『あの頃ペニー・レインと』の挿入曲とサントラ | 挿入曲を全曲紹介Filmmusik
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フィリップ・シーモア・ホフマン(Philip Seymour Hoffman)

『あの頃ペニー・レインと』の挿入曲とサントラ

『あの頃ペニー・レインと』(原題:Almost Famous)は、15歳でローリング・ストーンズ誌の記者となったキャメロン・クロウ監督の実体験を基に1970年代アメリカのロックシーンを描いた青春・音楽映画です。
第73回アカデミー賞ではケイト・ハドソンとフランシス・マクドーマンドが助演女優賞にノミネートされ、キャメロン・クロウが脚本賞を受賞しました。

『あの頃ペニー・レインと』の挿入曲

『あの頃ペニー・レインと』の挿入曲を流れた順番に紹介していきます。(ネタバレにご注意ください)

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1969年 – 幼いウィリアムが母親と街を歩く

The Chipmunk Song
作曲:Ross Bagdasarian
アーティスト:The Chipmunks
リリース年:1958年

『ザ・チップマンク・ソング』(The Chipmunk Song)は、アメリカの歌手、ロス・バグダサリアン(Ross Bagdasarian) が1958年に作ったクリスマスソングです。
『シマリスの歌』の邦題がつけられています。

作曲したバグダサリアンは、「シマリス」らしい高音を出すためにテープの速度を変えてこの曲を歌い録音しました。
この曲は、1958年のグラミー賞で最優秀コメディ・パフォーマンス賞・最優秀子供向け録音賞・最優秀レコーディング技術賞の3部門を受賞しました。


1969年、@カリフォルニア州サンディエゴ

1969年 – ウィリアムが鏡に映る髭の生えた同級生と自分を見比べる

The Oogum Boogum Song
作曲:Brenton Wood
アーティスト:Brenton Wood
リリース年:1967年

『ウーガム・ブーガム・ソング』(The Oogum Boogum Song)は、アメリカのR&Bシンガー、ブレントン・ウッド(Brenton Wood)の曲です。
アルバム『Oogum Boogum』に収録されています。

1969年 – 家を出ていくアニタがレコードをかけて流す曲

America
作曲:Paul Simon
アーティスト:Simon & Garfunkel
リリース年:1968年

『America』は、サイモン&ガーファンクル4枚目のスタジオアルバム『ブックエンド』(Bookends)に収録されている曲です。

ポール・サイモン/アート・ガーファンクルの曲が使われている映画一覧はコチラ

1969年 – 幼いウィリアムがろうそくをつけて聴くレコードの曲

Amazing Journey/Sparks
作曲:Pete Townshend
アーティスト:The Who
リリース年:1969年

『スパークス』は、1962年にロンドンで結成された英国ロックバンド、ザ・フー(The Who)の曲です。スタジオアルバム『トミー』(Tommy)に収録されています。

ここではキャメロン・クロウ監督によるリミックス版が使われています。

ザ・フー(The Who)の曲が使われている映画一覧はコチラ

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1973年 – レスターがラジオで話をする時に流れている曲

Amazing Journey
作曲:Pete Townshend
アーティスト:The Who
リリース年:1969年

『Amazing Journey』は、ザ・フー(The Who)のスタジオアルバム『トミー』(Tommy)に収録されている曲です。

ここでもキャメロン・クロウ監督によるリミックス版が使われています。

ザ・フー(The Who)の曲が使われている映画一覧はコチラ

レスターがスタジオの棚から選んで流すレコードの曲

Search and Destroy
アーティスト:The Stooges
リリース年:1973年

ザ・ストゥージズ(The Stooges)は、1967年にアメリカのミシガン州で結成されたロックバンドです。フロントマンのイギー・ポップの名を冠して「Iggy and the Stooges」のバンド名で知られています。
『Search and Destroy』は、ザ・ストゥージズ3枚目のアルバム『ロウ・パワー』(Raw Power)に収録されてます。

イギー・ポップ(Iggy Pop)の曲が使われている映画一覧はコチラ

ウィリアムがレスターと話をするカフェのBGM

It Wouldn’t Have Made Any Difference
作曲:Todd Rundgren
アーティスト:Todd Rundgren
リリース年:1972年

