1993年にアメリカで製作された映画『フィラデルフィア』(原題:Philadelphia)は、ジョナサン・デミ監督による法廷映画です。同性愛者であり、エイズ患者でもある弁護士アンドリュー・ベケットの不当解雇をめぐる裁判が描かれています。
第66回アカデミー賞では主演男優賞・歌曲賞を受賞しました。
- 『フィラデルフィア』の挿入曲
- オープニング
- 医療センターで点滴を受けながら仕事をするアンディがヘッドフォンで聴く曲
- 街で流れる曲(アンディがタクシーを降り事務所があるビルに入る)
- アンディの両親の家で流れる曲(母に電話をかけるシーン)
- アンディが夜遅くまで仕事をする事務所の部屋で流れる曲
- アンディの自宅のテレビから流れる曲(ファンデーションの塗り方を教わる)
- 病院の分娩室でジョーが娘の写真を撮るシーン
- アンディがジョーに弁護を断られ事務所を出て行くシーン
- ジョーがアンディとの面会後に医師に相談に行くシーン
- ジョーの自宅で流れる曲(夫婦で食事の支度をする)
- クリスマスの夕方、ジョーが街で募金をするシーン
- 両親の結婚40周年を祝うパーティでアンディが母とダンスを踊る曲
- ジョーがテレビで裁判のニュースを見るバーで流れる曲
- アンディの自宅で流れる曲(ミゲールに点滴の準備をしてもらうシーン)
- アンディの自宅で流れる曲(アンディが治療を延ばそうとしミゲールと口論をする)
- アンディ宅での仮装パーティで流れる曲
- 仮装パーティで5人組アカペラグループが歌う曲
- 仮装パーティで女性歌手が歌う曲(アンディとミゲールがダンスをする)
- パーティ後、アンディの部屋で流れる曲
- パーティ後、アンディの部屋で流れる曲(アンディが大好きだと語るアリア)
- アンディの家を出て自宅に戻ったジョーが眠っている娘と妻を抱きしめるシーン
- 病室で流れる曲(ジョーが病院にかけつけアンディと話をする)
- 病室で流れる曲(家族が一人一人順にアンディに声をかけ自宅に帰っていく)
- エンディング
- 『フィラデルフィア』のサントラ
- 『フィラデルフィア』キャスト・スタッフ
『フィラデルフィア』の挿入曲
『フィラデルフィア』の挿入曲を流れた順番に紹介していきます。(ネタバレにご注意ください)
オープニング
ストリーツ・オブ・フィラデルフィア
Artist | ブルース・スプリングスティーン(Bruce Springsteen) アメリカのロックシンガー/ソングライター/ギタリスト、1949年ニュージャージー州ロングブランチ生まれ。アメリカのロック界を代表する国民的アーティスト。 代表曲『ボーン・イン・ザ・U.S.A.』 |
リリース | 1993年:Soundtrack『フィラデルフィア』 |
作曲者 | ブルース・スプリングスティーン(Bruce Springsteen) |
チャック・プロトキン(Chuck Plotkin) アメリカの音楽プロデューサー/映画プロデューサー/オーディオエンジニア/ミキシングエンジニア、1942年ロサンゼルス生まれ。 |
『Streets Of Philadelphia』は、アメリカのロック歌手ブルース・スプリングスティーンが映画のために書き下ろした曲です。ブルース・スプリングスティーンはこの曲でアカデミー歌曲賞を受賞しました。
この後「アンディがジョーに弁護を断られ事務所を出て行くシーン」でもこの曲が使われています。
医療センターで点滴を受けながら仕事をするアンディがヘッドフォンで聴く曲
証聖者の荘厳晩課 K.339 – 第5曲 ラウダーテ・ドミヌム(主をほめ讃えよ)
作曲者 | ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(Wolfgang Amadeus Mozart, 1756 -1791) 18世紀古典派を代表するオーストリアの作曲家。 |
作曲年 | 1779年 |
Artist | バーバラ・ヘンドリックス(Barbara Hendricks) スイス・バーゼル在住のアメリカ系スウェーデン人のソプラノ歌手、1948年アーカンソー州スティーブンス生まれ。人権運動家としても知られる。 |
ネヴィル・マリナー(Neville Marriner, 1924-2016) イギリスの指揮者/ヴァイオリニスト。アカデミー室内管弦楽団の創設者。 | |
アカデミー室内管弦楽団(The Academy of St. Martin-in-the-Fields Orchestra) | |
アカデミー室内合唱団(The Academy of St. Martin-in-the-Fields Chorus) |
