2019年にアメリカで制作された映画『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』(原題:It: Chapter Two)は、スティーヴン・キングの同名小説をもとにしたホラー映画『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』から27年後を描いた続編映画です。
ジェシカ・チャステイン、ジェームズ・マカヴォイらが新たに出演し、ビル・スカルスガルドがペニーワイズを再び演じました。
- 2017年
- 2019年『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』(現在のページ)
- 『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』の挿入曲
- あれから27年後、同性カップルがカーニバルの会場で不良達に因縁をつけられる(カーニバルで流れる曲)
- 同性カップルが会場を出て橋を歩きながら「この町を出てNYに行こう」と話す(カーニバルで流れる曲)
- 自宅でジグソーパズルをするスタンリーのもとにマイクから27年ぶりに電話がかかってくる(スタンリーの自宅で流れる曲)
- ビルとエディがチャイニーズレストランに入りマイクと再会する(レストランで流れる曲)
- べバリーとベン、リッチーの3人が店の外で会い、銅鑼の音と共にビル達の前に登場する(レストランで流れる曲)
- チャイニーズレストランに集まったルーザーズが近況を報告し合う(レストランで流れる曲)
- 子供時代のルーザーズがシャワーキャップを被って秘密基地で過ごす(秘密基地で流れる曲)
- べバリーが子供の頃に住んでいた家を訪れ、現在の家主からお茶を振る舞われる(家主がレコードで流す曲)
- 子供時代のベバリーが教室で一人でいるベンに話しかけ、タバコを吸う(ベンがヘッドフォンで聴いている曲)
- エディが薬局の倉庫でゾンビと戦い、顔に嘔吐物をかけられる
- 『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』のサントラ
- 『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』キャスト・スタッフ
『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』の挿入曲
『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』の挿入曲を流れた順番に紹介していきます。(ネタバレにご注意ください)
あれから27年後、同性カップルがカーニバルの会場で不良達に因縁をつけられる(カーニバルで流れる曲)
カピタン行進曲
| 作曲者 | ジョン・フィリップ・スーザ(John Philip Sousa, 1854-1932) アメリカの作曲家/指揮者。100曲を超える行進曲を作曲し「マーチ王」と称される。 代表曲『雷神』『ワシントン・ポスト』『星条旗よ永遠なれ』 |
| 作曲年 | 1896年 |
同性カップルが会場を出て橋を歩きながら「この町を出てNYに行こう」と話す(カーニバルで流れる曲)
ワルツ「女学生」 Op.191
| 作曲者 | エミール・ワルトトイフェル(Émile Waldteufel, 1837-1915) フランスの作曲家/ピアニスト/指揮者。 サロン音楽で人気を博し「フランスのヨハン・シュトラウス」「フランスのワルツ王」と呼ばれた。 |
| 作曲年 | 1883年 |
自宅でジグソーパズルをするスタンリーのもとにマイクから27年ぶりに電話がかかってくる(スタンリーの自宅で流れる曲)
カーロ・ミオ・ベン
| 作曲者 | ジュゼッペ・ジョルダーニ(Giuseppe Giordani, 1751-1798) ナポリ出身のイタリアの作曲家。 |
| 作曲年 | 1783年 |
ビルとエディがチャイニーズレストランに入りマイクと再会する(レストランで流れる曲)
原題:Historia de un amor(邦題: ある恋の物語)
| 作曲者 | カルロス・エレタ・アルマラン(Carlos Eleta Almaran, 1918-2013) パナマの作曲家。ラテンのスタンダード・ナンバー『ある恋の物語』(Historia de un amor) の作者として知られる。 |
| 陳蝶衣(Chen Do Yi, 1907-2007) 中国の作家/作曲家。 |
『Only You In My Heart』は、1955年に発表された『Historia de un amor』(邦題: ある恋の物語)に中国語の歌詞がつけられたバージョンのタイトル名です。
原曲の『Historia de un amor』は、ルロス・エレタ・アルマランが身内を亡くした後に書いた作品で、愛する人を失った苦しみが歌われています。1956年の同名メキシコ映画で使われ世界中で大ヒットしました。
べバリーとベン、リッチーの3人が店の外で会い、銅鑼の音と共にビル達の前に登場する(レストランで流れる曲)
| Artist | Lin Jing and Zhou Xiaoyu |
| 作曲者 | Lin Huangkun and Li Junxiong |
チャイニーズレストランに集まったルーザーズが近況を報告し合う(レストランで流れる曲)
この後、レストランで気味の悪いものが次々と現れ、マイクが椅子を振り回して大暴れするシーンでもこの曲が流れています。
| Artist | China Central Folk Orchestra Choir |
| 作曲者 | Zhou Dafeng |
子供時代のルーザーズがシャワーキャップを被って秘密基地で過ごす(秘密基地で流れる曲)
ワード・アップ
| Artist | キャメオ(Cameo) アメリカのR&B/ファンク・バンド。1974年活動開始。 |
| リリース | 1986年 |
| 作曲者 | Cameo ラリー・ブラックモン(Larry Blackmon) トミ・ジェンキンズ(Tomi Jenkins) |
べバリーが子供の頃に住んでいた家を訪れ、現在の家主からお茶を振る舞われる(家主がレコードで流す曲)
| Artist | マックス・ハンセン(Max Hansen, 1897-1961) デンマークの歌手/キャバレーアーティスト/俳優/コメディアン。 |
| 作曲年 | ラルフ・ベナツキー(Ralph Benatzky, 1884-1957) オーストリアの作曲家。 |
『Det Er Det Skønneste Jeg Ved』の原曲は、 オーストリアの作曲家ラルフ・ベナツキーが作曲したオペレッタ『白馬亭にて』(Im weissen Rossl)の第1幕で歌われれるアリア『Es muss was wunderbares sein』(邦題:それは素晴らしいもの)です。
