2010年にアメリカで制作された映画『ミート・ザ・ペアレンツ3』(原題:Little Fockers)は、グレッグとパムが結婚して10年後、双子に恵まれた一家と義両親との関係を描くコメディ映画です。
ポール・ワイツが監督を務め、ローラ・ダーン、ハーヴェイ・カイテルらが新たに出演しています。
- 2000年
- 2004年
- 2010年『ミート・ザ・ペアレンツ3』(現在のページ)
- 『ミート・ザ・ペアレンツ3』の挿入曲
- ジャックとディナがシカゴのグレッグの自宅に車でやって来る
- グレッグが久しぶりに会ったディナとハグをしながら曲を口ずさむ
- ジャックとディナがグレッグの母の番組「夜はロズにお任セックス」を見る(番組のオープニング曲)
- サマンサとヘンリーの誕生日パーティー(パムがサマンサにグレッグに優しくなれる方法を伝授する)
- サマンサとヘンリーの誕生日パーティー(ボールプールに潜むジャックの様子を見て、グレッグが子供達に大声で避難を呼びかける)
- 誕生日パーティーから4ヶ月後、みんながグレッグの新居に集まりクリスマスを一緒に祝う
- ジャックが自宅のパソコンで自分の名前を検索し、グレッグの動画を見つける(クリックすると流れる曲)
- グレッグのYouTube動画(グレッグがふざけた顔をしてジャックを真似して歌う)
- 『ミート・ザ・ペアレンツ3』のサントラ
- 『ミート・ザ・ペアレンツ3』キャスト・スタッフ
『ミート・ザ・ペアレンツ3』の挿入曲
『ミート・ザ・ペアレンツ3』の挿入曲を流れた順番に紹介していきます。(ネタバレにご注意ください)
ジャックとディナがシカゴのグレッグの自宅に車でやって来る
ビューティフル・モーニング
Artist | ラスカルズ(The Rascals) 1964年にニューヨークで結成されたアメリカのブルーアイド・ソウル・グループ。 |
リリース | 1968年 |
作曲者 | The Rascals エドワード・ブリガティ(Edward Brigati) フェリックス・キャヴァリエ(Felix Cavaliere) |
グレッグが久しぶりに会ったディナとハグをしながら曲を口ずさむ
ネイム・ゲーム
Artist | シャーリー・エリス(Shirley Ellis, 1929-2005) アメリカのソウルミュージック・シンガーソングライター。 代表曲『The Name Game』『The Clapping Song』 |
リリース | 1964年 |
作曲者 | リンカーン・チェイス(Lincoln Chase, 1926-1980) アメリカのソングライター/レコーディングアーティスト/作家。 |
シャーリー・エリス(Shirley Ellis, 1929-2005) |
『The Name Game』は、シャーリー・エリスが幼い頃に遊んだ言葉遊びに基づいて作られたコミックソングです。
「ミート・ザ・ペアレンツ」シリーズ2作目『ミート・ザ・ペアレンツ2』(2004)では、「グレッグが婚約パーティーのスピーチでディナをみんなに紹介する(自白剤の影響でおかしなテンションで歌う)」でこの曲が使われていました。
ジャックとディナがグレッグの母の番組「夜はロズにお任セックス」を見る(番組のオープニング曲)
エクスプレス・ユアセルフ
Artist original ver. | チャールズ・ライト&ザ・ワッツ103rdストリートリズムバンド(Charles Wright and The Watts 103rd Street Rhythm Band) 1960年代初頭に結成されたアメリカのソウル/ファンク・バンド。 |
リリース | 1970年 |
作曲者 | チャールズ・ライト(Charles Wright) アメリカの歌手/ミュージシャン/ソングライター、1940年生まれ。 |
サマンサとヘンリーの誕生日パーティー(パムがサマンサにグレッグに優しくなれる方法を伝授する)
Artist | The Jumping Buddha Ensemble 中国出身の作曲家、シャオフェン・チャン(Xiaofeng Zhang)がアメリカで創設したアンサンブルグループ。 |
リリース | 2001年 |
サマンサとヘンリーの誕生日パーティー(ボールプールに潜むジャックの様子を見て、グレッグが子供達に大声で避難を呼びかける)
ジョーズのテーマ
Artist | ジョン・ウィリアムズ(John Williams) アメリカの作曲家/編曲家/指揮者/ピアニスト、1932年ニューヨーク生まれ。 誰もが口ずさめる印象に残るメロディをロマン派音楽/印象主義音楽/無調音楽と複雑なオーケストレーションを混ぜ合わせた独特のサウンドにのせ、見る人すべての心に残る名曲を多数生み出す。 『屋根の上のバイオリン弾き』(1971)、『ジョーズ』(1975)、『スター・ウォーズ』(1977)、『E.T.』(1982)、『シンドラーのリスト』(1993) のスコアを手掛け、アカデミー作曲賞(編曲賞)を5度受賞した。 |
リリース | 1975年:Soundtrack『ジョーズ』 |
作曲者 | ジョン・ウィリアムズ |
