーサ・ノストラ」のボスであるフランク・コステロの側近としても知られる。 |
リリース | 1959年 |
作曲者 | シャルル・トレネ(Charles Trenet, 1913-2001) フランスのシャンソン歌手/作詞家/作曲家。優しく軽やかな歌声とパフォーマンスで「歌う狂人」(Fou Chantant)と称され、多くのアーティストにカバーされる名曲を数多く残す。 |
ジャック・ローレンス(Jack Lawrence, 1912-2009) ブルックリン出身のユダヤ系アメリカ人作詞家。 | |
Original ver. | 1946年:ローラン・ジェルボー |
『Beyond the Sea』は、シャンソン歌手シャルル・トレネが作った『ラ・メール』(La Mer)に英語の歌詞をつけて作られたものです。現在では、『ラ・メール』『ビヨンド・ザ・シー』の両方がシャンソン/ジャズのスタンダードナンバーとして世界中で親しまれています。
仮釈放されたヘンリーが家族を連れてポーリーに挨拶に出向き、食事をご馳走になる
邦題『夢敗れし並木道』
Artist | トニー・ベネット(Tony Bennett, 1926-2023) イタリア系アメリカ人歌手/俳優。 約70年にわたりアメリカのポピュラー・ミュージックを代表する存在として活躍し、グラミー賞を20回、エミー賞を2回受賞。レディー・ガガとの二枚目のコラボレーションアルバム『Love for Sale』が2021年にリリースされ、史上最高齢(95歳と60日)で新作アルバムをリリースしたことがギネス世界記録に認定され話題となった。 |
リリース | 1950年 |
作曲者 | ハリー・ウォーレン(Harry Warren, 1893-1981) ニューヨーク出身のイタリア系アメリカ人作曲家。 60年にわたるキャリアの中で800曲以上の曲を書き、それらは300本以上の映画で使われた。『ブロードウェイの子守歌』『You’ll Never Know』『On the Atchison, Topeka and the Santa Fe』でアカデミー歌曲賞を3度受賞。 |
アル・デュビン(Al Dubin, 1891-1945) スイス出身のアメリカの作詞家。 | |
Original ver. | 1934年:コンスタンス・ベネット(Constance Bennett, 1904-1965) アメリカの女優。 |
『The Boulevard of Broken Dreams』は、1934年のミュージカル映画『ムーラン・ルージュ』で主演のコンスタンス・ベネット(Constance Bennett)によって披露された曲です。
ヘンリーがポーリーの忠告を無視して麻薬の売買を続ける
ギミー・シェルター
Artist | ローリング・ストーンズ(The Rolling Stones) 1962年にロンドンで結成されたイギリスのロックバンド。バンド名は、シカゴブルースの父、マディー・ウォーターズの名曲『Rollin’ Stone』に由来。結成以降一度も解散することなく第一線で精力的に活動し続けロック界の最高峰に君臨する。 |
Feat. メリー・クレイトン(Merry Clayton) ニューオーリンズ出身のアメリカのR&B歌手、1948年生まれ。 ソロ活動以外に様々なアーティストの作品でバック・コーラスを担当。ローリング・ストーンズとの共演で広く知られる。 | |
リリース | 1969年 |
作曲者 | ジャガー/リチャーズ(Jagger–Richards) ミック・ジャガー(Mick Jagger) キース・リチャーズ(Keith Richards) |
ヘンリー一家は新居に引っ越し、カレンが友人夫婦に特注品を披露する
邦題『素晴らしき恋人たち』
Artist | ジャック・ジョーンズ(Jack Jones) アメリカの歌手/俳優、1938年ハリウッド生まれ。 |
リリース | 1963年 |