この後「アンディが夜遅くまで仕事をする事務所の部屋で流れる曲」でもこの曲が使われていました。
街で流れる曲(アンディがタクシーを降り事務所があるビルに入る)
Artist cover ver. | シャーデー(Sade) 1982年にロンドンで結成されたイギリスのポップスバンド。 |
リリース | 1993年:Soundtrack『フィラデルフィア』 |
作曲者 | パーシー・メイフィールド(Percy Mayfield, 1920-1984) ルイジアナ州ミンデン出身のアメリカのブルース歌手。 |
Original ver. | 1950年:パーシー・メイフィールド(Percy Mayfield, 1920-1984) |
『Please Send Me Someone To Love』は、アメリカのブルース歌手パーシー・メイフィールドのヒット曲です。
ここでは、シャーデー(Sade)によるカバーバージョンが使われています。
アンディの両親の家で流れる曲(母に電話をかけるシーン)
Artist cover ver. | インディゴ・ガールズ(Indigo Girls) 1985年にジョージア州アトランタで結成されたアメリカのフォークロック音楽デュオ。 エイミー・レイ、エミリー・サリアーズの幼馴染二人によって構成される。 |
リリース | 1993年:Soundtrack『フィラデルフィア』 |
作曲者 | ダニー・ウィッテン(Danny Whitten, 1943-1972) ジョージア州コロンバス出身のギタリスト/ソングライター。クレイジー・ホース(Crazy Horse)のメンバー。 |
Original ver. | 1971年:クレイジー・ホース(Crazy Horse) |
『I Don’t Wanna Talk About It』は、クレイジー・ホース(Crazy Horse)のギタリスト、ダニー・ウィッテンが作った曲です。イギリスのミュージシャン、ロッド・スチュワート(Rod Stewart)のカバーバージョンがヒットしたことで広く知られるようになり、その後多くのアーティストにカバーされています。
ここでは、インディゴ・ガールズ(Indigo Girls)のカバーバージョンが使われています。
アンディが夜遅くまで仕事をする事務所の部屋で流れる曲
ボブに社長室に来るよう伝えられるシーン
証聖者の荘厳晩課 K.339 – 第5曲 ラウダーテ・ドミヌム(主をほめ讃えよ)
作曲者 | ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(Wolfgang Amadeus Mozart, 1756 -1791) 18世紀古典派を代表するオーストリアの作曲家。 |
作曲年 | 1779年 |
Artist | バーバラ・ヘンドリックス(Barbara Hendricks) |
ネヴィル・マリナー(Neville Marriner, 1924-2016) | |
アカデミー室内管弦楽団(The Academy of St. Martin-in-the-Fields Orchestra) | |
アカデミー室内合唱団(The Academy of St. Martin-in-the-Fields Chorus) |
「医療センターで点滴を受けながら仕事をするアンディがヘッドフォンで聴く曲」でもこの曲が使われていました。
アンディの自宅のテレビから流れる曲(ファンデーションの塗り方を教わる)
Artist | ネヴィル・ブラザーズ(The Neville Brothers) 1977年にルイジアナ州ニューオーリンズで結成されたネヴィル家4兄弟によるR&Bバンド。 |
リリース | 1989年 |
作曲者 | Cyril Neville, Cyril Neville Jr., Daryl Johnson, Jason Neville, Charles Moore, and Lyrica Neville |
病院の分娩室でジョーが娘の写真を撮るシーン
ミサ曲 ハ長調「戴冠式ミサ」 K.317 – アニュス・デイ
作曲者 | ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(Wolfgang Amadeus Mozart, 1756 -1791) 18世紀古典派を代表するオーストリアの作曲家。 |
作曲年 | 1779年 |
