2023年に制作された映画『イコライザー THE FINAL』(原題:The Equalizer 3)は、ロバート・マッコールの活躍を描く人気アクションクライムシリーズ『イコライザー』の3作目です。今作ではイタリア・シチリア島やナポリの街が舞台となっています。
前作に引き続きデンゼル・ワシントンがロバート・マッコール役をつとめ、アントワーン・フークアが監督をつとめました。
『イコライザー THE FINAL』の挿入曲
『イコライザー THE FINAL』の挿入曲を流れた順番に紹介していきます。(ネタバレにご注意ください)
エンゾの家で流れる曲(マッコールがベッドで体を休める)
歌劇《トゥーランドット》 第3幕 第1場「誰も寝てはならぬ」
作曲 | ジャコモ・プッチーニ(Giacomo Puccini, 1858-1924) イタリア・オペラを代表する作曲家。 代表作『ラ・ボエーム』『トスカ』『蝶々夫人』 |
Artist | ティト・ベルトラン(Tito Beltrán) チリ出身のスウェーデン人テノール歌手。 |
プラハ市フィルハーモニー管弦楽団(The City of Prague Philharmonic Orchestra) チェコのミュージシャンで構成されるクラシック・オーケストラ。 |
エンゾの家で流れる曲(マッコールが担ぎ込まれた翌朝)
歌劇《アンドレア・シェニエ》第4幕 – 「五月の晴れた日のように」
作曲 | ウンベルト・ジョルダーノ(Umberto Giordano, 1867-1948) イタリアのオペラ作曲家。 |
Artist | トマス・ハーパー(Thomas Harper) ドイツを中心に活動するアメリカ生まれのテノール歌手。 |
ミヒャエル・ハラース(Michael Halász) ハンガリー出身の指揮者。 | |
スロヴァキア放送交響楽団(Slovak Radio Symphony Orchestra) スロヴァキアの首都ブラチスラヴァを本拠地とするオーケストラ。 |
マッコールが訪れるカフェで流れる曲(憲兵隊員のジオと話をする)
Artist | ナット・キング・コール(Nat King Cole, 1919-1965) アメリカのジャズピアニスト/歌手。「キング」の愛称で呼ばれ一世を風靡した20世紀アメリカを代表するジャズピアニスト。 |
リリース | 1964年 |
作曲 | ジョージ・カルディーニ(George Cardini, 1913-1992) イタリア出身のアメリカ人ヴァイオリニスト/作曲家/ソングライター/作家。 |
ダニー・ディミーノ(Danny DiMinno, 1911-1991) ニューヨーク出身のソングライター。 | |
ソフィー・エスター・マリンスキー(Sophie Esther Marinski) |
マッコールが訪れるレストランで流れる曲(店主が男に場所代を渡す様子を見る)
作曲 | ブリス・ダヴォリ(Brice Davoli) フランスの作曲家/編曲家。 ディオール(Dior)、ファーウェイ(Huawei)、その他多くの有名ブランドの広告キャンペーンの映像音楽を作曲し国際的に知られている。 |
マッコールがカフェや洋品店で街の人と交流を持つ
邦題『麗しき人生』
Artist | サシャ・ディステル(Sacha Distel, 1933-2004) フランスのジャズギタリスト/作曲家/歌手。 |
リリース | 1962年 |
作曲 | サシャ・ディステル(Sacha Distel, 1933-2004) |
ジャン・ブルッソール(Jean Broussolle, 1920-1984) フランスの作家/作曲家。 |
『La Belle Vie』は、1962年のフランス・イタリア合作オムニバス映画『新・七つの大罪』のために作られた曲です。
マルコ達がビンセントに金を届けにナポリの街をバイクで走る
Artist | トーマス・アジエ(Thomas Azier) オランダのアヴァン・ポップ歌手/作曲家、1987年生まれ。 |
リリース | 2020年 |
作曲 | トーマス・アジエ(Thomas Azier) |
オビ・ブランシュ(Obi Blanche) フィンランド生まれのギタリスト/プロデューサー/楽器製作者。 |
エンゾの家で流れる曲(エンゾとマッコールが食事をする)
歌劇《ドン・ジョヴァンニ》K.527 第1幕 – 「彼女の心の安らぎこそ」
作曲 | ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(Wolfgang Amadeus Mozart, 1756-1791) 18世紀古典派を代表するオーストリアの作曲家。 |
作曲年 | 1787年 |
Artist | ミヒャエル・ハラース(Michael Halász) ハンガリー出身の指揮者。 |
トルステン・ケルル(Torsten Kerl) ドイツ出身のテノール歌手。 | |
