『ロックンローラ』の挿入曲とサントラ | 挿入曲を全曲紹介Filmmusik
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ガイ・リッチー(Guy Ritchie)
イドリス・エルバ(Idris Elba)マーク・ストロング(Mark Strong)

『ロックンローラ』の挿入曲とサントラ

2008年にイギリスで製作された映画『ロックンローラ』(原題:RocknRolla)は、ロンドンの裏社会を舞台とした犯罪群像劇です。ガイ・リッチーが監督・脚本を務めました。

ジェラルド・バトラーやトム・ウィルキンソン、マーク・ストロングが出演しています。

『ロックンローラ』の挿入曲

『ロックンローラ』の挿入曲を流れた順番に紹介していきます。(ネタバレにご注意ください)

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オープニング・クレジット

I’m a Man
Artist
cover ver.
ブラック・ストロボ(Black Strobe)
1997年にパリで結成されたフランスのエレクトロクラッシュグループ。
リリース2007年
作曲者ボ・ディドリー(Bo Diddley, 1928-2008)
アメリカのロックンロール歌手/ギタリスト。
ボ・ディドリー・ビートと呼ばれる強力なリズムを基調とした独特のサウンドは、ブルースとロックンロールの掛け橋となり、数多くのミュージシャンに影響を与えた。
Original ver.1955年:ボ・ディドリー

ワンツー達が盗んだ車のエンジンをかける(車から流れる曲)

Everybody Have Fun Tonight
エヴリバディ・ハヴ・ファン・トゥナイト
Artistワン・チャン(Wang Chung)
1979年にロンドンで結成されたイギリスのニューウェーブ・バンド。
リリース1986年
作曲者Wang Chung
ジャック・ヒューズ (Jack Hues)
ニック・フェルドマン(Nick Feldman)
ピーター・ウルフ(Péter Wolf)
オーストリアのピアニスト/キーボード奏者/作曲家/編曲家/プロデューサー、1952年生まれ。

ワンツー達が盗んだ車で立ち去り、ステラにカバンを渡す

Have Love Will Travel
Artist
cover ver.
ザ・ソニックス(The Sonics)
1960年にワシントン州タコマで結成されたアメリカのガレージロックバンド。
リリース1965年
作曲者リチャード・ベリー(Richard Berry, 1935-1997)
アメリカのシンガー/ソングライター/ミュージシャン。
ロックのスタンダードナンバー『Louie, Louie』の作曲者として最もよく知られる。
Original ver.1960年:リチャード・ベリー

ボブがワンツーに「今夜何をしたいか」と尋ねる(車の中で流れる曲)

The Breaks
Artistザ・ブラック・キーズ(The Black Keys)
2001年にオハイオ州アクロンで結成されたアメリカのブルースロックデュオ。
6枚目のスタジオアルバム『ブラザーズ』(2010) が高い評価を得て翌年のグラミー賞で最優秀オルタナティヴ・ミュージック・アルバム賞を含む3部門を受賞、世界的ロックバンドとしての地位を確立した。
リリース2002年
作曲者The Black Keys
ダン・オーバック(Dan Auerbach)
パトリック・カーニー(Patrick Carney)

ザ・ブラック・キーズ(The Black Keys)の曲が使われている映画一覧はコチラ

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ボブから「一夜を共にしたい」と言われたワンツーが、慌てて車を降りる

Outside View
アウトサイド・ヴュー
Artistイーター(Eater)
1976年に結成されたイギリスのパンクロックバンド。
高校時代の友人4人によって結成され、パンクシーン最年少バンドの一つとして知られていた。バンド名は、 T. レックスの楽曲『Suneye』(1970) の歌詞に由来する。
リリース1977年
作曲者アンディ・ブレイド(Andy Blade)
イギリスの歌手/ギタリスト/ソングライター。イーター(Eater)のメンバー。

ミッキーが、マネジメントしているミュージシャンと口論をする

Do the Pop
Artistレディオ・バードマン(Radio Birdman)
1974年にシドニーで結成されたオーストラリアのパンクロックバンド。
リリース1978年
作曲者デニス・テック(Deniz Tek)
アメリカのミュージシャン。レディオ・バードマン(Radio Birdman)のギタリスト。
マーク・シスト(Mark Sisto)
オーストラリアのロックミュージシャン。

ジョニーが部屋で銃を持ちながら歌う(15年前の回想シーン)

Bankrobber
バンクロバー
Artistザ・クラッシュ(The Clash)
1976年にロンドンで結成されたイギリスのパンクロックバンド。
リリース1980年
作曲者The Clash
ジョー・ストラマー(Joe Strummer, 1952-2002)
ミック・ジョーンズ(Mick Jones)
ポール・シムノン(Paul Simonon)
トッパー・ヒードン(Topper Headon)

ザ・クラッシュ(The Clash)の曲が使われている映画一覧はコチラ

パブでジョニーとペドロが酒を飲む(店で流れる曲)