Artist | バーバラ・ヘンドリックス(Barbara Hendricks) ネヴィル・マリナー(Neville Marriner, 1924-2016) アカデミー室内管弦楽団(The Academy of St. Martin-in-the-Fields Orchestra) アカデミー室内合唱団(The Academy of St. Martin-in-the-Fields Chorus) |
アンディがジョーに弁護を断られ事務所を出て行くシーン
ストリーツ・オブ・フィラデルフィア
Artist | ブルース・スプリングスティーン(Bruce Springsteen) |
リリース | 1993年:Soundtrack『フィラデルフィア』 |
作曲者 | ブルース・スプリングスティーン(Bruce Springsteen) チャック・プロトキン(Chuck Plotkin) |
「オープニング」でもこの曲が使われていました。
ジョーがアンディとの面会後に医師に相談に行くシーン
Artist | ポーレッタ・ワシントン(Pauletta Washington) アメリカの女優、1950年生まれ。デンゼル・ワシントンの妻。 |
リリース | 1993年:Soundtrack『フィラデルフィア』 |
作曲者 | LeRonald Walker and Samuel Waymon |
ジョーの自宅で流れる曲(夫婦で食事の支度をする)
自分が同性愛者に偏見を持っていることをジョーが妻に話すシーン
Artist | ラム(RAM) 1990年に設立されたポルトープランス(ハイチの首都)を拠点とするバンド。 |
リリース | 1993年:Soundtrack『フィラデルフィア』 |
作曲者 | リチャード・モース(Richard Morse) プエルトリコ生まれのハイチ系アメリカ人ミュージシャン。ラム(RAM)の創設者。 |
クリスマスの夕方、ジョーが街で募金をするシーン
邦題『世の人忘るな』
『God Rest Ye Merry Gentlemen』は、イギリスに古くから伝わるクリスマスキャロルです。
両親の結婚40周年を祝うパーティでアンディが母とダンスを踊る曲
オール・ザ・ウエイ
Artist cover ver. | ゲイリー・ゴーツマン(Gary Goetzman) アメリカの映画プロデューサー/テレビプロデューサー/俳優、1952年ロサンゼルス生まれ。1998年にトム・ハンクスと映画・テレビ制作会社「プレイトーン」(Playtone)を共同設立。 |
作曲者 | サミー・カーン(Sammy Cahn, 1913-1993) ニューヨーク出身のアメリカの作詞家。 『愛の泉』(1954)、『抱擁』(1957)、『波も涙も暖かい』(1959)、『パパは王様』(1963) の曲を書き、アカデミー作曲賞を4度受賞した。 代表曲『Let It Snow! Let It Snow! Let It Snow!』『I Fall in Love Too Easily』 |
ジミー・ヴァン・ヒューゼン(Jimmy Van Heusen, 1913-1990) ニューヨーク生まれのアメリカの作曲家。 ティン・パン・アレーのピアニストとして働き、映画・テレビ・演劇の数々の名曲を残す。 『我が道を往く』(1944)、『抱擁』(1957)、『波も涙も暖かい』(1959)、『パパは王様』(1963) の曲を書き、アカデミー作曲賞を4度受賞した。 代表曲『It’s the Dreamer in Me』『All the Way』 | |
Original ver. | 1957年:フランク・シナトラ(Frank Sinatra, 1915-1998) イタリア系アメリカ人のエンターテイナー/歌手/俳優。 クルーナーヴォイスと呼ばれた歌声で多くのファンを獲得し、映画俳優としても数多くの映画に出演。1953年のアメリカ映画『地上より永遠に』ではアカデミー助演男優賞を受賞。 1950年代から60年代にかけては、ディーン・マーティン、サミー・デイヴィスJr.らと「ラット・パック」(The Rat Pack)と呼ばれるエンターテインメントグループを組み、映画に総出演したりラスベガスでショーを行うなどして人気を博す。 |
『All The Way』は、1957年のアメリカ映画『抱擁』(The Joker Is Wild)で主演のフランク・シナトラが披露した曲です。サミー・カーンとジミー・ヴァン・ヒューゼンは、この曲でアカデミー歌曲賞を受賞しました。
ここでは、映画『フィラデルフィア』のエグゼクティブプロデューサー、ゲイリー・ゴーツマン(Gary Goetzman)が歌っています。
