『スパイダーヘッド』の挿入曲とサントラ | 挿入曲を全曲紹介Filmmusik
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映画×音楽

『スパイダーヘッド』の挿入曲とサントラ

2022年にアメリカで制作された映画『スパイダーヘッド』(原題:Spiderhead)は、ブッカー賞受賞作家ジョージ・ソーンダーズの短編小説『Escape from Spiderhead』の映画化作品です。ジョセフ・コシンスキーが監督を務めました。

クリス・ヘムズワース、マイルズ・テラー、ジャーニー・スモレット=ベルらが出演しています。

『スパイダーヘッド』の挿入曲

『スパイダーヘッド』の挿入曲を流れた順番に紹介していきます。(ネタバレにご注意ください)

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オープニングタイトル

The Logical Song
作曲:Roger Hodgson and Rick Davies
アーティスト:Supertramp
リリース年:1979年

スーパートランプ(Supertramp)は、1970年にロンドンで結成された英国ロックバンドです。

『The Logical Song』は、スーパートランプの6枚目のスタジオアルバム『ブレックファスト・イン・アメリカ』(Breakfast in America)に収録されている曲です。

リジーが料理をしながらヘッドフォンで聴いている曲

Feelin Like
作曲:Ibrahim Soliman, Jarv Dee, Kristopher M. Thomas, Alexander Kliment
アーティスト:Bad Colours
リリース年:2021年

バッド・カラーズ(Bad Colours)は、ブルックリンを拠点に活動しているロンドン生まれのソングライター/DJです。『Feelin Like』は、バッド・カラーズのアルバム『Pink』に収録されています。

回想 | ジェフが過去を思い出す(エマとダンス)

I’ll Take You There
作曲:Al Bell
アーティスト:The Staple Singers
リリース年:1972年

ザ・ステイプル・シンガーズ(The Staple Singers)は、アメリカのギタリスト/歌手のローバック・ステイプルズが子供達と結成したゴスペル/ソウルグループです。
『I’ll Take You There』は、1972年にリリースされました。

回想 | ジェフが過去を思い出す(事故)

Blitzkrieg
作曲:Ian Phillip Jones, Brian Smith, and James Sieroto
アーティスト:Blitzkrieg
リリース年:1981年

『Blitzkrieg』は、イギリス・レスター出身のヘヴィメタルバンド、ブリッツクリーグ(Blitzkrieg)の曲です。

この曲は、アメリカのヘヴィメタルバンド、メタリカ(Metallica)によるカバーバージョンのヒットにより広く知られるようになりました。

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所内で流れる曲(1日の始まり)

What a Fool Believes
作曲:Michael McDonald and Kenny Loggins
オリジナル版:Kenny Loggins(1978)
アーティスト:The Doobie Brothers(1979)

『ホワット・ア・フール・ビリーヴス』(What a Fool Believes)は、アメリカのミュージシャン、ケニー・ロギンスとマイケル・マクドナルドが作った曲です。ケニー・ロギンスの2作目のスタジオアルバム『ナイトウォッチ』(Nightwatch)に収録されました。

ここでは、カリフォルニア出身のロックバンド、ドゥービー・ブラザーズ(The Doobie Brothers)によるカバーバージョンが使われています。

ジェフとヘザーが実験室で性行為をし始める

Solfeggietto
(C.P.E. Bach: Solfeggio in C Minor, H. 220 “Solfeggietto”)
作曲:Ward Swingle
アーティスト:The Swingles
リリース年:1964年

ザ・スウィングルズ(The Swingles)は、アメリカ生まれのジャズミュージシャン、ウォード・スウィングルが1927年にパリで結成したア・カペラ・ヴォーカルグループです。スウィングル・シンガーズ(The Swingle Sisters)のグループ名でも知られています。
ソプラノ、アルト、テノール、バス、それぞれ2名の8人のメンバーからなり、クラシックやポップスを「ダバダバ」というスキャット・コーラスにアレンジして歌い人気となりました。

『Solfeggietto』は、ザ・スウィングルズのスタジオアルバム『Going Baroque』に収録されている曲です。
バロック時代を代表するドイツの作曲家ヨハン・ゼバスティアン・バッハの次男、カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ(Carl Philipp Emanuel Bach)が1766年に作った『Solfeggio in C Minor, H. 220 “Solfeggietto”』をもとにして作られています。

ザ・スウィングルズ(The Swingles)の曲が使われている映画一覧はコチラ

所内で流れる曲(軽食タイム)

Feels So Good
作曲:Chuck Mangione
アーティスト:Chuck Mangione
リリース年:1978年

チャック・マンジョーネ(Chuck Mangione)は、イーストマン音楽学校で学んだアメリカのトランペット奏者/作曲家です。『Feels So Good』は、1978年にリリースされヒットを記録したチャック・マンジョーネのジャズアルバム『Feels So Good』のタイトルトラックです。

実験の前にスティーヴが流している曲

She Blinded Me with Science
作曲:Thomas Dolby and Jo Kerr
アーティスト:Thomas Dolby
リリース年:1982年

トーマス・ドルビー(Thomas Dolby)は、ロンドン出身のミュージシャン/音楽プロデューサーです。
『She Blinded Me with Science』は、トーマス・ドルビーのヒット曲で、1982年にリリースされました。
『彼女はサイエンス』の邦題でも知られています。


ジェフが待つ実験室にサラが入ってくるシーン

この後「壊れたスマホにより再生される曲(ジェフとリジーが脱走)」でもこの曲が使われています。

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所内で流れる曲(ジェフが係を変えて欲しいと言う)

Breezin’
作曲:Bobby Womack
オリジナル版:Gabor Szabo and Bobby Womack(1971)
アーティスト:George Benson(1976)

