2024年にアメリカで制作された映画『MaXXXine マキシーン』(原題:MaXXXine)は、タイ・ウェスト監督によるスラッシャー映画です。『X エックス』『Pearl パール』に続く「Xトリロジー」完結編として制作されました。
1980年代のロサンゼルスを舞台に『X エックス』で唯一の生存者となったマキシーンのその後が描れています。
- 2022年
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- 2024年『MaXXXine マキシーン』(現在のページ)
- 『MaXXXine マキシーン』の挿入曲
- オープニング・クレジット
- ナースコスチュームに身を包んだマキシーンを友人がヒルズのパーティーに誘う(楽屋で流れる曲)
- マキシーンがレオンにオーディション結果を伝える(ビデオ屋で流れる曲)
- ハリウッドのストリート映像(ワンダーウーマンやチャップリンの仮装をした人々が映し出される)
- 仕事後、マキシーンの友人がヒルズのパーティーに向かう(タクシーの中で流れる曲)
- レオンがマキシーンの家を出てスケボーで帰る
- ボナベンチャーホテルのレストランでジョンとマキシーンが話をする
- 送られてきたVHSについてマキシーンがレオンに訊ねる(レオンが観ている映画の曲)
- マキシーンが車を停め、盗撮していたジョンの顔を殴る
- マキシーンが弁護士テディに相談しに行く(テディが聴いていた曲)
- レオンが殺されたと知ったマキシーンが、思わず駆け寄り警察官に止められる
- 週末のナイトクラブで、マキシーンがジョンを誘き寄せる(フロアで流れる曲)
- マキシーンが『ピューリタンII』のプレミアに出席する
- 1ヶ月後、マキシーンがトレーラーの中でSAGカードとドル札を使い薬物を吸う
- エンドクレジット
- 『MaXXXine マキシーン』のサントラ
- 『MaXXXine マキシーン』キャスト・スタッフ
『MaXXXine マキシーン』の挿入曲
『MaXXXine マキシーン』の挿入曲を流れた順番に紹介していきます。(ネタバレにご注意ください)
オープニング・クレジット
ギミ・オール・ユア・ラヴィン
Artist | ZZトップ(ZZ Top) 1969年にテキサス州ヒューストンで結成されたアメリカのスリーピース・ロックバンド。 |
リリース | 1983年 |
作曲者 | ZZ Top フランク・ベアード(Frank Beard) ビリー・ギボンズ(Billy Gibbons) ダスティ・ヒル(Dusty Hill) |
ナースコスチュームに身を包んだマキシーンを友人がヒルズのパーティーに誘う(楽屋で流れる曲)
イン・マイ・ハウス
Artist | メリー・ジェーン・ガールズ(Mary Jane Girls) 1979年にロサンゼルスで結成されたアメリカのガールズグループ。 リック・ジェームスのプロデュースで『キャンディ・マン』(1983)、『イン・マイ・ハウス』(1985) などがヒットし注目を集めた。1987年解散。 |
リリース | 1985年 |
作曲者 | リック・ジェームス(Rick James, 1948-2004) アメリカのファンクミュージシャン/ベーシスト/作曲家/音楽プロデューサー。 |
マキシーンがレオンにオーディション結果を伝える(ビデオ屋で流れる曲)
邦題『狂気』
Artist | ラット(Ratt) 1978年にカリフォルニア州サンディエゴで結成されたアメリカのグラムメタルバンド。 80年代のLAメタル・ムーヴメントを牽引した。 |
リリース | 1984年 |
作曲者 | ロビン・クロスビー(Robbin Crosby, 1959-2002) アメリカのロックギタリスト。ラット(Ratt) の元ギタリスト。 |
ハリウッドのストリート映像(ワンダーウーマンやチャップリンの仮装をした人々が映し出される)
オブセッシ
Artist | アニモーション(Animotion) カリフォルニア州ロサンゼルス出身のアメリカのシンセポップバンド。 |
リリース | 1984年 |
作曲者 | ホリー・ナイト(Holly Knight) アメリカの女性ソングライター/ミュージシャン/歌手、1956年生まれ。 1980年代に、ポップロックグループ「スパイダー」(Spider)、「デヴァイス」(Device) のメンバーとして活動しながら、ティナ・ターナー 、パット・ベネター、ボニー・タイラーなど他のアーティストのために曲を書いたことで知られる。 |