作曲者 | バート・バカラック(Burt Bacharach, 1928-2023) アメリカの作曲家/音楽プロデューサー/楽団指揮者。 幼少期にピアノ、ドラム、チェロを学び、10代の頃にジャズに興味を持ちマンハッタンの52丁目(当時のジャズの中心地)に出入りするようになる。マネス音楽大学、ウェスト音楽アカデミーで音楽を学び、ナチスのヨーロッパ侵攻を避けアメリカに逃れていたボフスラフ・マルティヌー(チェコ出身の作曲家)、ダリウス・ミヨー(フランス6人組の一人)などにも作曲を師事。 50年代にはドイツ出身の女優/歌手マレーネ・ディートリヒと組み注目を集め、その後、作詞家のハル・デヴィッドとのコンビで多くのヒット曲を生み出す。映画『明日に向って撃て!』(1969) の音楽を手掛け、アカデミー作曲賞、アカデミー歌曲賞の2冠を受賞した。 |
ハル・デヴィッド(Hal David, 1921-2012) バート・バカラックとの共作で知られるアメリカの作詞家。 映画『明日に向って撃て!』(1969) の主題歌『雨にぬれても』の作詞を手掛け、アカデミー歌曲賞を受賞した。 |
この曲は、1963年のコメディ映画『Wives & lovers』のプロモーションのために作られました。
夫が他の女性に興味を持つことを避けるためにどうすべきか、既婚女性へのアドバイスが歌われています。
ベビーシッターのルイスを仲間に引き入れ、ヘンリーはカレンと共に薬にのめり込んでいく
モンキー・マン
Artist | ローリング・ストーンズ(The Rolling Stones) 1962年にロンドンで結成されたイギリスのロックバンド。バンド名は、シカゴブルースの父、マディー・ウォーターズの名曲『Rollin’ Stone』に由来。結成以降一度も解散することなく第一線で精力的に活動し続けロック界の最高峰に君臨する。 |
リリース | 1969年 |
作曲者 | ジャガー/リチャーズ(Jagger–Richards) ミック・ジャガー(Mick Jagger) キース・リチャーズ(Keith Richards) |
ケネディ国際空港での貨物強奪後のXmasパーティ(派手な新車や高価な毛皮を買った仲間をジミーがしつこく責め立てる)
フロスティ・ザ・スノーマン
Artist cover ver. | ザ・ロネッツ(The Ronettes) ニューヨーク出身の3人組女性ボーカルグループ。フィル・スペクターのプロジュースで1960年代前半のガールズポップスを代表する存在として人気を集めた。 代表曲『ビー・マイ・ベイビー』『ベイビー・アイ・ラブ・ユー』 |
リリース | 1950年 |
作曲者 | スティーヴ・ネルソン(Steve Nelson, 1907-1981) アメリカのカントリーソング/ホリデーソングのソングライター。 |
ジャック・ロリンズ(Jack Rollins, 1906-1973) ペンシルベニア州スコットデール出身のカントリーミュージック・ミュージシャン。 | |
Original ver. | 1950年:ジーン・オートリー(Gene Autry, 1907-1998) アメリカの俳優/ミュージシャン/歌手/作曲家/ロデオパフォーマー。カリフォルニア・エンジェルス(現:ロサンゼルス・エンゼルス)の創設オーナー。 |
ケネディ国際空港での貨物強奪後のXmasパーティ(モーリーがジミーに取り分を受け取る催促をする)
Artist | ダーレン・ラヴ(Darlene Love) アメリカの歌手/女優、1941年生まれ。 エルヴィス・プレスリーやフランク・シナトラ、ザ・ビーチ・ボーイズ等の有名ミュージシャンのレコーディングに多数参加したことでも知られる。 |
リリース | 1963年 |
作曲者 | フィル・スペクター(Phil Spector, 1939-2021) アメリカの音楽プロデューサー。60年代中期から70年代にかけてウォール・オブ・サウンド(Wall of Sound)と呼ばれる独自のサウンドで一世を風靡した。 |
エリー・グリニッチ&ジェフ・バリー(Ellie Greenwich & Jeff Barry) エリー・グレニッチ(Ellie Greenwich, 1940-2009)とジェフ・バリー(Jeff Barry)の夫婦によるソングライター・デュオ。 代表作『キッスでダウン』『ビー・マイ・ベイビー』『愛のチャペル』 |
ヘンリーが真っ白なクリスマスツリーを抱えて帰宅する(自宅で流れる曲)
(ヘマをしたスタックスをトミーが銃殺するシーンでもこの曲が使われています。)
邦題『聖メリーの鐘』
Artist cover ver. | ドリフターズ(The Drifters) 1953年にニューヨークで結成されたアメリカのR&B/ソウル・ボーカルグループ。 |