『It Wouldn’t Have Made Any Difference』は、米・フィラデルフィア出身のミュージシャン、トッド・ラングレン(Todd Rundgren)のスタジオアルバム『サムシング/エニシング?』に収録されている曲です。
『所詮は同じこと』の邦題がつけられています。

トッド・ラングレン(Todd Rundgren)の曲が使われている映画一覧はコチラ

母親がウィリアムをライブ会場に送る

Paranoid
作曲:Written by Tony Iommi, Bill Ward, Geezer Butler & Ozzy Osbourne
アーティスト:Black Sabbath
リリース年:1970年

ブラック・サバス(Black Sabbath)は、1968年にバーミンガムで結成されたイングランドのロックバンドです。『パラノイド』は、ブラック・サバス2枚目のアルバム『パラノイド』のタイトルトラックとしてリリースされました。

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ウィリアムが楽屋口で門前払いされる

Teacher
作曲:Ian Anderson
アーティスト:Jethro Tull
リリース年:1970年

ジェスロ・タル(Jethro Tull)は、1967年にベッドフォードシャー州ルートンで結成されたイギリスのロックバンドです。
『Teacher』は、シングル『The Witch’s Promise』のB面として1970年にリリースされました。

会場に到着したスティルウォーターにウィリアムが話しかける

Roundabout
作曲:Jon Anderson & Steve Howe
アーティスト:Yes
リリース年:1971年

イエス(Yes)は、1968年にロンドンで結成されたプログレッシブ・ロック・バンドです。
『Roundabout』は、イエス4作目のアルバム『こわれもの』(Fragile)に収録されています。

ウィリアムは舞台裏に招かれスティルウォーターの取材を行う

I’ve Seen All Good People
アーティスト:Yes
リリース年:1971年

『I’ve Seen All Good People』は、イエス(Yes)3作目のアルバム『イエス・サード・アルバム』(The Yes Album)に収録されている曲です。

ウィリアムとペニーが舞台裏で話をする

Feel Flows
作曲:Jack Rieley & Carl Wilson
アーティスト:The Beach Boys
リリース年:1971年

ザ・ビーチ・ボーイズ(The Beach Boys)は、1961年にカリフォルニア州ホーソーンで結成されたロックバンドです。南カリフォルニアのサーフカルチャーを象徴するバンドとして知られています。

ザ・ビーチ・ボーイズ(The Beach Boys)の曲が使われている映画一覧はコチラ

『Feel Flows』は、ザ・ビーチ・ボーイズ17枚目のスタジオアルバム『サーフズ・アップ』 (Surf’s Up)に収録されています。


この後「エンドクレジット」でもこの曲が使われています。

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ウィリアムがラッセルにペニーを紹介する

River
作曲:Joni Mitchell
アーティスト:Joni Mitchell
リリース年:1971年

『River』は、カナダ出身の女性シンガーソングライター、ジョニ・ミッチェルのアルバム『ブルー』(Blue)に収録されている曲です。

サンディエゴのステージでスティルウォーターが演奏する曲

Fever Dog
作曲:Russell Hammond, Cameron Crowe, Nancy Wilson, Ann Wilson
アーティスト:Stillwater
リリース年:2000年 ( SOUNDTRACK『Almost Famous』)

『Fever Dog』は、映画『あの頃ペニー・レインと』のオリジナルサウンドトラックです。
架空バンド、スティルウォーター(Stillwater)の曲です。

作曲者として以下の四人がクレジットされています。
スティルウォーターのギタリスト、ラッセル・ハモンド(演:ビリー・クラダップ)
キャメロン・クロウ監督
米・ロックバンド、ハート(Heart)のアンとナンシーのウィルソン姉妹

ロックバンド、ハートのナンシー・ウィルソンは、この映画の音楽を担当しています。
また、キャメロン・クロウ監督とは1986年〜2010年まで婚姻関係にありました。


ソフィア・コッポラの初監督作品『ヴァージン・スーサイズ』では、ハート(Heart)の曲が2曲使われています。

ラッセルがウィリアムをロサンゼルスに招待しペニーへの伝言を頼む

Sweet Leaf
作曲:Tony Iommi, Bill Ward, Geezer Butler & Ozzy Osbourne
アーティスト:Black Sabbath
リリース年:1971年

『パラノイド』は、ブラック・サバス(Black Sabbath)3枚目のアルバム『マスター・オブ・リアリティ』(Master of Reality)に収録されている曲です。

