2014年にアメリカで制作された映画『ジョン・ウィック』(原題:John Wick)は、妻と平穏な生活を送るために引退した殺し屋ジョン・ウィックが、亡き妻から贈られた子犬を殺されたことから始まる復讐劇です。
監督はチャド・スタエルスキとデヴィッド・リーチがつとめ、ジョン・ウィック役をキアヌ・リーブスが演じました。
- 2014年公開『ジョン・ウィック』(現在のページ)
- 2017年公開
- 2019年公開
- 2023年公開
- 2025年公開
『ジョン・ウィック』の挿入曲
『ジョン・ウィック』の挿入曲を流れた順番に紹介していきます。(ネタバレにご注意ください)
ガソリンスタンドに入ってくるヨセフの車から流れる曲
Artist | T-Bo アメリカのラッパー、1976年生まれ。 |
Feat. ベンジー・B(Bengie B) イギリスのDJ/ラジオパーソナリティ/音楽プロデューサー、1978年生まれ。 | |
リリース | 2012年 |
作曲者 | Jason Paul Thibeau, Roy Whitney Anthony and Benjamin Smith |
整備工場に入ってくるマスタングから流れる曲(ヨセフが運転)
Artist | T-Bo アメリカのラッパー、1976年生まれ。 |
作曲者 | Jason Paul Thibeau and Michael Gniewkowski |
ヴィゴが暖炉の前のソファーに腰掛けて口ずさむ曲
歌詞を「灰色の狼」から「ブギーマン」に変えて歌う
『Russian Lullaby』(Bayu Bayushki Bayu)は、ロシアに古くから伝わる子守唄です。
ベットの端で寝ているとオオカミにさらわれて森に埋められてしまうよ・・・という内容の歌詞です。
マーカスがジョン殺しの仕事を引き受け、その準備を始める
ジョンが車でコンチネンタルホテルに向かうシーン
キリング・ストレンジャーズ
Artist | マリリン・マンソン(Marilyn Manson) 1989年にフロリダ州フォートローダーデールで結成されたアメリカのロックバンド。 奇抜で過激なパフォーマンスで注目を集め、90年代に一世を風靡した。 |
タイラー・ベイツ(Tyler Bates) アメリカの音楽プロデューサー/作曲家/ギタリスト、1965年カリフォルニア州ロサンゼルス生まれ。 アクションやホラー作品を中心に数多くの映画音楽を手がける。2018年までマリリン・マンソンのギタリストとして活動していた。 | |
リリース | 2015年 |
作曲者 | マリリン・マンソン(Marilyn Manson) アメリカのロックミュージシャン、1969年オハイオ州カントン生まれ。 自身の名を冠したロックバンド「マリリン・マンソン」(Marilyn Manson) のリードボーカリスト。芸名は、女優マリリン・モンローとカルトリーダーのチャールズ・マンソンからとられている。 |
タイラー・ベイツ(Tyler Bates) |
『Killing Strangers』は、マリリン・マンソンの9枚目のスタジオアルバム『The Pale Emperor』に収録されている曲です。
ベトナム戦争に従軍し心的外傷後ストレス障害(PTSD)を発症した父親に触発されて書いたマンソンの詩に、タイラー・ベイツ(Tyler Bates)が曲をつけて作られました。
この後「ヴィゴがマーカスを拘束し殺害する」でもこの曲が使われています。
コンチネンタルホテルのバーで演奏されている曲
ジョンが支配人のウィンストンと話をするシーン
Artist cover ver. | The Candy Shop Boys featuring Jesse Elder, Matt Parker, Scott Tixier, Sophia Urista, Arthur Vint and Kenball Zwerin |
作曲者 | レナード・フェザー(Leonard Feather, 1914-1994) アメリカで活躍したイギリス生まれのジャズピアニスト/作曲家/作家/評論家/プロデューサー。 |
ライオネル・ハンプトン(Lionel Hampton, 1908-2002) アメリカのジャズ・ビブラフォン奏者/ピアニスト/パーカッショニスト/バンドリーダー。 | |
Original ver. | 1941年:ホット・リップス・ページ・トリオ(Hot Lips Page Trio) |
ヨセフが仲間と酒を飲むジャグジーで流れる曲
Artist | M86 and Susie Q |
リリース | 2014年:Soundtrack『ジョン・ウィック』 |
作曲者 | Ali Dee, Susan Paroff, Sérgio Cabral, Sarai Howard and Bryan Spitzer |
ジョンが警備を倒しヨセフに近づいて行くシーン
Artist | カレイダ(Kaleida) イギリスのエレクトロニック・ダンスポップ・デュオ。 |
リリース | 2015年 |
作曲者 | カレイダ(Kaleida) |
ロシア教会のオルガンで演奏される曲
邦題『歓喜の歌』
作曲者 | ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(Ludwig van Beethoven, 1770-1827) ドイツの作曲家。ウィーンの古典音楽を最高の発展に導き、ロマン派音楽への道を切り開いた音楽史において極めて重要な作曲家の一人。聴力を失いながらも音楽への情熱を燃やし続け、数々の名曲を生み出したその偉業から日本では「楽聖」として称えられる。 |
作曲年 | 1824年 |
『歓喜の歌』は、ドイツの劇作家フリードリヒ・シラー(Friedrich Schiller, 1759-1805)が1785年に書いた頌歌です。人類の団結と兄弟愛の理想を讃えるメッセージが込められています。