マイケル・デ・バレス(Michael Des Barres) イギリスの俳優/ポップシンガー、1948年生まれ。 |
仕事後、マキシーンの友人がヒルズのパーティーに向かう(タクシーの中で流れる曲)
Artist | ナヒード・アクタル(Nahid Akhtar) パキスタンのプレイバックシンガー、1956年生まれ。 1970年代後半から80年代にかけてロリウッド(パキスタンの映画産業の通称)のトップ・プレイバックシンガーとして活躍し「パキスタンのナイチンゲール」と呼ばれた。 |
タシン・ジャヴェド(Tehsin Javed) | |
アンワル・ラフィ(Anwar Rafi) | |
作曲者 | Masroor Anwar and Manzoor Ashraf |
レオンがマキシーンの家を出てスケボーで帰る
ウェイストランド
Artist | ラフィアンズ(Ruffians) 1983年に結成されたアメリカのヘヴィメタルバンド。 |
リリース | 1985年 |
作曲者 | Ruffians クレイグ・バーホースト(Craig Behrhorst) クリス・アッチソン(Chris Atchison) |
ボナベンチャーホテルのレストランでジョンとマキシーンが話をする
作曲者 | トッド・カーロン(Todd Carlon) ミシガン州出身のアメリカのミュージシャン作曲家/プロデューサー。 |
送られてきたVHSについてマキシーンがレオンに訊ねる(レオンが観ている映画の曲)
リリース | 1979年:Soundtrack『The Great Alligator River』 |
作曲者 | ステルヴィオ・チプリアーニ(Stelvio Cipriani, 1937-2018) イタリアの映画音楽作曲家/ピアニスト/指揮者。 |
『Alligator Scream』は、イタリアの動物ホラー映画『The Great Alligator River』のオリジナル・サウンドトラックです。
マキシーンが車を停め、盗撮していたジョンの顔を殴る
邦題『セント・エルモス・ファイアー』
Artist | ジョン・パー(John Parr) イギリスのミュージシャン/シンガーソングライター、1952年生まれ。 |
リリース | 1985年:Soundtrack『セント・エルモス・ファイアー』 |
作曲者 | ジョン・パー |
デイヴィッド・フォスター(David Foster) カナダのミュージシャン/音楽プロデューサー/ソングライター/編曲家、1949年生まれ。 |
『St. Elmo’s Fire (Man in Motion)』は、1985年のアメリカ映画『セント・エルモス・ファイアー』のテーマ曲です。
マキシーンが弁護士テディに相談しに行く(テディが聴いていた曲)
Artist | ストレンジウェイズ(Strangeways) スコットランド出身のAORバンド。 |
リリース | 1985年 |
作曲者 | イアン・スチュワート(Ian Stewart) イギリスのギタリスト/ソングライター/歌手/マルチ楽器奏者/プロデューサー。 ストレンジウェイズ(Strangeways)のギタリストとして知られる。 |
レオンが殺されたと知ったマキシーンが、思わず駆け寄り警察官に止められる
プリズナー・オブ・ユア・アイズ
Artist | ジューダス・プリースト(Judas Priest) 1969年にバーミンガムで結成されたイギリスのヘビーメタルバンド。 |
リリース | 2001年(1985年録音) |
作曲者 | Judas Priest ロブ・ハルフォード(Rob Halford) グレン・ティプトン(Glenn Tipton) K・K・ダウニング(K.K. Downing) |
週末のナイトクラブで、マキシーンがジョンを誘き寄せる(フロアで流れる曲)
邦題『プレジャードーム』
Artist | フランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッド(Frankie Goes to Hollywood) 1980年にリバプールで結成されたイギリスのニュー・ウェイヴ・バンド。 メンバーのうち二人がゲイであることを公言し、それをアピールしたイメージ戦略で世界中にセンセーションを巻き起こした。 |
リリース | 1984年 |
作曲者 | Frankie Goes to Hollywood ホリー・ジョンソン(Holly Johnson) ブライアン・ナッシュ(Brian Nash) ピーター・ギル(Peter Gill) マーク・オトゥール(Mark O’Toole) |
