2007年、アメリカで制作された『ダージリン急行』(原題:The Darjeeling Limited)は、ウェス・アンダーソン監督によるコメディ映画です。脚本はウェス・アンダーソンとロマン・コッポラ、ジェイソン・シュワルツマンが共同で執筆しました。
父親の葬儀から1年後、長男の呼びかけで三兄弟が集まり、ダージリン急行に乗ってインドを旅する様子が描かれています。オーウェン・ウィルソン、エイドリアン・ブロディ、ジェイソン・シュワルツマンが三兄弟を演じました。
- 『ダージリン急行』の挿入曲
- ビジネスマンを乗せたタクシーが猛スピードで走るシーン
- ピーターがダージリン急行に飛び乗るシーン
- 三兄弟の再会シーン
- 三兄弟が煙草を吸いにキャビンを出るシーン
- 三兄弟が食堂車で過ごすシーン
- ピーターが父親の鍵を持っていることにフランシスが気づくシーン
- ジャックが廊下に出てリタを待ち伏せするシーン
- 三兄弟が市場で買い物をするシーン
- フランシスが靴磨きの少年に靴を片方持って行かれるシーン
- 寺院を出た三兄弟が列車に飛び乗るシーン
- ジャックがiPodで流す曲
- 三兄弟がデッキで煙草を吸うシーン
- 三兄弟が丘の上で孔雀の羽の儀式をするシーン
- 汽笛を聞いた三兄弟が砂丘を駆け降りるシーン
- ジャックが兄弟にペッパースプレーを噴射し逃げるシーン
- 列車を降りるジャックとリタの別れのシーン
- 焚き火を囲む夜、ジャックがiPodで流す曲
- 三兄弟が子供を救いに川に入りピーターが流されてしまうシーン
- 村を出発するバスの中で聞こえてくる曲
- 三兄弟が少年の葬儀に出席するシーン
- リムジンで父親の葬儀に向かう | 回想シーン
- 修理工場の主人が扉を開ける | 回想シーン
- ピーターが車の鍵を取りに修理工場事務所の扉を開ける | 回想シーン
- 三兄弟が空港の国際線出発ロビーで過ごすシーン
- ピーターが運転するバイクに三人乗りし、母親のもとにむかうシーン
- 修道院のベッドルームで、ジャックがiPodで流す曲
- 母親と三兄弟が静かな時間を過ごすシーン
- 三兄弟が岩山を登り孔雀の羽の儀式をするシーン
- 三兄弟が鞄を投げ捨て列車に飛び乗るシーン
- ラストシーン、エンドクレジット 1曲目
- エンドクレジット 2曲目
- 『ダージリン急行』のサントラ
- 『ダージリン急行』キャスト・スタッフ
『ダージリン急行』の挿入曲
『ダージリン急行』の挿入曲を流れた順番に紹介していきます。(ネタバレにご注意ください)
ビジネスマンを乗せたタクシーが猛スピードで走るシーン
Title Music
アーティスト:Ustad Vilayat Khan
リリース年:1958年
このシーンで使われている『Title Music』は、1958年のインド・ベンガル映画『Jalsaghar』のテーマ曲です。映画の音楽を担当したシタール奏者ウスタッド・ヴィラヤト・カーンが曲を作りました。
ピーターがダージリン急行に飛び乗るシーン
This Time Tomorrow
アーティスト:The Kinks
リリース年:1970年
キンクス(The Kinks)は、1963年にデイヴィス兄弟によって結成された英国ロックバンドです。『This Time Tomorrow』は、8thスタジオアルバム『ローラ対パワーマン、マネーゴーラウンド組第一回戦』(原題:Lola Versus Powerman and the Moneygoround, Part One)に収録されています。
三兄弟の再会シーン
Title Music
アーティスト:Satyajit Ray
リリース年:1961年
このシーンで使われている『Title Music』は、1961年のインド・ベンガル語アンソロジー映画『三人の娘』(Teen Kanya) のテーマ曲です。監督・脚本を務めたサタジット・レイが曲を書いています。
三兄弟が煙草を吸いにキャビンを出るシーン
Music
作曲: Jyotirindra Moitra
リリース年:1963年
このシーンで使われている『Music』は、1963年のインド映画『The Householder』のオリジナルサウンドトラックです。インドの作曲家、ジョーティリンドラ・モイトラが作りました。
フランシスは廊下を歩きながら協定を発表し兄弟に日程表を手渡します。
三兄弟が食堂車で過ごすシーン
Music
作曲:Ravi Shankar
リリース年:1955年
このシーンで使われている『Music』は、サタジット・レイ監督による1955年のインド・ベンガル語ドラマ映画『大地のうた』(Pat-her Panchali)のオリジナルサウンドトラックです。映画の音楽を担当したシタール奏者ラヴィ・シャンカルが曲を作りました。
ピーターが父親の鍵を持っていることにフランシスが気づくシーン
Ruku’s Room
アーティスト:Satyajit Ray
リリース年:1979年
『Ruku’s Room』は、1979年のインド・ベンガル語ミステリー映画『Joi Baba Felunath』で使われた曲です。監督・脚本を務めたサタジット・レイが曲を書いています。
@ダージリン急行、キャビン
ジャックが廊下に出てリタを待ち伏せするシーン
Charu’s Theme