ジョーがテレビで裁判のニュースを見るバーで流れる曲
ジョーが仲間にからかわれ反撃をするシーン
邦題『雨を見たかい』
Artist cover ver. | スピン・ドクターズ (Spin Doctors) ニューヨーク出身のアメリカのオルタナティブ・ロックバンド。 |
リリース | 1993年:Soundtrack『フィラデルフィア』 |
作曲者 | ジョン・フォガティ(John Fogerty) アメリカのミュージシャン/音楽プロデューサー。 クリーデンス・クリアウォーター・リバイバルのギタリスト/ボーカリスト。 |
Original ver. | 1970年:クリーデンス・クリアウォーター・リバイバル(Creedence Clearwater Revival) カリフォルニア州エルセリトで結成されたアメリカのロックバンド。略称CCR。 |
『Have You Ever Seen The Rain』は、アメリカのロックバンド、クリーデンス・クリアウォーター・リバイバル(Creedence Clearwater Revival)の6枚目スタジオアルバム『Pendulum』に収録されている曲です。
ここでは、スピン・ドクターズ (Spin Doctors)によるカバーバージョンが使われています。
アンディの自宅で流れる曲(ミゲールに点滴の準備をしてもらうシーン)
もうよい、すべてわかった…心配しないで、愛する人よ K.490
作曲者 | ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(Wolfgang Amadeus Mozart, 1756 -1791) 18世紀古典派を代表するオーストリアの作曲家。 |
作曲年 | 1786年 |
Artist | ルチア・ポップ(Lucia Popp, 1939-1993) オーストリアを中心に活躍したスロバキア出身のオペラ歌手。 |
クルト・アイヒホルン(Kurt Eichhorn, 1908-1994) ドイツの指揮者。 | |
ミュンヘン放送管弦楽団(Münchner Rundfunkorchester) ミュンヘンに拠点を置くドイツの放送管弦楽団。バイエルン放送(Bayerischen Rundfunks)に所属する2つのオーケストラの1つ。 |
アンディの自宅で流れる曲(アンディが治療を延ばそうとしミゲールと口論をする)
聖体の祝日のためのリタニア K.243 – 第6曲「甘味の聖体」
作曲者 | ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(Wolfgang Amadeus Mozart, 1756 -1791) 18世紀古典派を代表するオーストリアの作曲家。 |
作曲年 | 1776年 |
Artist | バーバラ・ヘンドリックス(Barbara Hendricks) ネヴィル・マリナー(Neville Marriner, 1924-2016) アカデミー室内管弦楽団(The Academy of St. Martin-in-the-Fields Orchestra) アカデミー室内合唱団(The Academy of St. Martin-in-the-Fields Chorus) |
アンディ宅での仮装パーティで流れる曲
ジョーが妻リサを連れて現れ、アンディ達と挨拶を交わすシーン
Artist | ピーター・ガブリエル(Peter Gabriel) イギリスのシンガー/ソングライター/人権活動家、1950年生まれ。 プログレッシブロックバンド、ジェネシス(Genesis)初代ボーカリスト。 |
リリース | 1993年:Soundtrack『フィラデルフィア』 |
作曲者 | ピーター・ガブリエル(Peter Gabriel) |
ダニエル・ラノワ(Daniel Lanois) カナダ・ケベック州出身のミュージシャン/音楽プロデューサー。 |
仮装パーティで5人組アカペラグループが歌う曲
ミスター・サンドマン
Artist cover ver. | フラーテーション(The Flirtations) 1988年から1997年まで活動していたアメリカのアカペラグループ。 メンバーのマイケル・カレン(Michael Callen)は、アメリカにおけるエイズ危機対応の重要な立案者で、グループはアメリカとカナダのゲイ・シーンでよく知られていた。 |
リリース | 1992年 |
作曲者 | パット・バラード(Pat Ballard, 1899-1960) アメリカのソングライター/プロデューサー/音楽編集者/作家。 |
