2022年にアメリカで制作された映画『アステロイド・シティ』(原題:Asteroid City)は、1955年のアメリカ南西部が舞台とされる架空の演劇がベースになっているコメディ映画です。監督はウェス・アンダーソン、脚本はウェス・アンダーソンとロマン・コッポラが共同で執筆しました。
当初、モーテルの支配人役にビル・マーレーがキャスティングされていましたが、新型コロナウイルスに感染した影響で降板となりました。
- 『アステロイド・シティ』の挿入曲
- オープニング・クレジット
- 1955年9月、核実験の写真を撮る(ダイナーのBGM)
- オーギーがスタンリーに電話をかけ、娘達を迎えに来てもらいたいと話す(スタンリーの自宅で流れている曲)
- 【第1幕】校外学習の生徒達や天才児達が街に到着する
- コンラッドとオーギーがキスをする(コンラッドの自宅のプレーヤーから流れる曲)
- オーギーがミッジの写真を撮る(ダイナーのBGM)
- ランチタイム
- ウッドロウが亡くなった母親の写真を天才児達に見せる
- 天才児の親達が他の子の発明についてあれこれ言う
- 天才児達が偉人の名前を挙げていくゲームをする
- オーギー&ミッジ、窓越しの会話(ワッフルを食べる写真を見せる)
- オーギー&ミッジ 窓越しの会話(シャワールームでのミッジの写真を撮る)
- ディレクターのシューベルトがセットで曲を流す(妻が訪れるシーン)
- 【第2幕】目撃者の健康診断・心理検査
- 引率教師デューンによる宇宙の授業
- ウッドロウとダイナが天体望遠鏡を覗く
- オーギー&ミッジ、窓越しの会話(宇宙人の写真を見せる)
- 支配人が天才児の父ケロッグに開発用地の説明をする
- スタンリーとオーギーが今後のことを相談する
- 天才児リッキーが友人に電話をかけてスクープを漏らす
- コンラッドを招いての演技講師ソルトツブルクのセミナー
- 【第3幕】ドゥワイトが作った宇宙人の曲をモンタナ達が演奏する
- オーギー&ミッジ、窓越しの会話(オーギーが電熱器に手をのせる)
- 回想シーン | ミッジとオーギーが夜を一緒に過ごす(オーギーの部屋で流れる曲)
- 天才児たちが宇宙人との交信を試みる
- 【エピローグ】オーギー&支配人、窓越しの会話(隔離解除後)
- 遺灰をそのまま埋葬し、祈りを捧げる
- ミッジが残して行った連絡先をオーギーが受け取る(ダイナーのBGM)
- エンディング&エンドクレジット 1曲目
- エンドクレジット 2曲目
- 『アステロイド・シティ』のサントラ
- 『アステロイド・シティ』キャスト・スタッフ
『アステロイド・シティ』の挿入曲
『アステロイド・シティ』の挿入曲を流れた順番に紹介していきます。(ネタバレにご注意ください)
オープニング・クレジット
Artist cover ver. | Johnny Duncan and the Blue Grass Boys |
ジョニー・ダンカン(Johnny Duncan, 1931-2000) アメリカのブルーグラス/スキッフル・ミュージシャン。 | |
リリース | 1957年 |
作曲者 | Sylvester DeVere, Randolph Padmore, Kenneth St. Bernard |
Original ver. | 1950年:マイティ・ディクテーター(Mighty Dictator) トリニダード・トバゴ共和国のカリプソ歌手。 |
1955年9月、核実験の写真を撮る(ダイナーのBGM)
ウェイトレスに「お姫様」と呼ばれた三姉妹が、「ミイラ」「吸血鬼」「妖精」と自己紹介をします。
邦題『慕情のなぎさ』
Artist | ザ・スプリングフィールズ(The Springfields) 1960年に結成されたイギリスのフォーク・ポップ・ボーカル・トリオ。 |
リリース | 1962年 |
作曲者 | トム・スプリングフィールド(Tom Springfield, 1934-2022) イギリスのミュージシャン/ソングライター/音楽プロデューサー。 フォークポップトリオ「ザ・スプリングフィールズ」(The Springfields) の創設メンバー。ダスティ・スプリングフィールド(Dusty Springfield)の兄。 |
オーギーがスタンリーに電話をかけ、娘達を迎えに来てもらいたいと話す(スタンリーの自宅で流れている曲)
邦題『ポルトガルの四月』
