『キャロル』の挿入曲とサントラ | 挿入曲を全曲紹介Filmmusik
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映画×音楽
音楽担当:カーター・バーウェル(Carter Burwell)

『キャロル』の挿入曲とサントラ

2015年に制作された映画『キャロル』(原題:Carol)は、パトリシア・ハイスミスの小説『The Price of Salt』を原作とした恋愛映画です。

第88回アカデミー賞では6部門にノミネートされました。

『キャロル』の挿入曲

『キャロル』の挿入曲を流れた順番に紹介していきます。(ネタバレにご注意ください)

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ホテルのラウンジを訪れた男が女性と一緒にいるテレーズを見つけ声をかける(ホテルのBGM)

(映画とは異なるアーティストによる演奏です)
Willow Weep For Me
邦題『柳よ泣いておくれ』
作曲者アン・ロネル(Ann Ronell, 1905-1993)
アメリカの作曲家/作詞家。
ハリウッドとティン・パン・アレーで最初に成功した女性作曲家の一人。
代表作『柳よ泣いておくれ』『狼なんか怖くない』
作曲年1932年

『Willow Weep For Me』は、アン・ロネルが母校のキャンパスにある柳の木々の愛らしさに触発され作ったバラードです。
失恋をした女性の嘆きや悲しみの心情が綴られています。
この曲は、彼女がロールモデルとしていた作曲家ジョージ・ガーシュウィン(George Gershwin)に捧げられました。


この後「キャロルがテレーズに一緒に暮らして欲しいと告げる(ホテルのBGM)」でもこの曲が使われています。

テレーズがリチャード達と映写室から『サンセット大通り』を見る

La Cumparsita
ラ・クンパルシータ
リリース1950年:Soundtrack『サンセット大通り』
作曲者ヘラルド・マトス・ロドリゲス(Gerardo Matos Rodríguez, 1897-1948)
ウルグアイの作曲家/ピアニスト。
パスクワール・コントゥールシ(Pascual Contursi, 1888-1932)
アルゼンチンの詩人/歌手/ギタリスト。
エンリケ・マローニ(Enrique Maroni, 1887-1957)
アルゼンチンのジャーナリスト/詩人/作家/ラジオアナウンサー。
Original ver.1927年: ジョゼ・ボーア(José Bohr, 1901-1994)

『ラ・クンパルシータ』は、タンゴを代表する名曲として知られています。

テレーズがリチャード達とバーで酒を飲み話をする(店で流れる曲)

Farmers Market
Artistアニー・ロス(Annie Ross, 1930-2020)
イギリス系アメリカ人のジャズ歌手/女優。
ジャズボーカルトリオ「ランバート、ヘンドリックス&ロス」(Lambert, Hendricks & Ross) のメンバーとして最もよく知られる。
リリース1953年
作曲者アート・ファーマー(Art Farmer, 1928-1999)
アメリカのジャズトランペット奏者/フリューゲルホルン奏者。
アニー・ロス(Annie Ross, 1930-2020)

キャロルとテレーズが一緒に食事をし日曜日に会う約束をする(レストランBGM)

(映画とは異なるアーティストによる演奏です)
These Foolish Things
邦題『思い出のたね』
作曲者エリック・マシュウィッツ(Eric Maschwitz, 1901-1969)
イギリスのエンターテイナー/作家/編集者/放送エグゼクティブ。
ジャック・ストレイチー(Jack Strachey, 1894-1972)
イギリスの作曲家/ソングライター。
Original ver.1936年:ドロシー・ディクソン(Dorothy Dickson, 1893-1995)
ロンドンを拠点に活動したアメリカ生まれの女優/歌手。
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キャロルと夫ハージがダンスをする(パーティでのバンド演奏)

(映画とは異なるアーティストによる演奏です)
Look For the Silver Lining
邦題『幸福を求めて』
作曲者ジェローム・カーン(Jerome Kern, 1885-1945)
ニューヨーク出身のユダヤ系アメリカ人作曲家。
映画『有頂天時代』(1936)、『レディ・ビー・グッド』(1941) の音楽を担当し、アカデミー歌曲賞を2度受賞。
代表曲『煙が目にしみる』『イエスタデイズ』
バディ・G・デシルバ(Buddy G. DeSylva, 1895-1950)
アメリカのソングライター/映画プロデューサー。
キャピトル・レコードの創設者の一人。
Original ver.1919年:マリリン・ミラー
アメリカの女優/歌手/タップダンサー。1920年代から1930年代初頭にかけて最も人気のあるブロードウェイミュージカルスターの一人として活躍した。

