『オペレーション・フォーチュン』の挿入曲とサントラ | 挿入曲を全曲紹介Filmmusik
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映画×音楽
ガイ・リッチー(Guy Ritchie)
音楽担当:クリストファー・ベンステッド(Christopher Benstead)
ジェイソン・ステイサム(Jason Statham)ヒュー・グラント(Hugh Grant)

『オペレーション・フォーチュン』の挿入曲とサントラ

『オペレーション・フォーチュン』(原題:Operation Fortune: Ruse de Guerre)は、ガイ・リッチー監督によるスパイ・アクション映画です。裏世界で100億ドルの価値をつけられた「ハンドル」をめぐるスパイチームの攻防が描かれています。

ジェイソン・ステイサムが主演を務め、ヒュー・グラントやジョシュ・ハートネットが出演しています。

『オペレーション・フォーチュン』の挿入曲

『オペレーション・フォーチュン』の挿入曲を流れた順番に紹介していきます。(ネタバレにご注意ください。)

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オープニング(ネイサンがMI6司令部の廊下を歩く靴音と重なるように流れる曲)

The Handle
リリース2023年:Soundtrack『オペレーション・フォーチュン』
作曲者クリストファー・ベンステッド(Chris Benstead)
イギリスの映画音楽作曲家/編曲家/リレコーディングミキサー/マルチ楽器奏者。
SFサスペンス映画『ゼロ・グラビティ』(2013) でリレコーディングミキサーを務め、アカデミー録音賞を受賞した。

グレッグの慈善パーティ(バーで流れている曲)

@カンヌ、船上パーティ(船内のバーで、ミカエラ(サラ)とオーソンが役割を決め、任務に向かうシーン)

7 Heures Du Matin
邦題『午前7時』
Artistジャクリーヌ・タイエブ(Jacqueline Taïeb)
フランスのシンガーソングライター、1948年チュニジア生まれ。
60年代に流行した「イェイェ・ブーム」を代表する歌手としてカルト的人気を博した。
リリース1967年
作曲者ジャクリーヌ・タイエブ

『7 Heures Du Matin』には、以下の曲がサンプリングされています。
『My Generation』(1965) – ザ・フー(The Who)
『Tutti Frutti』(1956) – エルヴィス・プレスリー(Elvis Presley)

オーソンがマフィアの邸宅へ侵入し金庫を開ける(寝室のテレビで流れる映画の曲)

(遠方からアシストするサラがマイクで歌い、オーソンが口笛を吹く)

Raindrops Keep Fallin’ on my Head
邦題『雨にぬれても』
ArtistB・J・トーマス(B.J. Thomas, 1942-2021)
アメリカのポピュラー歌手。映画『明日に向って撃て!』(1969) の主題歌『雨にぬれても』を歌い世界的知名度を獲得。60年のキャリアを通じて、7,000万枚以上のアルバムを売り上げグラミー賞を5度受賞した。
リリース1969年:Soundtrack『明日に向って撃て!』
作曲者バート・バカラック(Burt Bacharach, 1928-2023)
アメリカの作曲家/音楽プロデューサー/楽団指揮者。
幼少期にピアノ、ドラム、チェロを学び、10代の頃にジャズに興味を持ちマンハッタンの52丁目(当時のジャズの中心地)に出入りするようになる。マネス音楽大学、ウェスト音楽アカデミーで音楽を学び、ナチスのヨーロッパ侵攻を避けアメリカに逃れていたボフスラフ・マルティヌー(チェコ出身の作曲家)、ダリウス・ミヨー(フランス6人組の一人)などにも作曲を師事。
50年代にはドイツ出身の女優/歌手マレーネ・ディートリヒと組み注目を集め、その後、作詞家のハル・デヴィッドとのコンビで多くのヒット曲を生み出した。
映画『明日に向って撃て!』(1969) の音楽を手掛け、アカデミー作曲賞/歌曲賞の2冠を受賞。
ハル・デヴィッド(Hal David, 1921-2012)
バート・バカラックとの共作で知られるアメリカの作詞家。
映画『明日に向って撃て!』(1969) の主題歌『雨にぬれても』の作詞を手掛け、アカデミー歌曲賞を受賞した。

『Raindrops Keep Fallin’ on My Head』は、1969年のアメリカ映画『明日に向って撃て!』(原題:Butch Cassidy and the Sundance Kid)の主題歌です。

別荘を訪れたダニー達にグレッグがステーキを振る舞う(ディナータイムに流れる曲)

@トルコ、アンタルヤ(グレッグの別荘)

Le nozze di Figaro, K. 492, Act III – “Che soave zeffiretto”
歌劇《フィガロの結婚》第3幕 – 手紙の二重唱「そよ風に寄せて」
作曲者ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(Wolfgang Amadeus Mozart, 1756 -1791)
18世紀古典派を代表するオーストリアの作曲家。
幼い頃から並外れた音楽の才能を示し「神童」と呼ばれる。5歳ですでに作曲を始め35歳の若さで亡くなるまで600を超える作品を作る。オペラ、協奏曲、交響曲、室内楽、器楽曲などあらゆるジャンルにわたり名作を残し西洋音楽に大きな影響を与えた。
初演1786年、ウィーン

『フィガロの結婚』は、フランスの劇作家ボーマルシェ(Beaumarchais)が書いた戯曲をもとにモーツァルトが作ったイタリア語のオペラです。

ここで流れている『そよ風に寄せて』は、伯爵夫人とその侍女スザンナが浮気者の伯爵をこらしめるために偽の手紙を書く場面で歌う二重唱で『手紙の二重唱』とも呼ばれています。

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『オペレーション・フォーチュン』のサントラ

『オペレーション・フォーチュン』はクリストファー・ベンステッド(Christopher Benstead)が音楽を担当しました。クリストファー・ベンステッドは、イギリス出身の作曲家です。

近年は『キャッシュトラック』や『コヴェナント/約束の救出』などガイ・リッチーの監督作品で音楽を手掛けています。

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『オペレーション・フォーチュン』キャスト・スタッフ

監督ガイ・リッチー(Guy Ritchie)
脚本アイヴァン・アトキンソン(Ivan Atkinson)
マーン・デイヴィス(Marn Davies)
ガイ・リッチー(Guy Ritchie)
製作アイヴァン・アトキンソン(Ivan Atkinson)
ビル・ブロック(Bill Block)
音楽クリストファー・ベンステッド(Christopher Benstead)
配給 キノフィルムズ
公開 2023年3月3日
2023年10月13日
上映時間114分

オーソン・フォーチュン:ジェイソン・ステイサム(Jason Statham)
サラ・フィデル:オーブリー・プラザ(Aubrey Plaza)
ネイサン・ジャスミン:ケイリー・エルウィス(Cary Elwes)
グレッグ・シモンズ:ヒュー・グラント(Hugh Grant)
ダニー・フランチェスコ:ジョシュ・ハートネット(Josh Hartnett)
JJ・デイヴィス:バグジー・マローン(Bugzy Malone)
ナイトン:エディ・マーサン(Eddie Marsan)
マイク:ピーター・フェルディナンド(Peter Ferdinando)
エミリア:ロールデス・ファブレス(Lourdes Faberes)
ベン・ハリス:マックス・ビーズリー(Max Beesley)
マーシャ:ユージニア・クズミナ(Eugenia Kuzmina)
ヴィヴィアン:ベステムス・オズデミア(Bestemsu Özdemir)
カーサ:カーン・ウルガンジオグル(Kaan Urgancıoğlu)
トレント:トム・ローゼンタール(Tom Rosenthal)

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