Artist cover ver. | レス・バクスター(Les Baxter, 1922-1996) アメリカのミュージシャン/作曲家/指揮者。 スウィングバンドの編曲家/作曲家として働いた後、エキゾチカ(エキゾチック・サウンド)として知られる独自のスタイルをつくり、ラジオ、テレビ、映画などの音楽を数多く残した。 |
リリース | 1953年 |
作曲者 | Raul Ferrão and José Maria Galhardo |
Original ver. | (タイトル『Coimbra』) 1947年:アルベルト・リベイロ(Alberto Ribeiro e Seu Conjunto |
【第1幕】校外学習の生徒達や天才児達が街に到着する
アイーダ・レッド
Artist | Bob Wills and His Texas Playboys |
ボブ・ウィルズ(Bob Wills, 1905-1975) アメリカのミュージシャン/ソングライター/バンドリーダー。 | |
リリース | 1939年 |
作曲者 | ボブ・ウィルズ(Bob Wills, 1905-1975) |
『Ida Red』は、アメリカに古くから伝わるフォークソングです。
ボブ・ウィルズ(Bob Wills)がダンスビートにアレンジして録音した版がヒットし、広く知られるようになりました。
コンラッドとオーギーがキスをする(コンラッドの自宅のプレーヤーから流れる曲)
通称『パッヘルベルのカノン』
作曲者 | ヨハン・パッヘルベル(Johann Pachelbel, 1653-1706) ドイツの作曲家/オルガニスト/教師。 |
『パッヘルベルのカノン』は、3本のヴァイオリンと通奏低音(チェンバロ)の編成で書かれた室内楽曲です
オーギーがミッジの写真を撮る(ダイナーのBGM)
Artist cover ver. | レス・キャロットトップ・アンダーソン(Les “Carrot-Top” Anderson, 1921-2001) アメリカのスティールギター奏者。 |
リリース | 1953年 |
作曲者 | ビル・カーライル(Bill Carlisle, 1908-2003) アメリカのカントリー歌手/ソングライター/コメディアン/ギタリスト。 |
Original ver. | 1952年:The Carlisles 1950年代初頭にビル・カーライルによって結成されたアメリカのヒルビリー・カントリー グループ。 |
ランチタイム
ジングル!ジャングル!ジングル!
Artist cover ver. | Tex Ritter and His Texans |
テックス・リッター(Tex Ritter, 1905-1974) アメリカのカントリー歌手/俳優。 | |
リリース | 1942年 |
作曲者 | ジョセフ・J・リリー(Joseph J. Lilley, 1913-1971) アメリカの作曲家/ソングライター/オーケストレーター。 |
フランク・レッサー(Frank Loesser, 1910-1969) アメリカの作曲家/ソングライター/台本作家。 映画『水着の女王』(1949) の劇中歌を作曲し、アカデミー歌曲賞を受賞した。 | |
Original ver. | 1942年:ザ・メリー・マックス(The Merry Macs) アメリカのボーカル・ハーモニー・グループ。 |
『(I Got Spurs) Jingle Jangle Jingle』は、1942年の冒険映画『The Forest Rangers 』でディック・トーマス(Dick Thomas)が披露した曲です。
ウッドロウが亡くなった母親の写真を天才児達に見せる
Artist cover ver. | Bill Monroe and His Blue Grass Boys |
ビル・モンロー(Bill Monroe, 1911-1996) アメリカのミュージシャン。「ブルーグラスの父」の異名を持つ。 | |
リリース | 1942年 |
作曲者 | アーヴィン・T・ラウズ(Ervin T. Rouse, 1917-1981) アメリカのフィドル奏者/ソングライター。 |
Original ver. | 1939年:Walter Hurdt and His Singing Cowboys |
『Orange Blossom Special』は、同名の豪華旅客列車を題材にして1938年に作られたフィドル曲です。
オレンジブロッサムスペシャルは、ニューヨークとマイアミとを結ぶシーボード・エア・ライン鉄道のデラックス旅客列車です。フロリダへの観光客の流入を目的とし、1925年から冬の間だけ運行されていたそうです。
