2025年にアメリカで制作された映画『罪人たち』(原題:Sinners)は、1932年アメリカ南部ミシシッピ州を舞台としたホラー映画です。
ライアン・クーグラーが監督・脚本をつとめ、マイケル・B・ジョーダンが双子役で主演をつとめました。
- 『罪人たち』の挿入曲
- オープニング
- 1932年ミシシッピ州クラークスデール、ボディをなくした壊れたギターを持ってサミーが父親の教会に入って行く(礼拝で子供達が歌う)
- スモークが繁みに隠しておいたトラックでダウンタウンに向かい、ボー・チョーの雑貨店に入る
- 一面に広がる綿花畑の道を走る車の中でサミーがギターを弾き歌う
- スタックとサミーが駅を歩く(白人専用切符売り場付近でギターを弾く男が歌う)
- スタックとサミーが駅を歩く(白人専用エリアで躊躇うサミーにスタックが「ついて来い」と言う)
- スタックとサミーが駅を歩く(スタックがチップを投げ入れ、シガーボックスギターを演奏する男に礼を言われる)
- スタックが駅でクラブ・ジュークの開店をアピールする(デルタ・スリムとサミーが見物人の前で演奏する)
- 綿花畑の道で作業をする囚人たちをデルタ・スリムが車の中から励ます(囚人たちが歌う)
- デルタ・スリムが放浪罪で捕まった後の出来事をサミー達に話す
- クラブ・ジュークの開店(デルタ・スリムがピアノを弾き客が踊る)
- クラブ・ジュークでサミーがギターを鳴らし歌う
- サミーとパーリンが店の倉庫に鍵をかけて二人きりで過ごす(店で演奏されている曲)
- レミックら3人が店の入り口で歌を披露する
- スモークが銃に手を伸ばして脅しをかけ、レミックら3人をなんとか帰らせる(店で演奏されている曲)
- スモークがサミーに「今まで会ったミュージシャンで幸せな奴を見たことがない」と語る(店で演奏されている曲)
- メアリーが店の外に出て行きレミックら3人にさぐりを入れる(3人が演奏している曲)
- クラブ・ジュークのステージでパーリンが歌う(スタックがメアリーの餌食になる)
- スモークとサミーが店の中で見つけた死体を外に運び出す(吸血鬼たちの中心でレミックが歌う)
- 吸血鬼たちが歌を歌いながらクラブ・ジュークに近づいて来る
- 1992年イリノイ州シカゴ、サミーがスタックとメアリーに再会し、ギターを演奏して聴かせる
- エンディング&エンドクレジット 1曲目
- エンドクレジット 2曲目
- ポストクレジット(若いサミーが教会の椅子に座って歌う)
- 『罪人たち』のサントラ
- 『罪人たち』キャスト・スタッフ
『罪人たち』の挿入曲
『罪人たち』の挿入曲を流れた順番に紹介していきます。(ネタバレにご注意ください)
オープニング
| Artist | Iarla O’Lionaird, Jaeden Ariana Wesley and DC6 Singers Collective |
| イアルラ・オ・リオナード(Iarla O’Lionaird) アイルランドの歌手/音楽プロデューサー アフロ・ケルト・サウンド・システム(Afro Celt Sound System)、ザ・グローミング(The Gloaming)のボーカリスト。 | |
| リリース | 2025年:Soundtrack『罪人たち』 |
| 作曲者 | ルドウィグ・ゴランソン(Ludwig Göransson) スウェーデンのミュージシャン/作曲家/指揮者/ソングライター/音楽プロデューサー、1984年生まれ。 映画『ブラックパンサー』(2018) 、『オッペンハイマー』(2023) のスコアを手掛け、アカデミー作曲賞を2度受賞した。 |
1932年ミシシッピ州クラークスデール、ボディをなくした壊れたギターを持ってサミーが父親の教会に入って行く(礼拝で子供達が歌う)
邦題『私の小さな光』
『This Little Light of Mine』は、キリスト教徒の教会や刑務所で1920年代に初めて歌われたゴスペル曲です。マタイによる福音書 5.15「あかりをつけて、それを枡の下におく者ものはいない。むしろ、燭台の上において、家の中のすべてのものを照させるのである」にインスピレーションを得て、子供たちのために書かれたと言われています。
また、公民権運動時には抵抗歌として使われました。