Original ver. | 1954年:ヴォーン・モンロー(Vaughn Monroe with Orchestra) |
『Mr. Sandman』は、ヨーロッパ諸国の古い民話に登場する「サンドマン」(Sandmann)を題材に作られました。
サンドマンとは、子供たちの目に砂やほこりを振りかけ、眠りと夢をもたらすと言われている眠りの精です。
映画では、アメリカのアカペラグループ、フラーテーション(The Flirtations)が本人役で出演し歌っていました。
仮装パーティで女性歌手が歌う曲(アンディとミゲールがダンスをする)
ヘブン
Artist | Q ラザラス(Q. Lazzarus, 1960-2022) アメリカの歌手。 |
作曲者 | デヴィッド・バーン(David Byrne) アメリカのアーティスト、1952年スコットランド・ダンバートン生まれ。 「トーキング・ヘッズ(Talking Heads)」の創設メンバー。 |
Original ver. | 1979年:トーキング・ヘッズ(Talking Heads) 1975年にニューヨークで結成されたアメリカのロックバンド。 |
『Heaven』は、アメリカのニューウェーブバンド、トーキング・ヘッズ(Talking Heads)の3枚目スタジオアルバム『Fear of Music』に収録されている曲です。
映画では、アメリカの歌手、Q ラザラス(Q. Lazzarus)が本人役で出演し歌っていました。
パーティ後、アンディの部屋で流れる曲
ジョーが証言の打ち合わせの為に残りアンディと話をするシーン
歌劇《ヴェスタの巫女》第2幕 -「ああ、不幸な人々を守護する女神」
作曲者 | ガスパーレ・スポンティーニ(Gasparo Spontini, 1774-1851) イタリア出身のオペラ作曲家/指揮者。 |
作曲年 | 1807年、パリ・オペラ座 |
Artist | マリア・カラス(Maria Callas, 1923-1977) ニューヨーク出身のギリシャ系アメリカ人・ソプラノ歌手。 |
トゥリオ・セラフィン(Tullio Serafin, 1878-1968) イタリアの指揮者。レナータ・テバルディ、マリア・カラスを見出したことでも知られる。 | |
ミラノ・スカラ座管弦楽団 (Orchestra e Coro del Teatro alla Scala) ミラノにある歌劇場、スカラ座を本拠地とするオーケストラ。 |
パーティ後、アンディの部屋で流れる曲(アンディが大好きだと語るアリア)
裁判が終わるまで生きていられるかどうかわからないとアンディが話し、ジョーが後のことを引き受けるシーン
歌劇《アンドレア・シェニエ》第3幕「亡くなった母を」
作曲者 | ウンベルト・ジョルダーノ(Umberto Giordano, 1867-1948) イタリアのオペラ作曲家。 |
初演 | 1896年、スカラ座(ミラノ) |
Artist | マリア・カラス(Maria Callas, 1923-1977) |
トゥリオ・セラフィン(Tullio Serafin, 1878-1968) | |
フィルハーモニア管弦楽団(The Philharmonia Orchestra) ロンドンに拠点を置くイギリスのオーケストラ。1945年にEMIのプロデューサー、ウォルター・レッグによって設立される。 |
この後「アンディの家を出て自宅に戻ったジョーが眠っている娘と妻を抱きしめるシーン」でもこの曲が使われています。
アンディの家を出て自宅に戻ったジョーが眠っている娘と妻を抱きしめるシーン
歌劇《アンドレア・シェニエ》第3幕「亡くなった母を」
作曲者 | ウンベルト・ジョルダーノ(Umberto Giordano, 1867-1948) イタリアのオペラ作曲家。 |
初演 | 1896年、スカラ座(ミラノ) |
Artist | マリア・カラス(Maria Callas, 1923-1977) トゥリオ・セラフィン(Tullio Serafin, 1878-1968) フィルハーモニア管弦楽団(The Philharmonia Orchestra) |
「パーティ後、アンディの部屋で流れる曲(アンディが大好きだと語るアリア)」でもこの曲が使われていました。
病室で流れる曲(ジョーが病院にかけつけアンディと話をする)
歌劇《アドリアーナ・ルクヴルール》第1幕「私は創造の神のしもべ」
作曲者 | フランチェスコ・チレア(Francesco Cilea, 1866-1950) イタリアのオペラ作曲家。 |
初演 | 1902年、リリコ劇場(ミラノ) |