『Main Title (Theme From Jaws)』は、1975年のスリラー映画『ジョーズ』(Jaws)のテーマ曲です。
誕生日パーティーから4ヶ月後、みんながグレッグの新居に集まりクリスマスを一緒に祝う
邦題『ウェンセスラスはよい王様』
作曲者 | トーマス・ヘルモア(Thomas Helmore, 1811-1890) イギリスの合唱団長/讃美歌とキャロルの著者/編集者。 |
ジョン・メイソン・ニール(John Mason Neale, 1818-1866) イギリスの聖公会の司祭/学者/讃美歌作家。 |
『Good King Wenceslas』は、ヨーロッパで長く親しまれているクリスマス・キャロルです。
貧困や病気に苦しむ人々を守り暴力行為に強く反対した理想の騎士として人々の崇敬を集め、英雄としても語られるようになったボヘミア(現代のチェコ共和国)の王子、ヴァーツラフ1世(907-935)の物語が語られています。
日本では『ウェンセスラスはよい王様』『慈しみ深き王ウェンセスラス』のタイトルで知られています。
ジャックが自宅のパソコンで自分の名前を検索し、グレッグの動画を見つける(クリックすると流れる曲)
作曲者 | ジョセフ・ボン(Joseph Bonn) アメリカの音楽編集者/作曲家。 |
グレッグのYouTube動画(グレッグがふざけた顔をしてジャックを真似して歌う)
邦題『何かいいことないか子猫チャン』
Artist | トム・ジョーンズ(Tom Jones) ロサンゼルス在住のイギリスの歌手、1940年ウェールズ生まれ。 1960年代半ばから1970年代前半にかけてヒット曲を数多く出し国際的な成功を収めた。ダイナミックでソウルフルな歌唱から「ザ・ヴォイス」「タイガー」と呼ばれている。 |
リリース | 1965年 |
作曲者 | バート・バカラック(Burt Bacharach, 1928-2023) アメリカの作曲家/音楽プロデューサー/楽団指揮者。 映画『明日に向って撃て!』(1969) の音楽を手掛け、アカデミー作曲賞、アカデミー歌曲賞の2冠を受賞した。 |
ハル・デヴィッド(Hal David, 1921-2012) バート・バカラックとの共作で知られるアメリカの作詞家。映画『明日に向って撃て!』(1969) の主題歌『雨にぬれても』の作詞を手掛け、アカデミー歌曲賞を受賞した。 |
『What’s New Pussycat?』は、ウディ・アレンが脚本を手がけたコメディ映画『何かいいことないか子猫チャン』(1965) の主題歌です。
「ミート・ザ・ペアレンツ」シリーズ1作目『ミート・ザ・ペアレンツ』(2000)では、以下のシーンでこの曲が使われていました。
「妹と婚約者のファミリーが揃うキッチンにグレッグがパジャマ姿のまま入って来る(ジャックが歌詞を変えて歌う)」
「逃げた愛猫ジンクスを捕まえようとグレッグが屋根に登る(ジンクスの警戒心を解くためにジャックを真似て歌う)」
『ミート・ザ・ペアレンツ3』のサントラ
『ミート・ザ・ペアレンツ3』はスティーヴン・トラスク(Stephen Trask)が音楽を担当しました。
スティーヴン・トラスクは、アメリカのミュージシャンです。ミュージカル/映画『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』の音楽を作詞作曲したことで知られています。

『ミート・ザ・ペアレンツ3』キャスト・スタッフ
監督 | ポール・ワイツ(Paul Weitz) |
脚本 | ラリー・スタッキー(Larry Stuckey) |
ジョン・ハンバーグ(John Hamburg) | |
製作 | ジョン・ハンバーグ(John Hamburg) |
ジェーン・ローゼンタール(Jane Rosenthal) | |
ジェイ・ローチ(Jay Roach) | |
音楽 | スティーヴン・トラスク(Stephen Trask) |
公開 | 2010年12月22日 |
劇場未公開 | |
上映時間 | 98分 |
ジャック・バーンズ:ロバート・デ・ニーロ(Robert De Niro)
ゲイロード“グレッグ”・フォッカー:ベン・スティラー(Ben Stiller)
ケヴィン・ローリー:オーウェン・ウィルソン(Owen Wilson)
パメラ“パム”・フォッカー:テリー・ポロ(Teri Polo)
ディナ・バーンズ:ブライス・ダナー(Blythe Danner)
アンディ・ガルシア:ジェシカ・アルバ(Jessica Alba)
バーナード“バーニー”・フォッカー:ダスティン・ホフマン(Dustin Hoffman)
ロザーラ“ロズ”・フォッカー:バーブラ・ストライサンド(Barbra Streisand)
サマンサ・フォッカー:デイジー・ターハン(Daisy Tahan)
ヘンリー・フォッカー:コリン・バイオッキ(Colin Baiocchi)
プルーデンス・シモンズ:ローラ・ダーン(Laura Dern)
ランディ・ウィアー:ハーヴェイ・カイテル(Harvey Keitel)
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