天才児の親達が他の子の発明についてあれこれ言う
スティール・ギター・ラグ
Artist cover ver. | Spade Cooley & His Orchestra |
スペード・クーリー(Spade Cooley, 1910-1969) アメリカのウェスタン・スウィング・フィドル奏者/バンドリーダー | |
リリース | 1948年 |
作曲者 | レオン・マッコーリフ(Leon McAuliffe, 1917-1988) アメリカのウエスタン・スウィング・スチールギタリスト/ミュージシャン。 |
クリフィー・ストーン(Cliffie Stone, 1917-1998) アメリカのカントリー歌手/ミュージシャン/音楽プロデューサー。 | |
マール・トラヴィス(Merle Travis, 1917-1983) アメリカのカントリーミュージック・ギタリスト/歌手/ソングライター。 トラヴィス・ピッキングというギター奏法の由来にもなった20世紀で最も影響力のあるギタリストの一人。 | |
Original ver. | 1936年:ボブ・ウィルズ&テキサス・プレイボーイズ(Bob Wills and His Texas Playboys) |
天才児達が偉人の名前を挙げていくゲームをする
カウボーイ・ジャック
Artist | ロイ・ロジャース(Roy Rogers, 1911-1998) シンシナティ出身のアメリカの俳優/歌手/テレビ司会者。別名:キング・オブ・カウボーイ。 1934年にウェスタンミュージックグループ「サンズ・オブ・パイオニアーズ」(Sons of the Pioneers) を結成、数多くのラジオやテレビで活躍した。俳優としても西部劇を中心に100本以上の映画に出演し「歌うカウボーイ」として子供達の絶大な人気を集めた。 |
サンズ・オブ・ザ・パイオニアズ(Sons of the Pioneers) 1933年にロサンゼルスで結成されたカントリー&ウェスタン・グループ。 ボーカルパフォーマンス、曲作り、音楽性等の質の高さで知られ、精緻で革新的な録音を数多く生み出している。カントリーミュージック界において史上最も長く存続しているボーカルグループの1つ。 | |
作曲者 | A.P.カーター(A.P. Carter, 1891-1960) アメリカのカントリーシンガー/ミュージシャン/ソングライター。カーター・ファミリー(The Carter Family)のボーカリスト。 |
『Cowboy Jack』は、1945年の西部劇『Utah』で、ロイ・ロジャース(Roy Rogers)が披露した曲です。
オーギー&ミッジ、窓越しの会話(ワッフルを食べる写真を見せる)
ハイ・ヌーン
Artist | テックス・リッター(Tex Ritter, 1905-1974) アメリカのカントリー歌手/俳優。 |
リリース | 1952年:Soundtrack『真昼の決闘』 |
作曲者 | ディミトリ・ティオムキン(Dimitri Tiomkin, 1895-1979) ウクライナ出身のアメリカの映画音楽作曲家/指揮者。 映画『真昼の決闘』(1952)、『紅の翼』(1954)、『老人と海』(1958) でアカデミー作曲賞/歌曲賞を受賞した。 |
ネッド・ワシントン(Ned Washington, 1901-1976) ペンシルベニア州スクラントン出身のアメリカの作詞家。 |
『High Noon (Do Not Forsake Me)』は、1952年の西部劇映画『真昼の決闘』(原題:High Noon)のテーマ曲です。
オーギー&ミッジ 窓越しの会話(シャワールームでのミッジの写真を撮る)
カウボーイの哀歌
Artist | バール・アイヴス(Burl Ives, 1909-1995) アメリカのミュージシャン/俳優。 1922年〜1964年まで放送されていたBBCの子供向けラジオ放送『Children’s Hour』や、自ら立ち上げたラジオ番組『The Wayfaring Stranger』で活躍し人気歌手となる。俳優としても数多くの映画やテレビドラマに出演し、1958年のアメリカ西部劇映画『大いなる西部』でアカデミー助演男優賞を受賞した。 |
リリース | 1941年 |
『Cowboy’s Lament』は、アメリカの有名なカウボーイ・バラードです。
『Streets of Laredo』『The Dying Cowboy』のタイトルでも知られています。
この後「遺灰をそのまま埋葬し、祈りを捧げる」でもこの曲が使われていました。