リリース | 1954年 |
作曲者 | ダグラス・ファーバー(Douglas Furber, 1885-1961) イギリスの作詞家/劇作家。 |
エメット・アダムズ(A. Emmett Adams, 1890-1938) オーストラリア出身の作曲家/作詞家/編曲家。 | |
Original ver. | 1919年:アーネスト・パイク(Ernest Pike, 1871-1936) 20世紀初頭に数多くの録音を行ったイギリスのテノール歌手。 |
トミーがファミリーの幹部になることが決まり、ジミーとヘンリーがトミーを祝福する
アンチェインド・メロディ
Artist cover ver. | ヴィトー&ザ・サリュテーションズ(Vito and The Salutations) 1961年に結成されたアメリカのドゥーワップグループ。 |
リリース | 1963年 |
作曲者 | ハイ・ザレト(Hy Zaret, 1907-2007) アメリカの作詞家/作曲家。 |
アレックス・ノース(Alex North, 1910-1991) ペンシルベニア州チェスター出身のユダヤ系アメリカ人作曲家。 代表作『欲望という名の電車』『スパルタカス』『クレオパトラ』 | |
Original ver. | 1955年:トッド・ダンカン(Todd Duncan, 1903-1998) アメリカのバリトンオペラ歌手。 |
『アンチェインド・メロディ』は、1955年の刑務所映画『アンチェインド』(原題:Unchained)の主題歌として作られました。
その後、ブルー・アイド・ソウルの代表格として知られるアメリカのボーカル・デュオ、ライチャス・ブラザーズ(The Righteous Brothers)のカバー・バージョンが映画『ゴースト/ニューヨークの幻』(1990) の主題歌として使われリバイバル・ヒットを果たしました。
モリーがヘンリーにむけて歌う(金の催促にやって来たモリーがヘンリーから騒ぎ立てるのはよせと忠告を受けるシーン)
ダニー・ボーイ
作曲者 | フレデリック・ウェザリー(Frederic Weatherly, 1848-1929) イギリスの弁護士/作家/作詞家。 |
Original ver. | 1918年:エルネスティーネ・シューマン=ハインク(Ernestine Schumann-Heink) |
『ダニー・ボーイ』は、アイルランドに古くから伝わる民謡です。
旅立つ愛する人を見送る心情がつづられています。
イギリス領北アイルランドで事実上の国歌とされている『ロンドンデリーの歌』の旋律に、フレデリック・ウェザリーが歌詞をつけ1913年に発表されました。
ジミーがモリーの殺害を思いつき、ヘンリーに彼を連れて来るよう指示する
邦題『サンシャイン・ラヴ』
Artist | クリーム(Cream) 1966年にロンドンで結成されたイギリスのロック・スーパーグループ。 わずか2年半の活動で世界を席巻。今なお多くのアーティストに影響を与え続けている伝説的ロックバンド。 |
リリース | 1967年 |
作曲者 | ピート・ブラウン(Pete Brown, 1940-2023) イギリスの詩人/作詞家/ボーカリスト。 |
エリック・クラプトン(Eric Clapton) イギリスのギタリスト/シンガー/ソングライター、1945年生まれ。 1960年代から様々なバンドで活動し、ソロアーティストとしても長年に渡り音楽シーンを牽引し続ける。これまでで最も重要で影響力のあるギタリストの1人とされ「ギターの神様」の異名を持つ。 | |
ジャック・ブルース(Jack Bruce, 1943-2014) スコットランド出身のミュージシャン。元クリームのベーシスト/ボーカリスト。 | |
強奪事件に関わった仲間の遺体があちこちで見つかる
邦題『いとしのレイラ』
Artist | デレク・アンド・ザ・ドミノス(Derek and The Dominos) 1970年にロンドンで結成されたイギリス系アメリカ人のブルースロックバンド。 エリック・クラプトン、カール・レイドル、ボビー・ウィットロック、ジム・ゴードンの4人によって結成。1970年11月に唯一のスタジオアルバム『いとしのレイラ』を発表し、翌年2枚目のアルバムを完成させる直前に解散した。 |
リリース | 1970年 |