『Breezin’』は、アメリカのR&B歌手/ギタリスト、ボビー・ウーマックが作ったインストゥルメンタル曲です。ハンガリーのジャズギタリスト、ガボール・ザボ(Gabor Szabo)との共演で1971年にリリースされました。

ここでは、ペンシルベニア州ピッツバーグ出身のジャズギタリスト、ジョージ・ベンソン
(George Benson)によるヒットバージョンが使われています。

実験室でジェフとローガンが向かい合って座る

Der Fruehling (Spring)
作曲:Ward Swingle
アーティスト:The Swingles
リリース年:1964年

『Der Fruehling (Spring)』は、ザ・スウィングルズ(The Swingles)のスタジオアルバム『Going Baroque』に収録されている曲です。

この曲は、ドイツの作曲家ヨハン・ゼバスティアン・バッハの長男、ヴィルヘルム・フリーデマン・バッハ(Wilhelm Friedemann Bach)が作った『Der Frühling A-Dur』(春)をもとにして作られています。

スティーヴが自室で流しダンスをする曲

More Than This
作曲:Bryan Ferry
アーティスト:Roxy Music
リリース年:1982年

ロキシー・ミュージック(Roxy Music)は、ロックミュージシャンのブライアン・フェリーがフロントマンを務めるイギリスのロック・グループです。
『More Than This』はロキシー・ミュージックの8枚目のスタジオアルバム『アヴァロン』(Avalon)に収録されている曲です。『夜に抱かれて』の邦題でも知られています。

ブライアン・フェリー(Bryan Ferry)の歌が流れている映画一覧はコチラ

所内で流れる曲(食事タイム)

Rise
作曲:Andy Armer and Randy ‘Badazz’ Alpert
アーティスト:Herb Alpert
リリース年:1979年

ハーブ・アルパート(Herb Alpert)は、60年代にハーブ・アルパート&ザ・ティファナ・ブラス(Herb Alpert & the Tijuana Brass)を率いて活躍したアメリカのトランペッターです。A&Mレコードの創始者の一人でもあります。
『Rise』は、ハーブ・アルパートのソロスタジオアルバム『ライズ』に収録されています。

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壊れたスマホによって再生される曲(ジェフとリジーが脱走)

She Blinded Me with Science
作曲:Thomas Dolby and Jo Kerr
アーティスト:Thomas Dolby
リリース年:1982年

トーマス・ドルビーのヒット曲『She Blinded Me with Science』です。
『彼女はサイエンス』の邦題でも知られています。


ジェフとリジーが脱走をはかり、スティーヴが刑務所を守るようアナウンスするシーン

実験の前にスティーヴが流している曲」が再生されています。

壊れたスマホによって再生される曲(ジェフとリジーが受刑者に襲われる)

You Make My Dreams (Come True)
作曲:Sara Allen, Daryl Hall and John Oates
アーティスト:Daryl Hall and John Oates(Hall & Oates)
リリース年:1980年

ダリル・ホール&ジョン・オーツ(Daryl Hall & John Oates)は、フィラデルフィア出身のブルー・アイド・ソウル・デュオです。
『You Make My Dreams (Come True)』は、ダリル・ホール&ジョン・オーツの9枚目のスタジオアルバム『Voices』に収録されています。

壊れたスマホによって再生される曲(飛行機が飛び立つ)

Crazy Love
作曲:Rusty Young
アーティスト:Poco
リリース年:1979年

ポコ(Poco)は、1969年に結成されたアメリカのカントリー・ロックバンドです。バッファロー・スプリングフィールド解散後、元メンバーのリッチー・フューレイとジム・メッシーナが中心となって結成されました。
『Crazy Love』は、ポコの11枚目のスタジオアルバム『Legend』に収録されています。

『スパイダーヘッド』のサントラ

『スパイダーヘッド』はジョセフ・トラパニーズ(Joseph Trapanese)が音楽を担当しました。ジョセフ・トラパニーズは、米・ニュージャージー州出身の作曲家です。ジョセフ・コシンスキー監督の長編監督デビュー作『トロン:レガシー』で音楽を手掛けたことで一躍有名になりました。ジョセフ・コシンスキー監督とは今作で4度目のタッグとなります。

『スパイダーヘッド』キャスト・スタッフ

監督ジョセフ・コシンスキー(Joseph Kosinski)
原作ジョージ・ソーンダーズ(George Saunders)
製作トミー・ハーパー(Tommy Harper)
クリス・ヘムズワース(Chris Hemsworth)
オラン・カッツェフ(Oren Katzeff)
エリック・ニューマン(Eric Newman)
レット・リース(Rhett Reese)
ジェレミー・ステックラー(Jeremy Steckler)
ジュニーバ・ワッサーマン(Geneva Wasserman)
ポール・ワーニック(Paul Wernick)
音楽ジョセフ・トラパニーズ(Joseph Trapanese)
配給Netflix
公開2022年
上映時間107分

スティーヴ・アブネスティ:クリス・ヘムズワース(Chris Hemsworth)
ジェフ:マイルズ・テラー(Miles Teller)
レイチェル:ジャーニー・スモレット=ベル(Jurnee Smollett)
ヘザー:テス・ハーブリック(Tess Haubrich)
エマ:ベベ・ベッテンコート(BeBe Bettencourt)
マーク:マーク・パギオ(Mark Paguio)
アダム:サム・デリッチ(Sam Delich)
ミゲル:ジョーイ・ヴィエイラ(Joey Vieira)
ライアン:ダニエル・リーダー(Daniel Reader)
デイブ:ロン・スミック(Ron Smyck)
レイ:スティーブン・トンガン(Stephen Tongun)
ローガン:ネイサン・ジョーンズ (Nathan Jones)

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