アーティスト:Satyajit Ray
リリース年:1964年
『Charu’s Theme』は、1964年のインド映画『チャルラータ』のオリジナルサウンドトラックです。監督・脚本を務めたサタジット・レイが曲を書いています。
この後「列車を降りるジャックとリタの別れのシーン」でもこの曲が使われています。
三兄弟が市場で買い物をするシーン
Title Music
作曲:Shankarsingh Raghuwanshi、 Jaikishan Dayabhai Panchal
リリース年:1970年
このシーンで使われている『Title Music』は、1970年のインド映画『Bombay Talkie』のオリジナルサウンドトラックです。映画の音楽を担当したインドの作曲家コンビ、シャンカール・ジャイキシャンとジャイキシャン・ダヤバイ・パンチャルの二人が作りました。
この後以下のシーンでもこの曲が使われています。
「三兄弟が国際線出発ロビーで過ごすシーン」
「エンドクレジット 2曲目」
フランシスが靴磨きの少年に靴を片方持って行かれるシーン
Music
アーティスト:Satyajit Ray
リリース年:1962年
このシーンで使われている『Music 』は、1962年のインド映画『カンチェンジュンガ』(Kanchenjungha)のオリジナルサウンドトラックです。監督・脚本・音楽全てを担当したサタジット・レイが曲を書いています。
寺院を出た三兄弟が列車に飛び乗るシーン
Montage
アーティスト:Satyajit Ray
リリース年:1970年
このシーンで使われている『Title Music』は、1970年のインド・ベンガル映画『Baksa Badal 』のテーマ曲です。映画の脚本と音楽を担当したサタジット・レイが作りました。
市場でピーターは毒蛇を、ジャックはペッパースプレーを買い、再びダージリン急行の旅が始まりました。
ジャックがiPodで流す曲
Where Do You Go to (My Lovely)
アーティスト:Peter Sarstedt
リリース年:1969年
『Where Do You Go to (My Lovely)』は、インド生まれのイギリス人歌手ピーター・サルステッドの曲です。ピーターは、兄のリチャード、弟のクライブと3人で「The Sarstedt Brothers」というバンドを作り活躍していました。
客室乗務員リタが三兄弟のキャビンにお茶を運んで来るシーン。
ピーターは毒蛇がいなくなったことを兄弟に告白。車掌は騒ぎを起こした三兄弟に次の駅で降りるよう言います。
三兄弟がデッキで煙草を吸うシーン
Farewell to Earnest
作曲:Ustad Ali Akbar Khan
リリース年:1963年
『Farewell to Earnest』は、1963年のインド映画『The Householder』のオリジナルサウンドトラックです。映画の音楽を担当したヒンドゥスターニー古典音楽家アリ・アクバル・カーンが曲を作りました。
三兄弟が丘の上で孔雀の羽の儀式をするシーン
『Mrinmoyee Sad Samapti』は、1961年のインド・ベンガル語アンソロジー映画『三人の娘』(Teen Kanya) のオリジナルサウンドトラックです。監督・脚本を務めたサタジット・レイが曲を書いています。
列車が迷子になるシーン。
フランシスは母親がヒマラヤの修道院にいて6日後にそこを訪れる予定だと兄弟に話します。
汽笛を聞いた三兄弟が砂丘を駆け降りるシーン
The Deserted Ballroom
アーティスト:Satyajit Ray
リリース年:1965年
『The Deserted Ballroom』は、1965年の映画『インドのシェイクスピア』(原題:Shakespeare-Wallah)のオリジナルサウンドトラックです。映画の音楽を担当したサタジット・レイが作りました。
ジャックが兄弟にペッパースプレーを噴射し逃げるシーン
Music
作曲:Ravi Shankar
リリース年:1956年
このシーンで使われている『Music』は、サタジット・レイ監督による1956年のインド・ベンガル語ドラマ映画『アパラヒート』(Aparajito)のオリジナルサウンドトラックです。映画の音楽を担当したシタール奏者ラヴィ・シャンカルが曲を作りました。
列車を降りるジャックとリタの別れのシーン
Charu’s Theme
アーティスト:Satyajit Ray
リリース年:1964年
『Charu’s Theme』は、1964年のインド映画『チャルラータ』のオリジナルサウンドトラックです。監督・脚本を務めたサタジット・レイが曲を書いています。
「ジャックが廊下に出てリタを待ち伏せするシーン」でもこの曲が使われていました。
焚き火を囲む夜、ジャックがiPodで流す曲
Suite bergamasque, L.75: III. Clair de lune
作曲者:Claude Debussy
アーティスト:Alexis Weissenberg
クロード・ドビュッシー作曲のピアノ独奏曲『ベルガマスク組曲』から第3曲「月の光」。ブルガリア出身のピアニスト、アレクシス・ワイセンベルクの演奏が使われています。
三兄弟が子供を救いに川に入りピーターが流されてしまうシーン
