2013年にアメリカで制作された映画『スター・トレック イントゥ・ダークネス』(原題:Star Trek Into Darkness)は、2009年の映画『スター・トレック』の続編です。J・J・エイブラムスが監督を務め、クリス・パイン、ザカリー・クイントらが続投、ベネディクト・カンバーバッチやクリス・ヘムズワースなどが新たに出演しています。
第86回アカデミー賞で視覚効果賞にノミネートされました。
『スター・トレック イントゥ・ダークネス』の挿入曲
『スター・トレック イントゥ・ダークネス』の挿入曲を流れた順番に紹介していきます。(ネタバレにご注意ください)
自宅ベッドで女性達と共に過ごしている最中にビープ音が鳴り、カークが通信機を探す(部屋で流れる曲)
(パイク提督から呼び出しを受けるシーン)
ボディ・ムーヴィン(ファットボーイ・スリム・リミックス)
Artist | ビースティ・ボーイズ(Beastie Boys) 1978年にニューヨークで結成されたアメリカのヒップホップ・グループ。 1986年にアルバムデビュー。1986年から2004年にかけてアメリカで2000万枚のレコードを売り上げ、7枚のアルバムがプラチナセールスを記録。若者に絶大な支持を受け、商業的成功を収めた。 |
リリース | 1999年 |
作曲者 | Beastie Boys マイケル・ダイアモンド(Michael Diamond) アダム・ホロヴィッツ(Adam Horovitz) アダム・ヤウク(Adam Yauch, 1964-2012) |
マリオ・カルダート(Mario Caldato) ブラジル出身の音楽プロデューサー/スタジオエンジニア、1961年生まれ。 | |
ティト・プエンテ(Tito Puente, 1923-2000) ニューヨーク出身のプエルトリコ系アメリカ人のラテン音楽ミュージシャン。1950年代に世界を席巻したマンボ・ブームの立役者の一人で「マンボの王様」「ラテンの王様」と呼ばれた。 |
『Body Movin’』には、ティト・プエンテの『Oye como va』(1962) がサンプリングされています。
カークとパイク提督がバーで話をする(バーで流れる曲)
エヴリバディ・ウォンツ・トゥ・ゴー・トゥ・ヘヴン
Artist | アルバート・キング(Albert King, 1923-1992) アメリカのブルース・ギタリスト/シンガー。 B.B.キング、フレディ・キングと並び「ブルース・ギタリストの3大キング」(Three Kings of the Blues)と称される。 |
リリース | 1971年 |
作曲者 | ドン・ニックス(Don Nix, 1941-2024) アメリカのミュージシャン/ソングライター/音楽プロデューサー。 |
サンフランシスコ港近くのクラブでキーンサーと酒を飲むスコッティのもとにカークから通信が入る(クラブで流れる曲)
Artist | ペネロペ・オースティン(Penelope Austin) オーストラリアのシンガーソングライター。 |
リリース | 2013年:Soundtrack『スター・トレック イントゥ・ダークネス』 |
作曲者 | Robert Conley and Penelope Austin |
エンディング&エンドクレジット 1曲目
邦題『スタートレックのテーマ』
作曲者 | アレクサンダー・カレッジ(Alexander Courage, 1919-2008) アメリカの作曲家/編曲家/オーケストレーター。 アンドレ・プレヴィン、ジョン・ウィリアムズ、ジェリー・ゴールドスミスなどの映画音楽作品のオーケストレーションを数多く手がけた。 |
ジーン・ロッデンベリー(Gene Roddenberry, 1921-1991) アメリカの脚本家/プロデューサー。SF特撮作品『スタートレック』の生みの親として知られる。 | |
Original ver. | 1967年:レナード・ニモイ(Leonard Nimoy, 1931-2015) アメリカの俳優/映画監督。SF特撮作品『スタートレック』でスポックを50年近く演じたことで知られる。 |
『Theme from Star Trek』は、アメリカで1966年から放送されていたSFテレビドラマシリーズ『スタートレック』(邦題:宇宙大作戦)のテーマ曲です。
『スター・トレック イントゥ・ダークネス』のサントラ
『スター・トレック イントゥ・ダークネス』はマイケル・ジアッキーノ(Michael Giacchino)が音楽を担当しました。
マイケル・ジアッチーノはアメリカ、ニュージャージー州生まれの作曲家です。『LOST』や『Fringe』など、J・J・エイブラムスの人気TVドラマ作品の音楽を手がけたことで知られ、『カールじいさんの空飛ぶ家』でアカデミー作曲賞を受賞しました。

『スター・トレック イントゥ・ダークネス』キャスト・スタッフ
監督 | J・J・エイブラムス(J. J. Abrams) |
脚本 | デイモン・リンデロフ(Damon Lindelof) |
アレックス・カーツマン(Alex Kurtzman) | |
ロベルト・オーチー(Roberto Orci) | |
原作 | ジーン・ロッデンベリー(Gene Roddenberry) |
製作 | J・J・エイブラムス(J. J. Abrams) |
ブライアン・バーク(Bryan Burk) | |
デイモン・リンデロフ(Damon Lindelof) | |
アレックス・カーツマン(Alex Kurtzman) | |
ロベルト・オーチー(Roberto Orci) | |
音楽 | マイケル・ジアッキーノ(Michael Giacchino) |
配給 | パラマウント・ピクチャーズ |
公開 | 2013年5月16日 |
2013年8月23日 | |
上映時間 | 133分 |
ジェームズ・T・カーク:クリス・パイン(Chris Pine)
スポック:ザカリー・クイント(Zachary Quinto)
ジョン・ハリソン / カーン:ベネディクト・カンバーバッチ(Benedict Cumberbatch)
レナード・マッコイ(ボーンズ):カール・アーバン(Karl Urban)
ウフーラ:ゾーイ・サルダナ(Zoe Saldaña)
モンゴメリー・スコット(スコッティ):サイモン・ペッグ(Simon Pegg)
ヒカル・スールー:ジョン・チョー(John Cho)
パヴェル・チェコフ:アントン・イェルチン(Anton Yelchin)
クリストファー・パイク:ブルース・グリーンウッド(Bruce Greenwood)
アレクサンダー・マーカス:ピーター・ウェラー(Peter Weller)
キャロル・マーカス:アリス・イヴ(Alice Eve)
トーマス・ヘアウッド:ノエル・クラーク(Noel Clarke)
リマ・ヘアウッド:ナズニーン・コントラクター(Nazneen Contractor)
ジョージ・カーク:クリス・ヘムズワース(Chris Hemsworth)
ウィノナ・カーク:ジェニファー・モリソン(Jennifer Morrison)
キーンサー:ディープ・ロイ(Deep Roy)
スポック・プライム:レナード・ニモイ(Leonard Nimoy)
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