キャロルが友人とタバコを吸いクリスマスの予定について話す(パーティでのバンド演奏)

(映画とは異なるアーティストによる演奏です)
Don’t Blame Me
邦題『責めないで』
作曲者ジミー・マクヒュー(Jimmy McHugh, 1894-1969)
アメリカの作曲家。
1920年代から1950年代にかけて500曲以上の曲を書き収録した最も多作なソングライターの一人。
ドロシー・フィールズ(Dorothy Fields, 1904-1974)
アメリカの台本作家/作詞家。
1920年代後半に、ジミー・マクヒュー(Jimmy McHugh)とのデュオでコットンクラブのレヴューのための曲を数多く作り、その後、映画やミュージカルの分野に進出し台本作家としても活躍。ティンパン・アレイ、ハリウッドで最初に成功した女性ソングライターの一人として知られる。
代表曲『明るい表通りで』『今宵の君は』
Original ver.1933年:ガイ・ロンバード(Guy Lombardo, 1902-1977)
カナダ出身のアメリカのバンドリーダー/ヴァイオリニスト。

キャロルが運転する車でテレーズがキャロルの自宅に向かう(トンネル内でラジオのスイッチを入れる)

You Belong to Me
ユー・ビロング・トゥ・ミー
Artist
cover ver.
Helen Foster and the Rovers
ヘレン・フォスター(Helen Foster)
リリース1952年
作曲者ピー・ウィー・キング(Pee Wee King, 1914-2000)
アメリカのカントリーミュージック・ソングライター/レコーディングアーティスト。
代表作『テネシーワルツ』『ユー・ビロング・トゥ・ミー』
チルトン・プライス(Chilton Price, 1913-2010)
アメリカの女性ソングライター。
レッド・スチュワート(Redd Stewart, 1923-2003)
アメリカのカントリーミュージック・ソングライター/レコーディングアーティスト。
代表作『テネシーワルツ』『ユー・ビロング・トゥ・ミー』
Original ver.1952年:ジョニ・ジェイムス(Joni James, 1930-2022)
アメリカの女性歌手。

テレーズがキャロルの家のピアノを演奏する

(映画とは異なるアーティストによる演奏です)
Easy Living
イージー・リビング
作曲者レオ・ロビン(Leo Robin, 1900-1984)
ペンシルベニア州ピッツバーグ出身の作曲家/作詞家/ソングライター。
ラルフ・レインガー(Ralph Rainger, 1901-1942)
アメリカの映画音楽作曲家。
Original ver.1937年: Teddy Wilson And His Orchestra, featuring Billie Holiday
ビリー・ホリデイ(Billie Holiday, 1915-1959)
メリーランド州・ボルチモア出身のアメリカのジャズ歌手。
女性ジャズ・ヴォーカリスト御三家の一人に数えられ、レディ・デイ(Lady Day)の愛称で知られる。

『Easy Living』は、1937年のアメリカ・スクリューボール・コメディ映画『Easy Living』のメインテーマとして作られました。(実際には使用されませんでした)


この後「テレーズがキャロルへのXmasプレゼントのレコードを流し、キャロルの化粧品を試す」でもこの曲が使われています。

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ハージがキャロルの家に戻って来てテレーズが一人でレコードを聴く(部屋で流れる曲)

A Garden in the Rain
Artist
cover ver.
フォー・エイセス(The Four Aces)
アメリカの男性4人組コーラス・グループ。
Feat. アル・アルバーツ(Al Alberts, 1922-2009)
アメリカの歌手/作曲家。
コーラスグループ「フォー・エイセス」(The Four Aces) の元リードシンガー。
リリース1951年
作曲者キャロル・ギボンス(Carroll Gibbons, 1903-1954)
イギリスで活動したアメリカ生まれのバンドリーダー/ピアニスト。
ジェームズ・ダイレンフォース(James Dyrenforth, 1895-1973)
アメリカの俳優/ソングライター。
Original ver.1929年:ジーン・オートリー(Gene Autry, 1907-1998)
アメリカの歌手/ソングライター。

外でハージとキャロルが言い争う声が聞こえ、テレーズがプレーヤーの音量を上げる(部屋で流れる曲)