Title Music
アーティスト:Ustad Vilayat Khan
リリース年:1958年
このシーンで使われている『Title Music』は、1958年のインド・ベンガル映画『Jalsaghar』のテーマ曲です。映画の音楽を担当したシタール奏者ウスタッド・ヴィラヤト・カーンが曲を作りました。
「ビジネスマンを乗せたタクシーが猛スピードで走るシーン」でもこの曲が使われていました。
村を出発するバスの中で聞こえてくる曲
Typewriter Tip Tip Tip
作曲:Hasrat Jaipuri、Shankarsingh Raghuwanshi & Jaikishan Dayabhai Panchal
アーティスト:Kishore Kumar
リリース年:1970年
『Typewriter Tip Tip Tip』は、1970のインド/イギリス映画『ボンベイ・トーキー』のオリジナルサウンドトラックです。インド人歌手/俳優のキショール・クマールが歌っています。
バスで帰ろうとする三兄弟の前に少年が現れ、葬儀に出席するよう告げるシーン。
三兄弟が少年の葬儀に出席するシーン
Strangers
アーティスト:The Kinks
リリース年:1970年
『Strangers』は、キンクスの8thスタジオアルバム『ローラ対パワーマン、マネーゴーラウンド組第一回戦』(Lola Versus Powerman and the Moneygoround, Part One)に収録されている曲です。『見知らぬ人』の邦題でも知られています。
リムジンで父親の葬儀に向かう | 回想シーン
Symphony No.7 in A Major, Op.92 – IV. Allegro con brio
作曲:Ludwig van Beethoven
演奏:Fritz Reiner and Chicago Symphony Orchestra
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン作曲の『交響曲第7番 イ長調 作品92』より第4楽章。フリッツ・ライナー指揮、シカゴ交響楽団による演奏が使われています。
車には三兄弟とピーターの妻が乗っています。ピーターは生前に父が修理に出した車を引き取りたいと言い出し、車は修理工場に向かいます。
修理工場の主人が扉を開ける | 回想シーン
Symphony No.7 in A Major, Op.92 – I. Poco sostenuto – Vivac
作曲:Ludwig van Beethoven
演奏:Otto Klemperer / The Philharmonia Orchestra
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン作曲の『交響曲第7番 イ長調 作品92』より第1楽章。オットー・クレンペラー指揮、フィルハーモニア管弦楽団による演奏が使われています。
ピーターが車の鍵を取りに修理工場事務所の扉を開ける | 回想シーン
Symphony No.7 in A Major, Op.92 – IV. Allegro con brio
作曲:Ludwig van Beethoven
演奏:Fritz Reiner and Chicago Symphony Orchestra
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン作曲の『交響曲第7番 イ長調 作品92』より第4楽章。
「リムジンで父親の葬儀に向かう | 回想シーン」と同じ曲が使われています。
三兄弟が空港の国際線出発ロビーで過ごすシーン
Title Music
作曲:Shankarsingh Raghuwanshi、 Jaikishan Dayabhai Panchal
リリース年:1970年
1970年のインド映画『Bombay Talkie』のオリジナルサウンドトラックです。
この曲は、「三兄弟が市場で買い物をするシーン」でも使われていました。
三兄弟が村人に見送られバスに乗り込むシーンからこの曲は流れ出します。
アリスとの電話でピーターの子供が男の子だとわかり、フランシスはピーターに自分がつけていたベルトをプレゼントします。そして、フランシスはここで頭に巻いていた包帯を外します。
「エンドクレジット 2曲目」でもこの曲が使われています。
ピーターが運転するバイクに三人乗りし、母親のもとにむかうシーン
Farewell to Earnest
作曲:Ustad Ali Akbar Khan
リリース年:1963年
『Farewell to Earnest』は、1963年のインド映画『The Householder』のオリジナルサウンドトラックです。映画の音楽を担当したヒンドゥスターニー古典音楽家アリ・アクバル・カーンが曲を作りました。
三兄弟は飛行機に乗るのをやめました。
「三兄弟がデッキで煙草を吸うシーン」でもこの曲が使われていました。
修道院のベッドルームで、ジャックがiPodで流す曲
Play with Fire
アーティスト:The Rolling Stones
リリース年:1965年