マキシーンが『ピューリタンII』のプレミアに出席する
シェルショック
Artist | ニュー・オーダー(New Order) 1980年に結成されたイギリスのエレクトロニック・ロックバンド。 イアン・カーティスの死で活動停止となったロックバンド「ジョイ・ディヴィジョン」(Joy Division)の残された3人のメンバーによって再編成された。 |
リリース | 1986年 |
作曲者 | New Order バーナード・サムナー(Bernard Sumner) スティーヴン・モリス(Stephen Morris) ジリアン・ギルバート(Gillian Gilbert) ピーター・フック(Peter Hook) |
ジョン・ロビー(John Robie) アメリカのキーボード奏者/プロデューサー/ソングライター。 | |
1ヶ月後、マキシーンがトレーラーの中でSAGカードとドル札を使い薬物を吸う
邦題『ショウほど素敵な商売はない』
Artist cover ver. | キャロル・バーネット(Carol Burnett) アメリカの女優/コメディエンヌ/声優、1933年生まれ。 |
リリース | 1967年 |
作曲者 | アーヴィング・バーリン(Irving Berlin, 1888-1989) ベラルーシ出身のユダヤ系アメリカ人作曲家。 映画『スイング・ホテル』(1942) の劇中歌『ホワイト・クリスマス』を書き、アカデミー歌曲賞を受賞した。 代表曲『ホワイト・クリスマス』『ゴッド・ブレス・アメリカ』 |
Original ver. | 1946年:エセル・マーマン(Ethel Merman, 1908-1984) アメリカの歌手/女優。数多くのミュージカルコメディで活躍し「ブロードウェイの女王」と呼ばれた。 |
『There’s No Business Like Show Business』は、1946年のブロードウェイミュージカル『アニーよ銃をとれ』(Annie get your gun)のために書かれた作品です。
エンドクレジット
邦題『ベティ・デイビスの瞳』
Artist cover ver. | キム・カーンズ(Kim Carnes) アメリカのシンガーソングライター/ミュージシャン、1945年生まれ。 |
リリース | 1981年 |
作曲者 | ドナ・ワイス(Donna Weiss) アメリカのシンガーソングライター。 |
ジャッキー・デシャノン(Jackie DeShannon) アメリカのシンガーソングライター、1941年生まれ。 | |
Original ver. | 1975年:ジャッキー・デシャノン |
『MaXXXine マキシーン』のサントラ
『MaXXXine マキシーン』はタイラー・ベイツ(Tyler Bates)が音楽を担当しました。
タイラー・ベイツは、アメリカ・カリフォルニア州出身のミュージシャン/ギタリストです。『ジョン・ウィック』シリーズや『デッドプール2』の音楽を手掛けています。

『MaXXXine マキシーン』キャスト・スタッフ
監督 | タイ・ウェスト(Ti West) |
脚本 | タイ・ウェスト(Ti West) |
製作 | ジェイコブ・ジャフク(Jacob Jaffke) |
タイ・ウェスト(Ti West) | |
ケヴィン・チューレン(Kevin Turen) | |
ハリソン・クライス(Harrison Kreiss) | |
ミア・ゴス(Mia Goth) | |
音楽 | タイラー・ベイツ(Tyler Bates) |
配給 | ハピネットファントム・スタジオ |
公開 | 2024年7月5日 |
2025年6月6日 | |
上映時間 | 103分 |
マキシーン・ミンクス:ミア・ゴス(Mia Goth)
ジョン・ラバト:ケヴィン・ベーコン(Kevin Bacon)
エリザベス・ベンダー:エリザベス・デビッキ(Elizabeth Debicki)
モリー・ベネット:リリー・コリンズ(Lily Collins)
レオン:モーゼス・サムニー(Moses Sumney)
テディ・ナイト:ジャンカルロ・エスポジート(Giancarlo Esposito)
ウィリアムズ刑事:ミシェル・モナハン(Michelle Monaghan)
トレス刑事:ボビー・カナヴェイル(Bobby Cannavale)
タビー・マーティン:ホールジー(Halsey)
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