喜びと希望に満ちた歌詞は、抗議活動中の緊張と動揺を和らげ心を落ち着かせる効果を持ったと伝えられており、1950年代から1960年代にかけてのアメリカにおける公民権運動を象徴する歌としても知られるようになりました。
この後「ポストクレジット(若いサミーが教会の椅子に座って歌う)」でもこの曲が使われています。
スモークが繁みに隠しておいたトラックでダウンタウンに向かい、ボー・チョーの雑貨店に入る
ワング・ダング・ドゥードル
| Artist cover ver. | セドリック・バーンサイド(Cedric Burnside) アメリカのエレクトリックブルース・ギタリスト/ドラマー/歌手/ソングライター、1978年テネシー州メンフィス生まれ。R.L. バーンサイドの孫。 |
| ティエリニー・ジャクソン(Tierinii Jackson) テネシー州メンフィス出身のアメリカの歌手。 | |
| シャード・トーマスマロリー(Sharde Thomas-Mallory) アメリカのファイフ奏者/歌手。 | |
| リリース | 2025年:Soundtrack『罪人たち』 |
| 作曲者 | ウィリー・ディクスン(Willie Dixon, 1915-1992) アメリカのブルース・ベーシスト/歌手/作詞家/音楽プロデューサー。プロボクサーとして活動後にベーシストとして音楽活動を始め、ロックミュージシャンにもカバーされるブルースの名曲を数多く残した。 |
| Original ver. | 1961年:ハウリン・ウルフ(Howlin’ Wolf, 1910-1976) アメリカのブルース歌手/ギタリスト。 |
一面に広がる綿花畑の道を走る車の中でサミーがギターを弾き歌う
| Artist | マイルズ・ケイトン(Miles Caton) サミー・“プリーチャー・ボーイ”・ムーアを演じるアメリカのミュージシャン/俳優、2005年生まれ。 |
| リリース | 2025年:Soundtrack『罪人たち』 |
| 作曲者 | アルヴィン・ヤングブラッド・ハート(Alvin Youngblood Hart) アメリカのブルースミュージシャン、1963年カリフォルニア州オークランド生まれ。同世代で最も重要なカントリーブルース・アーティストの一人と見なされている。 |
この後「1992年イリノイ州シカゴ、サミーがスタックとメアリーに再会しギターで歌を聴かせる」でもこの曲が使われています。
スタックとサミーが駅を歩く(白人専用切符売り場付近でギターを弾く男が歌う)
ポニー・ブルース
| Artist cover ver. | バディ・ガイ(Buddy Guy) 老年期のサミー・“プリーチャー・ボーイ”・ムーアを演じるアメリカのブルースギタリスト/歌手、1936年ルイジアナ州レッツワース生まれ。 1958年のデビューからシカゴのシーンで活躍し、エリック・クラプトン、ジミ・ヘンドリックス、ジェフ・ベックをはじめとする多くのギタリストに多大な影響を与えてきた。エリック・クラプトンはかつて彼を「The best guitar player alive」と表現している。 |
| 作曲者 | チャーリー・パットン(Charley Patton, 1891-1934) アメリカのデルタブルース・ミュージシャン/ソングライター。「デルタ・ブルースの父」と呼ばれる。 |
| Original ver. | 1929年:チャーリー・パットン |
サミーがスモークから贈られたギターは、この曲の作曲者チャーリー・パットン(Charley Patton)が使用していたという設定になっています。
スタックとサミーが駅を歩く(白人専用エリアで躊躇うサミーにスタックが「ついて来い」と言う)
マイ ベイブ
| Artist cover ver. | シャード・トーマスマロリー(Sharde Thomas-Mallory) アメリカのファイフ奏者/歌手。 |
| クリス・マロリー(Chris Mallory) アメリカのミュージシャン/プロデューサー。 | |
| 作曲者 | ウィリー・ディクスン(Willie Dixon, 1915-1992) アメリカのブルース・ベーシスト/歌手/作詞家/音楽プロデューサー。 プロボクサーとして活動後にベーシストとして音楽活動を始め、ロックミュージシャンにもカバーされるブルースの名曲を数多く残した。 |