ウィリアムがペニーと二人でハイアットホテルに行く

Every Picture Tells a Story
作曲:Rod Stewart & Ronnie Wood
アーティスト:Rod Stewart
リリース年:1971年

ロッド・スチュアート(Rod Stewart)は、イギリスの国民的歌手として幅広い人気を誇るロック・ミュージシャンです。
『Every Picture Tells a Story』は、ロッド・スチュワート3枚目のスタジオアルバム『Every Picture Tells a Story』のタイトルトラックとしてリリースされました。

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ハイアット・ホテルの部屋で男女が向かい合い歌っている曲

Small Time Blues
作曲:Pete Droge
アーティスト:Pete Droge
リリース年:2000年 ( SOUNDTRACK『Almost Famous』)

『Small Time Blues』は、アメリカのオルタナティブ/フォークロックミュージシャン、ピート・ドロージ(Pete Droge)の曲です。


このシーンは、グラム・パーソンズ(Gram Parsons)とエミルー・ハリス(Emmylou Harris)によるカントリーロックデュオへのリスペクトを込め挟まれています。
バーズ(The Byrds)のメンバーだったグラム・パーソンズは1973年に26歳の若さで亡くなりました。

スティルウォーターの部屋でみんなが歌っている曲

Something In The Air
作曲:John Keen
オリジナル版:Thunderclap Newman(1969)

『サムシング・イン・ジ・エアー』は、英国出身3人組ロックバンド、サンダークラップ・ニューマン(Thunderclap Newman)のデビューシングル曲です。スタジオアルバム『Hollywood Dream』に収録されています。
この曲は、『革命ロック』の邦題でも知られています。

ローリング・ストーンズ誌のベンからウィリアムに依頼の電話がかかってくる

Easy to Slip
作曲:Lowell George & Martin F. Kibbee
アーティスト:Little Feat
リリース年:1972年

リトル・フィート(Little Feat)は、1969年にアメリカ・ロサンゼルスで結成されたロックバンドです。『Easy to Slip』は、リトル・フィート2枚目のスタジオアルバム『セイリン・シューズ』(Sailin’ Shoes)に収録されている曲です。

ウィリアムと電話で話すレスターの部屋で流れている曲

Go All the Way
作曲:Eric Carmen
アーティスト:The Raspberries
リリース年:1972年

『Go All the Way』は、アメリカのポップロックバンド、ラズベリーズ(Raspberries)の曲です。
この曲は、性的なものを暗示する歌詞が当時としてはきわどいと考えられ、BBC(英国放送協会)では放送禁止となったそうです。


ウィリアムが、ローリングストーン誌から記事の依頼を受けた事をレスターに報告するため電話をかけ話すシーン。
レスターはウィリアムに「深入りしないように」とアドバイスしながら、電話機を持ちレコードを変えに行きます。

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ウィリアムとの電話中にレスターがレコードを変えて流す曲

Mr. Farmer
作曲:Sky Saxon
アーティスト:The Seeds
リリース年:1967年

ザ・シーズ(The Seeds)は、1965年にカリフォルニア州ロサンゼルスで結成されたアメリカのサイケデリック・ガレージ・ロックバンドです。
『Mr. Farmer』は、1967年にシングルとしてリリースされました。
この曲も、薬物への言及が理由で、リリース当時多くのラジオ局で放送禁止となったそうです。


悪徳商人に利用されないようにとウィリアムに忠告しながらレスターがかけるレコードの曲

「スター街道ばく進ツアー73」ウィリアムはバスに乗りツアーに同行する

One Way Out
作曲:Elmore James, Marshall Sehorn & Sonny Boy Williamson
オリジナル版:Sonny Boy Williamson(1962)
アーティスト:The Allman Brothers Band(1972)

『One Way Out』は、アメリカのブルース歌手サニー・ボーイ・ウィリアムソンとブルースギタリストのエルモア・ジェームが作った曲です。サニー・ボーイ・ウィリアムソンがレコーディングし1962年にリリースされました。

ここでは、サザンロックを代表する伝説的バンド、オールマン・ブラザーズ・バンド(The Allman Brothers Band)のカバーバージョンが使われています。


