1971年にアメリカで制作された映画『フレンチ・コネクション』(原題:The French Connection)は、ロビン・ムーア原作のノンフィクション小説をもとにした警察ドラマです。
第44回アカデミー賞では8部門でノミネートされ、作品賞を含む5部門を受賞しました。
- 1971年『フレンチ・コネクション』(現在のページ)
- 1975年
『フレンチ・コネクション』の挿入曲
『フレンチ・コネクション』の挿入曲を流れた順番に紹介していきます。(ネタバレにご注意ください)
サンタクロースに扮して張り込みをするドイルが子供達と歌う曲
ジングルベル
作曲者 | ジェームズ・ロード・ピアポント(James Lord Pierpont, 1822-1893) マサチューセッツ州ボストン出身のソングライター/オルガニスト/アメリカ海軍の兵士。 |
出版年 | 1857年 |
Original ver. | 1898年:エジソン・メール・カルテット(Edison Male Quartette) |
『ジングルベル』は、世界中で最もよく歌われているクリスマスの曲です。
ドイルとルソーが酒を飲むナイトクラブのステージで演奏される曲
ドイルとルソーがカウンターで酒を飲みながら有力マフィア達が妻を伴い豪遊する様子を観察するシーン
(邦訳:誰もが月に行くことができる)
Artist cover ver. | ザ・スリー・ディグリーズ(The Three Degrees) 1963年頃にペンシルベニア州フィラデルフィアで結成されたアフリカ系アメリカ人の女性ボーカルグループ。映画『フレンチ・コネクション』にカメオ出演した。 |
リリース | 1975年 |
作曲者 | ジミー・ウェッブ(Jimmy Webb) アメリカのシンガーソングライター/ピアニスト、1946年生まれ。 代表曲『ビートでジャンプ』『恋はフェニックス』 |
Original ver. | 1969年: テルマ・ヒューストン(Thelma Houston) アメリカの歌手、1946年ミシシッピ州リーランド生まれ。 70年代のソウル/ディスコシーンを代表するアーティスト。 |
『Everybody Gets to Go to the Moon』は、ジミー・ウェッブ(Jimmy Webb)がアポロ11号のミッションを記念して書いた作品です。
シャルニエとニコリが食事をするレストランで流れる曲
張り込み中にルソーが買ってきたピザをドイルが寒空の下で食べるシーン
アゲイン
作曲者 | ライオネル・ニューマン(Lionel Newman, 1916-1989) アメリカの映画音楽作曲家/指揮者/ピアニスト。 アルフレッド・ニューマンの弟で、映画音楽家の一家「ニューマン・ファミリー」の一人。 ミュージカル映画『ハロー・ドーリー!』(1969) の音楽監督を務めアカデミー・ミュージカル映画音楽賞を受賞した。 |
Original ver. | 1948年:映画『深夜の歌声』 アイダ・ルピノ(Ida Lupino, 1918-1995)イギリス生まれのアメリカの女優/映画監督。 |
『Again』は、1948年のアメリカ・犯罪映画『深夜の歌声』(原題:Road House)で主演のアイダ・ルピノ(Ida Lupino)によって披露された曲です。
『フレンチ・コネクション』のサントラ

『フレンチ・コネクション』はドン・エリス(Don Ellis)が音楽を担当しました。
ドン・エリスは、アメリカ・カリフォルニア生まれのジャズ・トランペッター/作曲家/バンドリーダーです。今作のテーマ曲でグラミー賞を受賞しています。
『フレンチ・コネクション』キャスト・スタッフ
監督 | ウィリアム・フリードキン(William Friedkin) |
脚本 | アーネスト・タイディマン(Ernest Tidyman) |
原作 | ロビン・ムーア(Robin Moore) |
製作 | フィリップ・ダントーニ(Philip D’Antoni) |
音楽 | ドン・エリス(Don Ellis) |
配給 | 20世紀フォックス |
公開 | 1971年10月7日 |
1972年2月12日 | |
上映時間 | 104分 |
“ポパイ” ジミー・ドイル:ジーン・ハックマン(Gene Hackman)
“クラウディ” バディ・ルソー:ロイ・シャイダー(Roy Scheider)
アラン・シャルニエ:フェルナンド・レイ(Fernando Rey)
サルバトーレ・ボカ:トニー・ロビアンコ(Tony Lo Bianco)
アンリ・デブロー:フレデリック・ド・パスカル(Frédéric de Pasquale)
ピエール・ニコリ:マルセル・ボズフィ(Marcel Bozzuffi)
ウォルト・シモンソン:エディ・イーガン(Eddie Egan)
ビル・クライン:ソニー・グロッソ(Sonny Grosso)
ビル・マルダリッグ:ビル・ヒックマン(Bill Hickman)
アンジー・ボカ:アーリーン・ファーバー(Arlene Farber)
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