Perdido
パーディド
Artist
cover ver.
ウディ・ハーマン(Woody Herman, 1913-1987)
アメリカのクラリネット奏者/サクソフォーン奏者/歌手。
リリース1984年
作曲者フアン・ティゾール(Juan Tizol, 1900-1984)
プエルトリコのジャズトロンボーン奏者/作曲家。エリントン楽団のメンバーとして知られる。
アービン・ドレイク(Ervin Drake, 1919-2015)
アメリカのソングライター。
ハンス・J・レングスフェルダー(Hans Lengsfelder, 1903-1979)
ウィーン出身のアメリカの作曲家/劇作家。
1932年にアメリカに移住し、ブロードウェイのミュージカルコメディで成功を収めた。
Original ver.1942年:デューク・エリントン・オーケストラ(Duke Ellington and His Famous Orchestra)

リチャードを外で待たせテレーズがレコードを購入する(レコード店で流れる曲)

Kiss of Fire
キッス・オブ・ファイア
Artist
cover ver.
ジョージア・ギブス(Georgia Gibbs, 1919-2006)
アメリカの歌手/ボーカルエンターテイナー。
リリース1952年
作曲者レスター・アレン(Lester Allen, 1891-1949)
アメリカの俳優/ダンサー/歌手/コメディアン/サーカスパフォーマー。
ロバート・ヒル(Robert Hill)
アメリカの作曲家。
アンヘル・ビジョルド(Ángel Villoldo, 1861-1919)
アルゼンチンのミュージシャン/作詞家/作曲家。
タンゴ音楽の先駆者の一人として知られる。
Original ver.1952年:ルイ・アームストロング(Louis Armstrong, 1901-1971)
アメリカのトランペット奏者/作曲家/歌手。
1920年代に独創的なトランペット/コルネット奏者として名を知られるようになり、1950年代には歌手としても活躍。1967年には『この素晴らしき世界』が世界的に大ヒット。史上最も影響力のあるミュージシャンとして「キング・オブ・ジャズ」と讃えられ世界中で愛された。

『Kiss of Fire』は、アルゼンチン出身の作曲家アンヘル・ビジョルド(Ángel Villoldo)が1903年に作ったタンゴの名曲『エル・チョクロ』(El choclo)がオリジナルです。

キャロルとアビーが酒を飲み話をする(店で流れる曲)

Something From A Fool
Artistジミー・スコット(Jimmy Scott, 1925-2014)
アメリカのジャズボーカリスト。
リリース1952年
作曲者ヘイブン・デヘイブン(Haven DeHaven)
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キャロルがテレーズの家を訪れ壁に飾ってある写真を見る(部屋で流れる曲)

Smoke Rings
Artist
cover ver.
レス・ポール&メリー・フォード(Les Paul & Mary Ford)
アメリカの夫婦デュオ。
リリース1952年
作曲者ネッド・ワシントン(Ned Washington, 1901-1976)
ペンシルベニア州スクラントン出身のアメリカの作詞家。
ジーン・ギフォード(Gene Gifford, 1908-1970)
アメリカのジャズギタリスト/バンジョー奏者/アレンジャー。
ダンスバンド「カサ・ロマ・オーケストラ」(Casa Loma Orchestra) の編曲家/ギタリストを務めた。
Original ver.1932年:カサ・ロマ・オーケストラ(Casa Loma Orchestra)
1927年に活動を開始したアメリカのダンスバンド。

『Smoke Rings』は、ラクダのパッケージのタバコメーカー、キャメル(CAMEL)の提供で1933年〜1954年まで放映されていたラジオ番組『Camel Caravan』のテーマ曲です。

キャロルとテレーズが旅行に出発する(テレーズがキャロルにXmasプレゼントを渡す店で流れる曲)

Silver Bells
シルバー・ベルズ
Artist
cover ver.
ペリー・コモ(Perry Como, 1912-2001)
イタリア系アメリカ人歌手/俳優/テレビパーソナリティ。
リリース1968年
作曲者リビングストン&エバンズ(Livingston & Evans)
ジェイ・リビングストン(Jay Livingston, 1915-2001)とレイ・エバンズ(Ray Evans, 1915-2007)のユダヤ系アメリカ人二人によるソングライティング/作曲家コンビ。
代表作『モナ・リザ』『ケ・セラ・セラ』『タミー』
Original ver.1950年:ビング・クロスビー(Bing Crosby, 1903-1977)
アメリカの歌手/俳優/テレビプロデューサー/ラジオ&テレビパーソナリティ/実業家。
20世紀を代表する世界的な人気と影響力を持つ音楽家。世界初のマルチメディア・スターとも言われた。