アリゾナ州テンピにあるホテルに到着するまで曲が流れています。

ホテルの部屋で流れている曲

Albert Flasher
作曲:Burton Cummings
アーティスト:The Guess Who
リリース年:1971年

『Albert Flasher』は、カナダのロックバンド、ザ・ゲス・フー(The Guess Who)の曲です。
1971年にシングル『Broken』のB面としてリリースされましたが、同年サイドが逆転しA面として再リリースされました。


ウィリアムが取材でラッセルの部屋を訪れるとそこにはペニーの姿がありました。

ホテルでのプールサイドパーティで流れている曲

Simple Man
作曲:Gary Rossington & Ronnie Van Zant
アーティスト:Lynyrd Skynyrd
リリース年:1973年

『Simple Man』は、アメリカのサザン・ロックバンド、レーナード・スキナード(Lynyrd Skynyrd)のデビューアルバム『レーナード・スキナード』に収録されている曲です。


ラッセルが取材に対しての要望をウィリアムにオフレコで伝えるシーン

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感電事故が起こるステージでスティルウォーターが演奏する曲

Love Thing
作曲:Peter Frampton, Wayne Kirkpatrick and Gordon Kennedy
アーティスト:Stillwater
リリース年:2000年 ( SOUNDTRACK『Almost Famous』)

『Love Thing』は、映画『あの頃ペニー・レインと』のオリジナルサウンドトラックです。架空バンド、スティルウォーター(Stillwater)の曲です。
イングランド出身のロックミュージシャン、ピーター・フランプトンとアメリカのミュージシャン、ウェイン・カークパトリック、ゴードン・ケネディの三人が作りました。

ピーター・フランプトン(Peter Frampton)はスティルウォーターの楽曲製作以外に、ラッセルを演じた俳優ビリー・クラダップのギター講師、また映画の技術コンサルタントもつとめています。

バスは会場のバリケートを突破 & 女子高校生のランニングに会う

That’s the Way
作曲:Jimmy Page & Robert Plant
アーティスト:Led Zeppelin
リリース年:1970年

レッド・ツェッペリン(Led Zeppelin)は、1968年にロンドンで結成されたロックバンドです。
『ザッツ・ザ・ウェイ』(That’s the Way)は、レッド・ツェッペリン3作目のスタジオアルバム『レッド・ツェッペリン III』(Led Zeppelin III)に収録されています。


バスの中でペニーはウィリアムに、ラッセルを二人で盛り立てていこうと話します。

トピーカ – 舞台裏でウィリアムが母親に電話をする

Hour of Need
作曲:Peter Frampton, Wayne Kirkpatrick and Gordon Kennedy
アーティスト:Stillwater
リリース年:2000年 ( SOUNDTRACK『Almost Famous』)

『Hour of Need』は、映画『あの頃ペニー・レインと』のオリジナルサウンドトラックです。架空バンド、スティルウォーター(Stillwater)の曲です。

トピーカ – ラッセルとウィリアムが若者達のパーティーに招待される

Everybody Knows This Is Nowhere
作曲:Neil Young
アーティスト:Neil Young
リリース年:1969年

ニール・ヤング(Neil Young)は、1945年カナダ生まれのシンガーソングライターです。
『Everybody Knows This Is Nowhere』は、ニール・ヤング2枚目のスタジオアルバム『ニール・ヤング・ウィズ・クレイジー・ホース』(原題:Everybody Knows This Is Nowhere)に収録されています。

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トピーカ – ラッセルが若者たちに熱く語る

Future Games
作曲:Bob Welch
アーティスト:Fleetwood Mac
リリース年:1971年

『Future Games』は、イングランド出身のロックバンド、フリートウッド・マック(Fleetwood Mac)の5枚目のアルバム『Future Games』のタイトルトラックです。

トピーカ – ラッセルがLSD入りのビールを飲む

Burn
作曲:Ritchie Blackmore, David Coverdale, Jon Lord & Ian Paice
アーティスト:Deep Purple
リリース年:1974年

『Burn』(邦題:紫の炎)は、英国出身のハードロックバンド、ディープ・パープル(Deep Purple)の8作目のスタジオアルバム『紫の炎』のタイトルトラックです。

トピーカ – ハイになったラッセルが若者たちと踊る曲

You Had to Be There
作曲:Peter Frampton, Wayne Kirkpatrick & Gordon Kennedy
アーティスト:Stillwater
リリース年:2000年 ( SOUNDTRACK『Almost Famous』)