The Trip
Artistキム・フォーリー(Kim Fowley, 1939-2015)
アメリカの音楽プロデューサー/ミュージシャン/作家。
1970年代に女性ロックバンド「ザ・ランナウェイズ」(The Runaways) をマネージメントしたことでも知られている。
リリース1965年
作曲者キム・フォーリー
デニス・ハーデスティ(Dennis Hardesty)
アメリカの作詞家/編曲家。
ポール・ゲデス(Paul Geddes)
アメリカのベーシスト。

『The Trip』は、LSDに言及した最も初期の録音の1つとみなされています 。

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ワイルドバンチの溜まり場でワンツーが仲間にからかわれる

Rosalyn
ロザリン
Artistプリティ・シングス(The Pretty Things)
1963年に結成されたイギリスのロックバンド。
リリース1964年
作曲者ジミー・ダンカン(Jimmy Duncan)
イギリスのタレントマネージャー/ソングライター/音楽プロデューサー。
ビル・ファーリー(Bill Farley)
イギリスのレコーディングエンジニア。

ワンツー達がステラに招かれたホームパーティに参加する(パーティで流れる曲)

Outlaw
アウトロウ
Artistウォー(War)
1969年に結成されたアメリカのR&B/プログレッシブ・ソウル・バンド。
リリース1982年
作曲者War
ロニー・ジョーダン(Lonnie Jordan)
ハロルド・ブラウン(Harold Brown)
ハワード・スコット(Howard Scott)
リー・オスカー(Lee Oskar)
パパ・ディー・アレン(Papa Dee Allen, 1931-1988)
ロニー・ハモン(Ronnie Hammon)
ルーサー・ラブ(Luther Rabb, 1942–2006)
ジェリー・ゴールドスタイン(Jerry Goldstein)
アメリカのタレントマネージャー/音楽プロデューサー/シンガーソングライター/ミュージシャン、1940年生まれ。ザ・ストレンジラヴズ(The Strangeloves)のメンバーとしても知られる。

ステージでバンドが演奏している曲

Rock & Roll Queen
ロックン・ロール・クイーン
Artistザ・サブウェイズ(The Subways)
2002年に結成されたイギリスのロックバンド。
リリース2005年
作曲者The Subways
ビリー・ラン(Billy Lunn)
シャーロット・クーパー(Charlotte Cooper)
ジョシュ・モーガン(Josh Morgan)

ホームパーティでワンツーとステラがダンスをする

Waiting For a Train
Artistフラッシュ・アンド・ザ・パン(Flash and the Pan)
1976年にシドニーで結成されたオーストラリアのニューウェーブ・ミュージック・グループ。
リリース1982年
作曲者Flash and the Pan
ハリー・ヴァンダ(Harry Vanda)
ジョージ・ヤング(George Young)
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ジョンを探しにきたミッキー達にクッキーが話をする

The Gun
ガン
Artistルー・リード(Lou Reed, 1942-2013)
アメリカのミュージシャン/ソングライター。ロックバンド「ヴェルヴェット・アンダーグラウンド」(The Velvet Underground) のボーカリスト/ギタリスト。
リリース1982年
作曲者ルー・リード

ワンツーがステラとレストランで会う(レストランのBGM)

Nocturne No. 2 in E-Flat Major, Op.9, No.2
夜想曲第2番 変ホ長調 Op. 9, No. 2
作曲者フレデリック・ショパン(Frédéric Chopin, 1810-1849)
ポーランド出身の作曲家/ヴィルトゥオーゾ・ピアニスト。
ピアノ独奏曲を数多く残し「ピアノの詩人」と称される。
作曲年1831年

ワンツーとマンブルズが金を強奪する

The Stomp
ストンプ
Artistザ・ハイヴス(The Hives)
1993年に結成されたスウェーデンのガレージロックバンド。
リリース1997年
作曲者ニコラス・アーソン(Nicholaus Arson)
スウェーデンのミュージシャン/ソングライター、1977年生まれ。ザ・ハイヴス(The Hives)のメンバー。

ワンツーとマンブルズが、ロシア人から逃げる

We Had Love
Artistサイエンティスト(The Scientists)
1978年にパースで結成されたオーストラリアのポストパンクバンド。
リリース1983年
作曲者キム・サーモン(Kim Salmon)
オーストラリアのロックミュージシャン/ソングライター、1957年生まれ。サイエンティスト(The Scientists)のメンバー。
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ジョニーが部屋でテレビを見る(テレビから流れる曲)

Powerhouse
作曲者レイモンド・スコット(Raymond Scott, 1908-1994)
アメリカの作曲家/バンドリーダー。様々な電子楽器を作り出した発明家としても知られる

『Powerhouse』は、「ルーニー・テューンズ」「メリー・メロディーズ」など、ワーナー・ブラザースのアニメーションのBGMとして使われていました。

ジョンとペドロがパブから追い出される

Mirror in the Bathroom
Artistザ・ビート(The Beat)
1978年にバーミンガムで結成されたイギリスの2トーン・スカ・リバイバル・グループ。
オーストラリアでは「イングリッシュ・ビート」(The English Beat) として知られる。
リリース1980年
作曲者The Beat
デイブ・ウェイクリング(David Wakeling)
アンディ・コックス(Andy Cox)
エベレット・モートン(Everett Morton, 1951-2021)
デビッド・スティール(David Steele)
ロジャー・チャーリー(Roger Charlery, 1963-2019)