『Play with Fire』は、ローリング・ストーンズの6枚目シングル『ラスト・タイム』(The Last Time)のB面としてリリースされた曲です。3枚目のアルバム『アウト・オブ・アワ・ヘッズ』(Out Of Our Heads)に収録されています。
三人はベッドに横になり、母は三兄弟の朝食のメニューを細かく係に伝えます。
@母親のいる修道院
母親と三兄弟が静かな時間を過ごすシーン
Play with Fire
アーティスト:The Rolling Stones
リリース年:1965年
ローリング・ストーンズの『Play with Fire』です。
前のシーンの「修道院のベッドルームで、ジャックがiPodで流す曲」がここでも使われています。
もっと自分を表現してみたらどうか(言葉を使わずに)と母親が息子達に話し、この曲が流れ出します。この間、ダージリン急行のキャビンでくつろぐ順に映し出されます。
@母親のいる修道院
三兄弟が岩山を登り孔雀の羽の儀式をするシーン
Arrival in Benaras
作曲:Ustad Vilayat Khan
リリース年:1969年
『Arrival in Benaras』は、1969年の映画『The Guru』のオリジナルサウンドトラックです。映画の音楽を担当したシタール奏者ウスタッド・ヴィラヤト・カーンが曲を作りました。
三兄弟が鞄を投げ捨て列車に飛び乗るシーン
Powerman
アーティスト:The Kinks
リリース年:1970年
『パワーマン』(Powerman)は、キンクスの8thスタジオアルバム『ローラ対パワーマン、マネーゴーラウンド組第一回戦』(Lola Versus Powerman and the Moneygoround, Part One)に収録されている曲です。
ラストシーン、エンドクレジット 1曲目
Les Champs-Elysées
作曲:Pierre Delanoë、Mike Wilsh, Mike Deighan、
オリジナル版: Jason Crest(1969)
アーティスト:Joe Dassin
『Les Champs-Elysées』は、 英国のソングライター、マイク・ウィルシュとマイク・ディーハンが英語で書いた『Waterloo Road』をフランス語に作り変えたものです。
英語版は、イギリスのサイケデリックポップグループの演奏で1969年にリリースされました。
その後、シャンソンの名曲を数々残したフランスの作詞家ピエール・ドラノエが歌詞を書き、ユダヤ系シンガーソングライター、ジョー・ダッサンの曲として1969年にリリースされました。『オー・シャンゼリゼ』の邦題でも知られています。
エンドクレジット 2曲目
Title Music
作曲:Shankarsingh Raghuwanshi、 Jaikishan Dayabhai Panchal
リリース年:1970年
「三兄弟が市場で買い物をするシーン」
「三兄弟が国際線出発ロビーで過ごすシーン」でもこの曲が使われていました。
『ダージリン急行』のサントラ
『ダージリン急行』の音楽はすべて既存の楽曲で構成されています。こでまでウェス・アンダーソン作品の音楽を担当していたマーク・マザーズボウ(Mark Mothersbaugh)はクレジットされていません。
『ダージリン急行』キャスト・スタッフ
監督 | ウェス・アンダーソン(Wes Anderson) |
脚本 | ウェス・アンダーソン(Wes Anderson) |
ロマン・コッポラ(Roman Coppola) | |
ジェイソン・シュワルツマン(Jason Schwartzman) | |
製作 | ウェス・アンダーソン(Wes Anderson) |
ロマン・コッポラ(Roman Coppola) | |
リディア・ディーン・ピルチャー(Lydia Dean Pilcher) | |
スコット・ルーディン(Scott Rudin) | |
配給 | 20世紀フォックス |
公開 | 2007年10月5日 |
2008年3月15日 | |
上映時間 | 91分 |
フランシス(長男):オーウェン・ウィルソン(Owen Wilson)
ピーター(次男):エイドリアン・ブロディ(Adrien Brody)
ジャック(三男):ジェイソン・シュワルツマン(Jason Schwartzman)
パトリシア(母):アンジェリカ・ヒューストン(Anjelica Huston)
リタ(客室乗務員):アマラ・カラン(Amara Karan)
主任客室乗務員:ワリス・アルワリア(Waris Ahluwalia)
ブレンダン(フランシスのアシスタント):ウォレス・ウォロダースキー (Wallace Wolodarsky)
アリス(ピーターの妻):カミーラ・ラザフォード(Camilla Rutherford)
インド人少年の父親:イルファーン・カーン (Irrfan Khan)
メカニック:バーベット・シュローダー(Barbet Schroeder)
ジャックの彼女:ナタリー・ポートマン(Natalie Portman)
乗客:クマール・パラーナ(Kumar Pallana)
ビジネスマン:ビル・マーレイ(Bill Murray)
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