『Silver Bells』は、1951年のアメリカ・コメディ映画『腰抜けペテン師』(原題:The Lemon Drop Kid)のために作られました。

二人の車がオハイオのモーテルに入る(カーラジオで流れる曲)

That’s the Chance You Take
Artist
cover ver.
エディ・フィッシャー(Eddie Fisher, 1928-2010)
アメリカの歌手/俳優。
スター・ウォーズシリーズのレイア姫を演じたアメリカの女優キャリー・フィッシャーの父親。
リリース1952年
作曲者シドニー・リップマン(Sidney Lippman)
アメリカの作曲家/ソングライター。
シルビア・ディー(Sylvia Dee, 1914-1967)
アメリカの作詞家/小説家。
Original ver.1952年:ドン・コーネル(Don Cornell, 1919-2004)
アメリカの歌手。

テレーズがキャロルへのXmasプレゼントのレコードを流し、キャロルの化粧品を試す

Easy Living
イージー・リビング
ArtistTeddy Wilson And His Orchestra Featuring Billie Holiday
ビリー・ホリデイ(Billie Holiday, 1915-1959)
メリーランド州・ボルチモア出身のアメリカのジャズ歌手。
女性ジャズ・ヴォーカリスト御三家の一人に数えられ、レディ・デイ(Lady Day)の愛称で知られる。
リリース1981年
作曲者レオ・ロビン(Leo Robin, 1900-1984)
ペンシルベニア州ピッツバーグ出身の作曲家/作詞家/ソングライター。
ラルフ・レインガー(Ralph Rainger, 1901-1942)
アメリカの映画音楽作曲家。

テレーズがキャロルの家のピアノを演奏する」でもこの曲が使われていました。

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モーテルを出て車を走らせシカゴのホテルに入る

One Mint Julep
Artistクローヴァーズ(The Clovers)
1946年にワシントンD.C.で結成されたアメリカのR&B/ドゥーワップグループ。
リリース1952年
作曲者ルディ・トゥームズ(Rudy Toombs, 1914-1962)
アメリカのパフォーマー/ソングライター。

二人がホテルのレストランに移動する(ホテルのBGM)

Deeply
Artistバディ・スチュワート(Buddy Stewart, 1922-1950)
アメリカの歌手。
作曲者リー・シルバー(Lee Silver)

二人がアイオワ州ウォータールーのモーテルで新年を迎える(テレビで流れる曲)

(映画とは異なるアーティストによる演奏です)
Auld Lang Syne(Traditional)
オールド・ラング・サイン
作曲者ロバート・バーンズ(Robert Burns, 1759-1796)
スコットランドの詩人/作詞家。
Original ver.1890年:エミール・ベルリナー(Emile Berliner, 1851-1929)
ドイツ出身のアメリカの発明家。

『オールド・ラング・サイン』は、スコットランドの民謡です。
日本では『蛍の光』の原曲として知られています。

英語圏の国々では、大晦日のカウントダウンで年が明けた瞬間にこの曲が歌われます。

アビーがキャロルから預かった手紙をテレーズに渡す(ダイナーで流れる曲)

Slow Poke
Artistピー・ウィー・キング(Pee Wee King, 1914-2000)
アメリカのカントリーミュージックソングライター/レコーディングアーティスト。
代表作『テネシーワルツ』『ユー・ビロング・トゥ・ミー』
リリース1951年
作曲者ピー・ウィー・キング(Pee Wee King, 1914-2000)
チルトン・プライス(Chilton Price, 1913-2010)
アメリカの女性ソングライター。
レッド・スチュワート(Redd Stewart, 1923-2003)
アメリカのカントリーミュージック・ソングライター/レコーディングアーティスト。
代表作『テネシーワルツ』『ユー・ビロング・トゥ・ミー』
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テレーズがダニーに手伝ってもらい部屋の壁にペンキを塗る(部屋で流れる曲)

Mullenium
Artistジェリー・マリガン(Gerry Mulligan, 1927-1996)
アメリカのジャズサックス奏者/クラリネット奏者/作曲家/編曲者。
リリース1952年
作曲者ジェリー・マリガン(Gerry Mulligan, 1927-1996)

リッツカールトンホテルのラウンジでテレーズとキャロルが久しぶりに会う(ホテルのBGM)