| Original ver. | 1955年:リトル・ウォルター(Little Walter, 1930-1968) アメリカのブルースハーモニカ奏者/歌手/作曲家。 アンプリファイド奏法(ハーモニカとマイクを両手で包みこんでギターアンプを通して鳴らす方法)で革新的なサウンドを生み出し、シカゴブルースの新しいスタイルを生み出した。2008年、唯一のハーモニカ奏者としてロックの殿堂入りを果たした。 |
『My Babe』は、ウィリー・ディクスンがリトル・ウォルターのために書いたシカゴブルースの名曲です。
スタックとサミーが駅を歩く(スタックがチップを投げ入れ、シガーボックスギターを演奏する男に礼を言われる)
| Artist | スーパー・チカン(Super Chikan) アメリカのブルース歌手/ソングライター/ギタリスト、1951年生まれ。 |
| 作曲者 | サン・ハウス(Son House, 1902-1988) アメリカのデルタブルース歌手/ギタリスト。 宗教的な理由で世俗音楽(ブルース)に敵意を抱きながら教会の説教師・牧師を務めていたが、25歳の時スライドギターと出会いブルースパフォーマーに転向。殺人罪でミシシッピ州立刑務所に2年服役後、チャーリー・パットンの目に留まり共演するようになり、共に密造酒販売に関与することで利益を得ていたと伝えられている。 |
| Original ver. | 1965年: サン・ハウス(Son House, 1902-1988) |
スタックが駅でクラブ・ジュークの開店をアピールする(デルタ・スリムとサミーが見物人の前で演奏する)
ジューク
| Artist cover ver. | デルロイ・リンドー(Bobby Rush) デルタ・スリムを演じるイギリス系アメリカ人の俳優、1952年ロンドン生まれ。 |
| マイルズ・ケイトン(Miles Caton) サミー・“プリーチャー・ボーイ”・ムーアを演じるアメリカのミュージシャン/俳優、2005年生まれ。 | |
| リリース | 2025年:Soundtrack『罪人たち』 |
| 作曲者 | リトル・ウォルター(Little Walter, 1930-1968) アメリカのブルースハーモニカ奏者/歌手/作曲家。 アンプリファイド奏法(ハーモニカとマイクを両手で包みこんでギターアンプを通して鳴らす方法)で革新的なサウンドを生み出し、シカゴブルースの新しいスタイルを生み出した。2008年、唯一のハーモニカ奏者としてロックの殿堂入りを果たした。 |
| Original ver. | 1952年:リトル・ウォルター |
綿花畑の道で作業をする囚人たちをデルタ・スリムが車の中から励ます(囚人たちが歌う)
『Julie』は、1960年代半ばにテキサス州の刑務所で採集されたアフリカ系アメリカ人による労働歌です。
労働歌は、危険な作業を行うチームの調整力をアップさせるだけでなく、囚人たちが強い鬱積した感情を発散するなど労働者の生産性を高めるのにも役立ったと伝えられています。
また、働く側にとっては、みんなが一緒に歌うことで一定のペースで仕事が進み、労働力の少ない労働者が拷問を受けることがなくなるという重要な役割を持ちました。
デルタ・スリムが放浪罪で捕まった後の出来事をサミー達に話す
ベイビー・プリーズ・ドント・ゴー
| Artist | ビッグ・ジョー・ウィリアムズ(Big Joe Williams, 1903-1982) アメリカのデルタブルース・ギタリスト/歌手/ソングライター。 十代の頃からアメリカ中を放浪し、25の異なるレーベルで数百のレコードを録音した。自作の9弦ギターの独特のサウンドとパワフルな歌声で知られる。 |
| リリース | 1935年 |
| 作曲者 | ビッグ・ジョー・ウィリアムズ(Big Joe Williams, 1903-1982) |
クラブ・ジュークの開店(デルタ・スリムがピアノを弾き客が踊る)
パイントップス・ブギ・ウギ
| Artist cover ver. | レスター・スネル(Lester Snell) アメリカのピアニスト/キーボーディスト/ソングライター/プロデューサー、1946年テネシー州メンフィス生まれ。1970年台にアイザック・ヘイズ・ムーブメント(Isaac Hayes Movement)のメンバーとして活動していた。 |