作曲者 | エリック・クラプトン(Eric Clapton) イギリスのギタリスト/シンガー/ソングライター、1945年生まれ。 1960年代から様々なバンドで活動し、ソロアーティストとしても長年に渡り音楽シーンを牽引し続ける。これまでで最も重要で影響力のあるギタリストの1人とされ「ギターの神様」の異名を持つ。 |
ジム・ゴードン(Jim Gordon, 1945-2023) アメリカのミュージシャン/作曲家。 ロックバンド「デレク・アンド・ザ・ドミノス」(Derek and The Dominos) のドラマー。 |
この後「エンドクレジット 2曲目」でもこの曲が使われています。
1980年5月11日、ヘンリーが車に乗りジミーに銃を届ける(ヘリコプターが上空を飛ぶ)
ジャンプ・イントゥ・ザ・ファイアー
Artist | ハリー・ニルソン(Harry Nilsson, 1941-1994) アメリカのシンガーソングライター。甘く哀愁のある歌声から「七色の声を持つヴォーカリスト」と評され、1960年代後半から1970年代にかけて数多くのヒット曲を残した。 |
リリース | 1971年 |
作曲者 | ハリー・ニルソン |
この後、以下のシーンでもこの曲が使われています。
「1980年5月11日、弟の病院で処方された精神安定剤を飲み、家に戻り料理をする」
「1980年5月11日、車に乗ったヘンリーの頭に警官が銃を突きつける」
1980年5月11日、ヘンリーがジミーの家を出て再び車を走らせる(ヘリコプターが上空を飛ぶ)
メモ・フロム・ターナー
Artist | ミック・ジャガー(Mick Jagger) イギリスのロックミュージシャン/俳優/作曲家、1943年生まれ。 ロックバンド「ローリング・ストーンズ」(The Rolling Stones) のリードシンガー。 |
リリース | 1970年 |
作曲者 | ジャガー/リチャーズ(Jagger–Richards) ミック・ジャガー(Mick Jagger) キース・リチャーズ(Keith Richards) |
『Memo from Turner』は、1970年のイギリス映画『パフォーマンス/青春の罠』(Performance)のオリジナル・サウンドトラックです。引きこもりのロックスター役で映画に出演したミック・ジャガーが歌っています。
この後「1980年5月11日、ヘンリーとカレンがヘリコプターを気にしながらカレンの実家に向かう」でもこの曲が使われています。
1980年5月11日、ヘンリーが上空のヘリコプターを気にしながら運転し前の車に衝突しそうになる
マジック・バス
Artist | ザ・フー(The Who) 1962年にロンドンで結成されたイギリスのロックバンド。荒々しく派手なパフォーマンスや、メンバー個々の高い演奏技術から “世界最高のライヴ・バンド” と称される。 |
リリース | 1968年 |
作曲者 | ピート・タウンゼント(Pete Townshend) イングランドのロック・ミュージシャン/小説家、1945年ロンドン生まれ。ロックバンド「ザ・フー」(The Who) のギタリスト。 |
1980年5月11日、弟の病院で処方された精神安定剤を飲み、家に戻り料理をする
ジャンプ・イントゥ・ザ・ファイアー
Artist | ハリー・ニルソン(Harry Nilsson, 1941-1994) アメリカのシンガーソングライター。甘く哀愁のある歌声から「七色の声を持つヴォーカリスト」と評され、1960年代後半から1970年代にかけて数多くのヒット曲を残した。 |
リリース | 1971年 |
作曲者 | ハリー・ニルソン |
「1980年5月11日、ヘンリーが車に乗りジミーに銃を届ける(ヘリコプターが上空を飛ぶ)」でもこの曲が使われていました。
1980年5月11日、ヘンリーとカレンがヘリコプターを気にしながらカレンの実家に向かう
メモ・フロム・ターナー
Artist | ミック・ジャガー(Mick Jagger) |
リリース | 1970年 |
作曲者 | ジャガー/リチャーズ(Jagger–Richards) |
「1980年5月11日、ヘンリーがジミーの家を出て再び車を走らせる(ヘリコプターが上空を飛ぶ)」でもこの曲が使われていました。
1980年5月11日、ヘンリーとカレンが実家のガレージから空を見上げヘリコプターがないことを確認する