Artist | マリア・カラス(Maria Callas, 1923-1977) トゥリオ・セラフィン(Tullio Serafin, 1878-1968) フィルハーモニア管弦楽団(The Philharmonia Orchestra) |
病室で流れる曲(家族が一人一人順にアンディに声をかけ自宅に帰っていく)
アンディとミゲールが病室に二人きりになるシーン
歌劇《ラ・ワリー》第1幕 – アリア「さようなら、ふるさとの家よ (ならば?私は遠くへいきましょう)」
作曲者 | アルフレード・カタラーニ(Alfredo Catalani, 1854-1893) トスカーナ出身のイタリアのオペラ作曲家。 |
初演 | 1892年、スカラ座(ミラノ) |
Artist | マリア・カラス(Maria Callas, 1923-1977) トゥリオ・セラフィン(Tullio Serafin, 1878-1968) フィルハーモニア管弦楽団(The Philharmonia Orchestra) |
エンディング
フィラデルフィア
Artist | ニール・ヤング(Neil Young) カナダ系アメリカ人のフォーク/フォークロック・シンガーソングライター、1945年トロント生まれ。「クロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤング」「バッファロー・スプリングフィールド」のメンバーとしても活躍し、1969年にソロデビュー。 |
リリース | 1993年:Soundtrack『フィラデルフィア』 |
作曲者 | ニール・ヤング(Neil Young) |
『フィラデルフィア』のサントラ
『フィラデルフィア』はハワード・ショア(Howard Shore)が音楽を担当しました。
ハワード・ショアは、カナダ・オンタリオ州トロント出身の作曲家です。デヴィッド・クローネンバーグ監督映画の音楽で知られるようになり、『ロード・オブ・ザ・リング』『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』でアカデミー作曲賞を受賞しました。
『フィラデルフィア』キャスト・スタッフ
監督 | ジョナサン・デミ(Jonathan Demme) |
脚本 | ロン・ナイスワーナー(Ron Nyswaner) |
製作 | エドワード・サクソン(Edward Saxon) |
ジョナサン・デミ(Jonathan Demme) | |
音楽 | ハワード・ショア(Howard Shore) |
配給 | トライスター ピクチャーズ |
公開 | 1993年12月23日 |
1994年4月23日 | |
上映時間 | 125分 |
アンドリュー・ベケット:トム・ハンクス(Tom Hanks)
ジョー・ミラー:デンゼル・ワシントン(Denzel Washington)
チャールズ・ウィーラー:ジェイソン・ロバーズ(Jason Robards)
ベリンダ・コーニン:メアリー・スティーンバーゲン(Mary Steenburgen)
ミゲール・アルヴァレス:アントニオ・バンデラス(Antonio Banderas)
サラ・ベケット:ジョアン・ウッドワード(Joanne Woodward)
バド・ベケット:ロバート・キャッスル(Robert W. Castle)
ジル・ベケット:アン・ダウド(Ann Dowd)
リサ・ミラー:リサ・サマーラー(Lisa Summerour)
ルーカス・ガーネット判事:チャールズ・ネイピア(Charles Napier)
テイト判事:ロバータ・マクスウェル(Roberta Maxwell)
ジュリー・フォアマン:ダニエル・フォン・バーゲン(Daniel von Bargen)
ギルマン医師:カレン・フィンリー(Karen Finley)
ウォルター・ケントン:ロバート・リッジリー(Robert Ridgely)
ジェイミー・コリンズ:ブラッドリー・ウィットフォード(Bradley Whitford)
ボブ・サイドマン:ロン・ヴォーター(Ron Vawter)
アンシア・バートン:アンナ・ディーヴァー・スミス(Anna Deavere Smith)
ケネス・キルコイン:チャールズ・グレン(Charles Glenn)
図書館員:トレイシー・ウォルター(Tracey Walter)
Mr.ロジャー・レアド:ロジャー・コーマン(Roger Corman)
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