2021年にアメリカで制作された映画『マトリックス レザレクションズ』(原題:The Matrix Resurrections)は、ネオが再び目覚め、マトリックスの世界で自由を取り戻すために戦うSFアクション映画です。『マトリックス』シリーズ4作目に当たります。
ウォシャウスキー姉妹の姉ラナ・ウォシャウスキーが単独で監督を務め、キアヌ・リーブス、キャリー=アン・モス、ジェシカ・ヘンウィックらが出演しています。
『マトリックス レザレクションズ』の挿入曲
『マトリックス レザレクションズ』の挿入曲を流れた順番に紹介していきます。(ネタバレにご注意ください)
ゲームデザイナーのトーマス・A・アンダーソン(ネオ)登場シーン
スパイブレイク
Artist | プロペラヘッズ(Propellerheads) 1995年にバースで結成されたイギリスのビッグ・ビート・ユニット。 |
リリース | 1997年 |
作曲者 | アレックス・ギフォード(Alex Gifford) イギリスの作曲家/ソングライター/インストゥルメンタリスト/プロデューサー。 |
「マトリックス」シリーズ第1作『マトリックス』(1999年)では、「モーフィアスが捕えられているビルのロビーでネオとトリニティが警備兵と銃撃戦を繰り広げる」のシーンでこの曲が使われていました。
トーマス(ネオ)が青いピルを服用しながら日々を過ごす
(ビデオゲーム「マトリックス4」の企画会議が連日行われるシーン)
ホワイト・ラビット』
Artist | ジェファーソン・エアプレイン(Jefferson Airplane) 1965年にサンフランシスコで結成されたアメリカのロックバンド。 |
リリース | 1967年 |
作曲者 | グレイス・スリック(Grace Slick) アメリカのシンガーソングライター/画家、1939年生まれ。ジェファーソン・エアプレイン、スターシップの元メンバー。 |
『ホワイト・ラビット』(White Rabbit)は、ジェファーソン・エアプレインの顔とも言える女性ヴォーカリスト、グレイス・スリックが、バンド加入前の1965年に制作した曲です。加入後にリリースされた2作目のアルバム『シュールリアリスティック・ピロー』(Surrealistic Pillow) に収録されています。このアルバムをきっかけにジェファーソン・エアプレインは一気にブレークしました。
『White Rabbit』は、『不思議の国のアリス』をモチーフに使いドラックの幻覚作用を比喩的に表現した曲だと言われています。
トーマス(ネオ)がアナリストのセラピーで、ビルから飛び降り空を飛ぼうとした時のことを思い出す(パーティ会場で流れる曲)
Artist | ブラック・コーヒー(Black Coffee) 南アフリカのDJ/音楽プロデューサー/歌手/ソングライター、1976年生まれ。 |
リリース | 2015年 |
作曲者 | ブラック・コーヒー(Black Coffee) |
エンディング&エンドクレジット 1曲目
ウエイク・アップ
Artist cover ver. | ブラス・アゲインスト(Brass Against) ギタリストのブラッド・ハモンズによって設立されたアメリカのカバー・バンド。 |
Feat. ソフィア・ウリスタ(Sophia Urista) アメリカのシンガーソングライター。 | |
リリース | 2018年 |
作曲者 | Rage Against the Machine ザック・デ・ラ・ロッチャ(Zack De La Rocha) トム・モレロ(Tom Morello) ティム・コマーフォード(Tim Commerford) ブラッド・ウィルク(Brad Wilk) |
Original ver. | 1992年:レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン(Rage Against the Machine) 1991年にカリフォルニア州ロサンゼルスで結成されたアメリカのロックバンド。 |
「マトリックス」シリーズ第1作『マトリックス』(1999年)の「エンディング&エンドクレジット 1曲目」では、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン(Rage Against the Machine)によるオリジナル版が使われていました。
『マトリックス レザレクションズ』のサントラ
『マトリックス レザレクションズ』はジョニー・クリメック(Johnny Klimek)とトム・ティクヴァ(Tom Tykwer)が音楽を担当しました。
ジョニー・クリメックはオーストラリア出身の作曲家、トム・ティクヴァは西ドイツ出身の映画監督です。2人は『ラン・ローラ・ラン』や『パフューム ある人殺しの物語』など複数の作品でタッグを組み活動しています。

『マトリックス レザレクションズ』キャスト・スタッフ
監督 | ラナ・ウォシャウスキー(Lana Wachowski) |
脚本 | アレクサンダル・ヘモン(Aleksandar Hemon) |
デイヴィッド・ミッチェル(David Mitchell) | |
ラナ・ウォシャウスキー(Lana Wachowski) | |
製作 | グラント・ヒル(Grant Hill) |
ジェームズ・マクティーグ(James McTeigue) | |
ラナ・ウォシャウスキー(Lana Wachowski) | |
音楽 | ジョニー・クリメック(Johnny Klimek) |
トム・ティクヴァ(Tom Tykwer) | |
配給 | ワーナー・ブラザース・ピクチャーズ |
公開 | 2021年12月17日 |
2021年12月22日 | |
上映時間 | 148分 |
トーマス・A・アンダーソン/ネオ:キアヌ・リーブス(Keanu Reeves)
ティファニー/トリニティー:キャリー=アン・モス(Carrie-Anne Moss)
モーフィアス:ヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世(Yahya Abdul-Mateen II)
スミス:ジョナサン・グロフ(Jonathan Groff)
ナイオビ:ジェイダ・ピンケット・スミス(Jada Pinkett Smith)
メロヴィンジアン:ランベール・ウィルソン(Lambert Wilson)
バッグス:ジェシカ・ヘンウィック(Jessica Henwick)
アナリスト:ニール・パトリック・ハリス(Neil Patrick Harris)
サティー:プリヤンカー・チョープラー・ジョナス(Priyanka Chopra)
シェパード:マックス・リーメルト(Max Riemelt)
ジュード・ギャラガー:アンドリュー・ルイス・コールドウェル(Andrew Caldwell)
セコイア(シーク):トビー・オンウメール(Toby Onwumere)
レキシー:エレンディラ・イバラ(Eréndira Ibarra)
バーグ:ブライアン・J・スミス(Brian J. Smith)
グウィン・デ・ビア:クリスティーナ・リッチ(Christina Ricci)
チャド:チャド・スタエルスキ(Chad Stahelski)
エコー:エレン・ホルマン(Ellen Hollman)
フレイヤ:テルマ・ホプキンス(Telma Hopkins)
ブランドン:ジュリアン・グレイ(Julian Grey)
ドニー:ゲイジ・チャット(Gaige Chat)
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