2023年にアメリカで制作された映画『ボーはおそれている』(原題:Beau Is Afraid)は、アリ・アスター監督によるホラー・コメディ映画です。
A24が制作、ホアキン・フェニックスが主役を演じました。
- 『ボーはおそれている』の挿入曲
- ボーがセラピーを終えて自宅に戻る
- 夜中の3時過ぎ、ボーの隣の部屋で大音量で流される曲
- 明け方、ボーの隣の部屋で大音量で流される曲
- 事故後に目を覚ましたボーがグレースとロジャーの夫婦と食事をする
- グレースが戦死した息子の写真で作ったジグソーパズルをボーと一緒にする
- ボーが妊婦に道案内され森の中を歩く(森を歩く男が手に持つ楽器で演奏する)
- 森の中で演劇公演の始まりを告げるチャイムと同時に流れる曲
- ボーが客席に座り開幕を待つ(演劇公演の開幕前に流れる曲)
- 葬儀で流れる母が愛した曲(ボーがテープを聞きながら家の中を見て回る)
- ボーが母の家のソファで横になる
- 葬儀の時間を間違え家の中に入って来たエレインとボーが話をする
- ボーがエレインと性行為をする(エレインがスマホで流す曲)
- ボーが2年続きで母の誕生日祝いにプレゼントしたCD
- 『ボーはおそれている』のサントラ
- 『ボーはおそれている』キャスト・スタッフ
『ボーはおそれている』の挿入曲
『ボーはおそれている』の挿入曲を流れた順番に紹介していきます。(ネタバレにご注意ください)
ボーがセラピーを終えて自宅に戻る
邦題『恋するガリア』
(Harpsichord Concerto in F Minor, BWV 1056 – II. Largo)
Artist | ザ・スウィングルズ(The Swingles) 1962年にパリで結成されたア・カペラ・ヴォーカル・グループ。 アメリカ生まれのジャズミュージシャン、ウォード・スウィングル(Ward Swingle)によって結成され、ザ・スウィングル・シンガーズ(The Swingle Sisters)のグループ名でも知られている。 ソプラノ、アルト、テノール、バス、それぞれ2名の8人のメンバーからなり、クラシックやポップスを「ダバダバ」というスキャット・コーラスにアレンジして歌い人気を博した。 |
リリース | 1964年 |
作曲者 | ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(Johann Sebastian Bach, 1685-1750) バロック時代を代表するドイツの作曲家/オルガニスト。 |
編曲者 | ウォード・スウィングル(Ward Swingle, 1927-2015) アメリカのボーカリスト/ジャズミュージシャン。 |
『Largo』は、ドイツの作曲家バッハの『チェンバロ協奏曲 ヘ短調 BWV 1056』の2楽章をアカペラアレンジしたものです。
1966年公開されたフランス・イタリア合作犯罪映画『恋するガリア』のテーマ曲に使われ、日本では映画のタイトル名でリリースされました。
夜中の3時過ぎ、ボーの隣の部屋で大音量で流される曲
Artist | ジョー・ザヴィヌル(Joe Zawinul, 1932-2007) ウィーン出身のジャズピアニスト/シンセサイザー奏者。 |
リリース | 1986年 |
作曲者 | ジョー・ザヴィヌル(Joe Zawinul, 1932-2007) |
明け方、ボーの隣の部屋で大音量で流される曲
Artist | ネイキッド・シティ(Naked City) 1988年に結成されたアメリカのアヴァンギャルドミュージック・グループ。 |
リリース | 1990年 |
作曲者 | ジョン・ゾーン(John Zorn) アメリカのサクソフォーン奏者/作曲家/編曲家/音楽プロデューサー/バンドマスター、1953年生まれ。 |
事故後に目を覚ましたボーがグレースとロジャーの夫婦と食事をする
Artist | パメラ・ポランド(Pamela Polland) アメリカのシンガーソングライター、1944年生まれ。 |
リリース | 1972年 |
作曲者 | パメラ・ポランド(Pamela Polland) |
グレースが戦死した息子の写真で作ったジグソーパズルをボーと一緒にする
サウザンド・マイルズ
Artist | ヴァネッサ・カールトン(Vanessa Carlton) アメリカのシンガーソングライター/ピアニスト、1980年生まれ。 |
リリース | 2002年 |
作曲者 | ヴァネッサ・カールトン(Vanessa Carlton) |
ボーが妊婦に道案内され森の中を歩く(森を歩く男が手に持つ楽器で演奏する)
24の前奏曲 Op.28 – 第4番 ホ短調
作曲者 | フレデリック・ショパン(Frédéric Chopin, 1810-1849) ポーランド出身の作曲家/ヴィルトゥオーゾ・ピアニスト。 ピアノ独奏曲を数多く残し「ピアノの詩人」と称される。 |
作曲年 | 1839年 |
森の中で演劇公演の始まりを告げるチャイムと同時に流れる曲
芝居の衣装を着るように言われボーが着替えをするシーン
Artist | ピンク・リズム(Pink Rhythm) イギリスのアーティスト、ジョン・ロッカ(John Rocca)によるソロ・プロジェクト。 |
リリース | 1985年 |
作曲者 | ジョン・ロッカ(John Rocca) イギリスのダンスミュージックパフォーマー/リミキサー/パーカッショニスト/音楽プロデューサー、1960年生まれ。 |
アンディ・ステネット(Andy Stennett) イギリスのキーボード奏者。 |
ボーが客席に座り開幕を待つ(演劇公演の開幕前に流れる曲)
Artist | ヴァネッサ・アモロッシ(Vanessa Amorosi) オーストラリアのシンガーソングライター/レコーディングアーティスト、1981年生まれ。 |