ディレクターのシューベルトがセットで曲を流す(妻が訪れるシーン)
ローズ・マリー
Artist cover ver. | スリム・ホイットマン(Slim Whitman, 1924-2013) アメリカのカントリーミュージック歌手/ギタリスト/ソングライター。 70年以上にわたるキャリアのなかで500曲以上を録音し、ウェスタン・ヨーデルの分野で世界的な名声を得た。 |
リリース | 1954年 |
作曲者 | オットー・ハルバック(Otto A. Harbach, 1873-1963) アメリカの作詞家/台本家。 20世紀初頭の主要なブロードウェイ作曲家のジェローム・カーン、ジョージ・ガーシュウィンらと作詞家として協力し数多くの作品を作った。またオスカー・ハマースタイン2世の師としても知られる。 |
オスカー・ハマースタイン2世(Oscar Hammerstein II, 1895-1960) アメリカのミュージカル作詞家/脚本家/演劇プロデューサー。 『レディ・ビー・グッド』(1941)、『ステート・フェア』(1945) の主題歌を書きアカデミー作曲賞を2度受賞した。 | |
ルドルフ・フリムル(Rudolf Friml, 1879-1972) チェコ出身のオペレッタ作曲家。 映画『蒲田行進曲』(1982) の同名挿入歌の原曲『Song of the Vagabond』を作ったことでも知られる。 | |
ハーバート・ストサート(Herbert Stothart, 1885-1949) アメリカのソングライター/編曲家/指揮者/作曲家。 映画『オズの魔法使』のスコアを手掛け、アカデミー作曲賞を受賞した。 | |
Original ver. | 1924年:デニス・キング&アーサー・ドラゴン(Dennis King & Arthur Dragon) |
『Rose Marie』は、1924年初演のブロードウェイミュージカル『ローズマリー』(Rose-Marie)のショー・チューンです。
【第2幕】目撃者の健康診断・心理検査
邦題『アラビアの酋長』
Artist cover ver. | マール・トラヴィス(Merle Travis, 1917-1983) アメリカのカントリーミュージック・ギタリスト/歌手/ソングライター。 トラヴィス・ピッキングというギター奏法の由来にもなった20世紀で最も影響力のあるギタリストの一人。 |
リリース | 1956年 |
作曲者 | ハリー・B・スミス(Harry B. Smith, 1860-1936) アメリカの作家/作詞家/作曲家。 |
テッド・スナイダー(Ted Snyder, 1881-1965) アメリカの作曲家/作詞家。 | |
フランシス・ウィーラー(Francis Wheeler) アメリカの作詞家/ボーカリスト。 | |
Original ver. | 1921年:Joseph Knecht’s Waldorf-Astoria Orchestra |
『The Sheik of Araby』は、1921年のロマンスアクション映画『シーク』の人気に伴い作られました。
引率教師デューンによる宇宙の授業
インディアン・ラブ・コール
Artist cover ver. | スリム・ホイットマン(Slim Whitman, 1924-2013) アメリカのカントリーミュージック歌手/ギタリスト/ソングライター。 70年以上にわたるキャリアのなかで500曲以上を録音し、ウェスタン・ヨーデルの分野で世界的な名声を得た。 |
リリース | 1952年 |
作曲者 | オットー・ハルバック(Otto A. Harbach, 1873-1963) アメリカの作詞家/台本家。 20世紀初頭の主要なブロードウェイ作曲家のジェローム・カーン、ジョージ・ガーシュウィンらと作詞家として協力し数多くの作品を作った。またオスカー・ハマースタイン2世の師としても知られる。 |
オスカー・ハマースタイン2世(Oscar Hammerstein II, 1895-1960) アメリカのミュージカル作詞家/脚本家/演劇プロデューサー。 『レディ・ビー・グッド』(1941)、『ステート・フェア』(1945) の主題歌を書きアカデミー作曲賞を2度受賞した。 | |
ルドルフ・フリムル(Rudolf Friml, 1879-1972) チェコ出身のオペレッタ作曲家。 映画『蒲田行進曲』(1982) の同名挿入歌の原曲『Song of the Vagabond』を作ったことでも知られる。 | |