『You Had to Be There』は、映画『あの頃ペニー・レインと』のオリジナルサウンドトラックです。架空バンド、スティルウォーター(Stillwater)の曲です。
イングランド出身のロックミュージシャン、ピーター・フランプトンとアメリカのミュージシャン、ウェイン・カークパトリック、ゴードン・ケネディの三人が作りました。


ウィリアムがディックに電話をしラッセルの状態を報告するシーン

この後「クリーヴランドのステージ、スティルウォーターが演奏する 2曲目」でもこの曲が演奏されています。

トピーカ – ディックがラッセルを迎えにくる

Dear Jill
作曲:Mick Abrahams
アーティスト:Blodwyn Pig
リリース年:1969年

ロードウィン・ピッグ(Blodwyn Pig)は、1968年にイギリスで結成されたブルースロックバンドです。『Dear Jill』は、デビューアルバム『Ahead Rings Out』に収録されています。

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ラッセルがバスに戻り、気まずい雰囲気の中みんなが歌う曲

Tiny Dancer
作曲:Elton John & Bernie Taupin
アーティスト:Elton John
リリース年:1971年

『Tiny Dancer』は、イギリスのミュージシャン、エルトン・ジョンの曲です。
エルトン・ジョン4枚目のスタジオアルバム『マッドマン』(Madman Across the Water)の収録曲で、翌年シングルとしてリリースされました。

エルトン・ジョン(Elton John)の曲が使われている映画一覧はコチラ


この曲は、若者たちに見送られ、バスがトピーカを出発するところから流れています。

ウィリアムがレスターに電話でアドバイスを受ける

Looking at You
作曲:Wayne Kramer, Rob Tyner, Michael Davis, Fred ‘Sonic’ Smith & Dennis Thompson
アーティスト:MC5
リリース年:1970年

エム・シー・ファイヴ(MC5)は、1963年にミシガン州リンカーンパークで結成されたアメリカのロックバンドです。『Looking at You』は、エム・シー・ファイヴのデビュースタジオアルバム『Back In The USA』に収録されています。

ウィリアムがバスルームで記事をまとめているところにペニーが入ってくる

Reeling in the Years
作曲:Walter Becker & Donald Fagen
アーティスト:Steely Dan
リリース年:1972年

『Reeling in the Years』は、ニューヨーク出身のロックバンド、スティーリー・ダン(Steely Dan)の曲です。デビューアルバム『キャント・バイ・ア・スリル』(Can’t Buy A Thrill)に収録されている曲で、アルバムからのセカンドシングルとしてリリースされました。

クリーヴランド – ラッセルが電話を奪い取りウィリアムの母と話す

I’m Waiting for the Man
作曲:Lou Reed
オリジナル版:The Velvet Underground & Nico(1967)
アーティスト:David Bowie

『I’m Waiting for the Man』は、1964年にニューヨークで結成されたアメリカのロックバンド、ヴェルヴェット・アンダーグラウンドの曲です。バンドのボーカリスト/ギタリスト、ルー・リードが作りました。

ここでは、イングランド出身のロックミュージシャン、デヴィッド・ボウイのカバーバージョンが使われています。

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クリーヴランド – ステージでスティルウォーターが演奏する 1曲目

Love Comes and Goes
作曲:Russell Hammond & Jeffrey Bebe, Cameron Crowe, Nancy Wilson, Ann Wilson
アーティスト:Stillwater
リリース年:2000年 ( SOUNDTRACK『Almost Famous』)

『Love Comes and Goes』は、映画『あの頃ペニー・レインと』のオリジナルサウンドトラックです。架空バンド、スティルウォーター(Stillwater)の曲です。

クリーヴランド – ステージでスティルウォーターが演奏する 2曲目

You Had to Be There
作曲:Peter Frampton, Wayne Kirkpatrick & Gordon Kennedy
アーティスト:Stillwater
リリース年:2000年 ( SOUNDTRACK『Almost Famous』)

『You Had to Be There』は、映画『あの頃ペニー・レインと』のオリジナルサウンドトラックです。架空バンド、スティルウォーター(Stillwater)の曲です。

「トピーカ – ハイになったディックが若者たちと踊る曲」でもこの曲が使われていました。

クリーヴランド – ライブ後の誰もいない会場でペニーが薔薇の造花を一輪持って踊る

The Wind
作曲:Cat Stevens
アーティスト:Cat Stevens
リリース年:1971年

『The Wind』は、イギリスのミュージシャン、キャット・スティーヴンスが作った曲です。5枚目のスタジオアルバム『Teaser and the Firecat』に収録されています。

