2017年にアメリカで制作された映画『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』(原題:It)は、スティーヴン・キングの同名小説をもとにしたホラー映画です。
ビル・スカルスガルドがペニーワイズを演じ、話題となりました。
- 『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』の挿入曲
- 1989年6月、ルーザーズが学校の廊下を歩きながらバル・ミツワーの儀式について話す
- べバリーが学校の裏門から外に出て、自転車で道をふさいているベンに話しかける(ベンがヘッドホンで聴いている曲)
- アルバムにサインをして去って行くべバリーに向かってベンが曲のタイトルを引用して声かけをする
- マイクがヘンリー達の車に轢かれそうになり罵声を浴びせられる(車で流れる曲)
- 路地裏でビル達から応急手当てを受けるベンに、ベバリーが曲のタイトルを引用して声かけをする
- 岩場で仰向けに寝そべるべバリーの姿に少年たちの目が釘付けになる(ラジカセで流す曲)
- ベバリーがベンの部屋のドアに貼られたニュー・キッズ・オン・ザ・ブロックのポスターに気づきベンにそっと微笑みかける
- ルーザーズがべバリーの自宅のバスルームの血痕を拭き取る
- 川の両岸でヘンリー達不良グループとルーザーズが石をぶつけ合う
- ルーザーズがバラバラになり、それぞれの日常を過ごす
- 『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』のサントラ
- 『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』キャスト・スタッフ
『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』の挿入曲
『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』の挿入曲を流れた順番に紹介していきます。(ネタバレにご注意ください)
1989年6月、ルーザーズが学校の廊下を歩きながらバル・ミツワーの儀式について話す
ラブ・リムーバル・マシン
| Artist | ザ・カルト(The Cult) 1983年に結成されたイギリスのハードロックバンド。 |
| リリース | 1987年 |
| 作曲者 | The Cult イアン・アストベリー(Ian Astbury) ビリー・ダフィー(Billy Duffy) |
べバリーが学校の裏門から外に出て、自転車で道をふさいているベンに話しかける(ベンがヘッドホンで聴いている曲)
ユー・ゴット・イット(ライト・スタッフ)
| Artist | ニュー・キッズ・オン・ザ・ブロック(New Kids On The Block) 1984年に結成されたアメリカの5人組ボーイズ・グループ。 |
| リリース | 1988年 |
| 作曲者 | モーリス・スター(Maurice Starr) アメリカのミュージシャン/ソングライター/プロデューサー、1953年生まれ。 |
この後「路地裏でビル達から応急手当てを受けるベンに、ベバリーが曲のタイトルを引用して声かけをする」でもこの曲が使われています。
アルバムにサインをして去って行くべバリーに向かってベンが曲のタイトルを引用して声かけをする
プリーズ・ドント・ゴー・ガール~僕にまかせて~
| Artist | ニュー・キッズ・オン・ザ・ブロック(New Kids On The Block) 1984年に結成されたアメリカの5人組ボーイズ・グループ。 |
| リリース | 1988年 |
| 作曲者 | モーリス・スター(Maurice Starr) アメリカのミュージシャン/ソングライター/プロデューサー、1953年生まれ。 |
マイクがヘンリー達の車に轢かれそうになり罵声を浴びせられる(車で流れる曲)
シックス・シックス・シックス
| Artist | アンヴィル(Anvil) 1978年にトロントで結成されたカナダのヘヴィメタル・バンド。 |
| リリース | 1982年 |
| 作曲者 | Anvil スティーヴ・クドロー(Steven Kudlow) ロブ・ライナー(Robb Reiner) イアン・ディクソン(Ian Dickson) デイブ・アリソン(Dave Allison, – 2024) |
路地裏でビル達から応急手当てを受けるベンに、ベバリーが曲のタイトルを引用して声かけをする
ユー・ゴット・イット(ライト・スタッフ)
| Artist | ニュー・キッズ・オン・ザ・ブロック(New Kids On The Block) 1984年に結成されたアメリカの5人組ボーイズ・グループ。 |