Original ver. | 1924年:メアリー・エリス&デニス・キング(Mary Ellis and Dennis King) |
『Indian Love Call』は、1924年初演のブロードウェイミュージカル『ローズマリー』のショーチューンです。
ウッドロウとダイナが天体望遠鏡を覗く
スモーク・リングス
Artist cover ver. | レス・ポール&メリー・フォード(Les Paul and Mary Ford) アメリカの夫婦デュオ。 夫のポールがギターを弾き、妻メアリーがボーカルを担当。1951年だけで600万枚のレコード売上を記録、50年代に絶大な人気を博した。 |
リリース | 1952年 |
作曲者 | ネッド・ワシントン(Ned Washington, 1901-1976) ペンシルベニア州スクラントン出身のアメリカの作詞家。 |
ジーン・ギフォード(Gene Gifford, 1908-1970) アメリカのジャズギタリスト/バンジョー奏者/アレンジャー。 ダンスバンド「カサ・ロマ・オーケストラ」(Casa Loma Orchestra) の編曲家/ギタリストを務めた。 | |
Original ver. | 1932年:カサ・ロマ・オーケストラ(Casa Loma Orchestra) 1927年に活動を開始したアメリカのダンスバンド。 |
『Smoke Rings』は、ラクダのパッケージのタバコメーカー、キャメル(CAMEL)の提供で1933年〜1954年まで放映されていたラジオ番組『Camel Caravan』のテーマ曲です。
カサ・ロマ・オーケストラ(Casa Loma Orchestra)が番組に出演し、演奏していました。
オーギー&ミッジ、窓越しの会話(宇宙人の写真を見せる)
シックスティーン・トンズ
Artist cover ver. | テネシー・アーニー・フォード(Tennessee Ernie Ford, 1919-1991) アメリカの歌手/テレビ司会者。 |
リリース | 1955年 |
作曲者 | マール・トラヴィス(Merle Travis, 1917-1983) アメリカのカントリーミュージック・ギタリスト/歌手/ソングライター。 トラヴィス・ピッキングというギター奏法の由来にもなった20世紀で最も影響力のあるギタリストの一人。 |
Original ver. | 1947年:マール・トラヴィス |
『Sixteen Tons』には、鉱山で働く炭鉱夫の嘆きが書かれています。
支配人が天才児の父ケロッグに開発用地の説明をする
Artist | テネシー・アーニー・フォード(Tennessee Ernie Ford, 1919-1991) アメリカの歌手/テレビ司会者。 |
リリース | 1953年 |
作曲者 | ロバート・ミッチャム(Robert Mitchum, 1917-1997) アメリカの俳優/シンガーソングライター。 |
ドク・スタンフォード(Dok Stanford, – 1967) アメリカのソングライター。 |
スタンリーとオーギーが今後のことを相談する
キャトル・コール
Artist cover ver. | Eddy Arnold with Hugo Winterhalter and His Orchestra and Chorus |
エディ・アーノルド(Eddy Arnold) アメリカのカントリー歌手/シンガーソングライター/俳優/司会者。 | |
リリース | 1945年 |
作曲者 | テックス・オーウェンズ(Tex Owens, 1892-1962) アメリカのカントリーミュージック・シンガーソングライター。 |
Original ver. | 1934年:テックス・オーウェンズ |
天才児リッキーが友人に電話をかけてスクープを漏らす
ブルー・スカイ
Artist | Les Paul & His Trio |
レス・ポール(Les Paul, 1915-2009) アメリカのギタリスト/ソングライター/弦楽器製作者/発明家。 ギブソン社製エレキギター「レスポール」の生みの親として知られる。 | |
リリース | 1946年 |
作曲者 | アーヴィング・バーリン(Irving Berlin, 1888-1989) ベラルーシ出身のユダヤ系アメリカ人作曲家。 映画『スイング・ホテル』(1942) の劇中歌『ホワイト・クリスマス』を書き、アカデミー歌曲賞を受賞した。 代表曲『ホワイト・クリスマス』『ゴッド・ブレス・アメリカ』 |
