1967年にアメリカで制作された映画『卒業』(原題:The Graduate)は、大学を卒業したばかりの青年が人妻と不倫関係となったのち、その娘に恋する様子を描いた青春恋愛映画です。
第40回アカデミー賞では、作品賞を含む7部門にノミネートされ、監督賞を受賞しました。
『卒業』の挿入曲
『卒業』の挿入曲を流れた順番に紹介していきます。(ネタバレにご注意ください)
オープニングクレジット
ベンジャミンが乗る飛行機がロサンゼルス空港に到着する。
ミセス・ロビンソンが自宅のホームバーで流す曲
ベンジャミンがミセス・ロビンソンを車で家に送り、酒を勧められ話をするシーン
ベンジャミンがミセス・ロビンソンを待つタフトホテルで流れる曲
ホテルの大舞踏場では、シングルマン氏主催の “シングルマンパーティ” が開かれていました。
ロビンソン夫人がベンジャミンをホテルの部屋に残し帰って行く
ベンジャミンがエレーンをストリップバーに連れて行く
ベンジャミンとエレインが車でハンバーガーを食べる(隣の車から流れる曲)
ベンジャミンとエレインが二人で訪れるタフトホテルで流れる曲
ベンジャミンが従業員から親しげに挨拶をされる様子を見てエレインが不思議がるシーン
ベンジャミンがエレインへの想いを募らせバークリーに向かう
ベンジャミンがエレインの結婚を阻止するために車を走らせる
エレインの結婚式でオルガン奏者が演奏する曲
エンディング&エンドクレジット
『卒業』のサントラ
『卒業』はポール・サイモン(Paul Simon)とデイヴ・グルーシン(Dave Grusin)が音楽を担当しました。
デイヴ・グルーシンは、アメリカ・コロラド生まれの作曲家/ジャズピアニストです。『マイ・ボディガード』や『トッツィー』など数多くの映画音楽を手掛け、『コンドル』や『黄昏』のテーマ曲で広く知られています。
『卒業』キャスト・スタッフ
監督 | マイク・ニコルズ(Mike Nichols) |
脚本 | バック・ヘンリー(Buck Henry) |
カルダー・ウィリンガム(Calder Willingham) | |
原作 | チャールズ・ウェッブ(Charles Webb) |
製作 | ローレンス・ターマン(Lawrence Turman) |
音楽 | ポール・サイモン(Paul Simon) |
デイヴ・グルーシン(Dave Grusin) | |
配給 | UA |
公開 | 1967年12月21日 |
1968年6月8日 | |
上映時間 | 105分 |
ベンジャミン・ブラドック:ダスティン・ホフマン(Dustin Hoffman)
ミセス・ロビンソン:アン・バンクロフト(Anne Bancroft)
エレーン・ロビンソン:キャサリン・ロス(Katharine Ross)
ミスター・ロビンソン:マーレイ・ハミルトン(Murray Hamilton)
ミスター・ブラドック:ウィリアム・ダニエルズ(William Daniels)
ミセス・ブラドック:エリザベス・ウィルソン(Elizabeth Wilson)
カール・スミス:ブライアン・エイヴリー(Brian Avery)
フロント係:バック・ヘンリー(Buck Henry)
ミスター・マクガイア:ウォルター・ブルック(Walter Brooke)
ミスター・マックリーリー:ノーマン・フェル(Norman Fell)
カールソン:ローレンス・ハッドン(Laurence Haddon)
カールソン夫人:イヴ・マクヴェイ(Eve McVeagh)
下宿屋の住人:リチャード・ドレイファス(Richard Dreyfuss)
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