| 作曲者 | パイントップ・スミス(”Pine Top” Smith, 1904-1929) アメリカのブギウギ・ピアニスト。 |
| Original ver. | 1929年:パイントップ・スミス |
クラブ・ジュークでサミーがギターを鳴らし歌う
| Artist | マイルズ・ケイトン(Miles Caton) サミー・“プリーチャー・ボーイ”・ムーアを演じるアメリカのミュージシャン/俳優、2005年生まれ。 |
| リリース | 2025年:Soundtrack『罪人たち』 |
| 作曲者 | ラファエル・サディーク(Raphael Saadiq) アメリカのシンガーソングライター/マルチインストゥルメンタリスト/音楽プロデューサー、1966年生まれ。1980年代後半から1990年代半ばにかけてR&Bグループ「トニー・トニー・トニー」(Tony! Toni! Toné!) のボーカリストとして活躍し世界的知名度を獲得。プロデューサー/ソングライターとしても高い評価を得てR&B界を牽引し続けている。 映画『マッドバウンド 哀しき友情』(2017) でアカデミー作曲賞にノミネートされた。 |
| ルドウィグ・ゴランソン(Ludwig Göransson) スウェーデンのミュージシャン/作曲家/指揮者/ソングライター/音楽プロデューサー、1984年生まれ。 映画『ブラックパンサー』(2018) 、『オッペンハイマー』(2023) のスコアを手掛け、アカデミー作曲賞を2度受賞した。 |
サミーとパーリンが店の倉庫に鍵をかけて二人きりで過ごす(店で演奏されている曲)
| Artist | リトル・ブラザー・モンゴメリ(Little Brother Montgomery, 1906-1985) アメリカのブルース・ピアニスト/歌手。 |
| 作曲者 | リトル・ブラザー・モンゴメリ |
レミックら3人が店の入り口で歌を披露する
ピック・プア・ロビン・クリーン
| Artist cover ver. | ジャック・オコンネル(Jack O’Connell) レミック(アイルランド出身の謎の男)を演じるイギリスの俳優、1990年ロンドン生まれ。 |
| ピーター・ドレイマニス(Peter Dreimanis) バート(KKKの一員)を演じるラトビア系カナダ人歌手/俳優。ロックバンド「ジュライ・トーク」(July Talk) のボーカリスト。 | |
| ローラ・カーク(Lola Kirke) ジョーン(KKKの一員)を演じるイギリスの女優、1990年ロンドン生まれ。 | |
| リリース | 2025年:Soundtrack『罪人たち』 |
| 作曲者 | ジーシー・ワイリー(Geeshie Wiley, 1908-1950) アフリカ系アメリカ人の女性カントリーブルース歌手/ギタリスト。 1930年から1931年にかけてエルヴィー・トーマス(Elvie Thomas)と共演し、パラマウント・レコードで6曲をレコーディングした。 |
| Original ver. | 1931年:ジーシー・ワイリー(Geeshie Wiley, 1908-1950) |
この後「吸血鬼たちが歌を歌いながらクラブ・ジュークに近づいて来る」でもこの曲が使われています。
スモークが銃に手を伸ばして脅しをかけ、レミックら3人をなんとか帰らせる(店で演奏されている曲)
| Artist | セドリック・バーンサイド(Cedric Burnside) アメリカのエレクトリックブルース・ギタリスト/ドラマー/歌手/ソングライター、1978年テネシー州メンフィス生まれ。R.L. バーンサイドの孫。 |
| ティエリニー・ジャクソン(Tierinii Jackson) テネシー州メンフィス出身のアメリカの歌手。 | |
| リリース | 2025年:Soundtrack『罪人たち』 |
| 作曲者 | セドリック・バーンサイド(Cedric Burnside) |
| ティエリニー・ジャクソン(Tierinii Jackson) |
スモークがサミーに「今まで会ったミュージシャンで幸せな奴を見たことがない」と語る(店で演奏されている曲)