Original ver. | 1926年:ベル・ベイカー(Belle Baker, 1893-1957) ユダヤ系アメリカ人の歌手/女優。 |
『Blue Skies』は、1926年初演のミュージカル『Betsy』のために作られた曲です。
コンラッドを招いての演技講師ソルトツブルクのセミナー
リリース | 2023年:Soundtrack『アステロイド・シティ』 |
作曲者 | アレクサンドル・デスプラ(Alexandre Desplat) フランスの映画音楽作曲家、1961年パリ生まれ。 映画『グランド・ブダペスト・ホテル』(2014)、『シェイプ・オブ・ウォーター』(2017) のスコアを手掛け、アカデミー作曲賞を2度受賞した。 |
【第3幕】ドゥワイトが作った宇宙人の曲をモンタナ達が演奏する
引率教師デューンとカウボーイのモンタナがダンスする曲
リリース | 2023年:Soundtrack『アステロイド・シティ』 |
作曲者 | ウェス・アンダーソン(Wes Anderson) アメリカの映画監督/映画プロデューサー/脚本家、1969年生まれ。 |
ジャーヴィス・コッカー(Jarvis Cocker) イギリスの歌手/ミュージシャン/俳優、1963年生まれ。 ロックバンド「パルプ」(Pulp) のフロントマン。 | |
リチャード・ホーリー(Richard Hawley) イギリスのシンガーソングライター/ギタリスト/音楽プロデューサー、1967年生まれ。 |
オーギー&ミッジ、窓越しの会話(オーギーが電熱器に手をのせる)
カウ・ライジャ
Artist cover ver. | Johnny Duncan and the Blue Grass Boys |
ジョニー・ダンカン(Johnny Duncan, 1931-2000) アメリカのブルーグラス/スキッフル・ミュージシャン。 | |
リリース | 1957年 |
作曲者 | フレッド・ローズ(Fred Rose, 1898-1954) アメリカのカントリーミュージック歌手/ソングライター/プロデューサー/タレントスカウト/音楽出版経営者。 ナッシュビルを拠点とする音楽出版社を初めて設立し多くの楽曲を書き続け、カントリー音楽業界の基礎を作った。 |
ハンク・ウィリアムズ(Hank Williams, 1923-1953) アラバマ州出身のアメリカのシンガーソングライター/ミュージシャン。 29歳で亡くなったため短いキャリアながら、彼が残した作品は様々なスタイルで数多くの歌手たちによってカバーされ、カントリー音楽の歴史において最も重要な人物のひとりと見なされている。「カントリーの開拓者」と称される。 | |
Original ver. | 1952年:ハンク・ウィリアムズ |
回想シーン | ミッジとオーギーが夜を一緒に過ごす(オーギーの部屋で流れる曲)
(娘ダイナがその様子を目撃したらしいとミッジがオーギーに話すシーン)
Artist cover ver. | フランツ・ワックスマン(Franz Waxman, 1906-1967) ドイツ出身のアメリカの作曲家。 |
リリース | 1951年:Soundtrack『陽のあたる場所』 |
作曲者 | ジョニー・グリーン(Johnny Green, 1908-1989) アメリカの作曲家/ソングライター/オーケストラリーダー。 『イースター・パレード』『巴里のアメリカ人』『ウエスト・サイド物語』のスコアを手がけてアカデミー作曲賞を4度受賞した。 |
エドワード・ヘイマン(Edward Heyman, 1907-1981) アメリカの作詞家/プロデューサー。 | |
Original ver. | 1931年:スミス・バリュー 楽団(Smith Ballew & His Orchestra) |
1951年の映画『陽のあたる場所』(A Place in the Sun)のサントラが使われています。
天才児たちが宇宙人との交信を試みる
邦題『谷間の静けさ』
Artist cover ver. | レッド・フォーリー(Red Foley, 1910-1968) アメリカのカントリー ミュージック・シンガーソングライター/ギタリスト/バンジョー奏者。 ラジオやテレビで司会を務めるなどして活躍し、第二次世界大戦後のカントリーミュージックに大きな貢献をした。 |
ザ・サンシャイン・ボーイズ(The Sunshine Boys) 1930年代後半にジョージア州メイコンで結成されたアメリカのバンド。 | |
リリース | 1951年 |