「スティルウォーター・ツアー73」メンバーが飛行機に乗り込む

Voodoo Child (Slight Return)
作曲:Jimi Hendrix
アーティスト:Jimi Hendrix
リリース年:1968年

『ヴードゥー・チャイルド(スライト・リターン)』は、アメリカ出身のギタリスト/シンガーソングライターのジミ・ヘンドリックスが作った曲です。
ザ・ジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンスの3作目のスタジオアルバム『エレクトリック・レディランド』(Electric Ladyland)に収録されています。

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ボストンのホテル、ポーカーゲームをする部屋で流れている曲

Slip Away
作曲:William Armstrong, Marcus Daniel and Wilbur Terrell
アーティスト:Clarence Carter
リリース年:1968年

『Slip Away』は、アメリカのソウル歌手/ギタリスト、クラレンス・カーター(Clarence Carter)の曲です。デビュースタジオアルバム『This Is Clarence Carter』に収録されています。

ニューヨークに到着、メンバーがリムジンでホテルに向かう

Misty Mountain Hop
作曲:Jimmy Page, Robert Plant & John Paul Jones
アーティスト:Led Zeppelin
リリース年:1971年

『Misty Mountain Hop』は、レッド・ツェッペリン4作目のアルバム『レッド・ツェッペリン IV』(LED ZEPPELIN IV)に収録されている曲です。

ニューヨーク – メンバーが食事をする店のBGM

Wishing Well
作曲:John Bundrick, Paul Kossoff, Simon Kirke, Tetsu Yamauchi & Paul Rodgers
アーティスト:Free
リリース年:1972年

フリー(Free)は、1968年にロンドンで結成されたイギリスのロックバンドです。『Wishing Well』は、1972年にシングルとしてリリースされました。


スティルウォーターがローリングストーン誌の表紙を飾ることになった事をウィリアムがメンバーに発表するシーン

ローリング・ストーン誌の表紙を飾ることを知ったメンバーたちが歌う曲

The Cover of ‘Rolling Stone’
作曲:Shel Silverstein
アーティスト:Dr. Hook (as Dr. Hook and the Medicine Show)
リリース年:1972年

ドクター・フック&ザ・メディスン・ショウ(Dr. Hook and the Medicine Show)は、ニュージャージー州ユニオンシティで結成されたアメリカのロックバンドです。
『The Cover of ‘Rolling Stone’』は、3枚目のシングルとして1972年にリリースされました。
バンドの写真がジャケットに載らなかった事への嘆きが風刺的に描かれてる曲です。

ドクター・フック&ザ・メディスン・ショウは、この曲がヒットしたことで、 ローリング・ストーン誌の表紙に風刺画で登場することとなりました。

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店の外に出されたペニーをウィリアムが追いかける

Mona Lisas and Mad Hatters
作曲:Elton John & Bernie Taupin
アーティスト:Elton John
リリース年:1972年

『Mona Lisas and Mad Hatters』は、イギリスのミュージシャン、エルトン・ジョンの曲です。

詩を書いたバーニー・トーピンは、初めてニューヨークを訪れた際、宿泊先のホテルで銃声を聞いたそうです。この経験が詩に表されています。

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仮卒業とされたウィリアムの卒業式で演奏されている曲

Colour My World
作曲:James Pankow
オリジナル版:Chicago(1970)

『Colour My World』は、アメリカのロックバンド、シカゴ(Chicago)の2作目のスタジオアルバム『シカゴII』に収録されてる曲です。『ぼくらの世界をバラ色に』の邦題でも知られています。


卒業式にはウィリアムの母親が出席しています。
ウィリアムはその頃、ホテルで睡眠薬を過剰摂取し意識が薄れていくペニーに愛の告白をします。

胃洗浄されるペニーをウィリアムが見守る

My Cherie Amour
作曲:Stevie Wonder, Henry Cosby & Sylvia Moy
アーティスト:Stevie Wonder
リリース年:1969年

『マイ・シェリー・アモール』(My Cherie Amour)は、11歳でモータウン所属アーテイストとなったアメリカのシンガーソングライター/音楽プロデューサー、スティーヴィー・ワンダーの曲です。1969年にシングルリリースされ、アルバム『マイ・シェリー・アモール』に収録されました。