| リリース | 1988年 |
| 作曲者 | モーリス・スター(Maurice Starr) アメリカのミュージシャン/ソングライター/プロデューサー、1953年生まれ。 |
「べバリーが学校の裏門から外に出て、自転車で道をふさいているベンに話しかける(ベンがヘッドホンで聴いている曲)」でもこの曲が使われていました。
岩場で仰向けに寝そべるべバリーの姿に少年たちの目が釘付けになる(ラジカセで流す曲)
バスト・ア・ムーヴ
| Artist | ヤングMC(Young MC) アメリカの歌手/俳優/ラッパー、1967年ロンドン生まれ。 『バスト・ア・ムーヴ』(1989) で、グラミー賞(最優秀ラップパフォーマンス賞)を受賞した。 |
| リリース | 1988年 |
| 作曲者 | Marvin Young, Matt Dike, Michael Ross, Luther Rabb and Jim Walters |
『Bust a Move』には、以下の曲がサンプリングされています。
『Found a Child』(1970) – ボーリン・ジャック(Ballin’ Jack)
『Daytime Hustler』(1972) – ベット・ミドラー(Bette Midler)
ベバリーがベンの部屋のドアに貼られたニュー・キッズ・オン・ザ・ブロックのポスターに気づきベンにそっと微笑みかける
邦題『NEW KIDS, ストリート・タフ宣言』
| Artist | ニュー・キッズ・オン・ザ・ブロック(New Kids On The Block) 1984年に結成されたアメリカの5人組ボーイズ・グループ。 |
| リリース | 1988年 |
| 作曲者 | モーリス・スター(Maurice Starr) アメリカのミュージシャン/ソングライター/プロデューサー、1953年生まれ。 |
ルーザーズがべバリーの自宅のバスルームの血痕を拭き取る
シックス・ディファレント・ウェイズ
| Artist | ザ・キュアー(The Cure) 1978年にクローリーで結成されたイギリスのニューウェーブ/ポストパンク/ポップロックバンド。 |
| リリース | 1985年 |
| 作曲者 | ロバート・スミス(Robert Smith) イギリスのミュージシャン/歌手/ソングライター/プロデューサー、1959年生まれ。ロックバンド「ザ・キュアー」The Cure) の唯一のオリジナルメンバー。 |
川の両岸でヘンリー達不良グループとルーザーズが石をぶつけ合う
アンチソーシャル
| Artist cover ver. | アンスラックス(Antisocial) 1981年にニューヨークで結成されたアメリカのスラッシュメタルバンド。 |
| リリース | 1988年 |
| 作曲者 | Trust ベルニー・ボンヴォワザン(Bernie Bonvoisin) ノルベール・クリエフ(Norbert Krief) |
| ジミー・パーシー(Jimmy Pursey) イギリスのロックミュージシャン、1955年生まれ。パンクロックバンド「シャム69」(Sham 69) の創設メンバー。 | |
| Original ver. | 1980年:トラスト(Trust) 1977年にパリで結成されたフランスのハードロックバンド。 |
『Antisocial』は、フランスのハードロックバンド、トラスト(Trust)の1980年のヒット曲です。ここでは英語の歌詞が付けられたヒット・カバー・バージョンが使われています。
ルーザーズがバラバラになり、それぞれの日常を過ごす
ディア・ゴッド
| Artist | XTC(エックス・ティー・シー) 1972年にスウィンドンで結成されたイギリスのロックバンド。 |
| リリース | 1986年 |
| 作曲者 | アンディ・パートリッジ(Andy Partridge) イギリスのギタリスト/シンガーソングライター/音楽プロデューサー、1953年生まれ。ロックバンド「XTC」のボーカリスト/ギタリスト。 |
『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』のサントラ
『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』はベンジャミン・ウォルフィッシュ(Benjamin Wallfisch)が音楽を担当しました。
ベンジャミン・ウォルフィッシュは、イギリス・ロンドン出身の作曲家です。ハンス・ジマーの映画音楽プロダクション「リモート・コントロール・プロダクション」の一員として活動しており、『シャザム!』や『ブレードランナー 2049』の音楽を手掛けたことで知られています。