作曲者 | トーマス・A・ドーシー(Thomas A. Dorsey, 1899-1993) アメリカの音楽家/作曲家/キリスト教の伝道者。 |
Original ver. | 1947年:フライング・クラウズ・オブ・デトロイト(Flying Clouds of Detroit ) アメリカのゴスペルグループ。 |
『There Will Be Peace In The Valley For Me』は、 “ゴスペル音楽の父” の異名を持つトーマス・A・ドーシー(Thomas A. Dorsey)によって書かれたゴスペルソングです。
【エピローグ】オーギー&支配人、窓越しの会話(隔離解除後)
ハウ・ハイ・ザ・ムーン
Artist cover ver. | レス・ポール&メリー・フォード(Les Paul and Mary Ford) アメリカの夫婦デュオ。 夫のポールがギターを弾き、妻メアリーがボーカルを担当。1951年だけで600万枚のレコード売上を記録、50年代に絶大な人気を博した。 |
リリース | 1951年 |
作曲者 | ナンシー・ハミルトン(Nancy Hamilton, 1908-1985) アメリカの女優/劇作家/作詞家/監督/プロデューサー。 |
モーガン・ルイス(Morgan Lewis, 1906-1968) アメリカの作曲家/作家/演出家/振付師。 | |
Original ver. | 1940年:フランシス・コムストック&アルフレッド・ドレイク(Frances Comstock & Alfred Drake ) |
『How High The Moon』は、1940年初演のブロードウェイミュージカル『Two for the Show』のために作られた曲です。
遺灰をそのまま埋葬し、祈りを捧げる
邦題『ラレードの通り』
Artist | ビング・クロスビー(Bing Crosby, 1903-1977) アメリカの歌手/俳優/テレビプロデューサー/ラジオ&テレビパーソナリティ/実業家。 20世紀を代表する世界的な人気と影響力を持つ音楽家。世界初のマルチメディア・スターとも言われた。 |
「オーギー&ミッジ、窓越しの会話(シャワールームでのミッジの写真を撮る)」でもこの曲が使われていました。
ミッジが残して行った連絡先をオーギーが受け取る(ダイナーのBGM)
Artist | サンズ・オブ・ザ・パイオニアズ(Sons of the Pioneers) 1933年にロサンゼルスで結成されたカントリー&ウェスタン・グループ。 ボーカルパフォーマンス、曲作り、音楽性等の質の高さで知られ、精緻で革新的な録音を数多く生み出している。カントリーミュージック界において史上最も長く存続しているボーカルグループの一つ。 |
リリース | 1936年 |
作曲者 | ロイ・ロジャース(Roy Rogers, 1911-1998) シンシナティ出身のアメリカの俳優/歌手/テレビ司会者。別名:キング・オブ・カウボーイ。 1934年にウェスタンミュージックグループ「サンズ・オブ・パイオニアーズ」(Sons of the Pioneers) を結成、数多くのラジオやテレビで活躍した。俳優としても西部劇を中心に100本以上の映画に出演し「歌うカウボーイ」として子供達の絶大な人気を集めた。 |
エンディング&エンドクレジット 1曲目
フレイト・トレイン
Artist cover ver. | The Charles McDevitt Skiffle Group & Nancy Whiskey イギリスのスキッフル・グループ。 |
リリース | 1957年 |
作曲者 | エリザベス・コットン(Elizabeth Cotten) アメリカのブルースギタリスト/シンガーソングライター。 |
Original ver. | 1957年:The Seegers アメリカのフォーク・グループ。シーガー家の3人によるファミリーグループ。 |
『Freight Train』は、アメリカの音楽学者チャールズ・シーガー(Charles Seeger)の子供達によるフォーク・グループ「The Seegers」が1957年に録音した曲です。
当時、シーガー家で家政婦として働いていたエリザベス・コットン(Elizabeth Cotten)が10代前半の時に書いた曲です。教わったペギーがイギリスのフォーク・クラブで歌いはじめました。
このことをきっかけにコットンは60代で音楽活動を開始。92歳で亡くなるまで活躍し続け「左利きのギタリスト」として名を残すこととなりました。