| Artist cover ver. | リアノン・ギデンズ(Rhiannon Giddens) アメリカの歌手/ソングライター/マルチインストゥルメンタリスト/音楽史家/作家/俳優/活動家、1977年生まれ。オールドタイム・ストリングスバンド「キャロライナ・チョコレート・ドロップス」(Carolina Chocolate Drops) の創設メンバー。 |
| ジャスティン・ロビンソン(Justin Robinson) アメリカのジャズサックス奏者/フルート奏者、1968年生まれ。 | |
| リリース | 2025年:Soundtrack『罪人たち』 |
| 作曲者 | ジョー・トンプソン(Joe Thompson, 1918-2012) アメリカのオールドタイム・フィドラー。 |
メアリーが店の外に出て行きレミックら3人にさぐりを入れる(3人が演奏している曲)
ワイルド・マウンテン・タイム
| 作曲者 | フランシス・マクピーク(Francis McPeake, 1885-1971) ベルファスト出身のシンガーソングライター/ミュージシャン。民謡に手を加えて完成させた曲『Wild Mountain Thyme』の著作者として知られる。 |
『Wild Mountain Thyme』は、19世紀初頭のアイルランド民謡です。
クラブ・ジュークのステージでパーリンが歌う(スタックがメアリーの餌食になる)
| Artist | ジェイミー・ローソン(Jayme Lawson) パーリンを演じるアメリカの女優、1997年生まれ。 |
| リリース | 2025年:Soundtrack『罪人たち』 |
| 作曲者 | ブリタニー・ハワード(Brittany Howard) アメリカのミュージシャン、1988年アラバマ州アテネ生まれ。 |
| ルドウィグ・ゴランソン(Ludwig Göransson) スウェーデンのミュージシャン/作曲家/指揮者/ソングライター/音楽プロデューサー、1984年生まれ。 映画『ブラックパンサー』(2018) 、『オッペンハイマー』(2023) のスコアを手掛け、アカデミー作曲賞を2度受賞した。 |
スモークとサミーが店の中で見つけた死体を外に運び出す(吸血鬼たちの中心でレミックが歌う)
ロッキー・ロード・トゥー・ダブリン
| 作曲者 | D.K. ガヴァン(D.K. Gavan) 19世紀のアイルランドの詩人。1862年頃に「The Rocky Road to Dublin」を発表した。 |
『Rocky Road to Dublin』は、19世紀に書かれたアイルランド民謡です。
故郷のチュアムを出発し、ダブリンを経由してリバプールに旅をする男の物語が歌われています。
吸血鬼たちが歌を歌いながらクラブ・ジュークに近づいて来る
ピック・プア・ロビン・クリーン
| 作曲者 | ジーシー・ワイリー(Geeshie Wiley, 1908-1950) アフリカ系アメリカ人の女性カントリーブルース歌手/ギタリスト。 1930年から1931年にかけてエルヴィー・トーマス(Elvie Thomas)と共演し、パラマウント・レコードで6曲をレコーディングした。 |
| Original ver. | 1931年:ジーシー・ワイリー(Geeshie Wiley, 1908-1950) |
「レミックら3人が店の入り口で歌を披露する」でもこの曲が使われていました。
1992年イリノイ州シカゴ、サミーがスタックとメアリーに再会し、ギターを演奏して聴かせる
| Artist | バディ・ガイ(Buddy Guy) 老年期のサミー・“プリーチャー・ボーイ”・ムーアを演じるアメリカのブルースギタリスト/歌手、1936年ルイジアナ州レッツワース生まれ。 1958年のデビューからシカゴのシーンで活躍し、エリック・クラプトン、ジミ・ヘンドリックス、ジェフ・ベックをはじめとする多くのギタリストに多大な影響を与えてきた。エリック・クラプトンはかつて彼を「The best guitar player alive」と表現している。 |
| リリース | 2025年:Soundtrack『罪人たち』 |
| 作曲者 | アルヴィン・ヤングブラッド・ハート(Alvin Youngblood Hart) アメリカのブルースミュージシャン、1963年カリフォルニア州オークランド生まれ。同世代で最も重要なカントリーブルース・アーティストの一人と見なされている。 |