※サントラ収録曲
1. 27年周期の惨劇
2. 紙で作ったボート
3. ジョージー、ペニーワイズに喰われる
4. 呪われた町デリー
5. 川へ逃げろ
6. 首なしエッグボーイの襲撃
7. ひとりぼっちのベバリー
8. ピエロと遊ぼう
9. 君も浮かぶんだ
10. 変化(へんげ)する者
11. 襲いくるホックスケッター
12. 洗面所のベバリー
13. デリー、惨劇の歴史
14. 君の髪は一月の残り火
15. マイクを助けよう
16. これは夢なんかじゃない
17. 恐怖のスライド・ショー
18. ジョージーのテーマ
19. ビルが普通に話してる
20. ネイボルト通り29番地
21. 浮く時間だよ
22. “それ”が欲するもの
23. やめないと死ぬよ
24. ふたたびネイボルトへ
25. 井戸の奥へ
26. ペニーワイズの塔
27. 真っ暗闇
28. スタンリーが消えた
29. ベバリーを助けろ
30. ジョージーとの再会
31. 変化(へんげ)
32. お前の恐怖を喰ってやる
33. ようこそ、ルーザーズ・クラブへ
34. ジョージーのレインコート
35. 血の誓い
36. 初めてのキス
37. 27年周期の惨劇 (リプライズ)
38. エピローグ~踊るペニーワイズ
『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』キャスト・スタッフ
| 監督 | アンディ・ムスキエティ(Andy Muschietti) |
| 脚本 | チェイス・パーマー(Chase Palmer) |
| ゲイリー・ドーベルマン(Gary Dauberman) | |
| キャリー・フクナガ(Cary Fukunaga) | |
| 原作 | スティーヴン・キング(Stephen King) |
| 製作 | ロイ・リー(Roy Lee) |
| ダン・リン(Dan Lin) | |
| セス・グレアム=スミス(Seth Grahame-Smith) | |
| デビッド・カッツェンバーグ(David Katzenberg) | |
| 音楽 | ベンジャミン・ウォルフィッシュ(Benjamin Wallfisch) |
| 配給 | ワーナー・ブラザース・ピクチャーズ |
| 公開 | 2017年9月8日 |
| 2017年11月3日 | |
| 上映時間 | 135分 |
ビル・デンブロウ:ジェイデン・リーバハー(Jaeden Martell)
ベン・ハンスコム:ジェレミー・レイ・テイラー(Jeremy Ray Taylor)
リッチー・トージア:フィン・ウォルフハード(Finn Wolfhard)
ベバリー・マーシュ:ソフィア・リリス(Sophia Lillis)
スタンリー・ユリス:ワイアット・オレフ(Wyatt Oleff)
マイク・ハンロン:チョーズン・ジェイコブス(Chosen Jacobs)
エディ・カスプブラク:ジャック・ディラン・グレイザー(Jack Dylan Grazer)
ペニーワイズ/ボブ・グレイ:ビル・スカルスガルド(Bill Skarsgård)
ジョージー・デンブロウ:ジャクソン・ロバート・スコット(Jackson Robert Scott)
ヘンリー・バワーズ:ニコラス・ハミルトン(Nicholas Hamilton)
ベルチュ・ハギンズ:ジェイク・シム(Jake Sim)
パトリック・ホックステッター:オーウェン・ティーグ(Owen Teague)
ビクター・クリス:ローガン・トンプソン(Logan Thompson)
グレッタ:メーガン・シャルパンティエ(Megan Charpentier)
ミスター・マーシュ:ステファン・ボガルト(Stephen Bogaert)
シャロン・デンブロウ:ピップ・ドワイヤー(Pip Dwyer)
ザック・デンブロウ:ジェフリー・ポウンセット(Geoffrey Pounsett)
ラビ・ユリス:アリ・コーエン(Ari Cohen)
スタンリーの母:ジャネット・ポーター(Janet Porter)
リロイ・ハンロン:スティーヴン・ウィリアムズ(Steven Williams)
ソニア・カスプブラグ:モリー・アトキンソン(Molly Atkinson)
バワーズ警察官:スチュアート・ヒューズ(Stuart Hughes)
キーン:ジョー・ボスティック(Joe Bostick)
スターレット:エリザベス・ソーンダース(Elizabeth Saunders)
ホーボー:ハビエル・ボテット(Javier Botet)
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