エンドクレジット 2曲目
Artist | ジャーヴィス・コッカー(Jarvis Cocker) イギリスの歌手/ミュージシャン/俳優、1963年生まれ。 ロックバンド「パルプ」(Pulp) のフロントマン。 |
リリース | 2023年:Soundtrack『アステロイド・シティ』 |
作曲者 | ジャーヴィス・コッカー |
リチャード・ホーリー(Richard Hawley) イギリスのシンガーソングライター/ギタリスト/音楽プロデューサー、1967年生まれ。 |
ウェス・アンダーソン監督作品『ファンタスティック Mr.FOX』『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』でもお馴染みのイギリスのミュージシャン、ジャーヴィス・コッカー(Jarvis Cocker)が歌っています。
『アステロイド・シティ』のサントラ
『アステロイド・シティ』はアレクサンドル・デスプラ(Alexandre Desplat)が音楽を担当しました。アレクサンドル・デスプラは、フランス生まれの作曲家です。『真珠の耳飾りの少女』や『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』などの音楽を手掛けています。『グランド・ブダペスト・ホテル』『シェイプ・オブ・ウォーター』でアカデミー作曲賞を受賞しました。
『ファンタスティック Mr.FOX』以降、全てのウェス・アンダーソン作品の音楽を手掛けています。
『アステロイド・シティ』キャスト・スタッフ
監督 | ウェス・アンダーソン(Wes Anderson) |
脚本 | ウェス・アンダーソン(Wes Anderson) |
原案 | ウェス・アンダーソン(Wes Anderson) |
ロマン・コッポラ(Roman Coppola) | |
製作 | ウェス・アンダーソン(Wes Anderson) |
スティーヴン・レイルズ(Steven Rales) | |
ジェレミー・ドーソン(Jeremy Dawson) | |
音楽 | アレクサンドル・デスプラ(Alexandre Desplat) |
配給 | パルコ=ユニバーサル映画 |
公開 | 2023年6月23日 |
2023年9月1日 | |
上映時間 | 104分 |
オーギー・スティーンベック:ジェイソン・シュワルツマン(Jason Schwartzman)
ミッジ・キャンベル:スカーレット・ヨハンソン(Scarlett Johansson)
スタンリー・ザック:トム・ハンクス(Tom Hanks)
グリフ・ギブソン将軍:ジェフリー・ライト(Jeffrey Wright)
ヒッケンルーパー博士:ティルダ・スウィントン(Tilda Swinton)
テレビ番組の司会者:ブライアン・クランストン(Bryan Cranston)
コンラッド・アープ:エドワード・ノートン(Edward Norton)
シューベルト・グリーン:エイドリアン・ブロディ(Adrien Brody)
J・J・ケロッグ:リーヴ・シュレイバー(Liev Schreiber)
サンディ・ボーデン:ホープ・デイヴィス(Hope Davis)
ロジャー・チョー:スティーヴン・パーク(Steve Park)
モンタナ:ルパート・フレンド(Rupert Friend)
ジューン・ダグラス:マヤ・ホーク(Maya Hawke)
モーテルの支配人:スティーヴ・カレル(Steve Carell)
メカニック:マット・ディロン(Matt Dillon)
ポリー・グリーン:ホン・チャウ(Hong Chau)
ソルトツブルク・キーテル:ウィレム・デフォー(Willem Dafoe)
妻:マーゴット・ロビー(Margot Robbie)
ウッドロウ(オーギーの息子):ジェイク・ライアン(Jake Ryan)
ダイナ・キャンベル:グレース・エドワーズ(Grace Edwards)
エイリアン:ジェフ・ゴールドブラム(Jeff Goldblum)
フィッシャー・スティーヴンス(Fisher Stevens)
シェリー:ソフィア・リリス(Sophia Lillis)
クリフォード:アリストゥ・ミーハン(Aristou Meehan)
リッキー:イーサン・ジョシュ・リー(Ethan Josh Lee)
カウボーイ:ジャーヴィス・コッカー(Jarvis Cocker)
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