2024年にアメリカで制作された映画『ビートルジュース ビートルジュース』(原題:Beetlejuice Beetlejuice)は、ティム・バートン監督によるホラー・コメディ映画『ビートルジュース』36年ぶりの続編です。
マイケル・キートンとウィノナ・ライダー、キャサリン・オハラが続投し、新たにジェナ・オルテガ、ウィレム・デフォーらが出演しています。
- 1988年
- 2024年『ビートルジュース ビートルジュース』(現在のページ)
- 『ビートルジュース ビートルジュース』の挿入曲
- オープニング
- 死後の世界で清掃員が掃除をしながらヘッドフォンで聴く曲
- ドロリスがバラバラになっていた身体を直し復活する
- チャールズの葬儀で聖歌隊が歌う曲
- チャールズの通夜で流れている曲(ローリーとアストリッドが話をする)
- アストリッドが町の中を自転車で走る
- ツリーハウスでジェイミーとアストリッドが話す
- ジェイミーとアストリッドがジェイミーの部屋で音楽の話をする
- ビートルジュースが模型の中でギターを持ち歌う
- ジェレミーとアストリッドがハロウィンをともに過ごす
- ソウルトレインが停まる駅のプラットホームで流れている曲
- ビートルジュースとリディアの結婚式(皆が歌わせられ踊る曲)
- 死後の世界でデリアとチャールズが再会する
- アストリッドの結婚式&出産(リディアが悪夢を見る)
- エンドクレジット
- 『ビートルジュース ビートルジュース』のサントラ
- 『ビートルジュース ビートルジュース』キャスト・スタッフ
『ビートルジュース ビートルジュース』の挿入曲
『ビートルジュース ビートルジュース』の挿入曲を流れた順番に紹介していきます。(ネタバレにご注意ください)
オープニング
マッカーサー・パーク
Artist cover ver. | ドナ・サマー(Donna Summer, 1948-2012) アメリカのシンガーソングライター。 1970年代にディスコ・ミュージックの第一人者として活躍し「ディスコの女王」と呼ばれ一世を風靡した。 |
リリース | 1978年 |
作曲者 | ジミー・ウェッブ(Jimmy Webb) アメリカのシンガーソングライター/ピアニスト、1946年生まれ。 代表曲『ビートでジャンプ』『恋はフェニックス』 |
Original ver. | 1968年:リチャード・ハリス(Richard Harris, 1930-2002) アイルランドの俳優/歌手。 映画『孤独の報酬』(1963) 、『ザ・フィールド』(1990) でアカデミー主演男優賞に2度ノミネートされ、『ハリー・ポッター』シリーズの1・2作目では魔法学校の校長アルバス・ダンブルドアを演じたことで知られるアイルランド出身の名優。 |
この後以下のシーンでもこの曲が使われています。
「ビートルジュースとリディアの結婚式(皆が歌わせられ踊る曲)」(リチャード・ハリスによるオリジナルバージョン)
「エンドクレジット 1曲目」
死後の世界で清掃員が掃除をしながらヘッドフォンで聴く曲
邦題『魅惑のマルガリータヴィル』
Artist | ジミー・バフェット(Jimmy Buffett, 1946-2023) アメリカのシンガーソングライター。 「トロピカル・ロック」と呼ばれるサウンドを生み出し、『魅惑のマルガリータヴィル』『チーズバーガー天国』などのヒット曲を出す。音楽活動以外でも、執筆した3冊の本がベストセラーとなり、実業家としてはレストランを2軒(「チーズバーガー・イン・パラダイス」「マルガリータヴィル」)経営するなど多方面で成功を収める。 南の島でゆったりと暮らすライフスタイル「アイランド・エスケーピズム」を提唱した異色のアーティスト。 |
リリース | 1977年 |
作曲者 | ジミー・バフェット(Jimmy Buffett, 1946-2023) |
ドロリスがバラバラになっていた身体を直し復活する
邦題『哀愁のトラジディ』
Artist | ビージーズ(Bee Gees) ギブ三兄弟を中心に結成された男性ボーカルグループ。 1963年にオーストラリアでデビューし、半世紀にわたる息の長い活動を続け数々の名曲を残す。 |
リリース | 1979年 |
作曲者 | ビージーズ バリー・ギブ(Barry Gibb) ロビン・ギブ(Robin Gibb, 1949-2012) モーリス・ギブ(Maurice Gibb, 1949-2003) |
チャールズの葬儀で聖歌隊が歌う曲
邦題『バナナ・ボート』
作曲者 | ウィリアム・アタウェイ(William Attaway, 1911-1986) アフリカ系アメリカ人の小説家/短編小説家/エッセイスト/ソングライター/劇作家/脚本家。 |
アーヴィング・バーギー(Irving Burgie, 1924-2019) ブルックリン出身のミュージシャン/ソングライター。 | |
Original ver. | 1956年:ハリー・ベラフォンテ(Harry Belafonte, 1927-2023) アメリカの歌手/俳優/社会活動家。カリプソ(カリブ海の音楽のスタイル)を世界に普及させた功労者の一人。 |