飛行機が大揺れし、ラッセルがふざけて歌う曲

Peggy Sue
作曲:Jerry Allison, Norman Petty & Buddy Holly
オリジナル版:Buddy Holly(1957)

『ペギー・スー』は、50年代に活躍し、後のアーティストに大きな影響を与えたアメリカの歌手、バディ・ホリー(Buddy Holly)の曲です。
バディ・ホリーは、1959年、ツアーの移動の為にチャーターした小型機が墜落し亡くなりました。

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飛行機は無事着陸、メンバーたちが空港内の通路を歩く

Cortez the Killer
作曲:Neil Young
アーティスト:Neil Young
リリース年:1975年

『Cortez the Killer』は、ニール・ヤング(Neil Young)の7枚目のスタジオアルバム『ズマ』(Zuma)に収録されている曲です。

ウィリアムがアニタと一緒に自宅に戻り、ベッドに倒れ込む

The Rain Song
作曲:Jimmy Page & Robert Plant
アーティスト:Led Zeppelin
リリース年:1973年

『レイン・ソング 』(The Rain Song)は、レッド・ツェッペリン5作目のアルバム『聖なる館』(原題:Houses of the Holy)に収録されている曲です。

ラッセルがウィリアムの自宅を訪れる

Bron-Y-Aur
作曲:Jimmy Page
アーティスト:Led Zeppelin
リリース年:1970年

『Bron-Y-Aur』は、レッド・ツェッペリン3作目のスタジオアルバム『レッド・ツェッペリン III』(Led Zeppelin III)に収録されている曲です。
『スノウドニアの小屋』の邦題がつけられています。

エンディング

Tangerine
作曲:Jimmy Page
アーティスト:Led Zeppelin
リリース年:1970年

『タンジェリン』(Tangerine)は、レッド・ツェッペリン3作目のスタジオアルバム『レッド・ツェッペリン III』(Led Zeppelin III)に収録されている曲です。

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エンドクレジット

Feel Flows
作曲:Jack Rieley & Carl Wilson
アーティスト:The Beach Boys
リリース年:1971年

『Feel Flows』は、ザ・ビーチ・ボーイズの17枚目のスタジオアルバム『サーフズ・アップ』 (Surf’s Up)に収録されている曲です。

ザ・ビーチ・ボーイズ(The Beach Boys)の曲が使われている映画一覧はコチラ

ウィリアムとペニーが舞台裏で話をする」でもこの曲が使われていました。

『あの頃ペニー・レインと』のサントラ

『あの頃ペニー・レインと』はナンシー・ウィルソン(Nancy Wilson)が音楽を担当しました。ナンシー・ウィルソンは、ロックバンド「ハート(Heart)」の中心メンバーで、本作の監督キャメロン・クロウとは1986年から2010年まで結婚していました。

『あの頃ペニー・レインと』キャスト・スタッフ

監督キャメロン・クロウ(Cameron Crowe)
脚本キャメロン・クロウ(Cameron Crowe)
製作キャメロン・クロウ(Cameron Crowe)
イアン・ブライス(Ian Bryce)
音楽ナンシー・ウィルソン(Nancy Wilson)
配給 コロンビア ピクチャーズ
公開 2000年9月13日
2001年3月17日
上映時間122分(劇場公開版)
161分(特別編集版)

ウィリアム・ミラー:パトリック・フュジット(Patrick Fugit)
少年時代のウィリアム:マイケル・アンガラノ(Michael Angarano)
ペニー・レイン:ケイト・ハドソン(Kate Hudson)
ラッセル・ハモンド(ロックスター):ビリー・クラダップ(Billy Crudup)
エレイン・ミラー(ウィリアムの母):フランシス・マクドーマンド(Frances McDormand )
ジェフ・ベイブ:ジェイソン・リー(Jason Lee)
ポレキシア・アフロディシア:アンナ・パキン(Anna Paquin)
サファイア:フェアルザ・バルク(Fairuza Balk)
ディック・ロスウェル:ノア・テイラー(Noah Taylor)
アニタ(ウィリアムの姉):ズーイー・デシャネル(Zooey Deschanel)
レスター・バングス:フィリップ・シーモア・ホフマン(Philip Seymour Hoffman)
ベン・フォン・トーレス:テリー・チェン(Terry Chen)

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