マニッシュ・ボーイ
Artist | マディ・ウォーターズ(Muddy Waters, 1913-1983) アメリカのブルースシンガー/ギタリスト。 ブルースにエレクトリック・ギターを取り入れシカゴ・ブルースの形成に大きな足跡を残したことから「シカゴ・ブルースの父」と称され、後世のブルース/ロック・アーティストに多大な影響を与えた。 |
リリース | 1955年 |
作曲者 | マディ・ウォーターズ |
メルヴィン・ロンドン(Melvin London, 1932-1975) アメリカのソングライター/プロデューサー。 | |
ボ・ディドリー(Bo Diddley, 1928-2008) アメリカのロックンロール歌手/ギタリスト。“ボ・ディドリー・ビート”と呼ばれる強力なリズムを基調とした独特のサウンドは、ブルースとロックンロールの掛け橋となり数多くのミュージシャンに影響を与えた。 |
この後「1980年5月11日、ヘンリーがサンディの家で作業を終わらせ、家に戻り家族で食事をする」でもこの曲が使われています。
1980年5月11日、ヘンリーとカレンが車でショッピングモールに行き、その後仕事場で取引の準備をする
邦題『美しき人生』
Artist | ジョージ・ハリスン(George Harrison, 1943-2001) イギリスのミュージシャン/シンガーソングライター。 1960年代に「ザ・ビートルズ」(The Beatles) のリードギタリストとして国際的な名声を得た。 |
リリース | 1970年 |
作曲者 | ジョージ・ハリスン |
1980年5月11日、ヘンリーがサンディの家で作業を終わらせ、家に戻り家族で食事をする
マニッシュ・ボーイ
Artist | マディ・ウォーターズ(Muddy Waters, 1913-1983) アメリカのブルースシンガー/ギタリスト。 ブルースにエレクトリック・ギターを取り入れシカゴ・ブルースの形成に大きな足跡を残したことから「シカゴ・ブルースの父」と称され、後世のブルース/ロック・アーティストに多大な影響を与えた。 |
リリース | 1955年 |
作曲者 | マディ・ウォーターズ |
メルヴィン・ロンドン(Melvin London, 1932-1975) アメリカのソングライター/プロデューサー。 | |
ボ・ディドリー(Bo Diddley, 1928-2008) アメリカのロックンロール歌手/ギタリスト。“ボ・ディドリー・ビート”と呼ばれる強力なリズムを基調とした独特のサウンドは、ブルースとロックンロールの掛け橋となり数多くのミュージシャンに影響を与えた。 |
「1980年5月11日、ヘンリーとカレンが実家のガレージから空を見上げヘリコプターがないことを確認する」でもこの曲が使われていました。
1980年5月11日、車に乗るヘンリーの頭に警官が銃を突きつける
ジャンプ・イントゥ・ザ・ファイアー
Artist | ハリー・ニルソン(Harry Nilsson, 1941-1994) アメリカのシンガーソングライター。甘く哀愁のある歌声から「七色の声を持つヴォーカリスト」と評され、1960年代後半から1970年代にかけて数多くのヒット曲を残した。 |
リリース | 1971年 |
作曲者 | ハリー・ニルソン |
「1980年5月11日、ヘンリーが車に乗りジミーに銃を届ける(ヘリコプターが上空を飛ぶ)」でもこの曲が使われていました。
エンドクレジット 1曲目
マイ・ウェイ
Artist | シド・ヴィシャス(Sid Vicious, 1957-1979) イギリスのミュージシャン。パンクロックバンド「セックス・ピストルズ」(Sex Pistols) のベーシストとして知られる。 |
リリース | 1979年 |
作曲者 | クロード・フランソワ(Claude François, 1939-1978) フランスのシャンソン歌手/作詞・作曲者/音楽プロデューサー。 |
ジャック・ルヴォー(Jacques Revaux) フランスの作曲家/歌手。 | |
ジル・ティボー(Gilles Thibaut, 1927-2000) フランスのジャズトランペット奏者/歌手/バンドリーダー/作詞家。 | |
ポール・アンカ(Paul Anka) カナダ出身の歌手/シンガーソングライター。 代表曲『ダイアナ』『電話でキッス』 | |