ワンツーの自宅にステラがやって来る

Funnel of Love
邦題『恋のとりこ』
Artistワンダ・ジャクスン(Wanda Jackson)
アメリカのシンガーソングライター、1937年生まれ。
ロックンロールでキャリアを積んだ最初の女性の一人として知られ「ロカビリーの女王」と呼ばれる。
リリース1961年
作曲者ケント・ウェストベリー(Kent Westberry)
アメリカのカントリー/ロカビリーの歌手兼ソングライター、1939年生まれ。
クライド・マッコイ(Clyde McCoy, 1903-1990)
アメリカのジャズトランペット奏者。

ロシア人の殺し屋2人がワンツーの家に忍び込んでくる(ワンツーがベッドに寝転びヘッドフォンで聞いている曲)

Such a Fool
Artistトゥエンティトゥ・トゥエンティズ(22-20s)
2002年に結成されたイギリスのブルース・ロック・バンド。
リリース2003年
作曲者マーティン・トリンブル(Martin Trimble)
イギリスのミュージシャン。トゥエンティトゥ・トゥエンティズ(22-20s)の創設メンバーの一人。
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アーチがワンツーの自宅を訪れる(ロシア人の殺し屋が大音量で流す曲)

Dopilsya
ArtistEx-Sektor Gaza
ロシアのパンクロックバンド。

15年前の回想 | ジョニーの寄宿学校にアーチーが訪れる

Piano Quintet in A Major, Op.114, D.667 “Trout” – V. Allegro giusto
ピアノ五重奏曲 イ長調「ます」 Op.114, D. 667 – 第5楽章
作曲者フランツ・シューベルト(Franz Schubert, 1797-1828)
初期のロマン派を代表するオーストリアの作曲家。
31年の生涯で600曲もの歌曲を残し「歌曲の王」と呼ばれる。
作曲年1819年

エンドクレジット(ワンツーとハンサム・ボブが踊る曲)

Negra Leono
ネグラ・レオノ
Artistミゲリート・バルデース(Miguelito Valdés, 1912-1978)
キューバの歌手。
作曲者ニコ・サキート(Nico Saquito, 1901-1982)
キューバのソングライター/ギタリスト/歌手。

『ロックンローラ』のサントラ

『ロックンローラ』はスティーブ・アイルズ(Steve Isles)が音楽を担当しました。スティーブ・アイルズは、ホラー映画やドキュメンタリー番組の音楽を手掛けています。

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『ロックンローラ』キャスト・スタッフ

監督ガイ・リッチー(Guy Ritchie)
脚本ガイ・リッチー(Guy Ritchie)
製作ジョエル・シルバー(Joel Silver)
スーザン・ダウニー(Susan Downey)
スティーヴ・クラーク=ホール(Steve Clark-Hall)
ガイ・リッチー(Guy Ritchie)
音楽スティーヴ・アイルズ(Steve Isles)
配給ワーナー・ブラザース
公開 2008年9月5日
2009年2月21日
上映時間114分

ワンツー:ジェラルド・バトラー(Gerard Butler)
レニー・コール:トム・ウィルキンソン(Tom Wilkinson)
ステラ:タンディ・ニュートン(Thandiwe Newton)
アーチー:マーク・ストロング(Mark Strong)
マンブルズ:イドリス・エルバ(Idris Elba)
ハンサム・ボブ:トム・ハーディ(Tom Hardy)
ジョニー・クイド:トビー・ケベル(Toby Kebbell)
ローマン:ジェレミー・ピヴェン(Jeremy Piven)
ミッキー:クリス・ブリッジス(Christopher Bridges)
ジューン:ジェマ・アータートン(Gemma Arterton)
ユーリ・オモヴィッチ:カレル・ローデン(Karel Roden)
ビクター:ドラガン・ミカノヴィッチ(Dragan Mićanović)
タンク:ノンソー・アノジー(Nonso Anozie)
バーティ:デヴィッド・バーク=ジョーンズ(David Bark-Jones)
ロッカー:ジェイミー・キャンベル・バウアー(Jamie Campbell Bower)

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『ロックンローラ』の挿入曲とサントラ
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『スウェプト・アウェイ』の挿入曲とサントラ
ガイ・リッチー監督、マドンナ主演の映画『スウェプト・アウェイ』、イタリアの女性監督リナ・ウェルトミューラーによる『流されて…』のリメイク作品です。Come On-A My Houseや鏡の中の鏡など、使われた音楽を流れた順番に紹介します。
『スナッチ』の挿入曲とサントラ
ガイ・リッチー監督映画『スナッチ』は、ジェイソン・ステイサムやブラッド・ピット、ベニチオ・デル・トロら豪華キャストによる犯罪群像劇です。The SpecialsやOasisの曲など、挿入曲とサントラを紹介します。
『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』の挿入曲とサントラ
1998年に製作された映画『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』は、ガイ・リッチー監督初の長編映画です。The Stoogesの『I Wanna Be Your Dog』やJames Brownの曲など、使われた15曲を流れた順番に紹介します。

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