子供時代のベバリーが教室で一人でいるベンに話しかけ、タバコを吸う(ベンがヘッドフォンで聴いている曲)
カヴァー・ガール
| Artist | ニュー・キッズ・オン・ザ・ブロック(New Kids On The Block) 1984年に結成されたアメリカの5人組ボーイズ・グループ。 |
| リリース | 1988年 |
| 作曲者 | モーリス・スター(Maurice Starr) アメリカのミュージシャン/ソングライター/プロデューサー、1953年生まれ。 |
エディが薬局の倉庫でゾンビと戦い、顔に嘔吐物をかけられる
邦題『夜明けの天使』
| Artist cover ver. | ジュース・ニュートン(Juice Newton) アメリカのカントリー歌手/ソングライター/ギタリスト、1952年生まれ。 |
| リリース | 1981年 |
| 作曲者 | チップ・テイラー(Chip Taylor) アメリカのソングライター/歌手、1940年生まれ。 |
| Original ver. | 1967年:イーヴィー・サンズ(Evie Sands) アメリカのシンガーソングライター/ミュージシャン、1946年生まれ。 |
『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』のサントラ
『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』は前作に引き続きベンジャミン・ウォルフィッシュ(Benjamin Wallfisch)が音楽を担当しました。
ベンジャミン・ウォルフィッシュは、イギリス・ロンドン出身の作曲家です。ハンス・ジマーの映画音楽プロダクション「リモート・コントロール・プロダクション」の一員として活動しており、『シャザム!』や『ブレードランナー 2049』の音楽を手掛けたことで知られています。
※サントラ収録曲
1. 27 Years Later
2. Memory
3. Come Home
4. I Swear, Bill
5. Beverly Escapes
6. Henry Bowers
7. Firefly
8. Losers Reunited
9. Echo
10. Fortune Cookies
11. You Knew
12. The Library
13. Shokopiwah
14. The Barrens
15. The Clubhouse
16. Perfume
17. Mrs. Kersh
18. Miss Me, Richie?
19. Dirty Little Secret (Feat. Pennywise)
20. Silver Bullet
21. Why Georgie?
22. Your Hair Is Winter Fire
23. Eddie and the Leper
24. Festival Pursuit
25. Hall of Mirrors
26. Bar Mitzvah
27. Bowers Attack
28. Back to Neibolt
29. Home at Last
30. It’s Stan
31. This Is Where It Happened
32. The Place of It
33. Artifacts
34. The Ritual of CHÜD
35. Very Scary
36. Scary
37. Not Scary at All
38. You Lied and I Died
39. My Heart Burns There Too
40. Spider Attack
41. You’re All Grown Up
42. Neibolt Escape
43. Nothing Lasts Forever
44. Goodbye
45. Stan’s Letter
『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』キャスト・スタッフ
| 監督 | アンディ・ムスキエティ(Andy Muschietti) |
| 脚本 | ゲイリー・ドーベルマン(Gary Dauberman) |
| 原作 | スティーヴン・キング(Stephen King) |
| 製作 | ロイ・リー(Roy Lee) |
| ダン・リン(Dan Lin) | |
| セス・グレアム=スミス(Seth Grahame-Smith) | |
| デビッド・カッツェンバーグ(David Katzenberg) | |
| 音楽 | ベンジャミン・ウォルフィッシュ(Benjamin Wallfisch) |
| 配給 | ワーナー・ブラザース・ピクチャーズ |
| 公開 | 2019年9月8日 |
| 2019年11月1日 | |
| 上映時間 | 169分 |
ビル・デンブロウ:ジェームズ・マカヴォイ(James McAvoy)
ビル・デンブロウ(少年時代): ジェイデン・マーテル(Jaeden Martell)
ベン・ハンスコム:ジェイ・ライアン(Jay Ryan)
ベン・ハンスコム (少年時代): ジェレミー・レイ・テイラー(Jeremy Ray Taylor)
リッチー・トージア:ビル・ヘイダー(Bill Hader)
リッチー・トージア (少年時代): フィン・ウルフハード(Finn Wolfhard)
ベバリー・マーシュ:ジェシカ・チャステイン(Jessica Chastain)
ベバリー・マーシュ (少女時代): ソフィア・リリス(Sophia Lillis)
スタンリー・ユリス:アンディー・ビーン(Andy Bean)
スタンリー・ユリス(少年時代): ワイアット・オレフ(Wyatt Oleff)
マイク・ハンロン:イザイア・ムスタファ(Isaiah Mustafa)
マイク・ハンロン (少年時代): チョーズン・ジェイコブス(Chosen Jacobs)
エディ・カスプブラク:ジェームズ・ランソン(James Ransone)
エディ・カスプブラク (少年時代): ジャック・ディラン・グレイザー(Jack Dylan Grazer)
ペニーワイズ/ボブ・グレイ:ビル・スカルスガルド(Bill Skarsgård)
ジョージー・デンブロウ:ジャクソン・ロバート・スコット(Jackson Robert Scott)
ヘンリー・バワーズ:ティーチ・グラント(Teach Grant)
ヘンリー・バワーズ (少年時代): ニコラス・ハミルトン(Nicholas Hamilton)
エイドリアン・メロン:グザヴィエ・ドラン(Xavier Dolan)
ドン・ハガティ:テイラー・フレイ(Taylor Frey)
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