『Day-O』は、ジャマイカの民謡です。『Banana Boat』のタイトルでも知られています。
夜勤で働く労働者が、バナナを船に積み込むときに歌う労働歌をもとに作られました。
『ビートルジュース』(1988)では以下のシーンでこの曲が使われていました。
「アダムが街の模型の墓の位置に悩むシーン」
「友人達を招いたディナー中に皆が取り憑かれ歌う曲」
チャールズの通夜で流れている曲(ローリーとアストリッドが話をする)
歌劇《ランメルモールのルチア》第1幕 – 「夜のとばり静かに閉ざし」
作曲者 | ガエターノ・ドニゼッティ(Gaetano Donizetti, 1797-1848) 19世紀前半のイタリアを代表するオペラ作曲家。 |
作曲年 | 1835年 |
『ランメルモールのルチア』は、スコットランドの小説家、ウォルター・スコット(Walter Scott, 1771-1832)の歴史小説『ランマームーアの花嫁』に基づいて作られた全3幕のオペラです。
17世紀のスコットランドを舞台に、政略結婚によって引き裂かれた恋人たちの悲劇が描かれています。
『ビートルジュース』(1988)では、リディアが遺書を書く部屋でこの曲が流れていました。
アストリッドが町の中を自転車で走る
リディアが結婚することになり、アストリッドが自転車で家を出ていくシーン
Artist | テス・パークス(Tess Parks) カナダのシンガーソングライター/写真家、1992年生まれ。 |
リリース | 2013年 |
作曲者 | テス・パークス(Tess Parks) |
ツリーハウスでジェイミーとアストリッドが話す
邦題『クライ・クライ』
Artist | マジー・スター(Mazzy Star) 1988年にカリフォルニア州サンタモニカで結成されたアメリカのオルタナティヴ・ロック・バンド。ボーカルのホープ・サンドヴァル (Hope Sandoval) とギターのデヴィッド・ロバック (David Roback) により結成。 |
リリース | 1996年 |
作曲者 | マジー・スター デヴィッド・ロバック(David Roback, 1958-2020) ホープ・サンドヴァル(Hope Sandoval) |
ジェイミーとアストリッドがジェイミーの部屋で音楽の話をする
ホエアズ・ザ・マン
Artist | スコット・ウェイランド(Scott Weiland, 1967-2015) アメリカのシンガーソングライター。 ロックバンド「ストーン・テンプル・パイロッツ」(Stone Temple Pilots) のリードボーカリストとして最もよく知られる。 |
リリース | 1998年 |
作曲者 | スコット・ウェイランド(Scott Weiland, 1967-2015) |
ビートルジュースが模型の中でギターを持ち歌う
ライト・ヒア・ウェイティング
Artist | リチャード・マークス(Richard Marx) アメリカのシンガーソングライター/音楽プロデューサー、1963年生まれ。 |
リリース | 1989年 |
作曲者 | リチャード・マークス(Richard Marx) |
ジェレミーとアストリッドがハロウィンをともに過ごす
Artist | シガー・ロス(Sigur Rós) 1994年にレイキャヴィークで結成されたアイスランドのポストロックバンド。 |
リリース | 1999年 |
作曲者 | シガー・ロス ヨンシー・ビルギッソン(Jónsi Birgisson) ゲオルグ・ホルム(Georg Holm) キャータン・スヴヴィーンソン(Kjartan Sveinsson) アウグスト・グナルソン(Agust Gunnarsson) |
ソウルトレインが停まる駅のプラットホームで流れている曲
ソウルトレインに乗ったアストリッドをリディアが連れ出すシーン
邦題『ソウル・トレインのテーマ』
Artist | ザ・ソウル・トレイン・ギャング(The Soul Train Gang) アメリカのR&Bボーカル・クインテット。 ソウルダンス音楽番組『ソウル・トレイン』のダンサーで構成される。 |
リリース | 1976年 |
作曲者 | ドン・コーネリウス(Don Cornelius, 1936-2012) アメリカのテレビ司会者/プロデューサー。 |
ディック・グリフィー(Dick Griffey, 1938-2010) アメリカの音楽プロデューサー/音楽プロモーター。 |
『Soul Train Theme』は、1971年からアメリカで放送されていたソウルダンス音楽番組『ソウル・トレイン』 (Soul Train) のテーマ曲です。
この後「死後の世界でデリアとチャールズが再会する」でもこの曲が使われています。
ビートルジュースとリディアの結婚式(皆が歌わせられ踊る曲)
マッカーサー・パーク
Artist | リチャード・ハリス(Richard Harris, 1930-2002) アイルランドの俳優/歌手。 映画『孤独の報酬』(1963) 、『ザ・フィールド』(1990) でアカデミー主演男優賞に2度ノミネートされ、『ハリー・ポッター』シリーズの1・2作目では魔法学校の校長アルバス・ダンブルドアを演じたことで知られるアイルランド出身の名優。 |