Original ver. | 『Comme d’habitude』 1967年:クロード・フランソワ(Claude François) |
『マイ・ウェイ』は、シャンソン歌手のクロード・フランソワが作ったフランス語の歌『Comme d’habitude』がオリジナルです。ポール・アンカ(Paul Anka)がフランク・シナトラの為に英語の歌詞を新たに書き、1968年にリリースされました。
死を間近にした男が「自分の人生に悔いはない」と語る内容で、イギリスでは葬儀で最も演奏される曲とされています。
エンドクレジット 2曲目
邦題『いとしのレイラ』
Artist | デレク・アンド・ザ・ドミノス(Derek and The Dominos) 1970年にロンドンで結成されたイギリス系アメリカ人のブルースロックバンド。 エリック・クラプトン、カール・レイドル、ボビー・ウィットロック、ジム・ゴードンの4人によって結成。1970年11月に唯一のスタジオアルバム『いとしのレイラ』を発表し、翌年2枚目のアルバムを完成させる直前に解散した。 |
リリース | 1970年 |
作曲者 | エリック・クラプトン(Eric Clapton) ジム・ゴードン(Jim Gordon, 1945-2023) |
「強奪事件に関わった仲間の遺体があちこちで見つかる」でもこの曲が使われていました。
『グッドフェローズ』のサントラ

『グッドフェローズ』はスコセッシがセレクトした既存の音楽のみが使用されています。
『グッドフェローズ』キャスト・スタッフ
監督 | マーティン・スコセッシ(Martin Scorsese) |
脚本 | ニコラス・ピレッジ(Nicholas Pileggi) |
マーティン・スコセッシ(Martin Scorsese) | |
原作 | ニコラス・ピレッジ(Nicholas Pileggi) |
製作 | アーウィン・ウィンクラー(Irwin Winkler) |
配給 | ワーナー・ブラザース |
公開 | 1990年9月19日 |
1990年10月13日 | |
上映時間 | 145分 |
ヘンリー・ヒル:レイ・リオッタ(Ray Liotta)
ジェームズ・“ジミー”・コンウェイ:ロバート・デ・ニーロ(Robert De Niro)
トミー・デヴィート:ジョー・ペシ(Joe Pesci)
カレン・ヒル:ロレイン・ブラッコ(Lorraine Bracco)
ポール・“ポーリー”・シセロ:ポール・ソルヴィノ(Paul Sorvino)
フランキー・カーボーン:フランク・シベロ(Frank Sivero)
アンソニー・スタビレ:フランク・アドニス(Frank Adonis)
ロバート・“フレンチー”・マクマホン:マイク・スター(Mike Starr)
ビリー・バッツ:フランク・ヴィンセント(Frank Vincent)
モリス・“モーリー”・ケスラー:チャック・ロー(Chuck Low)
タディ・シセロ:フランク・ディレオ(Frank DiLeo)
トニー・スタックス:トニー・シリコ(Tony Sirico)
スタックス・エドワーズ:サミュエル・L・ジャクソン(Samuel L. Jackson)
少年時代のヘンリー:クリストファー・セロン(Christopher Serrone)
カレンの母:スザンヌ・シェパード(Suzanne Shepherd)
トミーの母:キャサリン・スコセッシ(Catherine Scorsese)
ヴィニー:チャールズ・スコセッシ(Charles Scorsese)
ジョニー・ディオ:フランク・ペレグリノ(Frank Pellegrino)
サンディ:デビ・メイザー(Debi Mazar)
ロージー:イリーナ・ダグラス(Illeana Douglas)
スパイダー:マイケル・インペリオリ(Michael Imperioli)
保護観察官:トビン・ベル(Tobin Bell)
エキストラ:ヴィンセント・ギャロ(Vincent Gallo)
ファット・アンディ:ルイス・エッポリト(Louis Eppolito)
フランキー・ザ・ワップ:トニー・リップ(Tony Lip)
ジョニー・ローストビーフ:ジョニー・ウィリアムズ(Johnny Williams)
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