(映画とは異なるアーティストによる演奏です)
Peg o’ My Heart
ペグ・オ・マイ・ハート
作曲者フレッド・フィッシャー(Fred Fisher, 1875-1942)
ドイツ生まれのアメリカ人ソングライター。
アルフレッド・ブライアン (Alfred Bryan, 1871-1958)
カナダ出身の作詞家。
ニューヨークでソングライターとして活躍しヒット曲を数々残した。
Original ver.1913年:チャールズ・ハリソン(Charles Harrison)
アメリカの歌手。

キャロルがテレーズに一緒に暮らして欲しいと告げる(ホテルのBGM)

Willow Weep For Me
邦題『柳よ泣いておくれ』
作曲者アン・ロネル(Ann Ronell, 1905-1993)
アメリカの作曲家/作詞家。
ハリウッドとティン・パン・アレーで最初に成功した女性作曲家の一人。
代表作『柳よ泣いておくれ』『狼なんか怖くない』
作曲年1932年

ホテルのラウンジを訪れた男が女性と一緒にいるテレーズを見つけ声をかける(ホテルのBGM)」でもこの曲が使われていました。

テレーズがキャロルと別れジャックと “フィルのパーティ” に行く(リチャードが女性と踊る曲)

Why Don’t You Believe Me
邦題『なぜ信じられないの』
Artist
cover ver.
パティ・ペイジ(Patti Page, 1927-2013)
アメリカの歌手。
1950年代に女性アーティストとして最も多くのレコード売り上げ枚数を記録し、その後60年にわたるキャリアの中で1億枚以上のレコードを販売した。
多重録音を用いた最初の歌手としても知られる。
リリース1952年
作曲者ルー・ダグラス(Lew Douglas, 1912-1997)
アメリカの作曲家/編曲家/指揮者。
マーキュリー・レコードのヘッドプロデューサー/編曲家として活躍した。
ルーサー・キング・レイニー(Luther King Laney)
アメリカのソングライター。
ルロワ・ロッド(Leroy Rodde, 1919-2001)
アメリカの作詞家/実業家。
Original ver.ジョニ・ジェイムス(Joni James, 1930-2022)
アメリカの女性歌手。
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テレーズがフィルのアパートを出てタクシーに乗る(パーティで流れる曲)

No Other Love
ノー・アザー・ラヴ
Artistジョー・スタッフォード(Jo Stafford, 1917-2008)
アメリカの歌手/女優。
清純な声が高く評価され、当時最も多才なボーカリストの一人とみなされ人気を博した。
リリース1950年
作曲者ポール・ウェストン(Paul Weston, 1912-1996)
アメリカのピアニスト/編曲家/作曲家/指揮者。
1930年代から1970年代まで音楽/テレビ業界で活躍し「ムード音楽の父」と呼ばれた。
ボブ・ラッセル(Bob Russell, 1914-1970)
アメリカのソングライター。

『No Other Love』は、『別れの曲』として知られているショパンの『練習曲 作品10 第3番』の旋律を用いて作られています。

『キャロル』のサントラ

『キャロル』はカーター・バーウェル(Carter Burwell)が音楽を担当しました。

カーター・バーウェルは、アメリカ・ニューヨーク生まれの作曲家です。コーエン兄弟、マーティン・マクドナー監督が手がけた全ての長編映画で音楽を担当していることで知られています。

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『キャロル』キャスト・スタッフ

監督トッド・ヘインズ(Todd Haynes)
脚本フィリス・ナジー(Phyllis Nagy)
原作パトリシア・ハイスミス(Patricia Highsmith)
製作エリザベス・カールセン(Elizabeth Karlsen)
スティーヴン・ウーリー(Stephen Woolley)
クリスティン・ヴェイコン(Christine Vachon)
音楽カーター・バーウェル(Carter Burwell)
配給 ファントム・フィルム
公開 2015年11月20日
2016年2月11日
上映時間118分

キャロル・エアード:ケイト・ブランシェット(Cate Blanchett)
テレーズ・ベリベット:ルーニー・マーラ(Rooney Mara)
アビー・ゲルハルト:サラ・ポールソン(Sarah Paulson)
ハージ・エアード:カイル・チャンドラー(Kyle Chandler)
リチャード:ジェイク・レイシー(Jake Lacy)
トミー:コーリー・マイケル・スミス(Cory Michael Smith)
ダニー:ジョン・マガロ(John Magaro)

『キャロル』の挿入曲とサントラ
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