ニコラウス・エステルハージ・シンフォニア(Nicolaus Esterházy Sinfonia) 1992年にハンガリー交響楽団のメンバーによって結成された室内オーケストラ。 |
夜のカフェで流れる曲(アミーナがマッコールを食事に誘う)
Artist | メロディ・ガルドー(Melody Gardot) アメリカのジャズシンガー、1985年生まれ。 |
リリース | 2020年 |
作曲 | メロディ・ガルドー(Melody Gardot) |
ジェシー・ハリス(Jesse Harris) アメリカのシンガーソングライター/プロデューサー/ギタリスト、1969年ニューヨーク生まれ。2002年にノラ・ジョーンズに提供した『Don’t Know Why』でグラミー賞を受賞。 |
マッコールが訪れるレストランで流れる曲(ジオを脅しに現れたマルコを店から追い出す)
Artist | スティーヴ・ライス(Steve Rice) フィラデルフィアを拠点とする作曲家/ジャズピアニスト/ワールドミュージック・アコーディオン奏者。 |
作曲 | スティーヴ・ライス(Steve Rice) |
ヴィンセントの死に際にマッコールが口ずさむ歌
作曲 | ジョエル・リンジー(Joel Lindsey) アメリカの現代キリスト教音楽/南部ゴスペル・ソングライター。 |
ウェイン・ハウン(Wayne Haun) アメリカの南部のゴスペル市場で活躍するプロデューサー/ソングライター。 |
エンドクレジット
Artist | ジェイコブ・バンクス(Jacob Banks) イギリスを拠点に活動するシンガーソングライター、1991年ナイジェリア生まれ。 |
Feat. アベリーノ(Avelino) イギリスのラッパー、1993年ロンドン生まれ。 | |
リリース | 2015年 |
作曲 | Jacob Banks, Avelino, Tre Jean-Marie, Nayla ‘Sillkey’ Nyassa and Ellis Taylor |
『イコライザー THE FINAL』のサントラ
『イコライザー THE FINAL』はマーセロ・ザーヴォス(Marcelo Zarvos)が音楽を担当しました。マーセロ・ザーヴォスは、ブラジル・サンパウロ出身の作曲家です。ジャズ・ピアニストとしても知られています。
『グッド・シェパード』や『ワンダー 君は太陽』などの音楽を担当しています。
『イコライザー THE FINAL』キャスト・スタッフ
監督 | アントワーン・フークア(Antoine Fuqua) |
脚本 | リチャード・ウェンク(Richard Wenk) |
原作 | マイケル・スローン(Michael Sloan) |
リチャード・リンドハイム(Richard Lindheim) | |
製作 | トッド・ブラック(Todd Black) |
ジェイソン・ブルメンタル(Jason Blumenthal) | |
デンゼル・ワシントン(Denzel Washington) | |
アントワーン・フークア(Antoine Fuqua) | |
スティーヴ・ティッシュ(Steve Tisch) | |
クレイトン・タウンゼント(Clayton Townsend) | |
アレックス・シスキン(Alex Siskin) | |
トニー・エルドリッジ(Tony Eldridge) | |
マイケル・スローン(Michael Sloan) | |
音楽 | マーセロ・ザーヴォス(Marcelo Zarvos) |
配給 | ソニー・ピクチャーズ リリーシング |
公開 | 2023年9月1日 |
2023年10月6日 | |
上映時間 | 109分 |
ロバート・マッコール:デンゼル・ワシントン(Denzel Washington)
エマ・コリンズ:ダコタ・ファニング(Dakota Fanning)
ジオ・ボヌッチ:エウジェニオ・マストランドレア(Eugenio Mastrandrea)
フランク・コンロイ:デヴィッド・デンマン(David Denman)
アミーナ:ガイア・スコデッラーロ(Gaia Scodellaro)
エンゾ・アリシオ:レモ・ジローネ(Remo Girone)
ビンセント・クアランタ:アンドレア・スカルドゥッツィオ(Andrea Scarduzio)
マルコ・クアランタ:アンドレア・ドデーロ(Andrea Dodero)
アンジェロ:ダニエレ・ペローネ(Daniele Perrone)
ガブリエラ・ボヌッチ:ディア・ランザーロ(Dea Lanzaro)
キアラ・ボヌッチ:ソニア・ベン・アマル(Sonia Ben Ammar)
ロレンゾ・ビターレ:ブルーノ・ビロッタ(Bruno Bilotta)
スーザン・プラマー:メリッサ・レオ(Salvatore Ruocco)
ブライアン・プラマー:ビル・プルマン(Bill Pullman)
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