2002年にアメリカで制作された映画『アダプテーション』(原題:Adaptation)は、『マルコヴィッチの穴』の監督スパイク・ジョーンズと脚本家チャーリー・カウフマンが再タッグを組んだブラック・コメディ映画です。
第75回アカデミー賞では4部門にノミネートされ、クリス・クーパーが助演男優賞を受賞しました。
『アダプテーション』の挿入曲
『アダプテーション』の挿入曲を流れた順番に紹介していきます。(ネタバレにご注意ください)
パーティでチャーリーとアメリアが話をする(パーティで流れる曲)
ワン・パート・ララバイ
Artist | フォーク・インプロージョン(The Folk Implosion) 1990年代初頭に結成されたアメリカのインディーロックバンド。 |
リリース | 1999年 |
作曲者 | フォーク・インプロージョン ルー・バーロウ(Lou Barlow) ジョン・デイビス(John Davis) |
ウォーリー・ガゲル(Wally Gagel) アメリカのプロデューサー/ソングライター/エンジニア。 |
クラシックコンサート後、チャーリーがアメリアを家に送る(車で流れる曲)
デッド・メロディーズ
Artist | ベック(Beck) アメリカのミュージシャン/歌手/ソングライター/音楽プロデューサー、1970年ロサンゼルス生まれ。 |
リリース | 1998年 |
作曲者 | ベック(Beck) |
ジョンとスーザンが植物の “適応” について話をする(ジョンの車で流れる曲)
ワイルド・ホース
Artist cover ver. | ローリング・ストーンズ(The Rolling Stones) 1962年にロンドンで結成されたイギリスのロックバンド。バンド名は、シカゴブルースの父、マディー・ウォーターズの名曲『Rollin’ Stone』に由来。結成以降一度も解散することなく第一線で精力的に活動し続け、ロック界の最高峰に君臨するバンド。 |
リリース | 1971年 |
作曲者 | ジャガー/リチャーズ(Jagger–Richards) ミック・ジャガー(Mick Jagger) キース・リチャーズ(Keith Richards) |
Original ver. | 1970年:フライング・ブリトー・ブラザーズ(The Flying Burrito Brothers) 1968年に結成されたアメリカのロックバンド。カントリーロックバンドのパイオニア。 |
チャーリーとドナルドが参加するパーティにアメリアが男性を連れてくる(パーティで流れる曲)
アリソン
Artist | エルヴィス・コステロ(Elvis Costello) イギリスのミュージシャン/作曲家/プロデューサー、1954年リヴァプール生まれ。 |
リリース | 1977年 |
作曲者 | エルヴィス・コステロ(Elvis Costello) |
スーザンとの面会を終えて戻って来たドナルドがホテルの部屋でチャーリーに歌って聞かせる
ハッピー・トゥゲザー
Artist | タートルズ(The Turtles) 1965年にロサンゼルスで結成されたアメリカのロックバンド。 |
リリース | 1967年 |
作曲者 | ゲイリー・ボナー(Gary Bonner) アメリカのシンガーソングライター、1943年フロリダ州ライトハウス・ポイント生まれ。 |
アラン・ゴードン(Alan Gordon, 1944-2008) アメリカのソングライター。 |
この後、以下のシーンでもこの曲が使われています。
「事故で車の外に投げ出されたドナルドに目を閉じるなとチャーリーが歌を歌う」
「エンディング」
事故で車の外に投げ出されたドナルドに目を閉じるなとチャーリーが歌を歌う
ハッピー・トゥゲザー
Artist | タートルズ(The Turtles) |
リリース | 1967年 |
作曲者 | ゲイリー・ボナー(Gary Bonner) アラン・ゴードン(Alan Gordon, 1944-2008) |
「スーザンとの面会を終えて戻って来たドナルドがホテルの部屋でチャーリーに歌って聞かせる」でもこの曲が使われていました。
エンディング
ハッピー・トゥゲザー
Artist | タートルズ(The Turtles) |
リリース | 1967年 |
作曲者 | ゲイリー・ボナー(Gary Bonner) アラン・ゴードン(Alan Gordon, 1944-2008) |
「スーザンとの面会を終えて戻って来たドナルドがホテルの部屋でチャーリーに歌って聞かせる」でもこの曲が使われていました。
『アダプテーション』のサントラ

『アダプテーション』はカーター・バーウェル(Carter Burwell)が音楽を担当しました。
カーター・バーウェルは、アメリカ・ニューヨーク生まれの作曲家です。コーエン兄弟、マーティン・マクドナー監督が手がけた全ての長編映画で音楽を担当していることで知られています。
『アダプテーション』キャスト・スタッフ
監督 | スパイク・ジョーンズ(Spike Jonze) |
脚本 | チャーリー・カウフマン(Charlie Kaufman) |
ドナルド・カウフマン(Donald Kaufman) | |
製作 | ジョナサン・デミ(Jonathan Demme) |
ヴィンセント・ランディ(Vincent Landay) | |
エドワード・サクソン(Edward Saxon) | |
音楽 | カーター・バーウェル(Carter Burwell) |
配給 | アスミック・エース |
公開 | 2002年12月6日 |
2003年8月23日 | |
上映時間 | 114分 |
チャーリー・カウフマン:ニコラス・ケイジ(Nicolas Cage)
ドナルド・カウフマン:ニコラス・ケイジ(Nicolas Cage)
スーザン・オーリアン:メリル・ストリープ(Meryl Streep)
ヴァレリー・トーマス:ティルダ・スウィントン(Tilda Swinton)
ジョン・ラロシュ:クリス・クーパー(Chris Cooper)
ロバート・マッキー:ブライアン・コックス(Brian Cox)
キャロライン・カニンガム:マギー・ジレンホール(Maggie Gyllenhaal)
アメリア・カヴァン:カーラ・シーモア(Cara Seymour)
マーティ・ボーウェン:ロン・リヴィングストン(Ron Livingston)
トニー(レンジャー):ジム・ビーヴァー(Jim Beaver)
アリス(ウェイトレス):ジュディ・グリア(Judy Greer)
オーガスタス・マージェリー:ダグ・ジョーンズ (Doug Jones)
スーザンの夫:カーティス・ハンソン(Curtis Hanson)
本人役:スパイク・ジョーンズ(Spike Jonze)
本人役:ジョン・キューザック(John Cusack)
本人役:キャサリン・キーナー(Catherine Keener)
本人役:ジョン・マルコヴィッチ(John Malkovich)
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