リリース | 2000年 |
作曲者 | ヴァネッサ・アモロッシ(Vanessa Amorosi) |
ロバート・パーディ(Robert Parde) | |
マーク・ホールデン(Mark Holden) オーストラリアの歌手/俳優/テレビタレント/プロデューサー/ソングライター/弁護士、1954年生まれ。 |
葬儀で流れる母が愛した曲(ボーがテープを聞きながら家の中を見て回る)
邦題『涙の想い出』
Artist | ブレッド(Bread) 1968年にロサンゼルスで結成されたアメリカのソフトロックバンド。 |
リリース | 1972年 |
作曲者 | デヴィッド・ゲイツ(David Gates) アメリカの歌手/ソングライター/編曲家/指揮者/プロデューサー、1940年生まれ。 ソフトロックバンド「ブレッド」(Bread) のメンバーとして知られる。 |
ボーが母の家のソファで横になる
Artist | ベルシスターズ(The Bell Sisters) シンシアとケイのストロザー姉妹で構成されるアメリカのデュオ。1950年代に人気を博した。 |
作曲者 | シンシア・ストロザー(Cynthia Strother, 1935-2024) |
葬儀の時間を間違え家の中に入って来たエレインとボーが話をする
イズント・イット・ア・ピティー
Artist cover ver. | ニーナ・シモン(Nina Simone, 1933-2003) ノースカロライナ州トライオン出身のアフリカ系アメリカ人歌手/ソングライター/ピアニスト/作曲家/アレンジャー/公民権活動家。 |
リリース | 1972年 |
作曲者 | ジョージ・ハリスン(George Harrison, 1943-2001) イギリスのミュージシャン/シンガーソングライター。 1960年代に「ザ・ビートルズ」のリードギタリストとして国際的な名声を得た。 |
Original ver. | 1970年:ジョージ・ハリスン(George Harrison, 1943-2001) |
ボーがエレインと性行為をする(エレインがスマホで流す曲)
オールウェイズ・ビー・マイ・ベイビー
Artist | マライア・キャリー(Mariah Carey) アメリカのシンガーソングライター/音楽プロデューサー/女優/慈善活動家、1969年生まれ。 5オクターヴ半のボーカルレンジ、メリスマティックな歌唱スタイル、そして特徴的なホイッスル音域の使用で知られる。「最高の歌姫」「クリスマスの女王」の愛称を持つ。 |
リリース | 1995年 |
作曲者 | マライア・キャリー(Mariah Carey) |
ジャーメイン・デュプリ(Jermaine Dupri) アメリカのヒップホップMC/ソングライター/音楽プロデューサー/DJ/実業家、1972年生まれ。 コロムビア・レコードのブラックミュージック部門の社長を務める父親の支援を受け19歳でレーベルを設立。ラップデュオ「クリス・クロス」のプロデュースで成功を収め、2013年からマライア・キャリーのマネージャーを務める。 | |
マヌエル・シール(Manuel Seal) アメリカのマルチ楽器奏者/音楽プロデューサー/ソングライター/歌手。 ジャーメイン・デュプリと共にマライア・キャリー、ジャネット・ジャクソン、デスティニーズ・チャイルドなどのアーティストの楽曲制作に関わる。 |
ボーが2年続きで母の誕生日祝いにプレゼントしたCD
フォー・ザ・ボーイズ
Artist | ベット・ミドラー(Bette Midler) アメリカの歌手/女優、1945年ハワイ生まれ。 |
リリース | 1991年:Soundtrack『フォー・ザ・ボーイズ』 |
『For the Boys』は、1991年のアメリカ映画『フォー・ザ・ボーイズ』のサウンドトラックです。
『ボーはおそれている』のサントラ
『ボーはおそれている』はボビー・クーリック(Bobby Krlic)が音楽を担当しました。
ボビー・クーリックは、イギリス出身のミュージシャンです。アリ・アスター監督映画『ミッドサマー』の音楽を手がけたことで知られています。The Haxan Cloak名義のソロ・プロジェクトでも知られています。

『ボーはおそれている』キャスト・スタッフ
監督 | アリ・アスター(Ari Aster) |
脚本 | アリ・アスター(Ari Aster) |
製作 | アリ・アスター(Ari Aster) |
ラース・クヌーセン(Lars Knudsen) | |
音楽 | ボビー・クーリック(Bobby Krlic) |
配給 | ハピネットファントム・スタジオ |
公開 | 2023年4月21日 |
2024年2月16日 | |
上映時間 | 179分 |
ボー・ワッサーマン:ホアキン・フェニックス(Joaquin Phoenix)
ロジャー:ネイサン・レイン(Nathan Lane)
グレース:エイミー・ライアン(Amy Ryan)
フリール医師:スティーヴン・マッキンリー・ヘンダーソン(Stephen McKinley Henderson)
モナ・ワッサーマン:パティ・ルポーン(Patti LuPone)
若い頃のモナ:ゾーイ・リスター=ジョーンズ(Zoe Lister-Jones)
トニ:カイリー・ロジャーズ(Kylie Rogers)
エレイン:パーカー・ポージー(Parker Posey)
若い頃のエレイン:ヘイリー・スクワイアーズ(Hayley Squires)
ジーヴス:ドゥニ・メノーシェ(Denis Ménochet)
ボーの息子︰マイケル・ガンドルフィーニ(Michael Gandolfini)
コーエン:リチャード・カインド(Richard Kind)
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