ドイツの作曲家ベートーヴェンは『交響曲第9番 ニ短調 作品125』の第4楽章の独唱/合唱の歌詞に『歓喜の歌』を引用しました。 “主題と変奏” の形式で書かれた主題は『歓喜の歌』(Ode to Joy)と呼ばれ、欧州連合(EU) の公式賛歌に選ばれるなど世界中で多くの人に親しまれています。
ジョンがブルックリンの隠れ家でヨセフを殺害する
Artist | シスカンドラ・ノスタルジア(Ciscandra Nostalghia) アメリカのシンガーソングライター/ミュージシャン/詩人。 |
リリース | 2014年:Soundtrack『ジョン・ウィック』 |
作曲者 | シスカンドラ・ノスタルジア(Ciscandra Nostalghia) タイラー・ベイツ(Tyler Bates) |
この後『エンドクレジット 2曲目』でもこの曲が使われています。
ヴィゴがマーカスを拘束し殺害する
キリング・ストレンジャーズ
Artist | マリリン・マンソン(Marilyn Manson) |
タイラー・ベイツ(Tyler Bates) | |
リリース | 2015年 |
作曲者 | マリリン・マンソン(Marilyn Manson) タイラー・ベイツ(Tyler Bates) |
「マーカスがジョン殺しの仕事を引き受け、その準備を始める」でもこの曲がつかわれていました。
『ジョン・ウィック』のサントラ
『ジョン・ウィック』はタイラー・ベイツ(Tyler Bates)とジョエル・J・リチャード(Joel J. Richard)が音楽を担当しました。
タイラー・ベイツは、アメリカ・カリフォルニア州出身のミュージシャン/ギタリストです。ロブ・ゾンビやデヴィッド・リーチ監督の映画作品の音楽を担当していることで知られています。
※サントラ収録曲
1. 傷だらけの男(Every Ending Has A Beginning)
2. 伝説の殺し屋(Story Of Wick)
3. 悲嘆に暮れるジョン(John Mourns)
4. 暗殺者との激闘(Assassins)
5. 亡き妻からの手紙(Dear John)
6. 子犬のデイジー(Daisy)
7. イーヴル・マン・ブルース(Evil Man Blues)
8. レッド・サークル(The Red Circle)
9. 「狼をヒヨコで釣る」(Lure The Wolf)
10. トラブルメーカー・ヨセフ(Iosef The Terrible)
11. チョップ・ショップ(Chop Shop)
12. ブギーマン(Baba Yaga)
13. ヨセフを捜せ(On The Hunt)
14. イン・マイ・マインド(In My Mind)
15. ドラウニング(The Drowning)
16. シンク(Think)
17. LEDスパイラルズ(LED Spirals)
18. ショッツ・ファイアード(Shots Fired)
19. 旧友マーカス(Old Friend Marcus)
20. ジョン vs. パーキンズ(Hotel Throw Down)
21. 怒りの反撃(Warehouse Smack Down)
22. フー・ユー・トーキン・トゥー・マン?(Who You Talkin’ To Man?)
23. 会員資格失効(Membership Revoked)
24. 不運な神父(Unfortunate Priest)
25. ドックでの銃撃戦(Dock Shootout)
26. 因縁の対決(No More Guns)
27. 「また会おう」(Be Seeing You)

『ジョン・ウィック』キャスト・スタッフ
監督 | チャド・スタエルスキ(Chad Stahelski) |
デヴィッド・リーチ(David Leitch) | |
脚本 | デレク・コルスタット(Derek Kolstad) |
製作 | ベイジル・イヴァニク(Basil Iwanyk) |
デヴィッド・リーチ(David Leitch) | |
エヴァ・ロンゴリア(Eva Longoria) | |
マイケル・ウィザリル(Michael Witherill) | |
音楽 | タイラー・ベイツ(Tyler Bates) |
ジョエル・J・リチャード(Joel J. Richard) | |
配給 | ポニーキャニオン |
公開 | 2014年10月24日 |
2015年10月16日 | |
上映時間 | 101分 |
ジョン・ウィック(ジョナサン・ウィック):キアヌ・リーブス(Keanu Reeves)
ヴィゴ・タラソフ:ミカエル・ニクヴィスト(Michael Nyqvist)
ヨセフ・タラソフ:アルフィー・アレン(Alfie Allen)
アヴィ:ディーン・ウィンタース(Dean Winters)
グレゴリ:オマー・バーネア(Omer Barnea)
ヴィクター:トビー・レナード・ムーア(Toby Leonard Moore)
キリル:ダニエル・バーンハード(Daniel Bernhardt)
クズマ:キース・ジャーディン(Keith Jardine)
ニコライ:タイット・フレッチャー(Tait Fletcher)
フランシス:ケビン・ナッシュ(Kevin Nash)
マーカス:ウィレム・デフォー(Willem Dafoe)
ミズ・パーキンズ:エイドリアンヌ・パリッキ(Bridget Moynahan)
ハリー:クラーク・ピータース(Clarke Peters)
ウィンストン:イアン・マクシェーン(Ian McShane)
シャロン:ランス・レディック(Lance Reddick)
アディ:ブリジット・リーガン(Bridget Regan)
オーレリオ:ジョン・レグイザモ(John Leguizamo)
ジミー:トーマス・サドスキー(Thomas Sadoski)
医者:ランドール・ダク・キム(Randall Duk Kim)
チャーリー:デヴィッド・パトリック・ケリー(David Patrick Kelly)
ヘレン・ウィック:ブリジット・モイナハン(Bridget Moynahan)
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