2024年にフランス、イギリス、アメリカの共同制作で制作された映画『サブスタンス』(原題:The Substance)は、年齢によってキャリアを失った元テレビスターが、若さと美を取り戻すために禁断の薬に手を出しすボディホラー映画です。コラリー・ファルジャが監督・脚本を務め、デミ・ムーアが主演を演じました。
第77回カンヌ国際映画祭で脚本賞を受賞し、第97回アカデミー賞では作品賞を含む5部門にノミネートされ、メイクアップ&ヘアスタイリング賞を受賞しました。
『サブスタンス』の挿入曲
『サブスタンス』の挿入曲を流れた順番に紹介していきます。(ネタバレにご注意ください)
TV番組「スーとパンプ・イット・アップ」で流れる曲
Artist original ver. | ダンゼル(Danzel) ベルギーのミュージシャン。 |
リリース | 2004年 |
作曲者 | Michael Hall and Leonardo Stella |
リミックス版が使われていました。
モンストロ・エリザスーが自宅で身支度をする
邦題『悪夢と夜明け』
リリース | 1958年:Soundtrack『めまい』 |
作曲者 | バーナード・ハーマン(Bernard Herrmann, 1911-1975) アメリカの作曲家/指揮者。アルフレッド・ヒッチコック監督の名作を数多く手掛けたことで知られる。 映画『悪魔の金』(1941) でアカデミー作曲賞を受賞した。 |
『The Nightmare And Dawn』は、アルフレッド・ヒッチコック監督のサスペンス映画『めまい』(Vertigo)のオリジナル・サウンドトラックです。
テレビ局の廊下に並んだ人々が拍手をしながらモンストロ・エリザスーを迎え入れる
アット・ラスト
Artist cover ver. | エタ・ジェイムズ(Etta James, 1938-2012) アメリカのブルース/R&Bシンガー。 コントラルトの深く豊かな歌声や感情豊かなパフォーマンスで幅広いジャンルの楽曲を歌い続け、後進のアーティストに大きな影響を与えた。 |
リリース | 1960年 |
作曲者 | ハリー・ウォーレン(Harry Warren, 1893-1981) ニューヨーク出身のイタリア系アメリカ人作曲家。 60年にわたるキャリアの中で800曲以上の曲を書き、それらは300本以上の映画で使われた。『ブロードウェイの子守歌』『You’ll Never Know』『On the Atchison, Topeka and the Santa Fe』でアカデミー歌曲賞を3度受賞した。 |
マック・ゴードン(Mack Gordon, 1904-1959) アメリカの作詞家。 映画『ハロー、フリスコ、ハロー』(1943) の『You’ll Never Know』を書いた事でアカデミー歌曲賞を受賞した。 | |
Original ver. | 1941年:グレン・ミラー・オーケストラ(Glenn Miller and His Orchestra) |
『At Last』は、1941年のアメリカミュージカル映画『銀嶺セレナーデ』(原題:Sun Valley Serenade)のために作られた曲です。
モンストロ・エリザスーが舞台に上がりスポットライトを浴びる
交響詩《ツァラトゥストラはこう語った》作品30より第1部「導入部(日の出)」
作曲者 | リヒャルト・シュトラウス(Richard Strauss, 1864-1949) 後期ロマン派を代表する作曲家の一人といわれるドイツの作曲家/指揮者。 |
作曲年 | 1896年 |
『ツァラトゥストラはこう語った』は、ドイツの作曲家リヒャルト・シュトラウスが、1896年に作曲した交響詩です。
ドイツの哲学者フリードリヒ・ニーチェの後期思想を代表する同名の著作にインスピレーションを得て作曲されたと言われています。1896年ドイツのフランクフルトで、作曲者自身による指揮で初演されました。
逃げ惑う観客が血しぶきを浴びる
Artist | アナ・フォン・ハウスウルフ(Anna Von Hausswolff) スウェーデンのシンガーソングライター/ミュージシャン/作曲家/パイプオルガニスト、1986年生まれ。 |
リリース | 2018年 |
作曲者 | Anna Von Hausswolff, Filip Leyman and Karl Vento |
『サブスタンス』のサントラ
『サブスタンス』はラファティ(Raffertie)が音楽を担当しました。
ラファティはイギリス出身の作曲家/DJ/音楽プロデューサーです。『ザ・コンチネンタル:ジョン・ウィックの世界から』や『アレックス・ライダー』などの音楽も担当しています。

『サブスタンス』キャスト・スタッフ
監督 | コラリー・ファルジャ(Coralie Fargeat) |
脚本 | コラリー・ファルジャ(Coralie Fargeat) |
製作 | コラリー・ファルジャ(Coralie Fargeat) |
ティム・ビーヴァン(Tim Bevan) | |
エリック・フェルナー(Eric Fellner) | |
音楽 | ラファティ(Raffertie) |
配給 | ギャガ |
公開 | 2024年9月20日 |
2025年5月16日 | |
上映時間 | 142分 |
エリザベス・スパークル:デミ・ムーア(Demi Moore)
スー:マーガレット・クアリー(Margaret Qualley)
ハーヴェイ:デニス・クエイド(Dennis Quaid)
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