「一面に広がる綿花畑の道を走る車の中でサミーがギターを弾き歌う」でもこの曲が使われていました。
エンディング&エンドクレジット 1曲目
| Artist | ジェイミー・ローソン(Jayme Lawson) パーリンを演じるアメリカの女優、1997年生まれ。 |
| リリース | 2025年:Soundtrack『罪人たち』 |
| 作曲者 | ブリタニー・ハワード(Brittany Howard) アメリカのミュージシャン、1988年アラバマ州アテネ生まれ。 |
| ルドウィグ・ゴランソン(Ludwig Göransson) スウェーデンのミュージシャン/作曲家/指揮者/ソングライター/音楽プロデューサー、1984年生まれ。 映画『ブラックパンサー』(2018) 、『オッペンハイマー』(2023) のスコアを手掛け、アカデミー作曲賞を2度受賞した。 |
エンドクレジット 2曲目
| Artist | ロッド・ウェイブ(Rod Wave) アメリカのラッパー/歌手、1998年フロリダ州セントピーターズバーグ生まれ。 ヒップホップとR&Bを融合させたスタイルとソウルフルな歌声で知られる。 |
| リリース | 2025年 |
| 作曲者 | Rod Wave, Tarkan Kzoluklu, Kyris Mingo, Leonard Denisenko, Darius Povilinus and Travis Harrington |
ポストクレジット(若いサミーが教会の椅子に座って歌う)
邦題『私の小さな光』
「1932年ミシシッピ州クラークスデール、ボディをなくした壊れたギターを持ってサミーが父親の教会に入って行く(礼拝で子供達が歌う)」でもこの曲が使われていました。
『罪人たち』のサントラ
『罪人たち』はルドウィグ・ゴランソン(Ludwig Göransson)が音楽を担当しました。
ルドウィグ・ゴランソンは、スウェーデン出身の作曲家です。『ブラックパンサー』(2018)、『オッペンハイマー』(2023) でアカデミー作曲賞を受賞しています。
『罪人たち』キャスト・スタッフ
| 監督 | ライアン・クーグラー(Ryan Coogler) |
| 脚本 | ライアン・クーグラー(Ryan Coogler) |
| 製作 | ジンジ・クーグラー(Zinzi Coogler) |
| セヴ・オハニアン(Sev Ohanian) | |
| ライアン・クーグラー(Ryan Coogler) | |
| 音楽 | ルドウィグ・ゴランソン(Ludwig Göransson) |
| 配給 | ワーナー・ブラザース映画 |
| 公開 | 2025年4月18日 |
| 2025年6月20日 | |
| 上映時間 | 138分 |
イライジャ・“スモーク”・ムーア:マイケル・B・ジョーダン(Michael B. Jordan)
イライアス・“スタック”・ムーア:マイケル・B・ジョーダン(Michael B. Jordan)
メアリー:ヘイリー・スタインフェルド(Hailee Steinfeld)
サミー・“プリーチャー・ボーイ”・ムーア:マイルズ・ケイトン(Miles Caton)
老年期のサミー:バディ・ガイ(Buddy Guy)
レミック:ジャック・オコンネル(Jack O’Connell )
アニー:ウンミ・モサク(Wunmi Mosaku)
パーリン:ジェイミー・ローソン(Jayme Lawson)
コーンブレッド:オマー・ベンソン・ミラー(Omar Benson Miller)
スリース:エモニエ・エリソン(Emonie Ellison)
デルタ・スリム:デルロイ・リンドー(Delroy Lindo)
ボー・チョー:ヤオ(Yao)
グレース・チョー:リー・ジュン・リー(Li Jun Li)
リサ・チョー:ヘレナ・ヒュー(Helena Hu)
バート:ピーター・ドレイマニス(Peter Dreimanis)
ジョーン:ローラ・カーク(Lola Kirke)
ホグウッド:デヴィッド・マルドナルド(Dave Maldonado)
チェイトン:ナサニエル・アーカンド(Nathaniel Arcand)
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