リリース | 1968年 |
作曲者 | ジミー・ウェッブ(Jimmy Webb) アメリカのシンガーソングライター/ピアニスト、1946年生まれ。 代表曲『ビートでジャンプ』『恋はフェニックス』 |
「オープニング」「エンドクレジット 1曲目」ではドナ・サマーによるカバー版が使われています。
死後の世界でデリアとチャールズが再会する
邦題『ソウル・トレインのテーマ』
Artist | ザ・ソウル・トレイン・ギャング(The Soul Train Gang) アメリカのR&Bボーカル・クインテット。 ソウルダンス音楽番組『ソウル・トレイン』のダンサーで構成される。 |
リリース | 1976年 |
作曲者 | ドン・コーネリウス(Don Cornelius, 1936-2012) アメリカのテレビ司会者/プロデューサー。 |
ディック・グリフィー(Dick Griffey, 1938-2010) アメリカの音楽プロデューサー/音楽プロモーター。 |
「ソウルトレインが停まる駅のプラットホームで流れている曲」でもこの曲が使われていました。
アストリッドの結婚式&出産(リディアが悪夢を見る)
キャリー(メイン・テーマ)
Artist | ピノ・ドナッジオ(Pino Donaggio) イタリアの作曲家/シンガーソングライター、1941年ヴェネツィア・ブラーノ生まれ。 1960年代に世界的に巻き起こったカンツォーネブームのきっかけを作ったシンガーソングライターとして知られる。 代表映画『赤い影』『キャリー』『殺しのドレス』 |
リリース | 1976年:Soundtrack『キャリー』 |
作曲者 | ピノ・ドナッジオ(Pino Donaggio) |
『Carrie – Main Title』は、1976年のアメリカ・ホラー映画『キャリー』(原題: Carrie)のテーマ曲です。
エンドクレジット
マッカーサー・パーク
Artist cover ver. | ドナ・サマー(Donna Summer, 1948-2012) アメリカのシンガーソングライター。 1970年代にディスコ・ミュージックの第一人者として活躍し「ディスコの女王」と呼ばれ一世を風靡した。 |
リリース | 1978年 |
作曲者 | ジミー・ウェッブ(Jimmy Webb) アメリカのシンガーソングライター/ピアニスト、1946年生まれ。 代表曲『ビートでジャンプ』『恋はフェニックス』 |
Original ver. | 1968年:リチャード・ハリス(Richard Harris, 1930-2002) アイルランドの俳優/歌手。 映画『孤独の報酬』(1963) 、『ザ・フィールド』(1990) でアカデミー主演男優賞に2度ノミネートされ、『ハリー・ポッター』シリーズの1・2作目では魔法学校の校長アルバス・ダンブルドアを演じたことで知られるアイルランド出身の名優。 |
「オープニング」でもこの曲が使われていました。
『ビートルジュース ビートルジュース』のサントラ
『ビートルジュース ビートルジュース』はダニー・エルフマン(Danny Elfman)が音楽を担当しました。
ダニー・エルフマンは、オインゴ・ボインゴの創設者で元リーダーとして知られています。『チャーリーとチョコレート工場』などティム・バートン作品のほとんどで音楽を担当しています。

『ビートルジュース ビートルジュース』キャスト・スタッフ
監督 | ティム・バートン(Tim Burton) |
脚本 | アルフレッド・ガフ(Alfred Gough) |
マイルズ・ミラー(Miles Millar) | |
原案 | セス・グレアム=スミス(Seth Grahame-Smith) |
製作 | ブラッド・ピット(Brad Pitt) |
デデ・ガードナー(Dede Gardner) | |
ジェレミー・クライナー(Jeremy Kleiner) | |
ティム・バートン(Tim Burton) | |
デヴィッド・ゲフィン(David Geffen) | |
音楽 | ダニー・エルフマン(Danny Elfman) |
配給 | ワーナー・ブラザース |
公開 | 2024年9月6日 |
2024年9月27日 | |
上映時間 | 105分 |
ビートルジュース:マイケル・キートン(Michael Keaton)
リディア・ディーツ:ウィノナ・ライダー(Winona Ryder)
デリア・ディーツ:キャサリン・オハラ(Catherine O’Hara)
アストリッド・ディーツ:ジェナ・オルテガ(Jenna Ortega)
ビートルジュースの妻:モニカ・ベルッチ(Monica Bellucci)
ウィレム・デフォー(Willem Dafoe)
ジャスティン・セロー(Justin Theroux)
アーサー・コンティ(Arthur Conley)
バーン・ゴーマン(Burn Gorman)
同じキャストが出演している映画/関連映画
コメント